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二人の頭目
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あぁ、朝日が染みる
こんな日は仕事をしないに限る
「大好きな仕事持ってきてあげたよ」
「……要らない」
「そう言わずに受け取ってよ」
「つか何で俺の家に縁さん居んの?」
おかしいよね?
ここ俺の家なのに我が物顔で居るの?
不法侵入ダメ絶対!
「あんな事しておいて覚えてないなんて言うのね、およよ」
「え、昨日帰ってすぐ寝たはず何だが……」
「まぁ冗談は置いといて」
「最低の冗談ありがとう……」
ちょくちょく面倒臭いなぁ
だから結婚出来ないんだよ、生き遅れめ!
「何かイラつく」
「更年期障害?」
「てめぇ殺すぞ」
「嘘ですやん」
やっべぇ、流石神無月の頭目だわ。
普通ならビビり倒すぞ。
「まぁいいや、今回の依頼は模擬戦」
「誰の?」
「私の」
「今回の依頼はなしの方向で」
「金貨2500枚」
「やりましょう」
はっ!?
金に欲がでてあっさり許可出しちゃったよ……
こいつ異常な位強いんだよな
力だけならこの世界で一番強いし
「なら今から来たの草原に行くよー」
「……はーい」
俺は縁の転移魔法で北の草原まで飛んだ
「やっぱり、転移魔法は便利だな」
「あんた使えないもんね」
「スキルの性でそんなに魔力使えないからな」
「その代わりスキルがチートじゃないの」
「そうなんだけどさ」
「まぁ話し合いは終わりにして、殺し合いをしましょ」
「模擬戦だろ?」
「どうせ私は貴方を殺せないから、殺す気で行くし。
制限時間は三十分何でもありの戦闘で」
「了解」
制限時間が三十分って事はコイツも本気で来るか
縁のスキル『神威』は三十分の間攻撃力を底上げする能力だ
その間一撃でもまともに受ければミンチに早変わりってわけだ
受け止められるのはタワーの頭目位だな
「行くぞ!!
『神威』!!!」
ドンッ!
縁の魔力が身体に収まりきらず周りに溢れ出す
そして角が一本生え、肌の色が赤みがかる
「おらぁ!!」
神速の右ストレートが俺の顔めがけて飛んでくる
底上げされた膂力から繰り出される拳は音速を遥かに凌ぐ速度だ
「力を流せ、『紐解き』!」
俺は小さなナイフを拳の側面に添え力を横に流した
パンッ
当たる事は無かったが、その圧倒的な膂力から放たれる衝撃波で俺を横に吹き飛ばし地面を前方百m程抉った
俺は吹き飛ばされた衝撃波を利用して一足に距離をとる
「お前強すぎない?」
「これで死なないのもおかしいけどね」
「今度はこっちから行くぞ?」
俺の姿が消える
縁が攻撃力に特攻しているのにたいし、俺は速度特攻なのだ
音の十倍の速度で移動し背後から『紐解き』を刺そうとする
だが縁は経験とカンでそれを捌く
何千回と言う攻防を捌ききった所で俺は腕を掴まれた
「今度は私の番だ!!!」
俺の身体を振り回し地面に何度も叩き付ける
叩きつける度にクレーターが出来、血しぶきが舞う
「これで終わりだ!!」
ドゴォォオンッ
爆音を響き渡らせ一際大きなクレーターが出来た
「ぐはっ!」
満身創痍になり吐血する
「初めての勝利でいいのかな?」
模擬戦から既に二十五分経過している
「…まだ終わってねぇぞ?」
「そんな体じゃ戦えないんだから諦めなよ」
「傷を『紐解け』!」
自分自身に『紐解き』を刺し傷という概念を消した
「……それは無しじゃない?」
「お前も『神威』使ってるしセーフだろ?」
残り三分、今から俺のターンだ
再び俺の姿は消える
「さっきと同じことでしょ?
また全部捌ききってあげる」
俺は縁の右側で拳を振りかぶる
そこに縁の裏拳が飛んできた
だが何度も捌かれるのは尺だ、速度を更に上げるか
ゴウッ!
