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さて、始まりました、感想お礼小話。感想くれた方々に感謝を込めた小話でございます。2000文字到達条件に公開していくのをご了承ください。
感想4番
【天使がいる…可愛い泣き虫チビ天使…。涙に狼狽える魔王もかわいい。そして、二人のやりとりに笑いました。魔王は溺愛系ですね!】
「ちび、だからわたしのことかな?わたし、てんしじゃないけど・・・」
「だと思うが。可愛い泣き虫ならお前だろう・・・あ、いや、口が滑った」
「まおう、なみだにうろたえるの?」
「聞いとけよ!」
「っ! ご、ごめ・・・うっふぇ・・・」
「う・・・っいや、その、大声出して悪かった」
ミーアを抱き締め、頭を撫でてやりながら泣き止ませようと必死な姿は、狼狽えているとも言えよう。
「ぐず・・・っおこって・・・ない?」
「怒ってない怒ってない。だから、泣くな。(何百年と生きて子供と接してきた記憶がないせいか扱いがわからない。大人が泣く分には、さらに泣かせるくらい余裕でするというのに。俺は何故こいつにはできないんだ)」
魔王の疑問、それは魔王がろり・・・いや、読者様ならわかりますよね。タグ否定は一応しておきます。
「うん・・・っあの、まおう、できあいけいなの?」
「・・・わからん」
否定しない辺り、心の奥底では自覚があるのかもしれない魔王。しばらくミーアを抱き締めたまま、魔王はミーアの顔が見れなかったようです。
感想5番
【そして二人は幸せに暮らしましたとさ
めでたしめでたし】
「しあわせになれるのかな」
「今は、幸せじゃないのか」
若干不服そうな魔王は自分の表情に気づいてはいない。
「わからない・・・。だって、まおうとずっとはいられないでしょ?」
魔王が自由になれば、ミーアの傍にはいないことをミーアは前世の知識で知っている。ついでに言えば魔王の心境がゲームと大きく変わっていることを今のミーアは知らない。
「お前が死ぬまで一緒にいるくらい、俺には簡単だ。人間の寿命と一緒にするな」
「ふ、へへっ」
「何を笑っている」
「まおう、ぷろぽーずみたい」
「なっ!」
思わぬ指摘に、魔王の顔は真っ赤である。
「ありがとう、うれしい」
嘘か真かわかっていないミーアだが、それでも自分を悲しませないために言ってくれただろう魔王の言葉に、ミーアはにこにこと笑みが止まらない。
「・・・お前が笑うなら別に・・・っ(結婚もとか何を言いかけている俺は!人間の子供だぞ!他にやるぐらいなら手元に置くくらいには動いても結婚はないだろう!いやいや、手元に置くってなんなんだ、俺は!)」
「まおう・・・?」
絶賛魔王の内心は混乱の嵐である。声をかけても返事をしてもらえないミーアが泣き出すまで魔王はひとりで混乱の嵐と戦っていた。
感想6番
【心暖まるストーリーで大好きです!ただ、実の娘に酷すぎる待遇なので今後は家族の絆が修復されるのか、ざまぁ展開になるのか気になります。(*´ω`*)】
「やはり酷い待遇なのか」
「なんだとおもってたの?」
「人間とはろくに食べ物も調達できないとばかり」
「みんな、わたしがきらいだから・・・どれい?とおなじしょくじだってだれかがいってた」
「奴隷化する魔法は得意だ。ちょっと行ってくる」
魔王、満面の笑顔をミーアに見せるが、内心腸が煮えくり返っております。
「まおう、わたしをおいてくの・・・?」
「いや、少しだけ・・・」
「わたし、ひとりになるの?」
じわりとミーアが涙を溜め始めた瞬間に決着はついた。
「ここにいるから泣くな」
「うんっ」
人を奴隷にする魔法をミーアに見せたくないのは、奴隷扱いをミーアに知らしめるようで避けたかった魔王の優しさ。どうやら屋敷の人間全員が奴隷化する未来は、ミーアの極度の寂しがり屋のおかげで回避されたようだ。
家族の絆の修復か、ざまぁ展開かは、ミーア次第。さて、どうなることやら。
感想7番
【親の顔が見てみたい!激おこですね。魔王様の名前が気になりますが癒されいます。もー一押しですね!ヒロイン 王子邪魔よ邪魔。この二人の前じゃ 雑魚(高笑い)悪役は?私か?楽しみしています】
「俺も見たいものだな、お前の親の姿を(このイライラをぶつけて殺してしまいそうだが)」
「こわいから、あいたくない、かな」
「俺がいるから、大丈夫だ」
「うん・・・」
考える間もなく、ミーアを安心させる言葉が出る魔王はもはや、ミーアを無意識に保護下に置いている父である。
「名前らしきものは既に本編で出たな。まあ癒されるのは・・・わからなくもない」
魔王がじっと見る先は魔王の言葉に安堵した様子のミーアである。
「まおう?」
「なんでもない。ヒロインの感想は前にも出ていたな。王子はこの国の王子のことか?」
「ちがうよ、ひろいんとけっこんするひとだとおもう。ひろいんやおうじにあわなければ、わたししあわせでいられるのかな・・・」
「なるほど、お前の幸せを邪魔する人間がいるのか。確かに邪魔だな。俺からすれば確かに雑魚だろう」
「あ、でも、それはわたしがわるいからで」
「? お前は悪いところなんてないだろう。それに悪役は自分だと感想者は言っている。やはり、お前は悪役ではないじゃないか」
素で言ってのける魔王に、ミーアは困ったような嬉しそうな表情を見せる。
「そうじゃないんだけど・・・うん、ありがとう。あくやくはわたしにはむずかしいや」
「悪役に・・・悪いことをしたいなら手伝うが」
「ううん、まおうはいてくれるだけでいいよ」
「そうか」
きっとゲームのミーアも、大変なことをしてはしまったけど、本当はただ大切な人と幸せになりたかっただけだからとミーアは心の中で思う。そしてその気持ちは今のミーアも同じ。
ついでにこの時の魔王はというと、人間にとって悪いことをするのは魔王の本領発揮ができる機会だというのに、ミーアが悪いことに対してしないといった意思表示に、なんだかほっとしてしまった魔王(父)である。
2000文字越えたので、感想お礼小話はここまで。次回はまた2000文字書けるくらいの感想が来たら本編更新とは別に、更新させていただきます。改めて感想くださった方々ありがとうございました。また次回をお楽しみに!
感想4番
【天使がいる…可愛い泣き虫チビ天使…。涙に狼狽える魔王もかわいい。そして、二人のやりとりに笑いました。魔王は溺愛系ですね!】
「ちび、だからわたしのことかな?わたし、てんしじゃないけど・・・」
「だと思うが。可愛い泣き虫ならお前だろう・・・あ、いや、口が滑った」
「まおう、なみだにうろたえるの?」
「聞いとけよ!」
「っ! ご、ごめ・・・うっふぇ・・・」
「う・・・っいや、その、大声出して悪かった」
ミーアを抱き締め、頭を撫でてやりながら泣き止ませようと必死な姿は、狼狽えているとも言えよう。
「ぐず・・・っおこって・・・ない?」
「怒ってない怒ってない。だから、泣くな。(何百年と生きて子供と接してきた記憶がないせいか扱いがわからない。大人が泣く分には、さらに泣かせるくらい余裕でするというのに。俺は何故こいつにはできないんだ)」
魔王の疑問、それは魔王がろり・・・いや、読者様ならわかりますよね。タグ否定は一応しておきます。
「うん・・・っあの、まおう、できあいけいなの?」
「・・・わからん」
否定しない辺り、心の奥底では自覚があるのかもしれない魔王。しばらくミーアを抱き締めたまま、魔王はミーアの顔が見れなかったようです。
感想5番
【そして二人は幸せに暮らしましたとさ
めでたしめでたし】
「しあわせになれるのかな」
「今は、幸せじゃないのか」
若干不服そうな魔王は自分の表情に気づいてはいない。
「わからない・・・。だって、まおうとずっとはいられないでしょ?」
魔王が自由になれば、ミーアの傍にはいないことをミーアは前世の知識で知っている。ついでに言えば魔王の心境がゲームと大きく変わっていることを今のミーアは知らない。
「お前が死ぬまで一緒にいるくらい、俺には簡単だ。人間の寿命と一緒にするな」
「ふ、へへっ」
「何を笑っている」
「まおう、ぷろぽーずみたい」
「なっ!」
思わぬ指摘に、魔王の顔は真っ赤である。
「ありがとう、うれしい」
