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つかみみたいなもの
相談部
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俺の義妹はどうやら昨日ラブコメを読んだらしい。
感動系ラブコメを読んだあとに訪れる余韻:ラブコメ脳
これは誰でも可愛いまたはカッコよく見えてしまうスペシャル現象である。
そうして一人の少女もラブコメ脳に浸っていた。
「おい、リン~ご飯できたぞー。」
兄ぃの声が聞こえるが、少し放っておこう。私は昨日ラブコメを読んだのだ。兄ぃがカッコよく見えたら色々とまずいからな。どうせラップでもして置いといてくれるだろう。あれ階段を降りてくる音が聞こえる。あれドアが開いた。「おいリン冷めるぞ」なぜ下まで降りてきたかはわからんがとにかく目を合わせないように気をつけないと、「今日はハンバーグだぞ」え、ハンバーグ?ふ、不覚ハンバーグに気を取られて兄ぃの方を向いてしまった。
やばいイケメンすぎるどうしよう。よく見るとめちゃ肌白くて綺麗だし、目元カッコええし、エプロン可愛いし、声もめっちゃ透き通ってるしやばい好き。
そういう訳で私、天ヶ先 霖は絶賛兄ぃに片思い中である。私は兄ぃの妹だが正確には義妹だ。法律的には大丈夫だろう。法律的なんて言葉初めて使ったけど、まぁ大丈夫だと思ったら大抵の事は大丈夫だ。怖いから一応調べてみようと思い、スマホを開く。
ーー好きになるのは普通の事!お兄ちゃんに感謝の気持ちを伝えよう!
は?消えろ。そういう好きじゃねぇよ。恋愛としてだわ馬鹿
ーー馬鹿ッテ言ッタ方ガ馬鹿ナンデスヨ。
「死ねこのクソSiri」
ーースミマセンヨクワカリマセン
危ない危ないスマホを叩き割るところだった。それこそ馬鹿のする事だ。しかも今は調べごとをしているのに、スマホがないと困るからな。
ーー妹は兄とは結婚できません。義妹はわかりませんがとりあえず日本では無理です。
よし、アメリカに駆け落ちしよう。
「何が『よし!』なんだよ。何一つよくねぇよ。どう考えたらその結論が良いになるんだよまじで。」
「え、百合じゃん。なんでここに居るの?というかなんで聞こえてたの?」
「ここ図書室だし。バリバリ声に出てたし。」
「これだから百合は。すーぐ嘘つくんだから。」
「嘘じゃないし、あと百合って呼ぶな。巷で話題のあの百合だと思われたら嫌だからな。私はリンのことなんか好きじゃないもんね。」
「あんまし良くわからないけど、私は百合のこと大好きよ?ほらこっちにおいで。ぎゅーってしてあげるわよ。」
ーーカァァァ
「この話の流れでなんで百合が照れてるのよ。私は兄ぃの事が好きなんだぞ?」
「リンのバァーカ!バカバカクズバカブラコン野郎!もう知らないもーん。あ、この本借ります。」
あ、怒らせちゃった。あとで一応謝っておくか。ん?あれ、さっきあいつ…この本借りますって言ったよな。あれ?ここ図書室じゃないよな。あれ?ポスターがある。『図書室ではお静かに!』
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ...百合!早く言ってよぉ......」
「静かにしてください」
「百合のバァーカバァーカバカバカバカ私は知ってんだぞあんたもシスコンだろ!」
「黙れよカスが」
ヒィィ図書室怖っ怖いわ怖すぎるわ。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
あ、逃げちゃった。それにしても二人共ツンデレじゃない!可愛いわね!
「何やってんすか碧乙部長。部活に戻れ。」
「あ、愛音ちゃん!私ね今日図書委員の仕事なんだよ。しょうがないでしょ?」
「今日お前の当番じゃなくない?」
「部活行ってもどうせ何もしないじゃん。今日は当番の子が休みだしね。」
「お前の部活だろ、相談があったんだよ。」
「えっ嘘!あんな悪意しかないポスターを見て?」
「初めての相談者だろ、なんかもっとあるだろ。」
「いやこの学校って高等部からは部活入るの強制じゃん。でもどうしても部活がいやで、適当に部活を作っただけだから。」
「ああ、そうですか。とりあえず行ってこいよ。お前の友達だったぞ。当番は俺が代わるよ。」
「おーありがと。ありがと。」
「あれで女だったらなー。愛音って名前のくせに男なんだよなー...」
「聞こえてっぞ」
友達かー誰だろうなー。と考えながら部室に行く
あんな悪意しかないポスター
~相談聞きます。~
・くじょうを聞きます
・るんぱっぱしません。(ルンパッパ:罪を犯す)
・なは市出身の美少女が部長
!!!!!
