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塗り替えられた過去
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愁陽の前から逃げ出した後、愛麗が自室に戻ったのは結局日も暮れようとしている頃だった。
ひどく動揺していたので気分を落ち着かせようと、屋敷の庭にある池のほとりで火照った身体の熱が冷めるまで過ごしていたのだ。
屋敷奥にある自室へと戻り扉を閉じると、室内は薄暗くほのかに花の香りが漂っている。
侍女が用意したのだろうか、鏡台の傍の花瓶に桃の花が生けられている。
愛麗はゆっくりと桃の花の傍に歩み寄ると、桃の花の香りが先ほど愁陽と交わした会話を思い出させた。
きっと変だと思われたに違いない。自分でもそう思う。
自分にはハッキリと女の姿に見えるそれは、彼には見えなかった。
私の中にいる、もう一人の私……
女はそんなことを言っていた。
どう考えても現実にはあり得ないし、おかしいとしか思えない。
次に愁陽と会うときに、どんな顔して会えばいいのか。女のことを聞かれたら、なんて答えればいいというのだろうか……
わからない。
怖い。
愁陽に呆れられるかも知れない。
嫌われたら嫌だ。
ああ……
でも、そっか。
もう、いいのか……
早かれ遅かれ、自分は別の男の元へ嫁ぐ身なのだから。
このまま会わないようにすれば。
婚礼の日まで会わなければ、それですむ。
このまま嫁いでしまったら……
もう彼には、会うこともないのかも知れない。
目を伏せた愛麗の顔からは表情が消えていく。
花瓶に生けられた桃の花は色も匂いも失っていた。
何も感じないように、何も見ないように、それは今までと同じ。愛麗はすべてから自分の中にある感情を引き剥がす。そして愁陽との再会で生まれた想いに蓋をして、自分の中から消してしまおうとしたとき、再びあの声が聞こえた。
『……愚かな女』
愛麗は息をのみ、恐怖に頬を引きつらせた。おそるおそる声のしたほうを振り向く。背後の白い壁から浮かび上がるようにして、女の影が部屋の中へ忍び込んでくる。恐怖で身体が硬直し、動くことも叫ぶことも出来ない。
『自分の心を封印して、他人になりすまして生きている。あの日から、私のすべてを閉じ込めてしまった』
女の声も形も先ほどより人として実体を持ってるように見えて、しっかりとそこに立ち存在している。
白い衣の裾は引きずるほど長く、金糸で襟元と袖口に刺繍飾りのあるだけのそれは、婚礼衣装にも死に装束にも見えた。
黒く長い髪には金の簪がつけられ、白い肌に黒い瞳と紅く塗られた唇。
ただ黒い眼だけが禍々しい闇のように虚ろで、異質で人間のものではなかった。
愛麗は恐怖のあまり声を喉から絞りだすように、声にならない声で彼の名を口にした。
「愁、陽、……た、す、け、て……」
彼女のことを助けてくれる者など愁陽しか知らなかった。家族も誰も助けになど来ないだろう。
さっきまで、もう彼に会わないと決めたのに、結局、彼を頼ってしまっている。都合のよい自分が情けない。
『欲望、怒り、嫉妬、情熱、自由……人形のように、ただ生きてるだけなんて、もううんざりだわ』
女の真っ赤な口が嘲るように弧を描いて、一歩ずつゆっくりと近づいてくる。
『でも、それももう終わり。あの男のおかげで、愛麗は私だけのものになる』
迫ってくる影から逃れようと後ずさる愛麗の足元が寝台にぶつかり、そのまま布団の上に倒れ込む。
『なんて、醜いのかしら』
愛麗は絹の布団の上を這い、壁際まで後ずさると壁に背中があたった。
『フフフ…逃げるつもりなら、無駄よ。だって私はあなただもの』
