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第30話 (フォルマルテの目線)イケメンの男
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――――フォルマルテの目線――――
ピコピコという不快な機械音で目を覚ますと、暗い殺風景な天井が視界に入ってきた。
この音の正体を俺は知っている。
テスタが飛ばしてきた『エアメール』の着信音だ。
ベッドの上で仰向けの状態をキープしつつ視線だけを動かしていくと、音源の正体を発見した。
太陽の光をカーテンが遮っている暗い部屋の中に、テスタが飛ばしてきた『紙飛行機』がユラユラと漂っている。
テスタは俺と同じ黒燐の構成員で、孤児として同じ教会で育てられた女だ。
――――SKILLエアメール――――
・テスタロッサの固有スキル。
・紙飛行機を飛ばし手紙を送ることができる。
・索敵機能有。
・返信機能有。
俺は黒燐の頂点に君臨するキングから、今いる地区を任されており、その地域の安全を預かっていた。
昨晩も街でチンピラが暴れているという連絡があり、そいつ等を半殺しにしたところだ。
また街で面倒事でも起きたという知らせが届いたのだろうか。
仰向けになりながら暗い部屋の天井へ手を伸ばし、紙飛行機を指で挟んだ。
手にとって紙を広げると文章が書かれている。
<キングからフォルマルテに伝言だ。15分後に『煉瓦広場』でキングが待っているそうだ。時間がないぞ。急げ、フォルマルテ。私への返信(お礼)は勘弁してやろう。BYテスタロッサ。>
文章を読みながらベッドから飛び起きていた。
キングとは、俺が所属している黒燐の頂点に君臨するボスの事だ。
その正体については徹底的に秘匿されている謎の人物でもある。
キングからの呼びだしとは、穏やかな話しではない。
眠たかった頭はクリアになっていた。
15分以内に急いで指定された場所となる煉瓦広場へ行かなければならない。
行動を起こし始めたその時である。
壁の外から、歓声や絶叫の類の声が聞こえてきた。
反射的に窓へ歩み寄りカーテンを開けると、暗かった3階の部屋に窓から太陽光が差し込んでくる。
太陽の位置がかなり高い位置にある。
もうまもなくすると昼になる時間になっていたようだ。
ホテルの3階にある客室の窓から外を見下ろすと、道路を歩いていた者が足を止め、空の様子を凝視している姿がある。
地下1階層の天井パネルに何が映っているというんだ。
つられるように見上げると、天井スクリーンに広がる青空に『7種族と19種族』の戦闘が開始を告げるメッセージが表示されていた。
そうか、人類の存亡を賭けた千年戦争が始まっていたのか。
確か19種族と言えば『太陽の加護』を持つ『剣聖』だったと記憶している。
まともに戦って勝てる相手とは到底思えないが、俺には関係がない話しだ。
視線を空から街並みへ移すと、無計画に建てられている古い町並みが広がっていた。
いつも聞こえてくる生活音とは違う騒然とした声があちらこちらから聞こえてくる。
ここからだと目的の『煉瓦広場』までなら、普通に歩いて15分くらいで到達出来るだろうが、ゆっくりもしていられない。
更に、地下1階層全体に響き渡るような深いどよめきが聞こえてきた。
今度は何が起きたというんだ。
反射的に空を見上げると7種族と19種族の戦いに決着がつき、そして新たな戦いが開始された表示が流れていた。
19種族の勝利については妥当な結果なのだろうが、7種族最強の者が秒殺されてしまうとは、俺が思っている以上に実力差があるのかもしれない。
新たに開始された戦いにも興味はあるが、実際は俺が千年戦争の行方を気にしたところで仕方がない。
今の優先事項はキングからの命令を実行する事だ。
部屋の隅っこにあるサイドテーブルに置かれていたミネラルウォーターに手を伸ばすと、中の水が飲み干されている事に気が付いた。
「水を飲んだ記憶はない。誰かが部屋内へ侵入した形跡も無かった。」
