331 / 1,443
第13章 獣人の国を観光しながら生きていこう
幕間の物語108.変装した二人は訪れてみた
しおりを挟む
不毛の大地に生えた世界樹を中心に広がる町ファマリアに、ドラゴニア王国の国王であるリヴァイ・フォン・ドラゴニアとラグナ・フォン・ドラン公爵は変装をしてやってきていた。
大剣使いの剣士のような恰好をしたリヴァイと、動きが鈍そうな体型の魔法使いラグナは、幼い奴隷たちと一緒にトロッコに乗っている所を巡回していた兵士に呼び止められ、トロッコを下りてこの町についての説明を聞いていた。
説明をしているのはドラン公爵の所から派遣されて駐屯兵として働いているラックという男とカレンという女だった。
もちろんリヴァイは二人について知っていたが、二人ともリヴァイの変装に気づいた様子もない。
流石に声を出せばバレてしまうが、基本的にやり取りしているのはラグナの方だったから問題なかった。
「――というわけで、絶対に、何があっても、この町にいる奴隷に手を出してはいけません。万が一怪我を負わせた場合、命の保証はしませんので肝に銘じておいてください。何名か愚か者たちが奴隷の女の子に手を出していますが、男の大事な物を潰されていたので……大事なのであれば魔が差さないように気を付けてください」
女性の兵士であるカレンが淡々と話をしている途中で、チラッとラグナの下腹部に視線を向けてから釘を刺した。
すかさず隣で話の様子を見守っていたラックがカレンの頭を小突いていたが「事実じゃないですか」と不服そうにカレンは唇を尖らせる。
「大人の男が股間を抑えて泣きわめいているのを対応したラック隊長はまだいいじゃないですか。私はその近くでホムラ様にご注進する役目を何度もしているんですよ? 無表情で何を考えているか分からないから、いつ機嫌を損ねて暴れだすか分からなくてひやひやしているんですからね!」
「分かった分かった。とにかく、旅のお二人さん。くれぐれも主人が近くに見当たらないからとここの奴隷たちに無体な事をしないようにお願いしますよ。この町の奴隷の主は世界樹の根元近くに立っている建物で暮らしている勇者様……じゃなくて転移者様なんですから。この国の第一王女であるレヴィア王女殿下とご婚約して今では王族の一員でもあるんですから。その御方の所有物である奴隷を傷つけたら下手したら首が飛びますからね」
「わかった。肝に銘じておく」
リヴァイとラグナは素知らぬ顔で頷いた。
ラックとカレンはそれ以上話す事はないからと巡回に戻っていく。
その二人が見えなくなるまでラグナは黙って見送っていたが、リヴァイを見て切り出す。
「………まあ、なんだ。とりあえず教会でも見に行くか」
「そうだな。一番近いのは東区のプロス様の教会か」
二人は肩を並べて歩み始める。
その歩みには少しも迷いはなく、最短距離で加工の神プロスの教会に辿り着いた。
他の建物よりも高く、黄金に輝いているその建物は、遠くからでも良く見えた。
建物はぐるりと柵で覆われていて、それも黄金に輝いている。
「アダマンタイト製の建物を見る事ができるのはここくらいだろうな」
「現状だとシズト殿しか加護を授かっておらんからな。とりあえず入るか」
「人の気配はないが、柵も壁も隅々まで綺麗に磨かれておるな」
正面の門をくぐって敷地に入るとまず二人を出迎えるのは黄金に輝く神の像だ。
汚れ一つなく、太陽からの光を浴びて金色に輝いている。
「……目が疲れるなこの場所は」
「室内もこうだったらさっさと帰るか」
リヴァイの心配をよそに、教会の室内はいたって普通だった。
正面の扉から入ると広い部屋になっていて、奥には大きなステンドグラスがあった。
建物を支える柱は太いが、一つ一つが繊細に装飾を施されている。
だが、室内にはほとんど人影がない。唯一いるのは、小柄な体格の女の子だった。
「……ドワーフか?」
リヴァイの疑問の声に気づいたその女の子は、本を読むのをやめて顔を上げて二人を見据える。
「ああ、そうだけど何か文句でもあんのかい?」
「いや、特にはない。この町のドワーフは男ばかりだと聞いていたから驚いたんだ」
「最近来たんだよ。今後も続々と増えていくだろうね。日によって担当を変えてこの建物の整備をしているんだ。ところで、人間の男二人が揃ってこんな所に何の用なのさ。見たところ冒険者のようだし『加工』とは無縁だと思うんだけどね」
