ブラックな聖女『終わっことは仕方がないという言葉を考えた者は天才ですね』

samishii kame

文字の大きさ
26 / 142

第26話 お前の話しは眠い

しおりを挟む
天空に白銀の満月が輝いていた。
草木や土壌から発する自然の香りが漂い、昼間は熱かった風が冷んやりしている。
背後にはふっくら体型の聖女が絶叫をし、全身を黒マントに覆い隠している死霊王が佇んでいた。
目の前へ視線を送ると、絶対回避の効果をもつアダマンタイト製の装甲にて堅められている黒鉄色の機械兵が、怒気をにじませながら、一歩一歩確かめるように間合いを詰めてきてくる。
その手には、既に喋ることが出来なくなった鋼色の我が子を大事そうに抱えていた。
黒鉄色の機体から発せられる圧力で、500個体程度いる機械兵達は距離をあけ、成り行きを見守っている。
発射した運命の矢が黒鉄色の横を擦り抜け夜空へ消えてしまうと、その様子を見た藍倫が悲鳴を上げながら怒りをぶちまけてきた。


「三華月様。『絶対回避』を攻略できると自信満々に言っておきながら、全然駄目じゃないですか。もう勘弁なりません。うちの言うことを聞いて、隕石堕としを発動してください。さぁ、早く!」


私のことを全く信用していない。
今の藍倫には何を言っても駄目そうだ。
ふっくら体型の聖女については無視をさせてもらうことにして、予定通り2撃目を撃たせてもらいましょう。
運命の矢をリーロドする。
黒鉄色の機体は恐れることなく真っ直ぐ歩みを進めてきている。
私の体中に満ちている月の輝きが、引き絞っていく弓に伝わり光の粒子が漏れていた。
それでは、2撃目を発射して差し上げましょう。
限界点に達していた弓のエネルギーを解放させた。
―――――――USUALLY SHOOT
撃ち放った矢が一本目に射た矢と同様に、超音速で黒鉄色の母親機械兵の真横を突き抜け、糸を引くように夜空へ消えていった。
飛行機雲のように、美しい光の線が夜空に流れていく。
完璧すぎる。
再び藍倫が悲鳴をあげながら、私の聖衣を強く引っ張ってきた。


「三華月様。どうして隕石堕としを撃たないのですか。『絶対回避』が攻略出来ないのなら、喪女とか気にする余裕は無いはずです。と言いますか、いくら優しいウチでも切れますよ!」
「いやいやいや。もう既に切れていませんか。」


藍倫が顔を真っ赤にさせながら、脇腹を下からえぐり上げるように急所を正確に突くパンチを入れてきた。
しっかり体重を軸足に乗せ、ブレのない回転から繰り出されたその一撃は、信仰心で身体強化していなければ、脇腹を失っていたかもしれないくらい強烈だ。
我に返った藍倫が、着実に一歩一歩迫ってきている黒鉄色の母親機械兵を指さした。


「三華月様。早く、早く。3本目を撃ってください!」
「承知しております。3本目については最大火力で撃たせて頂きます。」
「今さらですか。最初から、最大火力でやってくださいよ。当たらなかったら意味が無いってこと、分かっていますか!」


なんだか、駄目な子のような扱いをされているが、まぁ気にすることもないか。
それでは3本目は、天空へ向けて撃たせてもらいます。
リロードした運命の矢の照準を、夜空に輝く満月へ向けながら弓を引き絞っていき、照準を白銀に輝く月へ向けた。
満天の星空が広がっている。
天空から無限の力が降り、かつてないほど体が輝き、濃度の高い光の粒子が溢れて出ていた。
では、最強の一撃を撃たせてもらいます。
臨界点に達したエネルギーを、天空へ向け解き放った。
―――――――HEADING TO  THE MOON

矢が走り抜けていく後ろを追うように光の渦が生まれていた。
真っすぐ純粋な一撃だ。
この一閃に耐えられる者は、地上世界はおろか神界にも存在しないだろう。
藍倫と『千里眼』を発動させていた死霊王の会話が聞こえてくる。