・かえるのは自由です。
・えんきょり恋愛など
・れんあい関係は特に聞きます。
・クレームは受け付けません。
・ズッキーニがなんと食べ放題。
・どばい産です。
・もろっこ産ももちろんの事
・がーな産もあります!
感動系ラブコメを読んだあとに訪れる余韻:ラブコメ脳
これは誰でも可愛いまたはカッコよく見えてしまうスペシャル現象である。
そうして一人の少女もラブコメ脳に浸っていた。
「おい、リン~ご飯できたぞー。」
兄ぃの声が聞こえるが、少し放っておこう。私は昨日ラブコメを読んだのだ。兄ぃがカッコよく見えたら色々とまずいからな。どうせラップでもして置いといてくれるだろう。あれ階段を降りてくる音が聞こえる。あれドアが開いた。「おいリン冷めるぞ」なぜ下まで降りてきたかはわからんがとにかく目を合わせないように気をつけないと、「今日はハンバーグだぞ」え、ハンバーグ?ふ、不覚ハンバーグに気を取られて兄ぃの方を向いてしまった。
やばいイケメンすぎるどうしよう。よく見るとめちゃ肌白くて綺麗だし、目元カッコええし、エプロン可愛いし、声もめっちゃ透き通ってるしやばい好き。
そういう訳で私、天ヶ先 霖は絶賛兄ぃに片思い中である。私は兄ぃの妹だが正確には義妹だ。法律的には大丈夫だろう。法律的なんて言葉初めて使ったけど、まぁ大丈夫だと思ったら大抵の事は大丈夫だ。怖いから一応調べてみようと思い、スマホを開く。
ーー好きになるのは普通の事!お兄ちゃんに感謝の気持ちを伝えよう!
は?消えろ。そういう好きじゃねぇよ。恋愛としてだわ馬鹿
ーー馬鹿ッテ言ッタ方ガ馬鹿ナンデスヨ。
「死ねこのクソSiri」
ーースミマセンヨクワカリマセン
危ない危ないスマホを叩き割るところだった。それこそ馬鹿のする事だ。しかも今は調べごとをしているのに、スマホがないと困るからな。
ーー妹は兄とは結婚できません。義妹はわかりませんがとりあえず日本では無理です。
よし、アメリカに駆け落ちしよう。
「何が『よし!』なんだよ。何一つよくねぇよ。どう考えたらその結論が良いになるんだよまじで。」
「え、百合じゃん。なんでここに居るの?というかなんで聞こえてたの?」
「ここ図書室だし。バリバリ声に出てたし。」
「これだから百合は。すーぐ嘘つくんだから。」
「嘘じゃないし、あと百合って呼ぶな。巷で話題のあの百合だと思われたら嫌だからな。私はリンのことなんか好きじゃないもんね。」
「あんまし良くわからないけど、私は百合のこと大好きよ?ほらこっちにおいで。ぎゅーってしてあげるわよ。」
ーーカァァァ
「この話の流れでなんで百合が照れてるのよ。私は兄ぃの事が好きなんだぞ?」
「リンのバァーカ!バカバカクズバカブラコン野郎!もう知らないもーん。あ、この本借ります。」
あ、怒らせちゃった。あとで一応謝っておくか。ん?あれ、さっきあいつ…この本借りますって言ったよな。あれ?ここ図書室じゃないよな。あれ?ポスターがある。『図書室ではお静かに!』
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ...百合!早く言ってよぉ......」
「静かにしてください」
「百合のバァーカバァーカバカバカバカ私は知ってんだぞあんたもシスコンだろ!」
「黙れよカスが」
ヒィィ図書室怖っ怖いわ怖すぎるわ。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
あ、逃げちゃった。それにしても二人共ツンデレじゃない!可愛いわね!
「何やってんすか碧乙部長。部活に戻れ。」
「あ、愛音ちゃん!私ね今日図書委員の仕事なんだよ。しょうがないでしょ?」
「今日お前の当番じゃなくない?」
「部活行ってもどうせ何もしないじゃん。今日は当番の子が休みだしね。」
「お前の部活だろ、相談があったんだよ。」
「えっ嘘!あんな悪意しかないポスターを見て?」
「初めての相談者だろ、なんかもっとあるだろ。」
「いやこの学校って高等部からは部活入るの強制じゃん。でもどうしても部活がいやで、適当に部活を作っただけだから。」
「ああ、そうですか。とりあえず行ってこいよ。お前の友達だったぞ。当番は俺が代わるよ。」
「おーありがと。ありがと。」
「あれで女だったらなー。愛音って名前のくせに男なんだよなー...」
「聞こえてっぞ」
友達かー誰だろうなー。と考えながら部室に行く
あんな悪意しかないポスター
~相談聞きます。~
・くじょうを聞きます
・るんぱっぱしません。(ルンパッパ:罪を犯す)
・なは市出身の美少女が部長
!!!!!
・かえるのは自由です。
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・れんあい関係は特に聞きます。
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