女は寝台の縁に腰かけると、そのままゆっくりと愛麗の方へ身を乗り出し近づく。
獲物をじわじわと追い詰めていくのを楽しんでいるかのように。
「どうして……」
『私は、いつもあなたの傍にいる。ずっと、あなたの中にいた』
愛麗は頭を振り否定する。
「私は、あなたなんて、知らない。あなた、みたいな、恐ろしい、人……」
うまく呼吸ができなくて言葉が途切れる。
『恐ろしい?…フッ、よくそんなことが言えるわね。あなたは私を求めているくせに』
「私が、あなたを求める?」
『私は自由よ。私は私の生きたいままに生きる。それが出来る』
女の言葉に苛立ちを感じて、愛麗の語気が強くなる。
「私はあなたを求めたりなんか、しないわ!」
『なぜ?私を認めるのが怖いの?』
「怖い?」
女はさらに愛麗のほうへ身を乗り出し、壁に追い詰められてそれ以上は逃げられないでいる愛麗に、おかしそうにくつくつ笑いながら顔を近づけた。
『いつだってあなたは私の存在を否定する。せっかく私が姿を現そうとしても、すぐに暗闇に閉じ込めてしまう。いつも、そう』
女は白くほっそりととした手を伸ばし、愛麗の冷たくなった頬に触れると愛おしそうに、するりと撫でる。
『でも、私にはわかる。あなたの中に、秘められた情熱、激しさ、自由への憧れ、そういったものが抑えきれないで、あなたは一人苦しんでいる』
「わ、たし、は……」
女はさらに顔を近づけ、まるで言葉を愛麗の震える唇に注ぎ込むように続けた。
『かわいそうに……長い長い気の遠くなるような時間、あなたはただ窓辺に座り外を眺めていた。自由に空をとんでゆける鳥たちが羨ましかった。この身体の奥にある激しさを、自分でどうすることも出来ずにいるくせに』
女の黒い瞳は虚ろなのに、まるでそこに吸い込まれて闇に落ちていくようだった。
『自由になりなさいよ』
「……自由、に……」
『そう』
解放される?
そしたら、ラクになれるの?
愛麗は今にも影の言葉に呑み込まれそうになったところをはっと気がついて、すぐ目の前に迫っていた女の身体を力いっぱい突き飛ばした。
そして寝台を転がり落ちるようにして下りると、振り返って女に向かって叫んだ。
「違う!私はっ、……私は、このままの私でいい!今のまま、この場所にいられたら、それでいい!ここは静かで穏やかにいられる。何も変わらなくていい。変わりたくない。そんな激しさ、そんな自由はいらない!」
身体に絡みつく糸を断ち切るように、愛麗は全身で息も荒く一気に言い放つ。
「だからっ、もう、私に話しかけないで!!」
肩で息をする愛麗を見つめながら、女は無表情のまま寝台からゆっくり降りて立つ。
そして、静かに言った。
『……人を殺したから?』
「………………え?」
愛麗は女の言ったことがなんのことだか分からず、言葉が出てこなかった。
愛麗と女が対峙していたちょうどそのとき、部屋の外では宮殿内の東屋から愛麗の屋敷へと駆けつけた愁陽が、まさに部屋の前まで来て愛麗の荒げる声が聞こえたところだった。
扉を開けようと手をかけた時、聞こえた思わぬ言葉に愁陽の手が止まった。
人殺し……だって?
部屋の中にいる愛麗は彼の存在に気づかなかったが、女のほうは戸口へ軽く視線を流すとスッと目を細める。
『自分が人殺しだから、静かにいたいの?それとも自分自身を殺したつもりかしら』
「なんの、ことを言ってるの?私が、人を、殺した?」
女が何のことを言っているのか、愛麗は本当にわからなかった。
喉がひりついて、うまく言葉が出てこない。
女はゆっくりと愛麗のほうへ向くと、静かに問いかける。
『そう、あなたの姉さんは何故死んだの?』
姉さん?