「うちのお願いしたとおり、ようやく『隕石堕とし』を撃ってくれたようだ。」
「藍倫様。私の見立てを申し上げますと、今の一撃は『隕石堕とし』ではないものと推察します。」
「なんだと。では三華月様が空にむけて撃った矢は何なんだ!」
「ふざけた存在である三華月様のやることは、私のような凡人には理解できるはずがありません。」


ついに私は、ふざけた存在にまでなってしまったのか。
黒鉄色の母親機械兵がゼロ距離まで詰め寄ってきていた。
見下ろしているその瞳には、怒気と憎しみが籠っている。
背後にいたはず藍倫については、屋敷内の玄関の離れた位置に移動し、遠くからこちらの様子を見ていた。
何故、離れたのかしら。
藍倫は私を見捨てたということか。
黒鉄色の母親機械兵が拳を振り上げながら吠えてきた。


≪潰してやるぅぅぅぅぅ!≫


スキル『未来視』で見えていった景色と同じ光景だ。
次の瞬間。
――――――――――黒鉄色の機体の片腕が消滅していた。
最初から私の勝利は約束されていたのだ。
死霊王が驚愕の声を上げ、藍倫は状況把握が出来ていないようだ。
黒鉄色の機械兵は、自身の腕が消滅していた事実を確認すると、そこでようやく悲鳴をあげ始めた。


「これで終わりではありません。もうまもなく、2本目がやって来ますよ。」


――――――――――気が付くと、黒鉄色の母親機械兵の残っていた腕が消滅していた。
大事に抱えていた瀕死状態の鋼色の子供機械兵が地面へ落ちて、転がっていく。
屋敷の玄関に隠れていた藍倫がいつの間にか背後に戻ってきており、ゲラゲラと笑いながらポンポンと私の背中を叩いてきていた。


「さすが三華月様。ウチは信じとったよ。それで三華月様は何をしたのですか?」


藍倫あなたは私を信じて逃走を図ったというのですか。
そう言えば、脇腹へ強烈なフックを入れてきていたし。
藍倫と同様に何食わぬ顔で戻ってきていた死霊王が、藍倫がしてきた質問に対して私の代わりに返事を始めている。


「藍倫様。三華月様が何をされたのか、私から説明をさせてもらいます。」
「黒マントよ。お前、うちと同じように何が起きたか分からないで、驚いていたではないか。かもしれないとかという中途半端な説明など、聞きたくないぞ。」
「中途半端で申し訳ありませんでした。」
「うむ。素直な事は良いと思うぞ。その素直さは、三華月様にも見習ってほしいものじゃ。」
「よろしけれは、中途半端な私ですが、説明をさせて頂きます。」
「黒マント。お前、しつこいな。さすが三華月様のストーカーじゃな。三華月様への恨みを果たしたい気持ちは理解出来るが、絶対に無理じゃ。三華月様は、だいぶんふざけた存在なんだぞ。」
「ストーキング行為をしているのは、恨みを晴らすためではありませんが、確かに三華月様は相当ふざけた存在ですよね。」
「うむ。理解したのならそれで良い。」
「それでは黒鉄色の機体の腕が消滅した原因について説明させて頂きます。三華月様が射た1本目と2本目の矢が黒鉄色を撃ち抜いたのです。」
「それくらいうちでも分かっとるわ!というか、勝手に説明を始めるんじゃない!」
「藍倫様。外れたはずの矢が、どうして黒鉄色の母親機械兵の腕を破壊したのか、そのカラクリが気になりませんか。」
「気にならんわ。黒マント、お前の話しは眠い。もうええわ!」


緊張感がない会話が聞こえてくる。
二人共。目の前にいる黒鉄色の機械兵は、両腕を失ってはいるものの、まだ健在なのだよ。
そう。完全に無力化をしていない。
実際に、5mある巨体から真下にいる私へ頭づきを落とそうとしている。
その頭づきをしてくる行動も『未来視』で見ていた光景と同じだ。
黒鉄色の機械兵が頭づきを落とそうとしてくるタイミングで、隣へ出てきた藍倫がアイコンタクトを送ってきた。