俺の声に呼応するように、体から人の姿をした白い霧状の何かが姿を現してきた。
出てきた白い霧状の者は『霊体』であり、俺はこいつに憑依されているのだ。
霊体の者が、頭らしき部分を縦に振りコクリコクリと頷いてきた。
なるほどな。
ミネラルウォーターを飲んだ犯人はお前だったということか。
この霊体は俺を守る意思を明確に持っているため憑依を許しているのであるが、自由気まま性格をし、勝手にいろんなものを食べてしまう困った一面をもっていた。
霊体達は俺の言葉は理解しているが、話しが出来るというわけではない。
ホテルを出ると、地上階層で始まった『8種族と9種族』との戦闘の行方について地下1階層全体が騒然な雰囲気になっていた。
機械人形達はいつもと変りなく雑多な街の清掃活動を淡々としてくれている。
換気のための新鮮な風が吹いており、息苦しさというものを全く感じさせない。
迷路のように蛇行している道路を軽い感じて走りっていくと、いつも動きまわっている子供達まで足を止めて空を見上げている。
そんな中でも俺の急ぐ姿に誰かが気がつき、いつものように声をかけてくる。
「フォルマルテさん。こないだはうちの子供を助けて頂き、有難うごさいました。」
「千年戦争とは大変な事になったな。いつも通り俺達を助けてくれよ。」
「フォルマルテ、相変わらずイケメンだな。」
「今度、俺に何かを奢らせて下さいよ。」
走る速度を緩める事なく、返事の代わりに適当な感じで手のひらを見せながら街の大通りを進んでいた。
そして目的地である『煉瓦広場』へ最短距離で行くために、人がギリギリすれ違えるほどの路地に入った時である。違和感を覚えた。
—————!
24時間、陽が当たらない路地にじめっとした空気が漂っている。
この狭く暗い路地に何者かが潜んでいることを察知した。
どうやら俺は何者かに待ち伏せをされていたようだ。
背後を確認したところ、退路は確保されている。
挟みこまれているわけではないということは、正々堂々と一対一の戦いを挑んでくるつもりなだろうのか。
つまり単独で待ち伏せをしてきたのか。
俺を舐めているのか、よほど腕に自信があるかのどちらかだろうな。
いずれにせよ、油断するべきではない。
俺は一部の地域を仕切っているため、それ故に敵が多い。
不意打ちをされる事が日常茶飯事だ。
指定された時間までは少し余裕がある。
ここは待ち伏せをしている者が敵ならば排除させてもらう事にしよう。
警戒しながら暗い路地の奥へ一歩足を進めたところで、ある事に気がついた。
物陰に隠れている者が誰であるか視認できないが、この凍てつく雰囲気は知っている。
この空気感は『キング』がまとっているものだ。
俺がこの路地を通るであろうと事前に想定し、ここで待っていたということか。
物陰からゆらりと背の高い仮面の男が姿を現した。
よく鍛えられた体をしており、腰に刀をさしている。
「久しぶりだな。フォルマルテ。」
仮面の男からの言葉に声を出すことなく小さく頷いた。
俺はキングのことを尊敬している。
2本のブレードを操るその強さはまさに別次元のものだ。
何よりマフィアの規則を重んじ、表社会を真面目に生きる堅気の者に危害を加えることがなく、身内の者を大事にする。
キングが一呼吸すると、静かな声で千年戦争の行方について語り始めてきた。
「始まった千年戦争について、運命の加護をもっている20種族の者が見た未来について、お前に話しを聞かせてやろう。」
千年に1度行われてきた全ての種族間戦争では0種族が勝利してきたことになっているが、実際には最強種族の1角である4種族が勝利をしていた。
0種族と4種族は同盟関係にあり、4種族に勝利を譲ってもらっている事は誰もが知っている。
今回も前回同様に4種族が勝利すると思っていたが、今のキングの言い回しには何か引っ掛かるものがある。
仮面の男が千年戦争について抑揚のない声で話しを続けてきた。
「20種族の者からの話しによると、今回の千年戦争では私達同盟種族は敗北する運命にあるそうだ。」
人類が敗北するだと!
