10コ上のイケボと付き合ってます

マカリ

文字の大きさ
9 / 32

恋人編 0

しおりを挟む
「あっ……んっ……智ちゃん……」
「将暉……愛してるよ」

 僕、なつめ 将暉まさきは、十代の頃からハイブランドの専属モデルを務めていて、国内外の特に映画俳優でもあり、所謂超売れっ子。そんな僕が仕事を事実上引退したのは、今僕を抱いている超有名声優の茂田井もたい智貴ともきとの、すれ違い生活を何とかしたかったから。

 僕は智ちゃんとのキスが好き。智ちゃんのキスって、めちゃくちゃ気持ちいい。

「んっ……んっ……智……ちゃん……舐めたい」

 僕がそう言っているのに、智ちゃんはキスを止めない。智ちゃんも、僕とのキスが気持ちいいらしい。

「んっ……ねぇ……智ちゃん……舐めさせて……ンッ……」

 智ちゃんがやっとキスを止めてくれたから、僕はそのまま智ちゃんの股間に顔を持っていく。下着の上から舐めてあげる。

「もうカチカチだね」

 智ちゃんは何も言わずに、息を荒らげて僕を見つめている。
 ゆっくり智ちゃんの下着を下ろす。でもすぐには舐めない。智ちゃんは焦らされる方が好きだから。
 勃起した智ちゃんのペニスを、全体的にやさしくキスしてあげる。わざと『チュッ』と音を立てて。
 それからチロチロ下から舐めてあげる。入念に焦らすんだ。勿論見つめながら。
 たまにカプっと玉を咥えてあげると、ビクビク反応してくれる。
 智ちゃんもだんだん我慢できなくなって、僕の頭を掴んでしまう。でも僕は舌先で亀頭をペロペロ舐めるだけ。

「将暉、もう入れたい!」

 智ちゃんがそう言ったら、僕は喉奥まで咥えてあげて、ゴムの準備。
 智ちゃんに跨って、トロトロにしてくれた僕のアナルに、智ちゃんの勃起したペニスをゆっくり挿入する。

「あああ……んっ……」
「将暉、痛いか?」
 智ちゃんは必ず確認してくれる。
 僕は首を振って「だい……大丈夫……」と言って腰をゆっくり落とす。
「全部入ったよ」って、智ちゃんが教えてくれる。
「うん……」
「動いていい?」
「待って……くっついてるの見せて」
 僕はいつも連結部を確認する。だって、智ちゃんと繋がってるの、ちゃんと見たいから。
 智ちゃんが僕を支えて見せてくれる。
「ちゃんとくっついてるね、智ちゃん」
「うん…くっついてるよ」
 そう言って智ちゃんはキスしてくれる。

「動くぞ」
 智ちゃんがゆっくり下から突き上げる。僕も智ちゃんの動きに合わせて上下運動。その度に僕のいい所に当たって、僕は喘ぎ声が止まらなくなる。
 僕の喘ぎ声に、智ちゃんの動きが加速していく。僕の喘ぎ声と智ちゃんの息遣いと、連結部のグチュグチュという音が混ざり合って、お互いの興奮が最高潮に達する。

「将暉……俺を見ろ」

 気持ち良すぎて、仰け反ってしまう僕に智ちゃんが言う。
「智ちゃん…」
 僕は体勢を整えてキスする。
 智ちゃんが対面座位から僕を押し倒して正常位になり、更に激しくピストン運動する。僕は意識が飛びそうな程、中イキしてしまう。

「あっあっあっあっ……」
 喘ぎ声が止まらない。
 更に智ちゃんの動きが加速して、
「将暉、イクよ」
 智ちゃんがギュッと僕を抱きしめる。
「智ちゃん…イッていいよ」
 僕も抱きしめ返す。
「あああっ、イク……イクイク……」
 智ちゃんが果てる。

 セックスの後は、いつも智ちゃんが後ろから優しく抱きしめてくれる。そして、
「将暉、痛くなかった?」って聞くんだ。だから僕は、
「すっごい気持ちよかった」って答える。
「そっかぁ、俺も凄い気持ち良かったよ」
 智ちゃんの反応が、いつも嬉しい。僕の中で気持ち良くなってくれるんだもん。
「僕、凄い幸せ」
 思わず心の声が出ちゃう。
「俺も幸せだよ」
 智ちゃんも言葉にしてくれるから、本当に幸せで……

 今はこんな感じで、スムーズにセックスしているけれど、付き合いたての時は結構大変だった。
 僕たちは元々ゲイではない。女性としか恋愛した事がなかったし、女性としかセックスした事がなかった。智ちゃんなんてバツイチだ。
 愛し合ってても、男同士のセックスの仕方なんて分からなかったし、やり方を調べたとて簡単に理解して出来る事でもなかった。智ちゃんが10コ上だったから、ここまで続いてるいるのかもしれない。智ちゃんが、じっくり僕に合わせてくれたから、僕のために色々勉強してくれたから、今気持ちいいセックスが出来ているんだと思う。

「智ちゃん……チューしたい」
「将暉はキス魔で甘えん坊だな」
 智ちゃんが優しくキスしてくれる。
 僕の頬を撫でる智ちゃんの左手の薬指の指輪。一緒に買ったペアリング。智ちゃんはイメージもあるから、仕事中は外しちゃうけど、二人きりの時は必ず付ける約束。

「ついに、ここまで来たね」
 智ちゃんに抱きつきながら僕が言う。
「だな。将暉は俺の嫁だもんな」
「智ちゃんは僕の旦那様」

 どんだけバカップルなオジサン達なんだろうか……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

創作BL短編集

さるやま
BL
短編まとめました。 美形×平凡、ヤンデレ、執着・溺愛攻め多め

従僕に溺愛されて逃げられない

大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL! 俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。 その傍らには、当然のようにリンがいる。 荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。 高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。 けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。 当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。 居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。 さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。 主従なのか、恋人なのか。 境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。 従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。

俺は夜、社長の猫になる

衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。 ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。 言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。 タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。 けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。

余命半年の俺を、手酷く振ったはずの元カレ二人が手を組んで逃がしてくれません

ユッキー
BL
半年以内に俺は一人寂しく死ぬ。そんな未来を視た。きっと誰も悲しむ人は居ないだろう。そう思っていたから何も怖くなかった。なのにそんな俺の元に過去手酷く振り、今では世界的スターとなった元カレ二人がやってきた。彼らは全てを知っていた。俺がどうして彼らを振ったのか、そして俺の余命も。 全てを諦めた主人公と、主人公を諦めきれないイケメンサッカー選手とシンガーソングライターの再会が導く未来は?

強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない

砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。 自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。 ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。 とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。 恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。 ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。 落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!? 最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。 12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生

借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます

なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。 そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。 「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」 脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……! 高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!? 借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。 冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!? 短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。

兄弟カフェ 〜僕達の関係は誰にも邪魔できない〜

紅夜チャンプル
BL
ある街にイケメン兄弟が経営するお洒落なカフェ「セプタンブル」がある。真面目で優しい兄の碧人(あおと)、明るく爽やかな弟の健人(けんと)。2人は今日も多くの女性客に素敵なひとときを提供する。 ただし‥‥家に帰った2人の本当の姿はお互いを愛し、甘い時間を過ごす兄弟であった。お店では「兄貴」「健人」と呼び合うのに対し、家では「あお兄」「ケン」と呼んでぎゅっと抱き合って眠りにつく。 そんな2人の前に現れたのは、大学生の幸成(ゆきなり)。純粋そうな彼との出会いにより兄弟の関係は‥‥?

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

処理中です...