「ここから先は、ウチにお任せ下さい。」
「承知しました。何を任してくれと言われているのか分かりませんが、よろしくお願いします。」
「うぃ。」


手を伸ばして一歩下がるように伝えてきている藍倫からの指示に従い後ろへ下がると、藍倫は黒鉄色の機械兵へ向かって真っ直ぐ腕を伸ばし指さした。
なかなか洗練されたポーズだ。
そして、よく通る声で黒鉄色の機械兵へ宣言をした。


「既に最後の一撃は撃ち終わっている。黒鉄色おまえの死はもう確定しておるのじゃ!」


藍倫がチラリと私の方へ振り向くとアイコンタクトをしてきた。
3本目はまだなのか、と私に聞いているようだ。
はいはい。今、落ちて来ますよ。
次の瞬間だ。
――――――――――黒鉄色の機体兵が、跡形もなく消滅していた。
何か起こったのか理解していない様子の藍倫は一瞬動揺したものの、両手の拳を夜空に付き上げ絶叫した。


「よし!訳が分からんがトドメを刺したぞ!」
「藍倫様。中途半端な私ではありますが、何が起きたのか説明させてもらいます。三華月様の射た矢が月を周回し、光速を超える速さとなり黒鉄色の脳天を正確に貫いたと推測されます。」
「黒マントよ。今、なんか言うたか?」
「ちなみにですが、三華月様が先に射た1本目と2本目に撃ち放った矢は私達が住んでいる惑星を周回し、光速を超えた速さになった矢が『絶対回避』の効果を持っているアダマンタイトを撃ち抜いたようです。」


ゲラゲラと笑っている藍倫は死霊王の話しを全然聞いていないようだ。
全身を黒マントに覆い隠している骸骨はというと満足そうに話しを続けている。
亜里亜に仕える5人を救出する神託の完了を告げる知らせが降りてきた。
信仰心が僅かに上昇した。
流星群を堕とし辺境の都市に大被害を与えてしまったことを考えると、信仰心が下がらなかっただけでも御の字といったところかしら。
だが、これで終わりではない。
まだ私にはイベントは残っているのだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

領民の幸福度がガチャポイント!? 借金まみれの辺境を立て直す【領地ガチャ】が最強すぎた!内政でUR「温泉郷」と「聖獣」を引き当てて…

namisan
ファンタジー
「役立たず」と中央から追放された没落貴族の俺、アルト・フォン・クライナー。継いだのは、借金まみれで作物も育たない見捨てられた辺境領地だけだった。 絶望する俺に発現したスキルは【領地ガチャ】。それは、領民の「幸福度」をポイントとして消費し、領地発展に必要なものを引き当てる唯一無二の能力だった。 「領民を幸せにすれば、領地も豊かになる!」 俺は領民と共に汗を流し、壊れた水路を直し、地道に幸福度を稼ぐ。 『N:ジャガイモの種』『R:土木技術書』 地味だが確実な「当たり」で、ほのぼのと領地を再建していく。 だが、ある日。溜め込んだ幸福度で引いたガチャが、俺の運命を激変させる。 『UR(ウルトラレア):万病に効く【奇跡の温泉郷】』 この「当たり」が、中央の腐敗した貴族たちの欲望を刺激した。 借金のカタに領地を狙う大商会の令嬢。 温泉利権を奪うため、父の命で派遣されてきた元婚約者の侯爵令嬢。 「領民の幸福(ガチャポイント)を脅かす者は、誰であっても許さない」 これは、ただ平穏に暮らしたかっただけの俺が、ガチャで得た力(と証拠とゴーレムと聖獣)を駆使し、ほのぼの領地を守り抜き、いつの間にか最強の領主として成り上がっていく物語。

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~

北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。 実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。 そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。 グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・ しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。 これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。 ふとした事でスキルが発動。  使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。 ⭐︎注意⭐︎ 女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。

処理中です...