俺を育ててくれた2種族の女教皇は、先を見通す力をもつ20種族は絶対でないと教えてくれていた。
その目で見た未来に向けて時が進んでいるということだ。
未来を変える者は存在し、それは特別な使命を与えられて生まれてきた者であると、女教皇は言っていた。
思いが強く、何者にも屈しない心を持つ者が世界を変えていくと。
動揺している俺を置き去りにして、キングは言葉を続けてきていた。
「既に私達人類は、4種族に見捨てられてしまっているという話しだ。」
4種族が0種族との同盟を破棄した話しは聞いていないぞ。
どういうことだ。俺達の敵にまわるという事なのか。
心臓に杭を打ちつけられた感覚がした。
4種族に見捨てられている話しが本当なら、言葉のとおり人類の敗北は決定的だ。
そもそもキングは、何のために俺にそんな話しをしているんだ。
俺は黒燐の構成員の一人なんだぞ。
もしかして4種族と戦うつもりではなのか。
黒燐といっても4種族に太刀打ち出来るような存在ではない。
無意味な思考を巡らせていた俺へ、更に一方的に言葉を続けてきた。
「そしてこれも20種族の話しであるが、この世代に生まれてきた剣聖は、歴代の中でも圧倒的な存在だそうだ。」
太陽の加護を受ける19種族は、単独での戦闘ならば4種族を凌駕すると聞く。
この世代の剣聖は、その歴代の中でも圧倒的だとすると、理屈として4種族は勝てないということになる。
その19種族は、同じ人類であるにも関わらず俺達とは敵対関係にある。
あれこれ考えている中、キングからの命令が下った。
「フォルマルテに命令する。19種族の剣聖を私の元に連れて来い!」
ピコピコという不快な機械音で目を覚ますと、暗い殺風景な天井が視界に入ってきた。
この音の正体を俺は知っている。
テスタが飛ばしてきた『エアメール』の着信音だ。
ベッドの上で仰向けの状態をキープしつつ視線だけを動かしていくと、音源の正体を発見した。
太陽の光をカーテンが遮っている暗い部屋の中に、テスタが飛ばしてきた『紙飛行機』がユラユラと漂っている。
テスタは俺と同じ黒燐の構成員で、孤児として同じ教会で育てられた女だ。
――――SKILLエアメール――――
・テスタロッサの固有スキル。
・紙飛行機を飛ばし手紙を送ることができる。
・索敵機能有。
・返信機能有。
俺は黒燐の頂点に君臨するキングから、今いる地区を任されており、その地域の安全を預かっていた。
昨晩も街でチンピラが暴れているという連絡があり、そいつ等を半殺しにしたところだ。
また街で面倒事でも起きたという知らせが届いたのだろうか。
仰向けになりながら暗い部屋の天井へ手を伸ばし、紙飛行機を指で挟んだ。
手にとって紙を広げると文章が書かれている。
<キングからフォルマルテに伝言だ。15分後に『煉瓦広場』でキングが待っているそうだ。時間がないぞ。急げ、フォルマルテ。私への返信(お礼)は勘弁してやろう。BYテスタロッサ。>
文章を読みながらベッドから飛び起きていた。
キングとは、俺が所属している黒燐の頂点に君臨するボスの事だ。
その正体については徹底的に秘匿されている謎の人物でもある。
キングからの呼びだしとは、穏やかな話しではない。
眠たかった頭はクリアになっていた。
15分以内に急いで指定された場所となる煉瓦広場へ行かなければならない。
行動を起こし始めたその時である。
壁の外から、歓声や絶叫の類の声が聞こえてきた。
反射的に窓へ歩み寄りカーテンを開けると、暗かった3階の部屋に窓から太陽光が差し込んでくる。
太陽の位置がかなり高い位置にある。
もうまもなくすると昼になる時間になっていたようだ。
ホテルの3階にある客室の窓から外を見下ろすと、道路を歩いていた者が足を止め、空の様子を凝視している姿がある。
地下1階層の天井パネルに何が映っているというんだ。
つられるように見上げると、天井スクリーンに広がる青空に『7種族と19種族』の戦闘が開始を告げるメッセージが表示されていた。
そうか、人類の存亡を賭けた千年戦争が始まっていたのか。
確か19種族と言えば『太陽の加護』を持つ『剣聖』だったと記憶している。
まともに戦って勝てる相手とは到底思えないが、俺には関係がない話しだ。
視線を空から街並みへ移すと、無計画に建てられている古い町並みが広がっていた。
いつも聞こえてくる生活音とは違う騒然とした声があちらこちらから聞こえてくる。
ここからだと目的の『煉瓦広場』までなら、普通に歩いて15分くらいで到達出来るだろうが、ゆっくりもしていられない。
更に、地下1階層全体に響き渡るような深いどよめきが聞こえてきた。
今度は何が起きたというんだ。
反射的に空を見上げると7種族と19種族の戦いに決着がつき、そして新たな戦いが開始された表示が流れていた。
19種族の勝利については妥当な結果なのだろうが、7種族最強の者が秒殺されてしまうとは、俺が思っている以上に実力差があるのかもしれない。
新たに開始された戦いにも興味はあるが、実際は俺が千年戦争の行方を気にしたところで仕方がない。
今の優先事項はキングからの命令を実行する事だ。
部屋の隅っこにあるサイドテーブルに置かれていたミネラルウォーターに手を伸ばすと、中の水が飲み干されている事に気が付いた。
「水を飲んだ記憶はない。誰かが部屋内へ侵入した形跡も無かった。」
俺の声に呼応するように、体から人の姿をした白い霧状の何かが姿を現してきた。
出てきた白い霧状の者は『霊体』であり、俺はこいつに憑依されているのだ。
霊体の者が、頭らしき部分を縦に振りコクリコクリと頷いてきた。
なるほどな。
ミネラルウォーターを飲んだ犯人はお前だったということか。
この霊体は俺を守る意思を明確に持っているため憑依を許しているのであるが、自由気まま性格をし、勝手にいろんなものを食べてしまう困った一面をもっていた。
霊体達は俺の言葉は理解しているが、話しが出来るというわけではない。
ホテルを出ると、地上階層で始まった『8種族と9種族』との戦闘の行方について地下1階層全体が騒然な雰囲気になっていた。
機械人形達はいつもと変りなく雑多な街の清掃活動を淡々としてくれている。
換気のための新鮮な風が吹いており、息苦しさというものを全く感じさせない。
迷路のように蛇行している道路を軽い感じて走りっていくと、いつも動きまわっている子供達まで足を止めて空を見上げている。
そんな中でも俺の急ぐ姿に誰かが気がつき、いつものように声をかけてくる。
「フォルマルテさん。こないだはうちの子供を助けて頂き、有難うごさいました。」
「千年戦争とは大変な事になったな。いつも通り俺達を助けてくれよ。」
「フォルマルテ、相変わらずイケメンだな。」
「今度、俺に何かを奢らせて下さいよ。」
走る速度を緩める事なく、返事の代わりに適当な感じで手のひらを見せながら街の大通りを進んでいた。
そして目的地である『煉瓦広場』へ最短距離で行くために、人がギリギリすれ違えるほどの路地に入った時である。違和感を覚えた。
—————!
24時間、陽が当たらない路地にじめっとした空気が漂っている。
この狭く暗い路地に何者かが潜んでいることを察知した。
どうやら俺は何者かに待ち伏せをされていたようだ。
背後を確認したところ、退路は確保されている。
挟みこまれているわけではないということは、正々堂々と一対一の戦いを挑んでくるつもりなだろうのか。
つまり単独で待ち伏せをしてきたのか。
俺を舐めているのか、よほど腕に自信があるかのどちらかだろうな。
いずれにせよ、油断するべきではない。
俺は一部の地域を仕切っているため、それ故に敵が多い。
不意打ちをされる事が日常茶飯事だ。
指定された時間までは少し余裕がある。
ここは待ち伏せをしている者が敵ならば排除させてもらう事にしよう。
警戒しながら暗い路地の奥へ一歩足を進めたところで、ある事に気がついた。
物陰に隠れている者が誰であるか視認できないが、この凍てつく雰囲気は知っている。
この空気感は『キング』がまとっているものだ。
俺がこの路地を通るであろうと事前に想定し、ここで待っていたということか。
物陰からゆらりと背の高い仮面の男が姿を現した。
よく鍛えられた体をしており、腰に刀をさしている。
「久しぶりだな。フォルマルテ。」
仮面の男からの言葉に声を出すことなく小さく頷いた。
俺はキングのことを尊敬している。
2本のブレードを操るその強さはまさに別次元のものだ。
何よりマフィアの規則を重んじ、表社会を真面目に生きる堅気の者に危害を加えることがなく、身内の者を大事にする。
キングが一呼吸すると、静かな声で千年戦争の行方について語り始めてきた。
「始まった千年戦争について、運命の加護をもっている20種族の者が見た未来について、お前に話しを聞かせてやろう。」
千年に1度行われてきた全ての種族間戦争では0種族が勝利してきたことになっているが、実際には最強種族の1角である4種族が勝利をしていた。
0種族と4種族は同盟関係にあり、4種族に勝利を譲ってもらっている事は誰もが知っている。
今回も前回同様に4種族が勝利すると思っていたが、今のキングの言い回しには何か引っ掛かるものがある。
仮面の男が千年戦争について抑揚のない声で話しを続けてきた。
「20種族の者からの話しによると、今回の千年戦争では私達同盟種族は敗北する運命にあるそうだ。」
人類が敗北するだと!
俺を育ててくれた2種族の女教皇は、先を見通す力をもつ20種族は絶対でないと教えてくれていた。
その目で見た未来に向けて時が進んでいるということだ。
未来を変える者は存在し、それは特別な使命を与えられて生まれてきた者であると、女教皇は言っていた。
思いが強く、何者にも屈しない心を持つ者が世界を変えていくと。
動揺している俺を置き去りにして、キングは言葉を続けてきていた。
「既に私達人類は、4種族に見捨てられてしまっているという話しだ。」
4種族が0種族との同盟を破棄した話しは聞いていないぞ。
どういうことだ。俺達の敵にまわるという事なのか。
心臓に杭を打ちつけられた感覚がした。
4種族に見捨てられている話しが本当なら、言葉のとおり人類の敗北は決定的だ。
そもそもキングは、何のために俺にそんな話しをしているんだ。
俺は黒燐の構成員の一人なんだぞ。
もしかして4種族と戦うつもりではなのか。
黒燐といっても4種族に太刀打ち出来るような存在ではない。
無意味な思考を巡らせていた俺へ、更に一方的に言葉を続けてきた。
「そしてこれも20種族の話しであるが、この世代に生まれてきた剣聖は、歴代の中でも圧倒的な存在だそうだ。」
太陽の加護を受ける19種族は、単独での戦闘ならば4種族を凌駕すると聞く。
この世代の剣聖は、その歴代の中でも圧倒的だとすると、理屈として4種族は勝てないということになる。
その19種族は、同じ人類であるにも関わらず俺達とは敵対関係にある。
あれこれ考えている中、キングからの命令が下った。
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