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何の手立ても孝志には無かった
美咲は結婚している
自身はニューヨークに戻らなければならない
翌日美咲は予定を切り上げて東京に帰宅し
以後、孝志からの電話に一切出なかった
急に予定を変更して帰ってきた妻を
青磁はすこし心配したが
いつも通りの生活に戻り
孝志は赴任先のニューヨークに帰り
連絡のつかない美咲をずっと思っていたが
自暴自棄になり、1年後に現地で知り合った女性と結婚した。
その2人が再度再開したのは
孝志がニューヨーク勤務から戻り
大阪本社に配属され、
出張で東京本社に来ていた時だった。
夕方、何もすることもなく銀座で食事でもしようと歩いていると土産でも買おうと三越に立ち寄った
新婚らしさのない結婚生活ではあったが
土産ぐらいは買う心遣いはあった
妻から好きだと言っていたマカロンを購入しようとラデュレに立ち寄った際に
ティールームの順番待ちをするの列に美咲を見つけたのだ。
孝志の心臓がドクンと鳴る
美咲!美咲だ!!
あの狂おしい夜を残したまま
立ち去った孝志の想い人
美咲は順番待ちの椅子に座り、静かに単行本を読んでいた
美咲はここ数日難しい案件を抱えていたがやっと先が見えて、今日は早めに退社し大好きなラデュレでゆっくりとお茶をしようと訪れたのだ
本を読んでいると目の前に誰かが立った
んっ?
と顔を上げると、2年前に別れたきり会っていない孝志が立っていた。
「孝っ。。。」
真っ直ぐな強い瞳で見つめる孝志
「美咲、待った?」
? 一瞬美咲は戸惑ったが
すぐに周りへの気遣いだと気がついた
順番が来て席に通され注文してからも
美咲は無言で
下の道路を行き来する車と人の波を眺めていた
「どうして電話に出てくれないんだ」
孝志が静かに呟いた
テーブルの下で孝志が美咲の手をガッチリと握る。
視線を孝志に向けると少し怒ったような瞳に美咲はたじろいだ
「どうしてって。。。」
「会わない方が良いって思ったから」
美咲が呟いた
「私は結婚しているし、孝も結婚したんでしょう?」
美咲は孝志が結婚したことを知っていた
実家の母から聞いたのだ
ぐっと押し黙った孝志ではあるが
そのことには触れず
「食事に付き合ってよ」と
強引に連れ出した
美咲は結婚している
自身はニューヨークに戻らなければならない
翌日美咲は予定を切り上げて東京に帰宅し
以後、孝志からの電話に一切出なかった
急に予定を変更して帰ってきた妻を
青磁はすこし心配したが
いつも通りの生活に戻り
孝志は赴任先のニューヨークに帰り
連絡のつかない美咲をずっと思っていたが
自暴自棄になり、1年後に現地で知り合った女性と結婚した。
その2人が再度再開したのは
孝志がニューヨーク勤務から戻り
大阪本社に配属され、
出張で東京本社に来ていた時だった。
夕方、何もすることもなく銀座で食事でもしようと歩いていると土産でも買おうと三越に立ち寄った
新婚らしさのない結婚生活ではあったが
土産ぐらいは買う心遣いはあった
妻から好きだと言っていたマカロンを購入しようとラデュレに立ち寄った際に
ティールームの順番待ちをするの列に美咲を見つけたのだ。
孝志の心臓がドクンと鳴る
美咲!美咲だ!!
あの狂おしい夜を残したまま
立ち去った孝志の想い人
美咲は順番待ちの椅子に座り、静かに単行本を読んでいた
美咲はここ数日難しい案件を抱えていたがやっと先が見えて、今日は早めに退社し大好きなラデュレでゆっくりとお茶をしようと訪れたのだ
本を読んでいると目の前に誰かが立った
んっ?
と顔を上げると、2年前に別れたきり会っていない孝志が立っていた。
「孝っ。。。」
真っ直ぐな強い瞳で見つめる孝志
「美咲、待った?」
? 一瞬美咲は戸惑ったが
すぐに周りへの気遣いだと気がついた
順番が来て席に通され注文してからも
美咲は無言で
下の道路を行き来する車と人の波を眺めていた
「どうして電話に出てくれないんだ」
孝志が静かに呟いた
テーブルの下で孝志が美咲の手をガッチリと握る。
視線を孝志に向けると少し怒ったような瞳に美咲はたじろいだ
「どうしてって。。。」
「会わない方が良いって思ったから」
美咲が呟いた
「私は結婚しているし、孝も結婚したんでしょう?」
美咲は孝志が結婚したことを知っていた
実家の母から聞いたのだ
ぐっと押し黙った孝志ではあるが
そのことには触れず
「食事に付き合ってよ」と
強引に連れ出した
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