「仕事でこの町に立ち寄ったんだが、目立つ建物があったから気になってな」
「ああ、だからか。まあ、あれだけキラキラ光ってたら、そりゃ興味が湧いても仕方ないね」
ドワーフの女性は納得した様子で頷くと、再び本に視線を戻した。
放っておかれた二人は、一通り装飾を見て回った後、礼拝を済ませお布施を払い、教会を後にした。
「さて、次は南にあるファマ様の教会だな」
「ああ。それにしても、道行く奴隷たちがどれも同じ服を着ているのは……」
言葉を濁したラグナの視線の先には、行き交う奴隷たち。
どの奴隷も真っ白な服を着ていて汚れ一つない。
それだけでも大事に扱われているのがよく分かるが、中にはお金を出しあって屋台の食べ物を購入してその場で食べている奴隷たちもいた。
普通では考えられない事だが、この奴隷たちの主は異世界転移者だ。価値観を押し付けてくるのでなければ自由にすればいいだろう、とリヴァイは考えていたため「まあいいんじゃないか別に」としか言わなかった。
南にある生育の神ファマの像の近くには広い敷地の中にぽつんと教会が建っていた。
「世界樹の周囲が徐々に緑化しているのです。少ししたらここも緑に覆われるでしょう。そうなったら植物を育てようと考えております」
二人を出迎えて案内するのは真っ白な布に金色の装飾が施された修道服を着たエルフの男性だった。
教会は二階建てくらいの高さくらいしかなくそれほど大きくはないが、リヴァイとラグナは呆れたように建物を見ていた。
「おや、お気づきですか? お目が高いです。こちらの建物はそのほとんどが世界樹の素材で作られているのですよ。ささ、ファマ様の前で祈りを捧げてください。その後、じっくりと、ファマ様の偉大さをお伝えさせていただきます」
「いや、俺たちはまだ用があるから……」
そうラグナが主張したが、教会の中に足を踏み入れ、祈りを捧げている間にどこからか現われたエルフたちがニコニコしながら周りを囲んでいた。
騒ぎを起こすと自分たちの正体がばれかねない。そう思った二人は大人しくエルフの説法をエルフたちに囲まれながら聞くのだった。
結局、話が終わる頃には日が暮れていたため、付与の神エントの教会に行けなかった。
大剣使いの剣士のような恰好をしたリヴァイと、動きが鈍そうな体型の魔法使いラグナは、幼い奴隷たちと一緒にトロッコに乗っている所を巡回していた兵士に呼び止められ、トロッコを下りてこの町についての説明を聞いていた。
説明をしているのはドラン公爵の所から派遣されて駐屯兵として働いているラックという男とカレンという女だった。
もちろんリヴァイは二人について知っていたが、二人ともリヴァイの変装に気づいた様子もない。
流石に声を出せばバレてしまうが、基本的にやり取りしているのはラグナの方だったから問題なかった。
「――というわけで、絶対に、何があっても、この町にいる奴隷に手を出してはいけません。万が一怪我を負わせた場合、命の保証はしませんので肝に銘じておいてください。何名か愚か者たちが奴隷の女の子に手を出していますが、男の大事な物を潰されていたので……大事なのであれば魔が差さないように気を付けてください」
女性の兵士であるカレンが淡々と話をしている途中で、チラッとラグナの下腹部に視線を向けてから釘を刺した。
すかさず隣で話の様子を見守っていたラックがカレンの頭を小突いていたが「事実じゃないですか」と不服そうにカレンは唇を尖らせる。
「大人の男が股間を抑えて泣きわめいているのを対応したラック隊長はまだいいじゃないですか。私はその近くでホムラ様にご注進する役目を何度もしているんですよ? 無表情で何を考えているか分からないから、いつ機嫌を損ねて暴れだすか分からなくてひやひやしているんですからね!」
「分かった分かった。とにかく、旅のお二人さん。くれぐれも主人が近くに見当たらないからとここの奴隷たちに無体な事をしないようにお願いしますよ。この町の奴隷の主は世界樹の根元近くに立っている建物で暮らしている勇者様……じゃなくて転移者様なんですから。この国の第一王女であるレヴィア王女殿下とご婚約して今では王族の一員でもあるんですから。その御方の所有物である奴隷を傷つけたら下手したら首が飛びますからね」
「わかった。肝に銘じておく」
