婚約破棄されて暖炉に突き飛ばされた悪役令嬢、地獄の底からざまぁします

忍者の佐藤

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 私は彼らが向かったであろう場所に向かった。つまりはガストンの私室である。どんな言葉で怒りをぶつけようか。イラスさんには報告確定だし、炎魔法であいつらの鼻毛という鼻毛を燃やし尽くしてやろうとも思っている。


 そうだ、どうせなので窓から突入してみよう。連中の驚く顔が楽しみだ。ガストンには今まで、曲がりなりにも婚約者だと思い接してきた。個人的な恩もあるし、デラフォーレ家を背負っている立場としても、縁深い子爵家の相手を尊重しなければならなかった。
 しかし、ここまで非礼を働かれて許せるほど私は心が広くない。
 それなりのけじめはつけてもらう。



 私は浮遊魔法を使って浮遊し、光魔法で照らしながら、屋敷の外をガストンの部屋に向かって進んだ。

 明かりは付いているようだが、カーテンが閉められている。やはりここに居るに違いない。

『風の精よ、我が声に応えよ。〈風刃〉』

 私が魔法の詠唱をすると、透明な風の刃が殺到し、窓ガラスを粉々に砕いてカーテンごと吹き飛ばした。

 丸見えになった部屋に私は降り立った。二人は並んでベッドに座っていた。まるで亡霊でも見たかのように大口を開けている。

 私が怒りの言葉を発しようとしたその時、ガストンが叫んだ。

「で、で、出たあああああ!!!」

 ガストンはベッドの下に転がり落ちると、尻餅をついたまま壁際まで後ずさった。速い。まるでGで始まるあの生き物のようだ。ちょうど頭文字も同じだし。


「頼む! 許してくれ! わざとじゃないんだ、本当なんだ! 成仏してくれええ!」

 壁に突き当たったガストンは私に向かって機敏に土下座の態勢を取った。一方イザベラはベッドに座っているままだ。いや、座っているというより、恐怖で氷漬けにされたように動かない。私は二人の言動に違和感を覚える。

「あなたたち、何をしているの?」

 私の言葉に二人が激しく動揺するのが分かった。

「ひっ! 悪霊がしゃべったわ! ガストン様、どうにかしてください!」
「何でもしますから許してください! どうか呪い殺すのだけは、呪い殺すのだけはやめてください!」

 ガストンはおおよそ普段のふてぶてし態度からは想像もつかないほど情けない声で懇願している。
 今にも泣き出しそうな勢いだ。

 そうか、この人たちは私が死んだと思っている。だから私が化けて出たのだと勘違いしているのだ。だとしたら私、悪霊になるスピード速すぎるな。悪霊RTA。

 言われてみれば私は灰を被ったままだし、尚且つ空中を浮遊してきて、窓ガラスを突風で割って入ってきた。光魔法の玉も、人魂だと勘違いされてもおかしくはないだろう。


 ダルヴァンス家の人々は誰も魔法が使えないし、私もここで披露したことがない。だから馴染みが無いというのもある。

 ガストンは私が魔法を使えることくらい知っているが、どんな魔法を使えるかなんて興味も無いし知ろうともしなかった。

 魔法について少しでも興味を抱いていれば、こんなアホな勘違いをすることも無かっただろう。

 もしかしたら私を殺してしまったという罪悪感で、動揺していたことも冷静な判断が出来なくなっている原因かもしれない。



 このまま罵倒しようと考えていたが……私を霊だと思っているのなら好都合だ。この時の私はさぞ悪い顔をしていたに違いない。悪霊なのでちょうど良い。



「よくも私を殺したな。私は絶対にお前たちを許さない」

 私はできる限り怨念のこもった、低い声を震わせながら言った。

「ごめんなさい! ごめんなさい!」

 ガストンは何度も地に頭をつけて謝っている。イザベラはそんな彼を見て顔を引きつらせている。いつもは強く振舞っているガストンの姿にドン引きしているのだろうか。


「このクロハ・デラフォーレを殺したのは誰だ?」
「ガストン様です。全部ガストン様がやりました」

 イザベラはノータイムでガストンを指さした。

「い、イザベラ……!?」

 いやイザベラの裏切りの瞬発力エグイな。ガストンが目をぱちくりさせている。状況を受け入れられていないようだ。

「私はやめようと言ったんです! だけどガストン様がどうしてもクロハ様を殺すと言って聞かなくて!」
「お、俺はそんなこと言っていない! 殺そうなんて思っていなかったし、第一あんな穴があるなんて知らなかった! そもそもイザベラ、お前がクロハを陥れる計画を立てたんだろう!」
「でも実際に殺したのはあなたですよね?」
「生きていたかもしれないのに、見殺しにさせたのはお前だろう!」
「まあ男のくせに、言い訳ばかりしてみっともないですわよ?」


 おやおや。あんなにくっついて愛し合っているだの真実の愛だの言っていたのに、いざ命が危うくなると簡単に相手を裏切れるのね。、人間とは、いや、この馬鹿どもは何と醜いのだろう。
 見世物としてはこれ以上無いくらい面白いけれど。

 私は必死に笑いをかみ殺しながら口を開いた。


「私からはどちらが悪かったのか判断出来ない。だからゲームで決めてもらう」
「ゲーム?」
「勝った方を助けてやる。負けたほうを呪い殺すことにする」


 二人とも立ち上がった。目の色が違う。


「今までの人生で一番の秘密を言いなさい。まずガストンから」

「失敗? そ、そうだな、学校での試験を受ける時に……」
「あ、ちなみに私が満足出来ないエピソードだった場合は呪い殺します」
「じ、実は今もまだおねしょしてる!」
「うええ!?」

 声を上げたのはイザベラだった。さっきガストンが地面に伏せって拝んでいるところを見た時よりすごい顔をしていた。もう両側を顔の皮膚をありったけ引っ張っているかのような顔の引きつり方をしている。

「次、女の方」
「わ、私は……浮気しています」
「イザベラ!?」
 やはりほかの男にも粉をかけているのか。

「それだけ? ずいぶん弱いエピソードね」
「そ、それで、じ、実は12又してます」
「じ、十二ぃ!? 干支か!!!」

 ガストンはつっこみながらも卒倒しそうだった。いや失禁しそうなのかも。
 もう妖怪だろ、股何個あるんだこの女。淡々と話すイザベラとは対照的に、ガストンはほぼ魂を抜かれたようになっている。そりゃ真実の愛を誓い合った相手がタコより股多かったらそうなるか。

「現時点では同点ね。次のゲームに持ち越しましょう」
「次は何をさせる気なんですか?」
 イザベラが不安そうな声で聞く。

「次、犬の真似をしなさい。そうね、三回回って『ワン』と言ってもらおうかしら」
「な、何ですかそれ!」
「そうだぞ! 仮にも子爵家の嫡男である俺がそんな真似できるわけないだろう!」
「呪い殺す方は生きたまま火あぶりにしようと思っているわ」
「わ、わんわん!」
「わんわんわん!」

 二人は必死に回ってわんわん鳴き始めた。命がけで間抜けにわんわん鳴いていると思うと非常に面白い光景だ。
「うーん、よく分からないから次のゲームに移ろうかしら」
「おい! 人にこんな真似させといてふざけるなよ!」
「あら、おかしいわね。犬なのにどうして人の言葉が話せるのかしら?」
「わ、わん! わんわんわんわ!」
「何を言ってるのか分からないから減点1」
「わん!?」

「では次のゲーム。二人でボクシングしなさい」
「いやそれは流石に無理だ! 女を殴れるわけないだろ!」
「私だってガストン様に手を上げるなんて死んでも出来ませんわ! 愛し合っているのですもの!」
「負けた方は、そうね。じわじわと手足が溶けていく呪いをかけてあげるわ」


「オラぁ!!!」
 イザベラが瞬時に、両手でガストンの首をがっちり掴み、凄まじい気合いの声と共に膝蹴りをぶち当てた。
 ドゴォ! っと地鳴りのような音が響く。

「へぱぁ!!!」
 ガストンは思いがけない攻撃に晒されて変な声を上げる。
「オラオラオラァ!!」

 イザベラは休むことなく何度も膝を打ち込みつづける。いや鬼かな? 真実の愛どこだよ。
 あと私ボクシングしろって言ったよね? あの女ノータイムで膝蹴りしたんだけど。

【ガストン様に手を上げるなんて死んでも出来ませんわ! 愛し合っているのですもの!】

 ガストンの顔がへっこんでいく様子を眺めながら先ほどイザベラが宣った言葉を思い出してみる。どれだけ助かりたいんだ。まるでお笑いのフリとボケのようだ。

「はいそこまで」

 私はちょうど携帯していたゴングをカンカン鳴らして二人を引きはがす。

「どうですか? 私の勝ちですわよね???」
 イザベラが目をギラギラさせながら聞いてくる。怖い。

「膝を使ったから減点1」
「違います! あれは手ですわ!」
「人間じゃない宣言?」

 無事イザベラの手が四本あることが判明したところで次のゲーム。

「では次で決着をつけてもらうわ」

 二人が息をのむのが分かった。


「む、むむ」

 膝蹴りによってすっかり凹んでしまっていたガストンの顔がようやく帰ってきた。一生出てこなければ良かったのに。

「はあ、はあ、何をすれば良いんだ?」

「今のを見て思いついたのだけれど、顔の中心に目とか鼻とかのパーツを集めたほうが勝ち」
「は? どういうことだ?」
「つまり目とか口とかのパーツを、出来る限り顔の中央に寄せられた方が勝ち」
「いや言ってること同じじゃないか! そんなこと出来るわけないだろ!」
「さて、どうやって呪い殺そうかなー」
「くそったれえ!」