愛麗にいた二つ違いの姉のことだ。
「っ!!……私が、姉さんを殺したというのっ!?まさかっ!姉さんは、病気だった。おかしなこと言わないでっ」
女の瞳は取り乱した愛麗をただ静かに見つめる。
『姉さんが死んだ日のことを、思い出してみなさいよ』
「姉さんは、急に病気が悪化して亡くなったのよ。私は、関係ないわ!」
『夏の暑い日だった』
「やめて!!」
愛麗は吐くように叫ぶと手で耳を塞いだ。
部屋の中から苦しそうな愛麗の声が聞こえ、愁陽は扉を開けて彼女を助けるべきだと思うのに、目の前の扉を開けられないでいた。
子供の頃に亡くなった愛麗の姉姫の本当の死の原因を、愁陽も他の誰も詳しくはわからなかった。
本当に急だった。そんなに病状が悪かったわけでもないのに。
いったいあのとき、本当は何があったというのだろうか。
ひどく動揺していたので気分を落ち着かせようと、屋敷の庭にある池のほとりで火照った身体の熱が冷めるまで過ごしていたのだ。
屋敷奥にある自室へと戻り扉を閉じると、室内は薄暗くほのかに花の香りが漂っている。
侍女が用意したのだろうか、鏡台の傍の花瓶に桃の花が生けられている。
愛麗はゆっくりと桃の花の傍に歩み寄ると、桃の花の香りが先ほど愁陽と交わした会話を思い出させた。
きっと変だと思われたに違いない。自分でもそう思う。
自分にはハッキリと女の姿に見えるそれは、彼には見えなかった。
私の中にいる、もう一人の私……
女はそんなことを言っていた。
どう考えても現実にはあり得ないし、おかしいとしか思えない。
次に愁陽と会うときに、どんな顔して会えばいいのか。女のことを聞かれたら、なんて答えればいいというのだろうか……
わからない。
怖い。
愁陽に呆れられるかも知れない。
嫌われたら嫌だ。
ああ……
でも、そっか。
もう、いいのか……
早かれ遅かれ、自分は別の男の元へ嫁ぐ身なのだから。
このまま会わないようにすれば。
婚礼の日まで会わなければ、それですむ。
このまま嫁いでしまったら……
もう彼には、会うこともないのかも知れない。
目を伏せた愛麗の顔からは表情が消えていく。
花瓶に生けられた桃の花は色も匂いも失っていた。
何も感じないように、何も見ないように、それは今までと同じ。愛麗はすべてから自分の中にある感情を引き剥がす。そして愁陽との再会で生まれた想いに蓋をして、自分の中から消してしまおうとしたとき、再びあの声が聞こえた。
『……愚かな女』
愛麗は息をのみ、恐怖に頬を引きつらせた。おそるおそる声のしたほうを振り向く。背後の白い壁から浮かび上がるようにして、女の影が部屋の中へ忍び込んでくる。恐怖で身体が硬直し、動くことも叫ぶことも出来ない。
『自分の心を封印して、他人になりすまして生きている。あの日から、私のすべてを閉じ込めてしまった』
女の声も形も先ほどより人として実体を持ってるように見えて、しっかりとそこに立ち存在している。
白い衣の裾は引きずるほど長く、金糸で襟元と袖口に刺繍飾りのあるだけのそれは、婚礼衣装にも死に装束にも見えた。
黒く長い髪には金の簪がつけられ、白い肌に黒い瞳と紅く塗られた唇。
ただ黒い眼だけが禍々しい闇のように虚ろで、異質で人間のものではなかった。
愛麗は恐怖のあまり声を喉から絞りだすように、声にならない声で彼の名を口にした。
「愁、陽、……た、す、け、て……」
彼女のことを助けてくれる者など愁陽しか知らなかった。家族も誰も助けになど来ないだろう。
さっきまで、もう彼に会わないと決めたのに、結局、彼を頼ってしまっている。都合のよい自分が情けない。
『欲望、怒り、嫉妬、情熱、自由……人形のように、ただ生きてるだけなんて、もううんざりだわ』
女の真っ赤な口が嘲るように弧を描いて、一歩ずつゆっくりと近づいてくる。
『でも、それももう終わり。あの男のおかげで、愛麗は私だけのものになる』
迫ってくる影から逃れようと後ずさる愛麗の足元が寝台にぶつかり、そのまま布団の上に倒れ込む。
『なんて、醜いのかしら』
愛麗は絹の布団の上を這い、壁際まで後ずさると壁に背中があたった。
『フフフ…逃げるつもりなら、無駄よ。だって私はあなただもの』
女は寝台の縁に腰かけると、そのままゆっくりと愛麗の方へ身を乗り出し近づく。
獲物をじわじわと追い詰めていくのを楽しんでいるかのように。
「どうして……」
『私は、いつもあなたの傍にいる。ずっと、あなたの中にいた』
愛麗は頭を振り否定する。
「私は、あなたなんて、知らない。あなた、みたいな、恐ろしい、人……」
うまく呼吸ができなくて言葉が途切れる。
『恐ろしい?…フッ、よくそんなことが言えるわね。あなたは私を求めているくせに』
「私が、あなたを求める?」
『私は自由よ。私は私の生きたいままに生きる。それが出来る』
女の言葉に苛立ちを感じて、愛麗の語気が強くなる。
「私はあなたを求めたりなんか、しないわ!」
『なぜ?私を認めるのが怖いの?』
「怖い?」
女はさらに愛麗のほうへ身を乗り出し、壁に追い詰められてそれ以上は逃げられないでいる愛麗に、おかしそうにくつくつ笑いながら顔を近づけた。
『いつだってあなたは私の存在を否定する。せっかく私が姿を現そうとしても、すぐに暗闇に閉じ込めてしまう。いつも、そう』
女は白くほっそりととした手を伸ばし、愛麗の冷たくなった頬に触れると愛おしそうに、するりと撫でる。
『でも、私にはわかる。あなたの中に、秘められた情熱、激しさ、自由への憧れ、そういったものが抑えきれないで、あなたは一人苦しんでいる』
「わ、たし、は……」
女はさらに顔を近づけ、まるで言葉を愛麗の震える唇に注ぎ込むように続けた。
『かわいそうに……長い長い気の遠くなるような時間、あなたはただ窓辺に座り外を眺めていた。自由に空をとんでゆける鳥たちが羨ましかった。この身体の奥にある激しさを、自分でどうすることも出来ずにいるくせに』
女の黒い瞳は虚ろなのに、まるでそこに吸い込まれて闇に落ちていくようだった。
『自由になりなさいよ』
「……自由、に……」
『そう』
解放される?
そしたら、ラクになれるの?
愛麗は今にも影の言葉に呑み込まれそうになったところをはっと気がついて、すぐ目の前に迫っていた女の身体を力いっぱい突き飛ばした。
そして寝台を転がり落ちるようにして下りると、振り返って女に向かって叫んだ。
「違う!私はっ、……私は、このままの私でいい!今のまま、この場所にいられたら、それでいい!ここは静かで穏やかにいられる。何も変わらなくていい。変わりたくない。そんな激しさ、そんな自由はいらない!」
身体に絡みつく糸を断ち切るように、愛麗は全身で息も荒く一気に言い放つ。
「だからっ、もう、私に話しかけないで!!」
肩で息をする愛麗を見つめながら、女は無表情のまま寝台からゆっくり降りて立つ。
そして、静かに言った。
『……人を殺したから?』
「………………え?」
愛麗は女の言ったことがなんのことだか分からず、言葉が出てこなかった。
愛麗と女が対峙していたちょうどそのとき、部屋の外では宮殿内の東屋から愛麗の屋敷へと駆けつけた愁陽が、まさに部屋の前まで来て愛麗の荒げる声が聞こえたところだった。
扉を開けようと手をかけた時、聞こえた思わぬ言葉に愁陽の手が止まった。
人殺し……だって?
部屋の中にいる愛麗は彼の存在に気づかなかったが、女のほうは戸口へ軽く視線を流すとスッと目を細める。
『自分が人殺しだから、静かにいたいの?それとも自分自身を殺したつもりかしら』
「なんの、ことを言ってるの?私が、人を、殺した?」
女が何のことを言っているのか、愛麗は本当にわからなかった。
喉がひりついて、うまく言葉が出てこない。
女はゆっくりと愛麗のほうへ向くと、静かに問いかける。
『そう、あなたの姉さんは何故死んだの?』
姉さん?
愛麗にいた二つ違いの姉のことだ。
「っ!!……私が、姉さんを殺したというのっ!?まさかっ!姉さんは、病気だった。おかしなこと言わないでっ」
女の瞳は取り乱した愛麗をただ静かに見つめる。
『姉さんが死んだ日のことを、思い出してみなさいよ』
「姉さんは、急に病気が悪化して亡くなったのよ。私は、関係ないわ!」
『夏の暑い日だった』
「やめて!!」
愛麗は吐くように叫ぶと手で耳を塞いだ。
部屋の中から苦しそうな愛麗の声が聞こえ、愁陽は扉を開けて彼女を助けるべきだと思うのに、目の前の扉を開けられないでいた。
子供の頃に亡くなった愛麗の姉姫の本当の死の原因を、愁陽も他の誰も詳しくはわからなかった。
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