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第13章 獣人の国を観光しながら生きていこう
幕間の物語107.変装した二人は乗ってみた
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ドラゴニア王国の最南端には、不毛の大地と呼ばれる荒野が広がっていた。
ダンジョン都市ドランと、都市国家ユグドラシル、神聖エンジェリア帝国に接しているその不毛の大地のある場所に、世界樹ファマリーが突如生えて半年以上が経過した。
半年も経つと、世界樹の恩恵を求めて多くの者が集まり、世界樹ファマリーを起点に大きな街が出来上がっても不思議ではないのだが、まだ街と呼べるほどの大きさもなければ、防衛用の設備もなかった。
周囲の魔物に対する防衛設備は万全ではあるが、それ以外の魔物やヒトに対する防衛設備はないに等しい。
町に入る前に来訪者の持ち物の確認をする場所もなければ、大型の魔獣や軍隊が攻め込んできてもしのげるほど巨大な城壁もない。
そんな世界樹の麓の町ファマリアの様子を、遠くから見ている人物がいた。
髪の色と長さを魔道具で変え、ドラゴンの鱗をふんだんに使って作られた鎧を身に纏い、背中には身の丈以上の大剣を背負っているのはドラゴニア王国の国王であるリヴァイ・フォン・ドラゴニアだ。
顔立ちを変える魔道具もあったが、宝物庫に厳重にしまわれているため使う事ができず、髪色と長さを変える魔道具『偽りの髪飾り』で、長い赤髪を纏めていた。
その彼と一緒に歩いているのはラグナ・フォン・ドランだ。
こちらも魔道具を使って変装をしており、体型が変わっていた。鍛え上げられて引き締まっていた体は見る影もなくぶくぶくに太っている。
体を覆い隠すようなローブを着ていてもその腹回りを隠す事は出来ない。
足元を気にしながら歩いているラグナの隣で、リヴァイはため息をついた。
「まずは防備を強化するべきだろうに」
「奴隷が増える度に町を拡張するからと、とりあえず保留にしているんだそうだ。万が一があっても転移陣ですぐにお前が来れるようにしているし、なによりフェンリルがいる。調べる力がなく事情を知らない他国の馬鹿じゃないかぎり人に関しては問題ないだろう。悪さをするとしたらエンジェリアだろうが、ユグドラシル側が黙っていないだろうしな」
「他国はそうでも国内にもバカはいるんじゃないか?」
「そういう輩はこっちで押し止めているから問題ないな」
国の盾であり矛でもあるドラン公爵は、他国にちょっかいを出さないように南部の貴族をまとめる役割もあった。その彼がそういうのであれば国内は問題ないのだろう。
「それに、あくまであそこはシズト殿の家の延長なだけだからな。あの建物のほとんどがシズト殿の使用人……というか奴隷たちの家だ。一部、奴隷ではない者もいるが、家の敷地内で許可を出して店を出させているだけで、土地の持ち主はシズト殿のままらしい」
「そうか。まあ、家の事であれば国王である俺からとやかく言う事ではないか。………いや、養父としていうのならばあるいは……?」
ブツブツと呟きながらあるくリヴァイの様子を気にした様子もなく、ラグナは歩き続ける。今日中には着いておきたかった。
そんな彼の視線に、不思議な物が映る。
「……あれは、トロッコか?」
「む、トロッコ? ……トロッコだな。なんであんなところを走っているんだ? そもそも積み荷は……子どもか?」
「手で漕いでいるわけではなさそうだが、またシズト殿が魔道具化して動かしているのか? 随分とゆっくりと動くようだが……」
町の周囲をぐるぐる回るトロッコが二人の視界に入る。
そのトロッコは連結しており、長く連なっていた。
中にはお揃いの真っ白な服を着た子どもたちが乗っているようだ。
そのトロッコはゆっくりと二人の視界を横切って行って、町の向こう側に消えていった。
「レヴィは何も言っていなかったが……」
「ドーラからも聞いておらんな。これは楽しみが増えたな!」
「まったくだ」
二人が町に着く頃までの間に、トロッコが一度通過していたが乗っている物が違った。
もう一台の方はレンガなどをたくさん積んでいる物が走っていて、途中で止まると待っていたお揃いの白い服を着た人々がレンガを下ろしていた。
全てのレンガを下ろした後は、再びトロッコが動き始めて町の向こう側に行ってしまった。
リヴァイたちが町に着く頃には、再び小さな子どもたちを乗せたトロッコがのろのろと走ってくるところだった。
リヴァイはその様子を顎を撫でながら見ている。
「どうやら二つ同じような物がぐるぐると回っているようだな」
「みたいだな。歩くくらいの速さだが……楽しそうだな」
ゴロゴロとゆっくりとトロッコが近づいてきて、一番先頭のトロッコに乗っていた幼女たちがリヴァイたちの視線に気づいた。
立ち止まっているリヴァイを見ながら幼女の一人が尋ねる。
「おじさんたちものる?」
「乗ってもいいのか」
「いいよー。でもここはいっぱいでーす」
「ここもだめー」
「うしろだよー」
「いちばんうしろ!」
トロッコに乗っている幼女たちに矢継ぎ早に言われた二人は、後ろのトロッコを見るが、どのトロッコも子どもたちが乗っていた。
トロッコに乗らず、歩いてトロッコを追いかけていたそばかすの少女が、トロッコに乗っている子どもたちに指示を出す。
「皆、前に詰めてあげて! 他の子を押しちゃダメよ!」
「はーい」
「ちょっと、もうはいれないよ~!」
「いけるいけるー!」
「おもい~」
「せまい~」
「つぶれるー」
子どもたちが歓声を上げながらトロッコをまたいで前の車両に詰めていき、トロッコ二台分の空きができた。
リヴァイとラグナは顔を見合わせて、とりあえずそれに乗って、しばらくのんびりと町の周囲をぐるりと移動するのだった。
ダンジョン都市ドランと、都市国家ユグドラシル、神聖エンジェリア帝国に接しているその不毛の大地のある場所に、世界樹ファマリーが突如生えて半年以上が経過した。
半年も経つと、世界樹の恩恵を求めて多くの者が集まり、世界樹ファマリーを起点に大きな街が出来上がっても不思議ではないのだが、まだ街と呼べるほどの大きさもなければ、防衛用の設備もなかった。
周囲の魔物に対する防衛設備は万全ではあるが、それ以外の魔物やヒトに対する防衛設備はないに等しい。
町に入る前に来訪者の持ち物の確認をする場所もなければ、大型の魔獣や軍隊が攻め込んできてもしのげるほど巨大な城壁もない。
そんな世界樹の麓の町ファマリアの様子を、遠くから見ている人物がいた。
髪の色と長さを魔道具で変え、ドラゴンの鱗をふんだんに使って作られた鎧を身に纏い、背中には身の丈以上の大剣を背負っているのはドラゴニア王国の国王であるリヴァイ・フォン・ドラゴニアだ。
顔立ちを変える魔道具もあったが、宝物庫に厳重にしまわれているため使う事ができず、髪色と長さを変える魔道具『偽りの髪飾り』で、長い赤髪を纏めていた。
その彼と一緒に歩いているのはラグナ・フォン・ドランだ。
こちらも魔道具を使って変装をしており、体型が変わっていた。鍛え上げられて引き締まっていた体は見る影もなくぶくぶくに太っている。
体を覆い隠すようなローブを着ていてもその腹回りを隠す事は出来ない。
足元を気にしながら歩いているラグナの隣で、リヴァイはため息をついた。
「まずは防備を強化するべきだろうに」
「奴隷が増える度に町を拡張するからと、とりあえず保留にしているんだそうだ。万が一があっても転移陣ですぐにお前が来れるようにしているし、なによりフェンリルがいる。調べる力がなく事情を知らない他国の馬鹿じゃないかぎり人に関しては問題ないだろう。悪さをするとしたらエンジェリアだろうが、ユグドラシル側が黙っていないだろうしな」
「他国はそうでも国内にもバカはいるんじゃないか?」
「そういう輩はこっちで押し止めているから問題ないな」
国の盾であり矛でもあるドラン公爵は、他国にちょっかいを出さないように南部の貴族をまとめる役割もあった。その彼がそういうのであれば国内は問題ないのだろう。
「それに、あくまであそこはシズト殿の家の延長なだけだからな。あの建物のほとんどがシズト殿の使用人……というか奴隷たちの家だ。一部、奴隷ではない者もいるが、家の敷地内で許可を出して店を出させているだけで、土地の持ち主はシズト殿のままらしい」
「そうか。まあ、家の事であれば国王である俺からとやかく言う事ではないか。………いや、養父としていうのならばあるいは……?」
ブツブツと呟きながらあるくリヴァイの様子を気にした様子もなく、ラグナは歩き続ける。今日中には着いておきたかった。
そんな彼の視線に、不思議な物が映る。
「……あれは、トロッコか?」
「む、トロッコ? ……トロッコだな。なんであんなところを走っているんだ? そもそも積み荷は……子どもか?」
「手で漕いでいるわけではなさそうだが、またシズト殿が魔道具化して動かしているのか? 随分とゆっくりと動くようだが……」
町の周囲をぐるぐる回るトロッコが二人の視界に入る。
そのトロッコは連結しており、長く連なっていた。
中にはお揃いの真っ白な服を着た子どもたちが乗っているようだ。
そのトロッコはゆっくりと二人の視界を横切って行って、町の向こう側に消えていった。
「レヴィは何も言っていなかったが……」
「ドーラからも聞いておらんな。これは楽しみが増えたな!」
「まったくだ」
二人が町に着く頃までの間に、トロッコが一度通過していたが乗っている物が違った。
もう一台の方はレンガなどをたくさん積んでいる物が走っていて、途中で止まると待っていたお揃いの白い服を着た人々がレンガを下ろしていた。
全てのレンガを下ろした後は、再びトロッコが動き始めて町の向こう側に行ってしまった。
リヴァイたちが町に着く頃には、再び小さな子どもたちを乗せたトロッコがのろのろと走ってくるところだった。
リヴァイはその様子を顎を撫でながら見ている。
「どうやら二つ同じような物がぐるぐると回っているようだな」
「みたいだな。歩くくらいの速さだが……楽しそうだな」
ゴロゴロとゆっくりとトロッコが近づいてきて、一番先頭のトロッコに乗っていた幼女たちがリヴァイたちの視線に気づいた。
立ち止まっているリヴァイを見ながら幼女の一人が尋ねる。
「おじさんたちものる?」
「乗ってもいいのか」
「いいよー。でもここはいっぱいでーす」
「ここもだめー」
「うしろだよー」
「いちばんうしろ!」
トロッコに乗っている幼女たちに矢継ぎ早に言われた二人は、後ろのトロッコを見るが、どのトロッコも子どもたちが乗っていた。
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「つぶれるー」
子どもたちが歓声を上げながらトロッコをまたいで前の車両に詰めていき、トロッコ二台分の空きができた。
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