好きだったよ。~どんなに辛くてもあなたの傍にいれるのなら~

さっちゃん

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11.30③~今日のこと~

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「いやー今日は楽しかったね~」
梨央のこの一言から私たちの会話は始まった。
「本当はこっちが嫌がらせをし始めてるのにね~」と言った私に梨央は
「まぁ相手が気がついていないなら、嫌がらせには入らないよw」
「そっかぁー↑。でも本当に信じてくれたかなぁ...?カイト。」と私は梨央に返した。すると梨央も
「だよね~。そこが一番の問題」2人で楽しかったけど1番の目的が達成されたか気になってふたりして唸っていたところに竜也がきた。
「あれ?りゅうじゃーん!なんできたのー?」と私が聞くと竜也が
「いや、夕飯買いに...ってかまだお前らいたの?笑」
「うん...。今日のこと話してて。今日なんかカイト言ってた?」と梨央が聞いてみた。すると
「うん。アイツめっちゃ信じててほら、トイレに2人で俺ら入った時あったじゃん。あん時アイツ「ともかさん可哀想。大丈夫かなぁ」とか言ってたなぁ…」と、教えてくれた。私達はもっと聞きたかったので
「他には?」と聞いた。
「他はー。さっき男女で分かれて歩いていた時に「いやー女子の裏って怖いねぇ」って言ってたぞ。」それを聞いて私達は満足してしまった。
だけど、あまりにも嘘くさい理由でいじめられていると言ったことに純粋に信じてくれていたので、なんだかとっても悪い気持ちがした。

その後3人で今後の予定とか雑談とかをしたあと家に帰った。
家に帰ったあと私はおばあちゃん家に行った。
それからおばあちゃんに今日やったこと全てを話した。
私のおばあちゃんは私の1番の良き理解者でありこういった悪巧みの考えを一緒に考えたりする仲である。
一通り話したあとおばあちゃんは
「またそんなことしてー。まぁいいわー。そんなことやってられるのも今のうちだけだから。思いっきり意地悪をやればいいわ。」と言った。
私は話を聞いてもらってスッキリしたのか、とってもウキウキした気分で家に帰り10時過ぎに眠りについた。
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