 ガストンは必死に顔をすぼませて、パーツを中央に寄せ始めた。眉も目も口も鼻も、ぐんぐんと中央に寄っていく。私は今、非常にしょうもないことで人間が限界を超える姿を見ているのかもしれない。
 ガストンは寄りに寄った口をどうにか開いて、言った。

「ど、どうだ、出来てるだろう? 助けてくれるよな!?」
「不気味過ぎるから減点3」
「お前がやれって言ったんだろ!」


「こっちを見て下さいクロハ様!」

 イザベラの方を見て、私は悲鳴を出しそうになった。のっぺらぼうのように、顔のパーツがなくなっていたからだ。
「顔の中央にパーツ集めました!」
 
 よく見ると、イザベラの顔の中心に、黒い点が一つできている。
 集めすぎて顔の部位が点になってる! 三次元が一次元になってる!!

「さあ私が助かるべきですよね!」
「いや待って? ここで俺が助かんないと、逆にみんな困るやつじゃない?」

 二人はとっつかみ合いの喧嘩を始めた。

「私が助かるべきよ! あなたはおとなしく呪い殺されなさい!」
「イザベラ、いい加減にしろ! もとはといえばお前のせいなんだからお前が責任を取れ!」
「おねしょしてるくせに!」
「わんわんわん!」


 うーん、醜い。多少は争うと思っていたけれど、ここまで醜い争いが繰り広げられるとは、想像していなかった。
 これ、どうしよう?

 私がどう収集を付けようか迷っていると、勢いよくドアが開いた。
 衛兵と共に立っているのは厳めしい顔をした初老の男性。ダルヴァンス子爵家の現当主イラス・デ・ダルヴァンス。つまりガストンの父親だった。

 イラスさんは私とガストンとイザベラ、そして割られた窓ガラスを順に見て、再びガストンに焦点を合わせた。

「胸騒ぎがして、急遽予定を切り上げて帰ってみたら……このざまは何だ。お前たち、何をしている」

 顔にも声にも殺気が漲っている。あ、これまずいやつだ。私は即座に部屋の隅まで移動した。

「ち、父上! どうかお助けを! クロハが悪霊になって俺を殺そうとしているんだ!」

 ガストンが縋るように寄っていく。そのガストンが反対の壁に向かってぶっ飛んだ。巨体が音を立ててめり込んでいる。

 渾身の右ストレートが決まった。イラスさんはガストンが唯一この国で勝てない人物。とんでもない剛腕なのだ。
 しかしどうせめり込むなら壁にダーツの的でも描いておけばよかった。


 不意にイラスさんがこちらを振り向いた。貼り付けたような笑顔を浮かべている。


「クロハ嬢、何があったか聞かせてもらえませぬか」


 その声は怖いくらい優しかった。




 ******



 事情を話すと、全面的に私の話が信用され、ガストンとの婚約は破棄された。

 ガストンとイザベラはダルヴァンス家の領地を永久追放。イザベラはクライン男爵家領地に強制送還されたが、私に多額の賠償金を支払うこととなり、かなり困窮しているらしい。

 ガストンは辺境の島に流されることになった。ダルヴァンス家の家名に泥を塗ったこと、何よりデラフォーレ家の子女に怪我をさせ、殺しかけたという事実は非常に重く受け止められたようだ。

 当初、イラスさんは二人とも死刑にすると言って聞かなかったが、私が頼んでやめさせてもらった。実は幼少期、私はガストンに助けられたことがある。

 5つも6つも年上の少年たちにいじめられている時、ガストンが割って入ってくれた。相手は札付きの悪で、しかも全員が刃物を持っていた。
 そこにガストンは棒切れ一つで立ち向かっていた。そして全身切り傷だらけになりながら全員殴り倒してしまった。

 本当に、小さいころから良くも悪くも何も考えていない男なのだ。
 ガストンからすれば私の存在はどうでも良かったのかもしれない。ただ気に入らない相手を叩きのめしたかっただけだろう。しかし彼が助けてくれなければ、私は死んでいたかもしれない。


 愛想は尽きたが恩は忘れられなかった。


 目の前であの二人の醜い争いも見れたことだし、ガストンがイラスさんに10分の9殺しくらいにされているのを見て留意が下がった。


 ダルヴァンス家はガストンよりよっぽど出来の良い弟が継ぐことになったようだ。武芸に関してはガストンに及ばないが、非常に頭が良くて素直な子だ。彼がいればダルヴァンス家も再興されることだろう。



 ちなみにガストンは私によって死刑が回避されたことを知ると、泣いて礼を言ってきた。
 島に流されてからも定期的に手紙を寄越した。よりを戻したいだの、本当はお前を愛していただの、今更感のみで構成された内容で構成されていた。

 当たり前だがイザベラとは島に流される前すでに別れていたようだ。


 真実の愛って、何だろうね。





 おわり
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