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第9章
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俺たちはこれからどうするか相談した。
元々、俺を狙っている奴らから逃れるためにへリウスが来てくれたわけで、まずはへリウスと合流することを第一にするべきだ、ということになった。
とは言ったものの、すぐに連絡がつく方法がないのはわかっている。
「仕方ない。ギルドに伝言を残しておくか」
「え」
「伝言をギルドに預けておくと、本人がギルドに来た時に伝えてもらえるんだよ」
「それって、特定の街のギルドとかじゃなく?」
「ああ。どこのギルドでも、さ」
「でも、それって伝言の内容も他の人にバレちゃうんじゃ」
冒険者ギルドには、いい思いはないから、信用ならないというか。
「いやいや、ちゃんと本人しか読めないから安心しろ」
「でもなぁ。俺がそんなの使うとは考えてもいないと思うけど」
今初めて聞いた機能だし。
「……そういわれてみれば……お前、いくつなんだ」
今更!?
いや、見た目年齢でいこうよ。
「えと……5才?」
「嘘つけっ! 5才が、そんなシャキシャキしゃべれるかよっ」
……そう言われて疑わしそうな顔をされても、困るんだが。俺はただ肩をすくめる。
「とりあえず、その伝言の機能は俺は知らなかった。だから、へリウスが俺がそれを使うとは考えていないと思うけど」
「可能性があるなら、やっておいてもいいんじゃねぇか?」
確かにゼロとは言えないかもしれないけど。
「よし、そんじゃ、ちょっくらギルドに行ってくるから、お前は少し休んでろ」
「……わかった」
アーロンは俺を抱き上げると、ベッドの上にのせて、彼はさっさと部屋から出ていった。
「……エアー、どう思う?」
ずっと無言のまま、俺の肩に乗っていたエアー。アーロンはまったくエアーの存在には気付いていなかったみたいで、一度もエアーのいる場所に視線を向けてこなかった。
『うん、あいつには火の精霊の加護がついてるから、大丈夫だと思うぞ』
「へ?」
『精霊を見る目はないけどね』
「そ、そういうもの?」
『本来、見える目を持つ者は、多くの精霊に愛されている者って言われてる。私たちに気付いて欲しいからね。でも、見えなくても、その一族に加護を与えられている、なんていうのもある。獣人のアレは、火の精霊にかなり気に入られているようだよ』
「……へぇ」
『悪いヤツには、精霊の加護はないよ。悪いことしたとたんに、破棄されるから』
……おお。なるほど。
とりあえず、精霊基準では、アーロンはまだ信用していいのかもしれない。
そう思ったら、気が抜けた俺は、そのままベッドに横になって、すぐに眠りに落ちてしまった。
元々、俺を狙っている奴らから逃れるためにへリウスが来てくれたわけで、まずはへリウスと合流することを第一にするべきだ、ということになった。
とは言ったものの、すぐに連絡がつく方法がないのはわかっている。
「仕方ない。ギルドに伝言を残しておくか」
「え」
「伝言をギルドに預けておくと、本人がギルドに来た時に伝えてもらえるんだよ」
「それって、特定の街のギルドとかじゃなく?」
「ああ。どこのギルドでも、さ」
「でも、それって伝言の内容も他の人にバレちゃうんじゃ」
冒険者ギルドには、いい思いはないから、信用ならないというか。
「いやいや、ちゃんと本人しか読めないから安心しろ」
「でもなぁ。俺がそんなの使うとは考えてもいないと思うけど」
今初めて聞いた機能だし。
「……そういわれてみれば……お前、いくつなんだ」
今更!?
いや、見た目年齢でいこうよ。
「えと……5才?」
「嘘つけっ! 5才が、そんなシャキシャキしゃべれるかよっ」
……そう言われて疑わしそうな顔をされても、困るんだが。俺はただ肩をすくめる。
「とりあえず、その伝言の機能は俺は知らなかった。だから、へリウスが俺がそれを使うとは考えていないと思うけど」
「可能性があるなら、やっておいてもいいんじゃねぇか?」
確かにゼロとは言えないかもしれないけど。
「よし、そんじゃ、ちょっくらギルドに行ってくるから、お前は少し休んでろ」
「……わかった」
アーロンは俺を抱き上げると、ベッドの上にのせて、彼はさっさと部屋から出ていった。
「……エアー、どう思う?」
ずっと無言のまま、俺の肩に乗っていたエアー。アーロンはまったくエアーの存在には気付いていなかったみたいで、一度もエアーのいる場所に視線を向けてこなかった。
『うん、あいつには火の精霊の加護がついてるから、大丈夫だと思うぞ』
「へ?」
『精霊を見る目はないけどね』
「そ、そういうもの?」
『本来、見える目を持つ者は、多くの精霊に愛されている者って言われてる。私たちに気付いて欲しいからね。でも、見えなくても、その一族に加護を与えられている、なんていうのもある。獣人のアレは、火の精霊にかなり気に入られているようだよ』
「……へぇ」
『悪いヤツには、精霊の加護はないよ。悪いことしたとたんに、破棄されるから』
……おお。なるほど。
とりあえず、精霊基準では、アーロンはまだ信用していいのかもしれない。
そう思ったら、気が抜けた俺は、そのままベッドに横になって、すぐに眠りに落ちてしまった。
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