縁の裏拳は空を切り放射状に地面を抉る
そして俺はさっきの二倍の速度で移動し殴りつけた
俺の力は縁には及ばなくても五指には入る程だ、そこから放たれる拳は化物相手にも充分凶器になり得る
全身余す事無く殴りつけ吹き飛ばした
「これで俺の勝ち越しだな」
気を失った縁に向かってそう言った
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「…ずるい」
縁は年甲斐もなく拗ねていた
「けど強くなってたじゃん?」
「あそこで『紐解き』使うなんて卑怯!」
「お前も最初から『神威』使ってるだろ?」
「それに今回も全力でやってくれなかったし!」
「全力でやったら死ぬだろ?」
「私は全力なのに余裕なのが腹立つ!」
えぇ……
そこは経験を積めば俺も全力でやらなきゃ死ぬ事になると思うよ?
「ポテンシャルはいいんだし勇者御一行に戻って鍛えたら?
勇者達も強いんでしょ?」
「絶対に嫌!
最初だけ一般的なステータスだったからって、役立たず扱いして殺そうとしたんだよ!?」
何美人なお姉さんを殺そうとしてんだよ
王国解体してやろうか?
「王国解体したくなってきた」
「突然どしたの?」
「美人なお姉さんを殺そうとする何て許せねぇ」
「やっぱり私って美人なんだ!」
「タイプで言えばドストレートです」
「なら結婚する?」
「相手がいなかった時で」
「お姉さんは何時でも待ってるよ」
これで俺も最悪結婚は出来るぜ!!
「この話は置いといて、何時か王国はこの街に辿り着くでしょうね」
「その時は肆法が全力で迎え撃つまで」
「敵対しなければって事で」
「わかってるわよ」
圧倒的な暴力により王国兵の死体が量産される未来が多少なり回避でき安堵した
……だって解体するの俺だもん
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
模擬戦も終わり解散した後俺は中央区の居酒屋に向かう
「仕事終わりの酒が楽しみだわぁ」
煙草を燻らし意気揚々と向かっていると知り合いに会った
「久しぶりだな、アル」
「そうだな、カサンドラ」
カサンドラ、ドールハウスの頭目にして最凶の元魔王
見た目は長身で巨乳のお姉さんだ
髪は銀髪のロングでポニーテールにしている
そして顔に大きな切り傷がある
雰囲気は姐さんって呼びたい位男前だ、中身も男前だし……
べ、別に中身で負けたのが悔しい訳じゃ無いし!
「で、何かあったの?」
「いや、酒でも飲みに行こうかなって思っただけさ」
一緒の理由かぁ
誘ってみて一緒に飲みに行くか
何だかんだで一緒に飲みに行ったことないし
「なぁ、一緒行くか?
俺も今から居酒屋に行こうとしてたし」
「そうか、なら行こうか
アルと飲みに行くのは……初めてだな」
顔を紅くして言うと可愛いな
元が美人だしな
「因みに何処の居酒屋に行くんだ?」
「俺の店の近く」
「普段はそのままお持ち帰りしてるのか?」
何でそんなに不機嫌なの?
惚れてるの?勘違いしちゃうよ?
「してませんよ」
「なら良かった
殺すのは以外と面倒臭いしな」
え、怖い
俺に惚れてるとしたら絶対ヤンデレじゃん
「あ、そろそろ付きますよー」
「そうか」
話しながら歩いてると時間が早く感じるな
俺達は店に入る
「らっしゃい」
「久しぶり、おっさん」
「うるせぇ、まだ三十六だよ」
「おっさんじゃねぇか」
「なら私はババアか?
あ゛ぁ゛?」
「女性は何時までもお姉さんです」
元魔王だし年齢は数百歳何だろうな……
「店主
私はウイスキーの八年物を樽ごとくれ」
「俺はエールを一樽」
「あいよ」
おっさんが樽を運んできた
「ほらよ、ベロベロになるなよ?」
「大丈夫、大丈夫」
「問題は無い」
「それじゃ乾杯」
「乾杯」
カサンドラと俺は樽の上部を割り、ジョッキで中身を掬い飲んでいく
「仕事終わりのエールはうめぇ」
「ウイスキーも美味いぞ
飲んでみんか?」
「遠慮なく」
ジョッキに残ったエールを飲み干しウイスキーをなみなみと掬う
ゴクゴクとウイスキーを飲む
「やっぱり香りがいいな」
「そうだろう?
