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ロジータ、街を出る
第25話 ロジータ、買い出しに行く(1)
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商人ギルドでの用事を済ませた私は、大小の商店が並ぶ通りにやってきました。
「とりあえず、買える物だけ買おう」
マジックバッグの中には元々持っていた微々たるお金(銅貨と鉄貨)に、冒険者ギルドと商人ギルドで得られたお金が加わって、少しの余裕はあるものの、万全とは言いきれません。
まずは『フロリンダ』時代にまったく使ったことがなかった調理器具を買いに行くことにしました。
前世を思い出して、スキルに『料理』が加わったこともあり、野営時に料理もできるでしょう。
そうしないと、ストックしてある宿屋のおばさんの料理があっという間に無くなってしまいます。
「そこの鍋の大中小セットと、あ、そのフライパンください」
「あ、この包丁いいかも」
「ヤカンも買っておかないとダメか」
「フライ返しと……あれ、菜箸はないか」
「え、これ、何?」
見れば見るほど、気になる調理器具が出てきますが、手元の資金は多くはありません。
今は最低限の物だけに留めて、次は食器関連のお店に向かいます。
自分の分はあるものの、ダニーとサリー用の食器を用意しないといけません。
「このカトラリー、最後の2セットだったら、安くなりません?」
「ああ、その木のお皿のセットと合わせてだったら?」
前世を思い出す前の私だったら、言い値で買っていたでしょうけれど、今の私は、商品をチェックしながらできるだけ安く買おうと、多少の値切り交渉も頑張れます。
ありがたいことに、必死な私の頑張りに、お店のおじさんやおばさんも、仕方がないなぁ、と言って、少しだけオマケしてくれました。
「あとは、食材か」
肉の類はインベントリに未解体の物がいくらでも入っています。むしろ野菜や調味料、加工してある物を買っておいた方がいいでしょう。
そう思って、野菜類を扱っていそうな店を探したのですが、見当たりません。通りすがりのおばさんに聞いてみると、そういうお店は多くは露天商で、朝の早い時間に開いているそうで、昼過ぎの時間にはほとんど閉まっているそうです。
「あるとしたら、西門の近くの店が残ってるかもしれないねぇ」
早くに来る露店ほど中央に近いところにあり、徐々に西門の近くに伸びていくのだそうです。
おばさんにお礼を言って、急いで西門近くの方へと向かいます。
確かにほとんどの露天商は後片付けをしていたり、すでに撤収し終わって空きスペースになっているところもありました。
「あ、あった」
まさに西門近くの露天商が、商品を残しながらも、後片付けを始めているのが、2、3軒あります。残っている野菜の中でも、葉物野菜はすでに萎れ始めてます。
片付け途中のおばさんに声をかけて、萎れている葉物野菜も含め、売れ残っている野菜類をまとめ買いしますと言ったら、ここでも少しだけ値引きしてもらえました。
「持ち帰らなきゃいけなかったから、助かったよ」
「いえいえ」
野菜類はなんとかなったので、次は調味料や加工品を買おうと思ったのですが。
ギュルル~
盛大にお腹が鳴ってしまいました。
「買い物の前に、お昼かな」
私は食べ物を扱っている屋台が集まっている通りに向かうことにしました。
「とりあえず、買える物だけ買おう」
マジックバッグの中には元々持っていた微々たるお金(銅貨と鉄貨)に、冒険者ギルドと商人ギルドで得られたお金が加わって、少しの余裕はあるものの、万全とは言いきれません。
まずは『フロリンダ』時代にまったく使ったことがなかった調理器具を買いに行くことにしました。
前世を思い出して、スキルに『料理』が加わったこともあり、野営時に料理もできるでしょう。
そうしないと、ストックしてある宿屋のおばさんの料理があっという間に無くなってしまいます。
「そこの鍋の大中小セットと、あ、そのフライパンください」
「あ、この包丁いいかも」
「ヤカンも買っておかないとダメか」
「フライ返しと……あれ、菜箸はないか」
「え、これ、何?」
見れば見るほど、気になる調理器具が出てきますが、手元の資金は多くはありません。
今は最低限の物だけに留めて、次は食器関連のお店に向かいます。
自分の分はあるものの、ダニーとサリー用の食器を用意しないといけません。
「このカトラリー、最後の2セットだったら、安くなりません?」
「ああ、その木のお皿のセットと合わせてだったら?」
前世を思い出す前の私だったら、言い値で買っていたでしょうけれど、今の私は、商品をチェックしながらできるだけ安く買おうと、多少の値切り交渉も頑張れます。
ありがたいことに、必死な私の頑張りに、お店のおじさんやおばさんも、仕方がないなぁ、と言って、少しだけオマケしてくれました。
「あとは、食材か」
肉の類はインベントリに未解体の物がいくらでも入っています。むしろ野菜や調味料、加工してある物を買っておいた方がいいでしょう。
そう思って、野菜類を扱っていそうな店を探したのですが、見当たりません。通りすがりのおばさんに聞いてみると、そういうお店は多くは露天商で、朝の早い時間に開いているそうで、昼過ぎの時間にはほとんど閉まっているそうです。
「あるとしたら、西門の近くの店が残ってるかもしれないねぇ」
早くに来る露店ほど中央に近いところにあり、徐々に西門の近くに伸びていくのだそうです。
おばさんにお礼を言って、急いで西門近くの方へと向かいます。
確かにほとんどの露天商は後片付けをしていたり、すでに撤収し終わって空きスペースになっているところもありました。
「あ、あった」
まさに西門近くの露天商が、商品を残しながらも、後片付けを始めているのが、2、3軒あります。残っている野菜の中でも、葉物野菜はすでに萎れ始めてます。
片付け途中のおばさんに声をかけて、萎れている葉物野菜も含め、売れ残っている野菜類をまとめ買いしますと言ったら、ここでも少しだけ値引きしてもらえました。
「持ち帰らなきゃいけなかったから、助かったよ」
「いえいえ」
野菜類はなんとかなったので、次は調味料や加工品を買おうと思ったのですが。
ギュルル~
盛大にお腹が鳴ってしまいました。
「買い物の前に、お昼かな」
私は食べ物を扱っている屋台が集まっている通りに向かうことにしました。
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