人間嫌いの公爵様との契約期間が終了したので離婚手続きをしたら夫の執着と溺愛がとんでもないことになりました

荷居人(にいと)

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99※完全R18注意

旦那様の過去を知っている今。旦那様を不幸としてきた元凶はもう解決したとわかっているはずなのに、それでも旦那様は僕を隔離してまで守ろうとしている。もしかしたらこれは守りとは関係ない執着かもしれないし、依存でもあるのかもしれない。

これを拒否した時、旦那様は壊れてしまうのだろうか?そんなことを考えてしまう自分がいる。

「何故黙るんだ?何か足りなかっただろうか?それとも私から逃げようと考えているのか?これから二人で幸せに暮らせるのに?両想いなんじゃないのか?あれは嘘なのか?嘘でももう遅い。外に出る道も鍵が閉めてある。鍵を持つのは私だけだ。逃げるなら私を殺さない限り外に一歩たりとも出しやしない。もはや私が生きている限りシャロンは私の目の届く範囲にいなくてはいけないということだ。記憶がなくてもシャロンへの想いを蘇らせた時から私はずっとそうしたかった。自分がおかしいと考えたこともある。だが、記憶が全て蘇った時……もうこの気持ちに抗えないと悟った。リテールのことは片付ける必要があったから我慢したが、もうその必要もない。仕事で出ることがあってもツォンさえ戻ればそれも格段に減る。そのためにツォンが必要なだけで私はもはやツォンさえどうだっていい。シャロンの全てが手に入るならそれだけで私は……」

考え込んで黙ってしまっただけでこの動揺の狂気。考えるまでもなくもう旦那様は立派に壊れているのかもしれない。でもそれは僕にそれだけ溺れているということ。僕がいなければ生きていけないなんて……なんて素敵な響きだろう。

「なら全てを手に入れて?旦那様」

旦那様のその願いは僕も同じだと、言葉以外でも伝えたい。僕は誘うように旦那様の首辺りに腕を回すと、ごくりと旦那様の喉が鳴った。

「ああ……悪い子だ。こんなところで私を獣にしようとするなんて」

「悪い子だから優しくなんてしなくていい。忘れないように、刻みつけるように僕をもらって」

日が暮れてきているとはいえ、まだ明るいガラス越しの空。こんな綺麗な庭園で抱き合おうなんて初体験にしては過激かもしれない。だけど、求め合う獣に場所なんて関係ないのだ。求め合うままに痛みすらも愛に変えて本能に抗うことなく貪り合えばいい。

「たまらないな」

「ん……っ」

そんな僕の気持ちが届いたのか、旦那様は余裕のない表情で僕の唇を貪るように口付け、舌を絡める。唾液を交換し合い、その間にも旦那様の手はするりと僕の服の中へ侵入し、事は進む。

「は……っ」

どちらの息遣いなのかもはやわからない。その間にも僕の肌に旦那様の手が触れるだけで胸が高まるのがわかる。そうして旦那様の指はついに僕の突起物へ到達した。

「ぁ……」

くすぐったい感じすら今は気持ちいい。愛する人に触れられる幸せが僕の心を満たしていくのがわかる。でも旦那様はまだ足りないとばかりに目をぎらつかせていた。もちろん僕だってまだまだ足りない。旦那様が突起物を摘んだり、指で転がしていた手はすぐ止まり、唇も離れてくのを感じた瞬間……びりびりと一瞬にして服は破れていった。とんでもない力だとかそんなことよりも、僕の全てを1分1秒でも早く曝け出したいという気持ちが伝わってきて、それだけでもどきどきと胸がうるさいのに、旦那様はすぐさま僕の胸の飾りにかぶりつくように顔を埋め、舌で僕の飾りを噛んだり、舐めしゃぶるように舌で転がしたりし始めて、指で触れられた時とは段違いの感覚が僕に駆け巡る。

「ふ……っん……」

胸を蹂躙されるような感覚に集中しすぎて、その間にズボンも脱がされていることにも僕は気付かず、胸から旦那様の顔が離れるのを感じると、思わず旦那様の服を強く掴んでしまう。

「心配しなくてもシャロンの身体はどこも甘い。だから、もっと味わえる部分がほしいだけだ」

「ぇ……?」

旦那様が僕の行動に何をどう解釈したのかはわからない。だけど次の瞬間、僕は芝生の上に押し倒され、ズボンの落ちる音で、旦那様の言っていたことを回らなくなってきている頭で理解した。

「下着越しでも濡れているのがたまらないな。この下着は記念に私の書斎に飾ろうか?仕事が捗りそうだ」

「や……ぁ」

さすがにそれはと言いたいのに、それを邪魔するように下着越しに僕のモノを撫でるように触る旦那様の手に感じてしまって喘ぎ声にしかならない。

「ああ……っもう少し下着を濡らしてやりたいが、私も限界だ……」

その言葉と同時に最後の砦は降ろされ、勃ちあがった僕のモノが曝け出される。羞恥心よりも先に旦那様が僕のモノを口に含んで漏れ出る先走りすら舐めとるように舌を転がす。下着越しに触れられるだけでも我慢ならなかったのに、この快感は僕が僕じゃなくなってしまうようなそんな危険なもののようにすら感じる。

「あぁ……っう……らめ……も、でちゃ……」

言葉にならない言葉で無意識に僕の手は旦那様の顔をそこから離そうと動かすのに、旦那様の顔はぴくりともせず、舌だけが動いて僕のモノを舐めしゃぶる。そうしてきた限界は抵抗虚しく旦那様の口の中へと捧げられた。

「ん……」

「はぁはぁ……っ」

ごくりと僕のモノから吐き出されたものを飲み込む旦那様に驚く暇もなく、僕は一気に与えられた快感からようやく休憩が訪れたとばかりに息を整えることで精一杯だった。

「…………」

なのに、旦那様はより興奮したように、僕の足の付け根部分をお尻ごと持ち上げ僕の唯一の穴に舌を突っ込んだ。

「ふぁ……ぁっ」

昨日お風呂も入ってなくて一番汚い場所なのに、旦那様は気にも止めないほどに興奮している様子。そんなとこ舐めなくても、ほぐさずとも僕は痛みを我慢するのに、これは旦那様の欲なのか、優しさなのか、この状況ではわからない。

ただ出したばかりの僕のモノがまた勃起していくのを感じる。後ろの穴がこんなに気持ちいいものなんて僕は知らない。息を整える暇もなく快感ばかりが襲って、僕の全身が性感帯のような錯覚さえ覚える。体勢がきついのに、そんなことも気にならないほどに快感が襲って、僕の頭は真っ白になっていく。

そうしてどれだけ経ったのか、空の明かりは消えて、庭園のランプが僕らを照らす頃、僕の穴から旦那様の舌は離れて、濡れたねちゃりとした何かが触れたのを感じた。

「愛してる……シャロン」

「あぁぁぁ……っ」

それは旦那様のモノだと認識した時には僕の穴に旦那様のモノは容赦なく入っていき、激しい痛みに僕の頭は叫び声と共に真っ白となった。
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