リヴァイとラグナは素知らぬ顔で頷いた。
ラックとカレンはそれ以上話す事はないからと巡回に戻っていく。
その二人が見えなくなるまでラグナは黙って見送っていたが、リヴァイを見て切り出す。
「………まあ、なんだ。とりあえず教会でも見に行くか」
「そうだな。一番近いのは東区のプロス様の教会か」
二人は肩を並べて歩み始める。
その歩みには少しも迷いはなく、最短距離で加工の神プロスの教会に辿り着いた。
他の建物よりも高く、黄金に輝いているその建物は、遠くからでも良く見えた。
建物はぐるりと柵で覆われていて、それも黄金に輝いている。
「アダマンタイト製の建物を見る事ができるのはここくらいだろうな」
「現状だとシズト殿しか加護を授かっておらんからな。とりあえず入るか」
「人の気配はないが、柵も壁も隅々まで綺麗に磨かれておるな」
正面の門をくぐって敷地に入るとまず二人を出迎えるのは黄金に輝く神の像だ。
汚れ一つなく、太陽からの光を浴びて金色に輝いている。
「……目が疲れるなこの場所は」
「室内もこうだったらさっさと帰るか」
リヴァイの心配をよそに、教会の室内はいたって普通だった。
正面の扉から入ると広い部屋になっていて、奥には大きなステンドグラスがあった。
建物を支える柱は太いが、一つ一つが繊細に装飾を施されている。
だが、室内にはほとんど人影がない。唯一いるのは、小柄な体格の女の子だった。
「……ドワーフか?」
リヴァイの疑問の声に気づいたその女の子は、本を読むのをやめて顔を上げて二人を見据える。
「ああ、そうだけど何か文句でもあんのかい?」
「いや、特にはない。この町のドワーフは男ばかりだと聞いていたから驚いたんだ」
「最近来たんだよ。今後も続々と増えていくだろうね。日によって担当を変えてこの建物の整備をしているんだ。ところで、人間の男二人が揃ってこんな所に何の用なのさ。見たところ冒険者のようだし『加工』とは無縁だと思うんだけどね」
「仕事でこの町に立ち寄ったんだが、目立つ建物があったから気になってな」
「ああ、だからか。まあ、あれだけキラキラ光ってたら、そりゃ興味が湧いても仕方ないね」
ドワーフの女性は納得した様子で頷くと、再び本に視線を戻した。
放っておかれた二人は、一通り装飾を見て回った後、礼拝を済ませお布施を払い、教会を後にした。
「さて、次は南にあるファマ様の教会だな」
「ああ。それにしても、道行く奴隷たちがどれも同じ服を着ているのは……」
言葉を濁したラグナの視線の先には、行き交う奴隷たち。
どの奴隷も真っ白な服を着ていて汚れ一つない。
それだけでも大事に扱われているのがよく分かるが、中にはお金を出しあって屋台の食べ物を購入してその場で食べている奴隷たちもいた。
普通では考えられない事だが、この奴隷たちの主は異世界転移者だ。価値観を押し付けてくるのでなければ自由にすればいいだろう、とリヴァイは考えていたため「まあいいんじゃないか別に」としか言わなかった。
南にある生育の神ファマの像の近くには広い敷地の中にぽつんと教会が建っていた。
「世界樹の周囲が徐々に緑化しているのです。少ししたらここも緑に覆われるでしょう。そうなったら植物を育てようと考えております」
二人を出迎えて案内するのは真っ白な布に金色の装飾が施された修道服を着たエルフの男性だった。
教会は二階建てくらいの高さくらいしかなくそれほど大きくはないが、リヴァイとラグナは呆れたように建物を見ていた。
「おや、お気づきですか? お目が高いです。こちらの建物はそのほとんどが世界樹の素材で作られているのですよ。ささ、ファマ様の前で祈りを捧げてください。その後、じっくりと、ファマ様の偉大さをお伝えさせていただきます」
「いや、俺たちはまだ用があるから……」
そうラグナが主張したが、教会の中に足を踏み入れ、祈りを捧げている間にどこからか現われたエルフたちがニコニコしながら周りを囲んでいた。
騒ぎを起こすと自分たちの正体がばれかねない。そう思った二人は大人しくエルフの説法をエルフたちに囲まれながら聞くのだった。
結局、話が終わる頃には日が暮れていたため、付与の神エントの教会に行けなかった。
80
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる