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第一章:狐獣人と冒険者学園編
第四話:エルフの少年
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「誰か~~~? 僕とパーティーを組んでくれませんか~!」
ある日の昼前、教室の教壇に立ち仲間を募る一人の少年を見た。
「あれは、エルフ? エルフが募集してるって、珍しいねエミリー?」
「そうね、エルフならスペック的には人気種族よ?」
「何と言うか、いかにも気位の高いエルフって感じじゃないですね♪」
俺の隣にいたエミリーとマールさんに語りかけるとそんな言葉が返って来る。
「やあ、どんな依頼をこなしたいのかな?」
俺は緑の髪を真ん中分けにしたグルグル眼鏡のエルフの少年に近づいて話しかける。
「えええ! 赤狐、と言う事は雷神令嬢もいた!」
「いや、驚くなよ? そして、相棒がキレかけてる?」
「ご、ごめん! 僕の名はクリフ・ブックマンです」
俺の後ろにいるエミリーの怒気にビビりながらクリフが語りだした。
「で、人気種族のエルフ様がどうしてはぐれてるわけ?」
「う、それはその! 僕自身が、人気があるわけではなくてですね?」
近づいて来たエミリーの圧に気圧されるクリフ。
「まあまあ、俺達三人と組もうか♪ どんな依頼が受けたいのかな?」
「狐獣人は口が上手くて助かりますね♪ お願いします♪」
「さらっと種族名で呼ぶとかが好かれない理由だと思いますよ♪」
「ひ、ひいっ! なんかこのドワーフのお嬢さんの圧が怖いです!」
マールさんにも気圧されるクリフ、大丈夫か?
四人パーティーとなった俺達は、クリフが行きたがっていた依頼を受ける事にした。
「依頼って、墓荒らしの事なの?」
夜の墓場でエミリーがクリフに不満を漏らす。
「違いますよ、アンデッド退治です♪ 死霊術には大事な仕事です♪」
「死霊術師なら、確かに引かれますよね」
ウキウキなクリフに呆れるマールさん、クリフがボッチだった理由は彼が死霊術師だからだ。
「まあ、明かりはあるから作業は問題ないよ」
俺は狐火を生みだして光源を作り皆に話しかける。
「おお、東洋の魔法ですか興味深い♪」
「妖狐族固有の魔法だよ、気にしないで」
「墓場が平気なんて流石コジュウロウ、アンデッド何か目じゃないわ♪」
エミリーは少し震えていた、可愛いな。
「コジュウロウさんって、不思議な人ですよね?」
「マールさんの言う通り、東洋人は文化が違いますね?」
四人で墓場を歩きながら語り合う。
「うん、東洋の神官の魔法は死霊術や呪術に近いんだ」
実家の神社も悪霊退治とか怨霊の調伏や浄化の祈祷とか頼まれるし。
それに何より、俺自身が一度死んで生まれ変わってる身なんだよな。
「そろそろ出るって区画だね、みんな警戒して!」
「はい、サーチアンデッド!」
俺達は止まり、周囲を見回す。
クリフが右腕を天に突き上げて叫ぶと、空に光の玉が生まれてミラーボールの如く明りで照らす。
「ちょっと、何か嫌な魔力が漂って来たわよ!」
「むむ、鍛冶の神よ我に力をホーリーハンマー!」
マールさんが武器に青い聖なる光を灯す。
鍛冶神教の神官戦士だったのか?
「私もやってやるわ、雷神の斧よ輝け!」
エミリーの持つ魔法の斧が雷光を纏う。
「じゃあ俺も、紅葉丸で行きますか」
俺も紅葉丸を抜刀し、刃に炎を灯して八相に構える。
「皆さん、アンデッド何か目じゃなさそうですね良かった♪」
クリフがニヤニヤと微笑みながら小さい杖を取り出す。
戦闘態勢を整えた俺達の前には闇を纏った巨大な髑髏が現れる。
「こいつが今回のターゲット!」
「はい、スカルレイスです♪」
「喜んでんじゃないわよ、さっさとぶちのめす!」
「ホーリースマッシュ!」
エミリーとマールさんが魔法の力が宿る武器を振るい敵に襲い掛かる。
二人の攻撃は聞いたようで、髑髏の化け物スカルレイスは大声を上げた!
