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第一章 異世界転生
第一話 立方体は消せ
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雷が落ちたんだと思う、多分。
パソコンでBlenderをいじっていて、雨が強くなってきたな、と思ったのは覚えている。
そのうちに雷まで鳴りだして、閃光から雷鳴までの間隔が一秒も無くて随分近いな、と思った。それも覚えている。
そして次の閃光。その後に……音を聞いたかは覚えていない。
目を開けると暗かった。しかし天井の方に光が見えた。随分遠い。どこかに横たわっているが俺の部屋じゃない。背中や後頭部に触れる床はフローリングのような硬い感触で、それも覚えがなかった。
実家じゃない。病院? しかしベッドの上というわけではない。
雨……嵐。ひょっとしてどこかの避難所だろうか。体育館とか? ならあり得なくはない。
「一体どうなってるんだ……」
体を起こすと周囲は真っ暗だった。屋内にしても、どこかの隙間から光が見えそうなものだ。真夜中なのか? それはそれで照明がついていないのがおかしい。
本当に俺はどこにいるのだろう。
上の方の明かりのおかげで完全な闇ではなく、目が慣れてきてぼんやりと闇の中の自分の体が見えてきた。周囲に見える物は無い。床だけだ。
俺は恐る恐る立ち上がってみる。自分の呼吸の音しか聞こえない。
服は寝巻のジャージだった。これを着て机に向かっていたのは覚えている。靴は履いていない。裸足だ。足の裏には硬い感触がある。木のような金属のような滑らかな素材だ。さっきまで寝ていたはずなのに、床はほんのりと冷たかった。足をずらして確認してみると、同じように硬くてひんやりしている。
「あの……どなたかいませんか」
大声を出すのがなんとなく憚られて、控えめな声になった。しかし辺りは静かなので、近くに人がいれば聞こえるだろう。
しかし何の応答もない。三十秒待ってみたが、何の返事も返ってはこない。
「誰か―いませんかー」
さっきよりもでかい声で呼んでみる。やはり返事はない。何の音もしない。気配もない。
どうしたものかと途方に暮れたが、よく見ると、前方に奇妙なものがあることに気づいた。
それは立方体だった。近づいてみると、ちょっと大きい。1m四方はあるだろう。表面に触れると、ガラスかプラスチックのようなツルツルとした手触り。叩いてみても音はしなかった。全くの無音。殴ってみても、全く音がしない。
俺の耳がおかしいのか?
耳に手を近づけて指を鳴らす。ちゃんと聞こえる。手を叩くと音がする。耳の問題じゃない。この立方体がおかしいのだ。
立方体を持ち上げてみたら、驚くほど軽い。まるで何も持ってないかのようだ。紙一枚の重さすら感じない。全く奇妙だ。
そして、立方体の下に変なものが見えた。リング。赤と白が交互に並んだ模様で、直径10cmほどの大きさだ。そのリングだけはなぜか、闇の中でもはっきりと色を確認できる。
内側が光っているのだろうか? 手に取って見てみるが、光っているようには見えない。熱くもないし電池が入っているようにも見えない。
立方体と言いこのリングと言い、一体何なんだ?
俺は手にしたリングを軽く投げ上げた。それはキャッチするつもりで20cm程投げ上げたのだが、なんと、リングは空中で止まってしまった。何かに縫い取れられたように、吸いつくように、ピタッと空中で止まったのだ。
もう一度リングを手にしてみる。そして手を離すと……落ちない。手を離した時点で空中に止まっている。もう一度やってみても同じ結果だった。
試しに立方体を持ち上げて手を離すと、リングと同じ結果になった。空中に止まってしまった。
まるで化かされているような気分だ。
真っ暗で、変なものと一緒に閉じ込められている。なんだ? 俺は死んで異世界に転生したとでもいうのか? そういう時は大体親切な神様とかがチュートリアルしてくれるものなんじゃないか。なんだ。クソゲーか。
あまりにも奇妙な事象に対し、怒っているのがばかばかしくなってきた。
暗い空間。立方体。赤白のリング。
まるでBlenderの初期画面じゃないか。俺はパソコンの中にでも閉じ込められたのか?
何だこんな立方体。消えてしまえ!
腹立ちまぎれに立方体を殴ろうとすると、立方体はスッと消えてしまった。あまりに急に消えたので、俺は前につんのめってしまった。
「何で消えた……消えたのか? 飛んでった?」
俺のパンチの勢いで吹っ飛んだのだろうか? いや、何の手ごたえもなかった。
「消えろと言ったから消えたのか。そんな……」
俺はそんなつもりじゃなかったんだ。俺は消えた立方体に対し罪悪感を覚えた。この暗黒の空間でただ一つの形あるものだったのに。まあリングはまだ残ってるが。
「消えたなら出せる? そうなのか? 本当にBlenderなのか?」
他にできることは無さそうだし、俺は試してみることにした。
頭の中でBlenderの操作画面を思い描く。メッシュから立方体……出ろ。
出た。
目の前の空中、リングの位置に重なるようにして立方体が出てきた。さっきと寸分たがわぬ大きさ。すまなかったな。そう思ったが、違う個体なのだろうか。立方体なので区別がつかない。
そしてリングはどうやら3Dカーソルだ。この位置に新規のメッシュが追加される。そこもBlenderと同じだ。
「じゃあ平面とかもいけるのか?」
平面、出た。
UV球、でた、
トーラス、出た。
カーブ、出た。
「何、え? 本当にBlenderなのか? 現実に使えるようになってる……?」
平面に対してX軸へ九十度回転……回転した。拡大縮小もできる。移動も可能だ。手で触れなくても、空中に浮いて自在に動く。移動軸を念じながら動かすと一方向に動かせる。Blenderそのものだ。
「そうか。だったらこれで出られるんじゃないか?」
平面を床に対して平行にして足元へ。2mほどの大きさに拡大して、上に乗る。足は貫通しない。ちゃんと乗れた。
「よし。じゃあZ軸に対して上昇を……」
平面の縁をつかみながら座り、俺はZ軸の移動を念じた。すると、平面はゆっくり上昇していく。まるで魔法のじゅうたんだ。
上から差す光にだんだん近づいている。空間に穴が開いている。ワームホール? ちがう……なんだかごつごつしている。
10m程だろうか。上昇すると光の場所に来ることができた。光の先には地面が見える。横と上の周りは岩の壁のようだ。岩を掘りぬいたトンネルのように見える。
「ここが出口? 何なんだよ、これ」
ここは避難所とか病院の類でないのははっきりした。
じゃあ何なんだ? この暗い空間やBlenderみたいな能力は、一体何だってんだ?
俺は答えを求めて、平面から出口へと一歩を踏み出した。
パソコンでBlenderをいじっていて、雨が強くなってきたな、と思ったのは覚えている。
そのうちに雷まで鳴りだして、閃光から雷鳴までの間隔が一秒も無くて随分近いな、と思った。それも覚えている。
そして次の閃光。その後に……音を聞いたかは覚えていない。
目を開けると暗かった。しかし天井の方に光が見えた。随分遠い。どこかに横たわっているが俺の部屋じゃない。背中や後頭部に触れる床はフローリングのような硬い感触で、それも覚えがなかった。
実家じゃない。病院? しかしベッドの上というわけではない。
雨……嵐。ひょっとしてどこかの避難所だろうか。体育館とか? ならあり得なくはない。
「一体どうなってるんだ……」
体を起こすと周囲は真っ暗だった。屋内にしても、どこかの隙間から光が見えそうなものだ。真夜中なのか? それはそれで照明がついていないのがおかしい。
本当に俺はどこにいるのだろう。
上の方の明かりのおかげで完全な闇ではなく、目が慣れてきてぼんやりと闇の中の自分の体が見えてきた。周囲に見える物は無い。床だけだ。
俺は恐る恐る立ち上がってみる。自分の呼吸の音しか聞こえない。
服は寝巻のジャージだった。これを着て机に向かっていたのは覚えている。靴は履いていない。裸足だ。足の裏には硬い感触がある。木のような金属のような滑らかな素材だ。さっきまで寝ていたはずなのに、床はほんのりと冷たかった。足をずらして確認してみると、同じように硬くてひんやりしている。
「あの……どなたかいませんか」
大声を出すのがなんとなく憚られて、控えめな声になった。しかし辺りは静かなので、近くに人がいれば聞こえるだろう。
しかし何の応答もない。三十秒待ってみたが、何の返事も返ってはこない。
「誰か―いませんかー」
さっきよりもでかい声で呼んでみる。やはり返事はない。何の音もしない。気配もない。
どうしたものかと途方に暮れたが、よく見ると、前方に奇妙なものがあることに気づいた。
それは立方体だった。近づいてみると、ちょっと大きい。1m四方はあるだろう。表面に触れると、ガラスかプラスチックのようなツルツルとした手触り。叩いてみても音はしなかった。全くの無音。殴ってみても、全く音がしない。
俺の耳がおかしいのか?
