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性癖全開バトル ~ヘキバト~その9

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 「さあ、ついに始まりました。決勝戦!!両名の大学の代表が出揃いました。
『ワーク管理大学』対『剛田監視大学』これで優勝賞品か準優勝の景品か決まる。
「お題はポニーテールの女の子です。」先鋒戦は江須田が出ていく。
「俺はポニーテールを掴んで立ちバックって決めてるこれが俺の性癖だ。」
相手は黒のフードを被ってカッコイイな。どんな性癖で来るんだ?
「僕はポニーテールの髪を陰茎に包んでシコるのがいいんだよ!」
髪コキってヤツか?マニアックなやつだな。
「審査員の評価は…。3体2で江須田の勝利です。「マニアックすぎたか。」
相手は黒フードを外して名乗る。「神田 近喜(かんだ こんき)いつかお前に勝つ名だ。」

 「次鋒戦!前へ!」司会の人に言われて立見 剣が前に出る。俺は最後に出るまあ出番はないかもだが。
三番勝負で行われていて先に一勝したから次の立見先輩が勝ったら優勝だ。
「今回の性癖は...。僕っ娘な女の子です。さぁシチュエーションを考えてください。5分の考慮時間を与えます。」
先輩はどんなシチュで来るんだろ。ワクワクするな。
「俺は僕っ娘が嫌いだ。腹パン決めて、腕を縛って正常位だ。」あ、ダメだこいつ女性の配慮がなってない。
立見がまさか僕っ娘が嫌いなんて初耳だ。審査員の印象を悪くするぞ。相手の発言を待つか。
「僕は僕っ娘がいいと思うな。ベッドに誘い、優しくエッチするんだ。」うーん。こっちの方が評価高そうだな。
5対0で立見先輩が負けた。相手のチームはハイタッチを決めている。

 「大将戦が始まります。お互いに頑張りましょう。前へ!」俺の出番がやってきたようだな。
「魔野 憎太です。よろしく。」「光田 輝代(ひかりだ てるよ)だ。よろしく」
「くじ引きで決めます。じゃらラララバン!調教に決まりました。最終戦なので10分の二倍の考慮時間です。」
「僕から行くよ。まず調教は自分に従わせる事が重要だ。生意気な女の子ほどいい。」
「まず縛り上げて、媚薬を飲ませる。それが一般的な流れだ。暴力をしてもいい。」
こいつ、分かってやがる。調教の良さを。「魔野君はい、君のターンだよ」
「調教といったが、俺はされる方がいい。無論それもヘキの一部だよな。」
「ケツにバイブを突っ込まれながら足コキされるのが一番だ。」
審査員は驚いている。まさか女の視点のお題から、自分が調教されるという発想の転換だ。
「とゆうか俺は他人に性癖を罵倒を好まない。どんな性癖だっていいじゃないか!!」
「何が嫌いかより何で抜くかで自分を語れよ!!」ジーン審査員の心も響いたみたいだ。
「4対1で魔野 憎太の勝利です。」やったぜこれで優勝賞品のエロ漫画に困らない楽園に行ける。

この戦いで一つ成長した気がする。優勝賞品のチケットは来週までだった。
エロ漫画に困らない『エロットウ』大学は夏休みだし満喫できるな。俺のヘキバトラーの道はまだまだ終わらない!


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