最近ハマっていてな」
「俺は取り敢えずでエールかな」
そんなたわいも無い話で盛り上がって居た時に酔っ払いが来た
「そこの姉ちゃん俺達と飲まねぇか?
いい夢見せてやるぞ?」
汚い笑い声で下品なクソがこの街の頭目を口説こうってか?
一回死んで反省してこい
「いい夢を見せてくれるのか?」
「飛びっきりのな」
あれ?まさかノリ気ですか?
「ならお前らが死ぬ夢を見させてもらおうか」
「冗談きついぜ姉ちゃん」
「冗談じゃ無いとしたら?」
酔っ払いは酔いが覚めてきたのか怒気を含めて言う
「あんまり調子に乗るなよクソアマが」
あ、これは許さん
人のツレをクソアマ扱いか……
ちょっと口出しさせてもらおうか
「俺の、解体屋のツレに対して何ほざいてんだ?」
「おめぇ見たいなガキが解体屋だと?
余り嘘は付かんほうがいいぞ、殺してやろうか?」
俺を侮辱した事によりカサンドラがブチ切れた
「もう黙って死ね」
カサンドラが手を握ると酔っ払いの周りの魔力を圧縮しこの世から消した
「すまんな店主
騒がしくしてしまった」
「あいつは最近来た奴だ
誰も困んねぇよ」
おっさんはガハハッと陽気に笑い許してくれた
「まぁあのクズは置いといて
飲み直すか」
「そうしようか、アル」
俺達は飲み直し樽を二人で八個程開けた頃に帰ると言う話になった
「また飲みに行こうか
それじゃあな、カサンドラ」
「あぁ、また飲みに行こう
おやすみ、アル」
俺達はその場を後にした
こんな日は仕事をしないに限る
「大好きな仕事持ってきてあげたよ」
「……要らない」
「そう言わずに受け取ってよ」
「つか何で俺の家に縁さん居んの?」
おかしいよね?
ここ俺の家なのに我が物顔で居るの?
不法侵入ダメ絶対!
「あんな事しておいて覚えてないなんて言うのね、およよ」
「え、昨日帰ってすぐ寝たはず何だが……」
「まぁ冗談は置いといて」
「最低の冗談ありがとう……」
ちょくちょく面倒臭いなぁ
だから結婚出来ないんだよ、生き遅れめ!
「何かイラつく」
「更年期障害?」
「てめぇ殺すぞ」
「嘘ですやん」
やっべぇ、流石神無月の頭目だわ。
普通ならビビり倒すぞ。
「まぁいいや、今回の依頼は模擬戦」
「誰の?」
「私の」
「今回の依頼はなしの方向で」
「金貨2500枚」
「やりましょう」
はっ!?
金に欲がでてあっさり許可出しちゃったよ……
こいつ異常な位強いんだよな
力だけならこの世界で一番強いし
「なら今から来たの草原に行くよー」
「……はーい」
俺は縁の転移魔法で北の草原まで飛んだ
「やっぱり、転移魔法は便利だな」
「あんた使えないもんね」
「スキルの性でそんなに魔力使えないからな」
「その代わりスキルがチートじゃないの」
「そうなんだけどさ」
「まぁ話し合いは終わりにして、殺し合いをしましょ」
「模擬戦だろ?」
「どうせ私は貴方を殺せないから、殺す気で行くし。
制限時間は三十分何でもありの戦闘で」
「了解」
制限時間が三十分って事はコイツも本気で来るか
縁のスキル『神威』は三十分の間攻撃力を底上げする能力だ
その間一撃でもまともに受ければミンチに早変わりってわけだ
受け止められるのはタワーの頭目位だな
「行くぞ!!
『神威』!!!」
ドンッ!
縁の魔力が身体に収まりきらず周りに溢れ出す
そして角が一本生え、肌の色が赤みがかる
「おらぁ!!」
神速の右ストレートが俺の顔めがけて飛んでくる
底上げされた膂力から繰り出される拳は音速を遥かに凌ぐ速度だ
「力を流せ、『紐解き』!」
俺は小さなナイフを拳の側面に添え力を横に流した
パンッ
当たる事は無かったが、その圧倒的な膂力から放たれる衝撃波で俺を横に吹き飛ばし地面を前方百m程抉った
俺は吹き飛ばされた衝撃波を利用して一足に距離をとる
「お前強すぎない?」
「これで死なないのもおかしいけどね」
「今度はこっちから行くぞ?」
俺の姿が消える
縁が攻撃力に特攻しているのにたいし、俺は速度特攻なのだ
音の十倍の速度で移動し背後から『紐解き』を刺そうとする
だが縁は経験とカンでそれを捌く
何千回と言う攻防を捌ききった所で俺は腕を掴まれた
「今度は私の番だ!!!」
俺の身体を振り回し地面に何度も叩き付ける
叩きつける度にクレーターが出来、血しぶきが舞う
「これで終わりだ!!」
ドゴォォオンッ
爆音を響き渡らせ一際大きなクレーターが出来た
「ぐはっ!」
満身創痍になり吐血する
「初めての勝利でいいのかな?」
模擬戦から既に二十五分経過している
「…まだ終わってねぇぞ?」
「そんな体じゃ戦えないんだから諦めなよ」
「傷を『紐解け』!」
自分自身に『紐解き』を刺し傷という概念を消した
「……それは無しじゃない?」
「お前も『神威』使ってるしセーフだろ?」
残り三分、今から俺のターンだ
再び俺の姿は消える
「さっきと同じことでしょ?
また全部捌ききってあげる」
俺は縁の右側で拳を振りかぶる
そこに縁の裏拳が飛んできた
だが何度も捌かれるのは尺だ、速度を更に上げるか
ゴウッ!
縁の裏拳は空を切り放射状に地面を抉る
そして俺はさっきの二倍の速度で移動し殴りつけた
俺の力は縁には及ばなくても五指には入る程だ、そこから放たれる拳は化物相手にも充分凶器になり得る
全身余す事無く殴りつけ吹き飛ばした
「これで俺の勝ち越しだな」
気を失った縁に向かってそう言った
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「…ずるい」
縁は年甲斐もなく拗ねていた
「けど強くなってたじゃん?」
「あそこで『紐解き』使うなんて卑怯!」
「お前も最初から『神威』使ってるだろ?」
「それに今回も全力でやってくれなかったし!」
「全力でやったら死ぬだろ?」
「私は全力なのに余裕なのが腹立つ!」
えぇ……
そこは経験を積めば俺も全力でやらなきゃ死ぬ事になると思うよ?
「ポテンシャルはいいんだし勇者御一行に戻って鍛えたら?
勇者達も強いんでしょ?」
「絶対に嫌!
最初だけ一般的なステータスだったからって、役立たず扱いして殺そうとしたんだよ!?」
何美人なお姉さんを殺そうとしてんだよ
王国解体してやろうか?
「王国解体したくなってきた」
「突然どしたの?」
「美人なお姉さんを殺そうとする何て許せねぇ」
「やっぱり私って美人なんだ!」
「タイプで言えばドストレートです」
「なら結婚する?」
「相手がいなかった時で」
「お姉さんは何時でも待ってるよ」
これで俺も最悪結婚は出来るぜ!!
「この話は置いといて、何時か王国はこの街に辿り着くでしょうね」
「その時は肆法が全力で迎え撃つまで」
「敵対しなければって事で」
「わかってるわよ」
圧倒的な暴力により王国兵の死体が量産される未来が多少なり回避でき安堵した
……だって解体するの俺だもん
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
模擬戦も終わり解散した後俺は中央区の居酒屋に向かう
「仕事終わりの酒が楽しみだわぁ」
煙草を燻らし意気揚々と向かっていると知り合いに会った
「久しぶりだな、アル」
「そうだな、カサンドラ」
カサンドラ、ドールハウスの頭目にして最凶の元魔王
見た目は長身で巨乳のお姉さんだ
髪は銀髪のロングでポニーテールにしている
そして顔に大きな切り傷がある
雰囲気は姐さんって呼びたい位男前だ、中身も男前だし……
べ、別に中身で負けたのが悔しい訳じゃ無いし!
「で、何かあったの?」
「いや、酒でも飲みに行こうかなって思っただけさ」
一緒の理由かぁ
誘ってみて一緒に飲みに行くか
何だかんだで一緒に飲みに行ったことないし
「なぁ、一緒行くか?
俺も今から居酒屋に行こうとしてたし」
「そうか、なら行こうか
アルと飲みに行くのは……初めてだな」
顔を紅くして言うと可愛いな
元が美人だしな
「因みに何処の居酒屋に行くんだ?」
「俺の店の近く」
「普段はそのままお持ち帰りしてるのか?」
何でそんなに不機嫌なの?
惚れてるの?勘違いしちゃうよ?
「してませんよ」
「なら良かった
殺すのは以外と面倒臭いしな」
え、怖い
俺に惚れてるとしたら絶対ヤンデレじゃん
「あ、そろそろ付きますよー」
「そうか」
話しながら歩いてると時間が早く感じるな
俺達は店に入る
「らっしゃい」
「久しぶり、おっさん」
「うるせぇ、まだ三十六だよ」
「おっさんじゃねぇか」
「なら私はババアか?
あ゛ぁ゛?」
「女性は何時までもお姉さんです」
元魔王だし年齢は数百歳何だろうな……
「店主
私はウイスキーの八年物を樽ごとくれ」
「俺はエールを一樽」
「あいよ」
おっさんが樽を運んできた
「ほらよ、ベロベロになるなよ?」
「大丈夫、大丈夫」
「問題は無い」
「それじゃ乾杯」
「乾杯」
カサンドラと俺は樽の上部を割り、ジョッキで中身を掬い飲んでいく
「仕事終わりのエールはうめぇ」
「ウイスキーも美味いぞ
飲んでみんか?」
「遠慮なく」
ジョッキに残ったエールを飲み干しウイスキーをなみなみと掬う
ゴクゴクとウイスキーを飲む
「やっぱり香りがいいな」
「そうだろう?
最近ハマっていてな」
「俺は取り敢えずでエールかな」
そんなたわいも無い話で盛り上がって居た時に酔っ払いが来た
「そこの姉ちゃん俺達と飲まねぇか?
いい夢見せてやるぞ?」
汚い笑い声で下品なクソがこの街の頭目を口説こうってか?
一回死んで反省してこい
「いい夢を見せてくれるのか?」
「飛びっきりのな」
あれ?まさかノリ気ですか?
「ならお前らが死ぬ夢を見させてもらおうか」
「冗談きついぜ姉ちゃん」
「冗談じゃ無いとしたら?」
酔っ払いは酔いが覚めてきたのか怒気を含めて言う
「あんまり調子に乗るなよクソアマが」
あ、これは許さん
人のツレをクソアマ扱いか……
ちょっと口出しさせてもらおうか
「俺の、解体屋のツレに対して何ほざいてんだ?」
「おめぇ見たいなガキが解体屋だと?
余り嘘は付かんほうがいいぞ、殺してやろうか?」
俺を侮辱した事によりカサンドラがブチ切れた
「もう黙って死ね」
カサンドラが手を握ると酔っ払いの周りの魔力を圧縮しこの世から消した
「すまんな店主
騒がしくしてしまった」
「あいつは最近来た奴だ
誰も困んねぇよ」
おっさんはガハハッと陽気に笑い許してくれた
「まぁあのクズは置いといて
飲み直すか」
「そうしようか、アル」
俺達は飲み直し樽を二人で八個程開けた頃に帰ると言う話になった
「また飲みに行こうか
それじゃあな、カサンドラ」
「あぁ、また飲みに行こう
おやすみ、アル」
俺達はその場を後にした
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