「ああ、これはスカルレイスが仲間を呼ぶ叫びです♪」
「いや、喜んでないで戦おう? 送り火の太刀!」
俺も紅葉丸の刃に白き浄化の炎を灯して飛び掛かり叩き切る。
『ギャ~~~~ッ!』
俺に斬られたスカルレイスは、死後ではあるが断末魔の叫びを上げて消えた。
「やった、コジュウロウナイスよ♪」
「凄いですね、コジュウロウさんの剣って」
エミリーとマールさんが感心する。
「皆さん、これからまた出て来ますよ!」
クリフが叫ぶと同時に地面が唸り、白骨やゾンビなどが出てきた。
「嫌~~~~っ!」
「気持ち悪いです、神の怒りを喰らいなさい~っ!」
「うお、エミリー達がパニックに!」
恐怖から、エミリーが暴れ出し白骨やゾンビ達を攻撃して行く。
俺はエミリーのフォローに向かいアンデッド達を仕留めて行た。
「僕も戦いますよ、ドレインゴースト!」
クリフがようやく戦う気になったのか、魔法で悪霊の敵を左手に吸い込んで行った。
いや、そんな魔法があるなら早く使えよ!
どうにか敵を倒し、エミリーを落ちつけた俺。
「お疲れ様エミリー、もう大丈夫だから」
「うん、ありがとうコジュウロウ!」
「よしよし、大丈夫、大丈夫♪」
俺に抱き着いて来たエミリーを宥める。
エミリーが俺の狐の尻尾をいじくるのは許した、俺自身がアニマルセラピーだ。
「ふう、どうにかお墓とか壊さずに達成できました♪」
「僕もお陰で、アンデッドの骨や霊魂を確保できました♪」
「いや、クリフはもっと戦おうな? 攻撃魔法とか使えるんだから」
「はい、今後も良かったらご一緒させて下さいね♪」
帰り道、俺はエミリーを背負いながら四人で歩きつつ話し合う。
このクリフと言うエルフ、悪の道に走らないように注意せねば。
「それじゃあ僕は研究室に素材を置きに行きます、良い骨見つけたぞ~♪」
学園に戻るとクリフはウキウキしながら死霊学の研究室へと向かった。
「それじゃあエミリー、寮の前まで送るよ」
「コジュウロウ、あんたの部屋に止めなさいよ~?」
「そう言うのはまだ早い」
エミリーを背負いつつ語る。
女子寮前でマールさんにエミリーを預ける。
「ちょっと、コジュウロウ? あんた、本当に相棒を一人にする気!」
「いや、君は女子寮暮らしで俺は男子寮だからね?」
「わかった、ならお金貯めて外に家借りるわよ!」
「いや、卒業してからな?」
マールさんに背負われた相棒の無茶振りに溜息を吐く。
「ではエミリーさんはしっかり送りますからね♪」
「お願いします それじあお休み」
身軽になった所で俺も男子寮へと帰る。
まさか、エミリーがアンデッドが苦手だったとは。
アンデッド退治の依頼を受けて、耐性を付けさせないとな。
男子寮の自室に戻り身支度をしてから眠る。
翌朝、学園の食堂。
パンと牛乳だけでなく、チキンソテーと目玉焼きとサラダも加えてしっかりと朝食を取る。
「おはよう、コジュウロウ」
「いや、エミリーは朝からステーキ何枚食べるのさ?」
「肉食べて命を蓄えないと魂がもたないのよ!」
俺の向かいに座ったエミリーは、クッションかと思うほどに重ねたステーキを食べだした。
うん、蛮族という感じの食いっぷりだ。
「取り敢えず、アンデッド関連の依頼はこりごりだわ!」
「いや、ヴァンパイアとかはどうすのさ?」
「物理でどうこうできるのは良いの!」
エミリーの神器とも言うべき雷神の斧なら、何でも倒せるのでは?
「まあ、良いけどさ? 今日は授業の後はどうする?」
「勿論、魔物狩りの依頼を探して受けるのよ」
「わかった、付き合うよ」
「当たり前よ♪」
俺は今日の予定は、相棒の機嫌を取る事にすると決めた。
ツンデレ好きな気のある身としては、エミリーの事は放置できない。
「すみません、彼にもステーキ十枚ほど焼いて下さい♪」
「え、俺もガッツリ食うの?」
「当然よ、おごるからあんたも肉食って力付けておきなさい♪」
「じゃあ、ごちぞうになります」
俺はエミリーのおごりでがっつりとステーキを食うのであった。
ある日の昼前、教室の教壇に立ち仲間を募る一人の少年を見た。
「あれは、エルフ? エルフが募集してるって、珍しいねエミリー?」
「そうね、エルフならスペック的には人気種族よ?」
「何と言うか、いかにも気位の高いエルフって感じじゃないですね♪」
俺の隣にいたエミリーとマールさんに語りかけるとそんな言葉が返って来る。
「やあ、どんな依頼をこなしたいのかな?」
俺は緑の髪を真ん中分けにしたグルグル眼鏡のエルフの少年に近づいて話しかける。
「えええ! 赤狐、と言う事は雷神令嬢もいた!」
「いや、驚くなよ? そして、相棒がキレかけてる?」
「ご、ごめん! 僕の名はクリフ・ブックマンです」
俺の後ろにいるエミリーの怒気にビビりながらクリフが語りだした。
「で、人気種族のエルフ様がどうしてはぐれてるわけ?」
「う、それはその! 僕自身が、人気があるわけではなくてですね?」
近づいて来たエミリーの圧に気圧されるクリフ。
「まあまあ、俺達三人と組もうか♪ どんな依頼が受けたいのかな?」
「狐獣人は口が上手くて助かりますね♪ お願いします♪」
「さらっと種族名で呼ぶとかが好かれない理由だと思いますよ♪」
「ひ、ひいっ! なんかこのドワーフのお嬢さんの圧が怖いです!」
マールさんにも気圧されるクリフ、大丈夫か?
四人パーティーとなった俺達は、クリフが行きたがっていた依頼を受ける事にした。
「依頼って、墓荒らしの事なの?」
夜の墓場でエミリーがクリフに不満を漏らす。
「違いますよ、アンデッド退治です♪ 死霊術には大事な仕事です♪」
「死霊術師なら、確かに引かれますよね」
ウキウキなクリフに呆れるマールさん、クリフがボッチだった理由は彼が死霊術師だからだ。
「まあ、明かりはあるから作業は問題ないよ」
俺は狐火を生みだして光源を作り皆に話しかける。
「おお、東洋の魔法ですか興味深い♪」
「妖狐族固有の魔法だよ、気にしないで」
「墓場が平気なんて流石コジュウロウ、アンデッド何か目じゃないわ♪」
エミリーは少し震えていた、可愛いな。
「コジュウロウさんって、不思議な人ですよね?」
「マールさんの言う通り、東洋人は文化が違いますね?」
四人で墓場を歩きながら語り合う。
「うん、東洋の神官の魔法は死霊術や呪術に近いんだ」
実家の神社も悪霊退治とか怨霊の調伏や浄化の祈祷とか頼まれるし。
それに何より、俺自身が一度死んで生まれ変わってる身なんだよな。
「そろそろ出るって区画だね、みんな警戒して!」
「はい、サーチアンデッド!」
俺達は止まり、周囲を見回す。
クリフが右腕を天に突き上げて叫ぶと、空に光の玉が生まれてミラーボールの如く明りで照らす。
「ちょっと、何か嫌な魔力が漂って来たわよ!」
「むむ、鍛冶の神よ我に力をホーリーハンマー!」
マールさんが武器に青い聖なる光を灯す。
鍛冶神教の神官戦士だったのか?
「私もやってやるわ、雷神の斧よ輝け!」
エミリーの持つ魔法の斧が雷光を纏う。
「じゃあ俺も、紅葉丸で行きますか」
俺も紅葉丸を抜刀し、刃に炎を灯して八相に構える。
「皆さん、アンデッド何か目じゃなさそうですね良かった♪」
クリフがニヤニヤと微笑みながら小さい杖を取り出す。
戦闘態勢を整えた俺達の前には闇を纏った巨大な髑髏が現れる。
「こいつが今回のターゲット!」
「はい、スカルレイスです♪」
「喜んでんじゃないわよ、さっさとぶちのめす!」
「ホーリースマッシュ!」
エミリーとマールさんが魔法の力が宿る武器を振るい敵に襲い掛かる。
二人の攻撃は聞いたようで、髑髏の化け物スカルレイスは大声を上げた!
「ああ、これはスカルレイスが仲間を呼ぶ叫びです♪」
「いや、喜んでないで戦おう? 送り火の太刀!」
俺も紅葉丸の刃に白き浄化の炎を灯して飛び掛かり叩き切る。
『ギャ~~~~ッ!』
俺に斬られたスカルレイスは、死後ではあるが断末魔の叫びを上げて消えた。
「やった、コジュウロウナイスよ♪」
「凄いですね、コジュウロウさんの剣って」
エミリーとマールさんが感心する。
「皆さん、これからまた出て来ますよ!」
クリフが叫ぶと同時に地面が唸り、白骨やゾンビなどが出てきた。
「嫌~~~~っ!」
「気持ち悪いです、神の怒りを喰らいなさい~っ!」
「うお、エミリー達がパニックに!」
恐怖から、エミリーが暴れ出し白骨やゾンビ達を攻撃して行く。
俺はエミリーのフォローに向かいアンデッド達を仕留めて行た。
「僕も戦いますよ、ドレインゴースト!」
クリフがようやく戦う気になったのか、魔法で悪霊の敵を左手に吸い込んで行った。
いや、そんな魔法があるなら早く使えよ!
どうにか敵を倒し、エミリーを落ちつけた俺。
「お疲れ様エミリー、もう大丈夫だから」
「うん、ありがとうコジュウロウ!」
「よしよし、大丈夫、大丈夫♪」
俺に抱き着いて来たエミリーを宥める。
エミリーが俺の狐の尻尾をいじくるのは許した、俺自身がアニマルセラピーだ。
「ふう、どうにかお墓とか壊さずに達成できました♪」
「僕もお陰で、アンデッドの骨や霊魂を確保できました♪」
「いや、クリフはもっと戦おうな? 攻撃魔法とか使えるんだから」
「はい、今後も良かったらご一緒させて下さいね♪」
帰り道、俺はエミリーを背負いながら四人で歩きつつ話し合う。
このクリフと言うエルフ、悪の道に走らないように注意せねば。
「それじゃあ僕は研究室に素材を置きに行きます、良い骨見つけたぞ~♪」
学園に戻るとクリフはウキウキしながら死霊学の研究室へと向かった。
「それじゃあエミリー、寮の前まで送るよ」
「コジュウロウ、あんたの部屋に止めなさいよ~?」
「そう言うのはまだ早い」
エミリーを背負いつつ語る。
女子寮前でマールさんにエミリーを預ける。
「ちょっと、コジュウロウ? あんた、本当に相棒を一人にする気!」
「いや、君は女子寮暮らしで俺は男子寮だからね?」
「わかった、ならお金貯めて外に家借りるわよ!」
「いや、卒業してからな?」
マールさんに背負われた相棒の無茶振りに溜息を吐く。
「ではエミリーさんはしっかり送りますからね♪」
「お願いします それじあお休み」
身軽になった所で俺も男子寮へと帰る。
まさか、エミリーがアンデッドが苦手だったとは。
アンデッド退治の依頼を受けて、耐性を付けさせないとな。
男子寮の自室に戻り身支度をしてから眠る。
翌朝、学園の食堂。
パンと牛乳だけでなく、チキンソテーと目玉焼きとサラダも加えてしっかりと朝食を取る。
「おはよう、コジュウロウ」
「いや、エミリーは朝からステーキ何枚食べるのさ?」
「肉食べて命を蓄えないと魂がもたないのよ!」
俺の向かいに座ったエミリーは、クッションかと思うほどに重ねたステーキを食べだした。
うん、蛮族という感じの食いっぷりだ。
「取り敢えず、アンデッド関連の依頼はこりごりだわ!」
「いや、ヴァンパイアとかはどうすのさ?」
「物理でどうこうできるのは良いの!」
エミリーの神器とも言うべき雷神の斧なら、何でも倒せるのでは?
「まあ、良いけどさ? 今日は授業の後はどうする?」
「勿論、魔物狩りの依頼を探して受けるのよ」
「わかった、付き合うよ」
「当たり前よ♪」
俺は今日の予定は、相棒の機嫌を取る事にすると決めた。
ツンデレ好きな気のある身としては、エミリーの事は放置できない。
「すみません、彼にもステーキ十枚ほど焼いて下さい♪」
「え、俺もガッツリ食うの?」
「当然よ、おごるからあんたも肉食って力付けておきなさい♪」
「じゃあ、ごちぞうになります」
俺はエミリーのおごりでがっつりとステーキを食うのであった。
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