嘘か真かわかっていないミーアだが、それでも自分を悲しませないために言ってくれただろう魔王の言葉に、ミーアはにこにこと笑みが止まらない。
「・・・お前が笑うなら別に・・・っ(結婚もとか何を言いかけている俺は!人間の子供だぞ!他にやるぐらいなら手元に置くくらいには動いても結婚はないだろう!いやいや、手元に置くってなんなんだ、俺は!)」
「まおう・・・?」
絶賛魔王の内心は混乱の嵐である。声をかけても返事をしてもらえないミーアが泣き出すまで魔王はひとりで混乱の嵐と戦っていた。
感想6番
【心暖まるストーリーで大好きです!ただ、実の娘に酷すぎる待遇なので今後は家族の絆が修復されるのか、ざまぁ展開になるのか気になります。(*´ω`*)】
「やはり酷い待遇なのか」
「なんだとおもってたの?」
「人間とはろくに食べ物も調達できないとばかり」
「みんな、わたしがきらいだから・・・どれい?とおなじしょくじだってだれかがいってた」
「奴隷化する魔法は得意だ。ちょっと行ってくる」
魔王、満面の笑顔をミーアに見せるが、内心腸が煮えくり返っております。
「まおう、わたしをおいてくの・・・?」
「いや、少しだけ・・・」
「わたし、ひとりになるの?」
じわりとミーアが涙を溜め始めた瞬間に決着はついた。
「ここにいるから泣くな」
「うんっ」
人を奴隷にする魔法をミーアに見せたくないのは、奴隷扱いをミーアに知らしめるようで避けたかった魔王の優しさ。どうやら屋敷の人間全員が奴隷化する未来は、ミーアの極度の寂しがり屋のおかげで回避されたようだ。
家族の絆の修復か、ざまぁ展開かは、ミーア次第。さて、どうなることやら。
感想7番
【親の顔が見てみたい!激おこですね。魔王様の名前が気になりますが癒されいます。もー一押しですね!ヒロイン 王子邪魔よ邪魔。この二人の前じゃ 雑魚(高笑い)悪役は?私か?楽しみしています】
「俺も見たいものだな、お前の親の姿を(このイライラをぶつけて殺してしまいそうだが)」
「こわいから、あいたくない、かな」
「俺がいるから、大丈夫だ」
「うん・・・」
考える間もなく、ミーアを安心させる言葉が出る魔王はもはや、ミーアを無意識に保護下に置いている父である。
「名前らしきものは既に本編で出たな。まあ癒されるのは・・・わからなくもない」
魔王がじっと見る先は魔王の言葉に安堵した様子のミーアである。
「まおう?」
「なんでもない。ヒロインの感想は前にも出ていたな。王子はこの国の王子のことか?」
「ちがうよ、ひろいんとけっこんするひとだとおもう。ひろいんやおうじにあわなければ、わたししあわせでいられるのかな・・・」
「なるほど、お前の幸せを邪魔する人間がいるのか。確かに邪魔だな。俺からすれば確かに雑魚だろう」
「あ、でも、それはわたしがわるいからで」
「? お前は悪いところなんてないだろう。それに悪役は自分だと感想者は言っている。やはり、お前は悪役ではないじゃないか」
素で言ってのける魔王に、ミーアは困ったような嬉しそうな表情を見せる。
「そうじゃないんだけど・・・うん、ありがとう。あくやくはわたしにはむずかしいや」
「悪役に・・・悪いことをしたいなら手伝うが」
「ううん、まおうはいてくれるだけでいいよ」
「そうか」
きっとゲームのミーアも、大変なことをしてはしまったけど、本当はただ大切な人と幸せになりたかっただけだからとミーアは心の中で思う。そしてその気持ちは今のミーアも同じ。
ついでにこの時の魔王はというと、人間にとって悪いことをするのは魔王の本領発揮ができる機会だというのに、ミーアが悪いことに対してしないといった意思表示に、なんだかほっとしてしまった魔王(父)である。
2000文字越えたので、感想お礼小話はここまで。次回はまた2000文字書けるくらいの感想が来たら本編更新とは別に、更新させていただきます。改めて感想くださった方々ありがとうございました。また次回をお楽しみに!
応援ありがとうございます!
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