耳に手を近づけて指を鳴らす。ちゃんと聞こえる。手を叩くと音がする。耳の問題じゃない。この立方体がおかしいのだ。
立方体を持ち上げてみたら、驚くほど軽い。まるで何も持ってないかのようだ。紙一枚の重さすら感じない。全く奇妙だ。
そして、立方体の下に変なものが見えた。リング。赤と白が交互に並んだ模様で、直径10cmほどの大きさだ。そのリングだけはなぜか、闇の中でもはっきりと色を確認できる。
内側が光っているのだろうか? 手に取って見てみるが、光っているようには見えない。熱くもないし電池が入っているようにも見えない。
立方体と言いこのリングと言い、一体何なんだ?
俺は手にしたリングを軽く投げ上げた。それはキャッチするつもりで20cm程投げ上げたのだが、なんと、リングは空中で止まってしまった。何かに縫い取れられたように、吸いつくように、ピタッと空中で止まったのだ。
もう一度リングを手にしてみる。そして手を離すと……落ちない。手を離した時点で空中に止まっている。もう一度やってみても同じ結果だった。
試しに立方体を持ち上げて手を離すと、リングと同じ結果になった。空中に止まってしまった。
まるで化かされているような気分だ。
真っ暗で、変なものと一緒に閉じ込められている。なんだ? 俺は死んで異世界に転生したとでもいうのか? そういう時は大体親切な神様とかがチュートリアルしてくれるものなんじゃないか。なんだ。クソゲーか。
あまりにも奇妙な事象に対し、怒っているのがばかばかしくなってきた。
暗い空間。立方体。赤白のリング。
まるでBlenderの初期画面じゃないか。俺はパソコンの中にでも閉じ込められたのか?
何だこんな立方体。消えてしまえ!
腹立ちまぎれに立方体を殴ろうとすると、立方体はスッと消えてしまった。あまりに急に消えたので、俺は前につんのめってしまった。
「何で消えた……消えたのか? 飛んでった?」
俺のパンチの勢いで吹っ飛んだのだろうか? いや、何の手ごたえもなかった。
「消えろと言ったから消えたのか。そんな……」
俺はそんなつもりじゃなかったんだ。俺は消えた立方体に対し罪悪感を覚えた。この暗黒の空間でただ一つの形あるものだったのに。まあリングはまだ残ってるが。
「消えたなら出せる? そうなのか? 本当にBlenderなのか?」
他にできることは無さそうだし、俺は試してみることにした。
頭の中でBlenderの操作画面を思い描く。メッシュから立方体……出ろ。
出た。
目の前の空中、リングの位置に重なるようにして立方体が出てきた。さっきと寸分たがわぬ大きさ。すまなかったな。そう思ったが、違う個体なのだろうか。立方体なので区別がつかない。
そしてリングはどうやら3Dカーソルだ。この位置に新規のメッシュが追加される。そこもBlenderと同じだ。
「じゃあ平面とかもいけるのか?」
平面、出た。
UV球、でた、
トーラス、出た。
カーブ、出た。
「何、え? 本当にBlenderなのか? 現実に使えるようになってる……?」
平面に対してX軸へ九十度回転……回転した。拡大縮小もできる。移動も可能だ。手で触れなくても、空中に浮いて自在に動く。移動軸を念じながら動かすと一方向に動かせる。Blenderそのものだ。
「そうか。だったらこれで出られるんじゃないか?」
平面を床に対して平行にして足元へ。2mほどの大きさに拡大して、上に乗る。足は貫通しない。ちゃんと乗れた。
「よし。じゃあZ軸に対して上昇を……」
平面の縁をつかみながら座り、俺はZ軸の移動を念じた。すると、平面はゆっくり上昇していく。まるで魔法のじゅうたんだ。
上から差す光にだんだん近づいている。空間に穴が開いている。ワームホール? ちがう……なんだかごつごつしている。
10m程だろうか。上昇すると光の場所に来ることができた。光の先には地面が見える。横と上の周りは岩の壁のようだ。岩を掘りぬいたトンネルのように見える。
「ここが出口? 何なんだよ、これ」
ここは避難所とか病院の類でないのははっきりした。
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