3 / 6
3.両耳の水音
しおりを挟む
忙しさのピークを過ぎたロビーは
静寂に包まれていた…
ただ、フロント内の3人を除いては。
首筋に沿う2つの唇…触れるか触れないか、
あまりに繊細な刺激は、ルリの身体を熱くさせていた。
「だ…だめ、なにしてるの」
「ルリさんこそ、耳まで真っ赤にしてどうしちゃったんですか?」
雪路が問いかける。
「そこで話さないで…っ」
2人がルリに話しかけるたびに、
動く唇が首筋に柔らかく触れている。
(また2人して私のことからかってるの…!?
こんなことしちゃだめでしょ…っ)
聞きたいことや言いたいことはたくさんあるのに、
ルリの口からは弱々しい吐息が溢れるばかりで、どうすることもできない。
「可愛いなぁ…。この時帯誰も通らないから大丈夫っすよ。まだシフト3回目ですけど、混雑する時間帯掴めてきたし」
池屋はくすっと笑うと、ちゅっと音を立ててルリの右の首筋に口付けた。
「あ…っ」
思わず甘い声が漏れてしまい、手で口を押さえる。
「キスされるの好きなんだ?」
池屋がニヤリと笑う。
雪路はルリが口に当てていた手をとって、
自分の指を絡ませる。
「声、我慢するのつらくないですか?」
綺麗な細い指だと思っていたが、絡め取られた手は意外にも大きく、男らしい。
今度は肩と首の境目あたりから、
耳に向かって舌で線を描く。
口を塞いでいた手を奪われ、
ルリは必死で声を出さないよう努める。
「ルリさんが可愛過ぎて…無理。すみません」
はむ、と左の耳たぶを噛まれた。
「ひゃあ…っ!?」
首から耳たぶへ、突然変わった刺激に
思わず大きな声が出てしまう。
「おっきな声出ちゃってるじゃん」
そう言いながら、池屋もルリの耳に舌先を触れさせる。
両方の耳を舌で舐められ、
ぐちゅぐちゅといやらしい音が響き、
2人の熱い吐息がかかる。
「脚、がくがくしちゃってる」
雪路が嬉しそうに微笑んだ。
「んんっ、そんなことな…っ」
「支えててあげますね」
池屋がたくましい腕をルリのウエストのあたりに回した。
池屋は噛み付くように耳を喰み、
雪路は繊細に舌を這わせる。
両耳の生々しい水音が頭の中にまで響いてくる…
まるで脳内を犯されているみたいだ。
(もぉ…やめて…っ)
雪路に手をとられ、
池屋に腰を抱きしめられ、
身体の自由を奪われてしまった。
「気持ちいいですか?」
「認めちゃう?」
ルリの耳を弄びながら、
煽る言葉をかける2人。
ルリは必死で耐えていた。
今にも認めてしまいそうなほど…
頭が真っ白になりそうなほど…
…気持ち良かったから。
静寂に包まれていた…
ただ、フロント内の3人を除いては。
首筋に沿う2つの唇…触れるか触れないか、
あまりに繊細な刺激は、ルリの身体を熱くさせていた。
「だ…だめ、なにしてるの」
「ルリさんこそ、耳まで真っ赤にしてどうしちゃったんですか?」
雪路が問いかける。
「そこで話さないで…っ」
2人がルリに話しかけるたびに、
動く唇が首筋に柔らかく触れている。
(また2人して私のことからかってるの…!?
こんなことしちゃだめでしょ…っ)
聞きたいことや言いたいことはたくさんあるのに、
ルリの口からは弱々しい吐息が溢れるばかりで、どうすることもできない。
「可愛いなぁ…。この時帯誰も通らないから大丈夫っすよ。まだシフト3回目ですけど、混雑する時間帯掴めてきたし」
池屋はくすっと笑うと、ちゅっと音を立ててルリの右の首筋に口付けた。
「あ…っ」
思わず甘い声が漏れてしまい、手で口を押さえる。
「キスされるの好きなんだ?」
池屋がニヤリと笑う。
雪路はルリが口に当てていた手をとって、
自分の指を絡ませる。
「声、我慢するのつらくないですか?」
綺麗な細い指だと思っていたが、絡め取られた手は意外にも大きく、男らしい。
今度は肩と首の境目あたりから、
耳に向かって舌で線を描く。
口を塞いでいた手を奪われ、
ルリは必死で声を出さないよう努める。
「ルリさんが可愛過ぎて…無理。すみません」
はむ、と左の耳たぶを噛まれた。
「ひゃあ…っ!?」
首から耳たぶへ、突然変わった刺激に
思わず大きな声が出てしまう。
「おっきな声出ちゃってるじゃん」
そう言いながら、池屋もルリの耳に舌先を触れさせる。
両方の耳を舌で舐められ、
ぐちゅぐちゅといやらしい音が響き、
2人の熱い吐息がかかる。
「脚、がくがくしちゃってる」
雪路が嬉しそうに微笑んだ。
「んんっ、そんなことな…っ」
「支えててあげますね」
池屋がたくましい腕をルリのウエストのあたりに回した。
池屋は噛み付くように耳を喰み、
雪路は繊細に舌を這わせる。
両耳の生々しい水音が頭の中にまで響いてくる…
まるで脳内を犯されているみたいだ。
(もぉ…やめて…っ)
雪路に手をとられ、
池屋に腰を抱きしめられ、
身体の自由を奪われてしまった。
「気持ちいいですか?」
「認めちゃう?」
ルリの耳を弄びながら、
煽る言葉をかける2人。
ルリは必死で耐えていた。
今にも認めてしまいそうなほど…
頭が真っ白になりそうなほど…
…気持ち良かったから。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
田舎の幼馴染に囲い込まれた
兎角
恋愛
25.10/21 殴り書きの続き更新
都会に飛び出した田舎娘が渋々帰郷した田舎のムチムチ幼馴染に囲い込まれてズブズブになる予定 ※殴り書きなので改行などない状態です…そのうち直します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる