393 / 548
第3章 寡黙な公爵と託宣の涙
2
しおりを挟む
◇
「雪の庭は楽しめましたか?」
エマニュエルがティーポットを傾けると、立ちのぼった湯気とともに、紅茶の香りがふわりと部屋に広がった。
「はい、とても。ですがジークヴァルト様には寒い思いをさせてしまいましたわ」
「旦那様は普段から鍛えておられますから。何も心配はいりませんわ」
雪にまみれたジークヴァルトは服を着替えに行った。先に執務室に戻ってきたリーゼロッテを、マテアスは複雑な思いで見つめていた。彼女が主を受け入れてくれさえすれば、自分の憂いのほとんどは瞬時に解消されるに違いない。
「マテアスも寒かったでしょう?」
エマニュエルが紅茶を差し出してくる。子爵夫人となった姉は、いまだにこうやって人の世話を焼きたがる。
マテアスはありがたくそれを口に含んだ。ブランデーが落とされているのだろう。独特の風味が鼻腔に広がり、次いで体が温まってくる。
「リーゼロッテ様?」
戸惑った様子のエマニュエルの声に、マテアスはリーゼロッテへと視線を戻した。同じようにティーカップを手にしたリーゼロッテが顔を赤くして、ゆらりゆらりと円を描くように体を揺らしている。
カップの中身がこぼれそうでこぼれない。絶妙な動きではあったが、エマニュエルは慌ててそのカップを取り上げた。
「エマ様……エマニュエル様ぁ」
いきなりリーゼロッテがエマニュエルの胸に抱きついた。子猫のように豊満なその胸に顔を擦り付けている。
「リ、リーゼロッテ様……?」
戸惑ったようにエマニュエルがその肩を受けとめた。
「エマ様、大好きぃ」
語尾にハートでもついていそうな口調に、マテアスも何事かと目を見開いた。その目は相変わらずの糸目で開いているかもわからないものではあったが。
異形が騒いでいる様子もない。リーゼロッテの突然の奇行に、エマニュエルとマテアスは戸惑いながら目を見合わせた。
「リーゼロッテ様、大丈夫でございますか?」
慌ててマテアスが駆け寄ると、リーゼロッテは赤い顔のままマテアスの顔をじっと見上げてくる。緑の大きな瞳にまじまじと見つめられて、マテアスは一瞬たじろいだ。
「マテアス、マテアスぅ。ねぇ、どうしてマテアスの目はそんなに糸目なの?」
エマニュエルの胸を離れ、いきなりリーゼロッテがしがみついてきた。襟元を掴んで引っ張りながら、ぐいぐいと押してマテアスをソファの上へと座らせた。その膝に乗り上げるように、リーゼロッテがさらに顔を近づけながら迫ってくる。
「りりりリーゼロッテ様!?」
こんな場面を主に見られでもしたら、この命が危うくなりそうだ。慌てて押し戻そうとするも、思いのほか強い力でリーゼロッテはマテアスの顔にその手を伸ばしてきた。
「ね、マテアス? その目で本当に見えているの? ちゃんと開いてみて? ね? ほら、はやくぅ」
そう言いながら、小さな指でぐいぐいと糸目の瞼を押し開こうとする。
「わたしのこの目はすでに全開です! 十分視界は保たれておりますので、これ以上はどうかご勘弁を……!」
早くしないとジークヴァルトが戻って来てしまう。必死にリーゼロッテを引きはがそうとしていたマテアスの糸目に、部屋の途中で呆然と佇む主の姿が映った。
(……終わった)
さあっと血の気が引いたのは、主の殺気が尋常ではなかったせいだ。どう見ても、ソファの上で押し倒されているのは、この自分の方だ。だが被害者はこちらだと訴えた所で、聞き入れることなど今の主にはできないだろう。
「ヴァルト様?」
のしかかっていたリーゼロッテが不意に顔を上げた。ジークヴァルトの姿を認めると、マテアスを放りだしてそちらへと一目散に向かっていく。
「ヴァルトさま、ヴァルトさまぁ」
おぼつかない足取りで、とてとてと進んでいく。瞳を潤ませながら両腕をまっすぐに伸ばして、ジークヴァルトへとリーゼロッテは前のめりに歩いて行った。やってくるリーゼロッテを受け止めようと、ジークヴァルトの両腕が咄嗟に大きく広げられる。
「リーゼロッテお嬢様?」
その時、驚いたようなエラの声が響いた。部屋に入ってきたエラの姿を認めると、リーゼロッテの行き先が直角に曲げられた。
「エラ! エラ! 大好きぃ!」
ててててて、と一直線にリーゼロッテはエラの胸に飛び込んだ。エラ、エラ、と甘えるようにしがみついて、ぎゅうと体を抱きしめる。
両手を広げたままぽつりと取り残されたジークヴァルトの姿が、なんとも周囲の哀れを誘った。
「お嬢様……? もしかして、お酒をお召しになられましたか?」
そのエラの一言に、一同は驚いたように顔を見合わせた。
リーゼロッテはソファの上で、ご機嫌そうにいまだエラにしがみついている。その頭をやさしくなでながら、エラは申し訳なさそうな顔を公爵へと向けた。
ものすごく恨みがましそうな視線を向けられている。婚約者である公爵を差し置いて、身の置き場がなく感じられたが、可愛いリーゼロッテを勝ち取ったことに、心のどこかでエラは優越感を抱いてしまっていた。
「申し訳ございません。ブランデーを紅茶に一滴たらす程度なら大丈夫かと思ってしまい……」
そう言ってエマニュエルが深々と頭を下げる。
「この場でのことなら問題ないかと思います。それに量も多くないようですし」
成人を迎えた誕生日に、リーゼロッテは初めてお酒を飲んだ。ダーミッシュの家族の前で酔っぱらったリーゼロッテは、誰彼かまわず抱きつき始めたのだ。
ダーミッシュ夫妻をはじめ、義弟のルカ、家令のダニエルから料理長にいたるまで、その場にいたありとあらゆる人間に笑顔を振りまき、抱き着いてはその頬に口づけしまくった。その可愛さは悶絶級で、夜会などでこんな状態になったらといたく心配したフーゴによって、リーゼロッテは禁酒令を言い渡された。
リーゼロッテはいつの間にかエラの膝枕ですやすやと眠っている。考え込むように、ジークヴァルトはその寝顔をじっとみつめていた。
「……旦那様。自室に連れ込んで、リーゼロッテ様に酒を飲ませようなど、不埒なことをお考えになっていないでしょうね?」
その言葉にジークヴァルトはすいと顔をそらした。そらされた横顔に冷たい視線を送る。
「このマテアス、あえてお止めは致しませんが、リーゼロッテ様が正気に戻られた後に、嫌われる覚悟はしておいてくださいね」
はっとしてマテアスを振り返る。やはりまるで後先を考えていなかった様子だ。リーゼロッテを前にすると、主の判断能力は三歳児以下となり下がる。
迫りくる身の危険を知らぬまま、リーゼロッテの寝顔は限りなく平和そうだ。
自分の憂いが晴れる日は、果たしていつやってくるのだろうか。こめかみに手を当てて、マテアスは大きくため息をついた。
【次回予告】
はーい、わたしリーゼロッテ。アンネマリーのお茶会に招待されたわたしは、ジークヴァルト様とともに王城へ。王太子妃が板についてきたアンネマリーがとてもまぶしくて……。王子殿下と並ぶ姿にもう感激です!
次回、3章 第2話「茶会の攻防」 あわれなわたしに、チート、プリーズ!!
「雪の庭は楽しめましたか?」
エマニュエルがティーポットを傾けると、立ちのぼった湯気とともに、紅茶の香りがふわりと部屋に広がった。
「はい、とても。ですがジークヴァルト様には寒い思いをさせてしまいましたわ」
「旦那様は普段から鍛えておられますから。何も心配はいりませんわ」
雪にまみれたジークヴァルトは服を着替えに行った。先に執務室に戻ってきたリーゼロッテを、マテアスは複雑な思いで見つめていた。彼女が主を受け入れてくれさえすれば、自分の憂いのほとんどは瞬時に解消されるに違いない。
「マテアスも寒かったでしょう?」
エマニュエルが紅茶を差し出してくる。子爵夫人となった姉は、いまだにこうやって人の世話を焼きたがる。
マテアスはありがたくそれを口に含んだ。ブランデーが落とされているのだろう。独特の風味が鼻腔に広がり、次いで体が温まってくる。
「リーゼロッテ様?」
戸惑った様子のエマニュエルの声に、マテアスはリーゼロッテへと視線を戻した。同じようにティーカップを手にしたリーゼロッテが顔を赤くして、ゆらりゆらりと円を描くように体を揺らしている。
カップの中身がこぼれそうでこぼれない。絶妙な動きではあったが、エマニュエルは慌ててそのカップを取り上げた。
「エマ様……エマニュエル様ぁ」
いきなりリーゼロッテがエマニュエルの胸に抱きついた。子猫のように豊満なその胸に顔を擦り付けている。
「リ、リーゼロッテ様……?」
戸惑ったようにエマニュエルがその肩を受けとめた。
「エマ様、大好きぃ」
語尾にハートでもついていそうな口調に、マテアスも何事かと目を見開いた。その目は相変わらずの糸目で開いているかもわからないものではあったが。
異形が騒いでいる様子もない。リーゼロッテの突然の奇行に、エマニュエルとマテアスは戸惑いながら目を見合わせた。
「リーゼロッテ様、大丈夫でございますか?」
慌ててマテアスが駆け寄ると、リーゼロッテは赤い顔のままマテアスの顔をじっと見上げてくる。緑の大きな瞳にまじまじと見つめられて、マテアスは一瞬たじろいだ。
「マテアス、マテアスぅ。ねぇ、どうしてマテアスの目はそんなに糸目なの?」
エマニュエルの胸を離れ、いきなりリーゼロッテがしがみついてきた。襟元を掴んで引っ張りながら、ぐいぐいと押してマテアスをソファの上へと座らせた。その膝に乗り上げるように、リーゼロッテがさらに顔を近づけながら迫ってくる。
「りりりリーゼロッテ様!?」
こんな場面を主に見られでもしたら、この命が危うくなりそうだ。慌てて押し戻そうとするも、思いのほか強い力でリーゼロッテはマテアスの顔にその手を伸ばしてきた。
「ね、マテアス? その目で本当に見えているの? ちゃんと開いてみて? ね? ほら、はやくぅ」
そう言いながら、小さな指でぐいぐいと糸目の瞼を押し開こうとする。
「わたしのこの目はすでに全開です! 十分視界は保たれておりますので、これ以上はどうかご勘弁を……!」
早くしないとジークヴァルトが戻って来てしまう。必死にリーゼロッテを引きはがそうとしていたマテアスの糸目に、部屋の途中で呆然と佇む主の姿が映った。
(……終わった)
さあっと血の気が引いたのは、主の殺気が尋常ではなかったせいだ。どう見ても、ソファの上で押し倒されているのは、この自分の方だ。だが被害者はこちらだと訴えた所で、聞き入れることなど今の主にはできないだろう。
「ヴァルト様?」
のしかかっていたリーゼロッテが不意に顔を上げた。ジークヴァルトの姿を認めると、マテアスを放りだしてそちらへと一目散に向かっていく。
「ヴァルトさま、ヴァルトさまぁ」
おぼつかない足取りで、とてとてと進んでいく。瞳を潤ませながら両腕をまっすぐに伸ばして、ジークヴァルトへとリーゼロッテは前のめりに歩いて行った。やってくるリーゼロッテを受け止めようと、ジークヴァルトの両腕が咄嗟に大きく広げられる。
「リーゼロッテお嬢様?」
その時、驚いたようなエラの声が響いた。部屋に入ってきたエラの姿を認めると、リーゼロッテの行き先が直角に曲げられた。
「エラ! エラ! 大好きぃ!」
ててててて、と一直線にリーゼロッテはエラの胸に飛び込んだ。エラ、エラ、と甘えるようにしがみついて、ぎゅうと体を抱きしめる。
両手を広げたままぽつりと取り残されたジークヴァルトの姿が、なんとも周囲の哀れを誘った。
「お嬢様……? もしかして、お酒をお召しになられましたか?」
そのエラの一言に、一同は驚いたように顔を見合わせた。
リーゼロッテはソファの上で、ご機嫌そうにいまだエラにしがみついている。その頭をやさしくなでながら、エラは申し訳なさそうな顔を公爵へと向けた。
ものすごく恨みがましそうな視線を向けられている。婚約者である公爵を差し置いて、身の置き場がなく感じられたが、可愛いリーゼロッテを勝ち取ったことに、心のどこかでエラは優越感を抱いてしまっていた。
「申し訳ございません。ブランデーを紅茶に一滴たらす程度なら大丈夫かと思ってしまい……」
そう言ってエマニュエルが深々と頭を下げる。
「この場でのことなら問題ないかと思います。それに量も多くないようですし」
成人を迎えた誕生日に、リーゼロッテは初めてお酒を飲んだ。ダーミッシュの家族の前で酔っぱらったリーゼロッテは、誰彼かまわず抱きつき始めたのだ。
ダーミッシュ夫妻をはじめ、義弟のルカ、家令のダニエルから料理長にいたるまで、その場にいたありとあらゆる人間に笑顔を振りまき、抱き着いてはその頬に口づけしまくった。その可愛さは悶絶級で、夜会などでこんな状態になったらといたく心配したフーゴによって、リーゼロッテは禁酒令を言い渡された。
リーゼロッテはいつの間にかエラの膝枕ですやすやと眠っている。考え込むように、ジークヴァルトはその寝顔をじっとみつめていた。
「……旦那様。自室に連れ込んで、リーゼロッテ様に酒を飲ませようなど、不埒なことをお考えになっていないでしょうね?」
その言葉にジークヴァルトはすいと顔をそらした。そらされた横顔に冷たい視線を送る。
「このマテアス、あえてお止めは致しませんが、リーゼロッテ様が正気に戻られた後に、嫌われる覚悟はしておいてくださいね」
はっとしてマテアスを振り返る。やはりまるで後先を考えていなかった様子だ。リーゼロッテを前にすると、主の判断能力は三歳児以下となり下がる。
迫りくる身の危険を知らぬまま、リーゼロッテの寝顔は限りなく平和そうだ。
自分の憂いが晴れる日は、果たしていつやってくるのだろうか。こめかみに手を当てて、マテアスは大きくため息をついた。
【次回予告】
はーい、わたしリーゼロッテ。アンネマリーのお茶会に招待されたわたしは、ジークヴァルト様とともに王城へ。王太子妃が板についてきたアンネマリーがとてもまぶしくて……。王子殿下と並ぶ姿にもう感激です!
次回、3章 第2話「茶会の攻防」 あわれなわたしに、チート、プリーズ!!
10
あなたにおすすめの小説
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
風子
恋愛
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
【完結】遅いのですなにもかも
砂礫レキ
恋愛
昔森の奥でやさしい魔女は一人の王子さまを助けました。
王子さまは魔女に恋をして自分の城につれかえりました。
数年後、王子さまは隣国のお姫さまを好きになってしまいました。
一途な皇帝は心を閉ざした令嬢を望む
浅海 景
恋愛
幼い頃からの婚約者であった王太子より婚約解消を告げられたシャーロット。傷心の最中に心無い言葉を聞き、信じていたものが全て偽りだったと思い込み、絶望のあまり心を閉ざしてしまう。そんな中、帝国から皇帝との縁談がもたらされ、侯爵令嬢としての責任を果たすべく承諾する。
「もう誰も信じない。私はただ責務を果たすだけ」
一方、皇帝はシャーロットを愛していると告げると、言葉通りに溺愛してきてシャーロットの心を揺らす。
傷つくことに怯えて心を閉ざす令嬢と一途に想い続ける青年皇帝の物語
変人令息は悪女を憎む
くきの助
恋愛
「ブリジット=バールトン。あなたを愛する事はない。」
ああ、ようやく言えた。
目の前の彼女は14歳にしてこれが二度目の結婚。
こんなあどけない顔をしてとんでもない悪女なのだ。
私もそのことを知った時には腹も立ったものだが、こちらにも利がある結婚だと割り切ることにした。
「当初話した通り2年間の契約婚だ。離婚後は十分な慰謝料も払おう。ただ、白い結婚などと主張されてはこちらも面倒だ。一晩だけ付き合ってもらうよ。」
初夜だというのに腹立たしい気持ちだ。
私だって悪女と知る前は契約なんて結ぶ気はなかった。
政略といえど大事にしようと思っていたんだ。
なのになぜこんな事になったのか。
それは半年ほど前に遡る。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
結婚したけど夫の不倫が発覚して兄に相談した。相手は親友で2児の母に慰謝料を請求した。
佐藤 美奈
恋愛
伯爵令嬢のアメリアは幼馴染のジェームズと結婚して公爵夫人になった。
結婚して半年が経過したよく晴れたある日、アメリアはジェームズとのすれ違いの生活に悩んでいた。そんな時、机の脇に置き忘れたような手紙を発見して中身を確かめた。
アメリアは手紙を読んで衝撃を受けた。夫のジェームズは不倫をしていた。しかも相手はアメリアの親しい友人のエリー。彼女は既婚者で2児の母でもある。ジェームズの不倫相手は他にもいました。
アメリアは信頼する兄のニコラスの元を訪ね相談して意見を求めた。
【完結】恋につける薬は、なし
ちよのまつこ
恋愛
異世界の田舎の村に転移して五年、十八歳のエマは王都へ行くことに。
着いた王都は春の大祭前、庶民も参加できる城の催しでの出来事がきっかけで出会った青年貴族にエマはいきなり嫌悪を向けられ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる