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第2章「魔法都市ヴェル」
第21話「学園」
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「おはよう」
教室のドアを開けるとクラスメイト達が声をかけてくれる。
まだ10日程しか経っていないが、学園生活には段々と馴染めてきた。
アリアを囲む女生徒の恍惚な眼差し、リンを愛でる女生徒達、ここ数日で見慣れた光景になっていた。
もちろん男子生徒にも二人は人気があるが、女の子に気軽に話しかけてスキンシップを取れるのなんてスクール君くらいしか居ない。
「あーあ、あの二人はモテモテで羨ましいわね」
自分の席に座り、頬杖をついて適当につぶやくサラ。
モテるのが羨ましいというよりも、構ってくれる相手が居る事が羨ましいんだろうけど。
「そうかな?」
そんな風に言っているサラだが、3人の中で男子にダントツでモテているのは彼女だ。
魔術師至上主義の学園だ。可愛い上に上級魔法を無詠唱で扱えて、超級魔法の『ロード・オブ・ヴァーミリオン』も使える彼女をほっとかれるわけがない。
しかしいつからあるのかは不明だが「明らかに実力が上の人間には、自分から話しかけてはいけない」といった感じの暗黙のルールがあるせいで、彼女に話しかけたくても話しかけれない生徒が沢山いる。
超級魔法を使える人間なんて、この学園にはジャイルズ先生と学園長、そしてサラ位しかいない。
故に彼女に気軽に話しかけてくれる生徒は少ない。
サラが「私、もしかして嫌われてる?」と僕に相談してきたことがあった。暗黙のルールで話しかけられないことを知った彼女は軽くため息をついて「あほらし」と言っていた。
自分から話しかければ良いのに、と思ったが彼女の性格だと「受け身になってる相手に何で話しかけないといけないのよ」と言いそうだ。
「ここに居たか、エルク君、アリア君、サラ君、リン君。ちょっと会議室まで来てもらえるかな?」
スーツ姿で、右目には片眼鏡、白髪交じりのオールバック。いつもと同じ姿だが、体中に包帯を巻いている。
ここ数日ケガで療養していたジャイルズ先生だ。
ジャイルズ先生の横にはシオンさん達も居る。何の話だろうか?
☆ ☆ ☆
会議室に入ると、横長のテーブルといすがいくつか並べられており、学園に在籍する全ての教員が座っていた。教員は誰も真剣な目をしているが、一部の教員は僕らに対して嫌悪のようなまなざしを向ている。
中央には学園長が座っており、僕らは対面に用意されたイスに座るように促される。
「急に呼び出してしまい申し訳ない。実はキミたちに2件話が合って来てもらった」
いかつい顔をしながら、伸ばした白いひげを軽く触り、学園長が話し始める。
「まず一つ目は、一か月後の卒業式だが、キミ達には出席してもらう。勿論この学園の卒業生としてだ」
「えっ!?……あっ、すみません、話を続けてください」
思わず声を上げてしまった。
卒業生として卒業式に出席する。それはつまり僕らに卒業の資格を与えると言う事なのか?
良いのか? そんな簡単に卒業の資格を与えて。
「驚くのも無理はない。ただ勘違いしてもらって困るのは、別にキミたちが試験的に来た第1号だから特別に卒業資格を与える訳ではないぞ。そこは勘違いしないで貰いたい」
僕の考えを見透かされたようだ。
「エルク君、キミは元々この学園の優秀な生徒だった。そして他の者達は十分優秀な成績を収めておる。正直この成績で卒業の資格を出さない方が学園としての評判が悪くなる」
確かに。サラとフルフルさんに至っては教員のレベルすら遥かに超えているわけだし。
彼女たちの成績で卒業資格が貰えなかったとなると、次から来る冒険者たちは卒業資格を半ば諦めてしまうだろう。
最初から卒業は無理だと思って入ってこられては学園としてもたまらないだろう。授業にはまともに身が入らず、出席だってしなくなるかもしれない。
冒険者ギルドとの橋渡しなのに、印象が悪くなるのは宜しくない。
「むろん、在籍期間が短いのに卒業の資格を出して良い物か? と言う意見も少なくはない。なので慎重に会議を重ねた結果がもう一件の話になる」
学園長がシオンさん、フルフルさん、サラ、アリアをそれぞれ見る。
「シオン君、フルフル君、サラ君、アリア君。キミ達4人にはこの学園の生徒代表としてヴェル魔法大会への参加をお願いしたい」
「ちなみに、私と学園長も参加する予定だ」
隣に立つジャイルズ先生が僕らを見ながら言った。
ジャイルズ先生と学園長も参加するのか、しかし魔法大会なのになんでシオンさんとアリアが?
「あの、シオンさんとアリアは攻撃魔法が使えないのですが」
「安心したまえ。自分に補助魔法をかけて殴りましたと言い張ればルール的には問題が無い。そもそもここ数年は剣士が優勝しておる」
魔法大会(物理)だったか。
しかし、出場するにしてももう一つ疑問が。
「それはもし、大会の成績が芳しくなかった場合、卒業の資格は取り消しにする。と言う事でしょうか?」
不安そうな僕の顔を見て、校長は笑いながら一度頷いて答える。
「あぁ、心配しなくて良い。大会に出場して学園に貢献してくれた、と言う事が重要なのだよ。もし優秀な成績を収めてもらえればそれで良し、もしそれでも良い結果が出なくても『これだけ優秀でもまだ上は一杯いる、キミ達も精進するように』と生徒に言い聞かせる事が出来る」
なるほどね、要は卒業資格を与えるにたる理由を作るだけか。
そして魔法大会に出場するというのは、内外に向けてのうってつけに口実なるわけか。
「私とシオンはイルナ様の許可さえ貰えれば」
「うむ、フルフル、シオンよ。出場して優勝してまいれ!」
「「はっ!」」
返事と共にイルナさんに二人はひざまついている。
シオンさんとフルフルさんは出場を決めたが、アリアとサラはどうするのだろう?
「うん。良いよ」
「危なくなったらすぐに棄権するわよ」
二人も出るみたいだ。
けが人の僕とリンは応援係だな。
「宜しい、それではキミ達の健闘を期待をしている。会議はこれにて終了じゃ」
「私の次の授業は丁度エルク君の教室だ。教室まで一緒に行こうか」
皆と一緒に学園を卒業できる。そう思うと泣きそうになる位嬉しい。
だけど涙はとっておこう、卒業式まで。
ジャイルズ先生の後に続いて会議室を出た。
☆ ☆ ☆
「ところでジャイルズ先生は、治療院にはいかなかったのですか?」
包帯姿が痛ましいが、なぜ治療魔法で治さなかったのだろうか?
「ふむ、エルク君良い質問だ。では教室までの間に軽く講義といこうか」
「はい」
「では治療魔法とは何か? から始めようか、治療魔法とは何かな?」
ちょっと哲学的だ。
ケガを治す魔法、は流石に安直過ぎるか?
「ケガを治す魔法です」
リンが手を挙げながら答える。
「正解だ。ケガを治す魔法だね」
変に考えすぎず、そのまま答えれば良かったのか。
確かにジャイルズ先生の授業はストレートな内容が多かった気がする。
「では治療魔法を得意とする職は?」
「聖職者、神官、司教ね」
「うむ、正解だ。ではその職が治療魔法以外に得意とする魔法は何かな?」
「治療魔法、補助魔法、退魔魔法」
間髪入れず、サラとアリアが答えていく。
「そうだ、治療魔法と補助魔法。私はこれについてはどちらも一緒の補助魔法だと考えている」
ケガを治すのと身体能力を上げる魔法が一緒? どういう事だろう?
「治療魔法はケガを治すのでなく、治療魔法はケガを治すための身体能力を一時的に上げているだけにしか過ぎないのだよ」
治療魔法も補助魔法の一種という考え方か。何というかジャイルズ先生らしい。
「それなら効果が切れたらまた治療魔法をかけ続ければ良いのではないですか?」
「無理に身体能力を向上させれば、それだけ体に負担がかかる。私のように歳を取るとそれは危険な行為なのだよ」
なるほど。だから治療院でも一気に治療せず、どちらかというとポーションを飲むように言われるわけか。
「魔法というのは便利だが、使い方を間違えれば諸刃の剣になる。扱うには知識が必要なのだが、最近は『使えれば何でも良い』と知識も無しに使う者が多い。もしそういう者が居たらちゃんと教えてあげて欲しい」
「はい、わかりました」
ジャイルズ先生は目を細め、満足そうに頷いていた。
魔法知識の流出を嫌う学園であるにも関わらず、こうやって教え広めようという姿勢には尊敬せざる得ない。
☆ ☆ ☆
「なにっ!? このクラスからはアリアちゃんとサラちゃんが魔法大会に出場するだって!?」
会議室でどんな話をしてたか聞かれ、答えたらスクール君がわざとらしく大声で僕に問い返す。
教室中の視線が一気に集まる。
一瞬静まり返った後に、一気にざわめきだす。
そのざわめきは教室のみならず、廊下に居た生徒達も一緒になっていた。
アリアの周りに一気に生徒が押し寄せる。
普段は『暗黙のルール』とやらで中々話しかけられないサラの方にもだ。
ヴェル魔法大会か、ケガをしなければ良いけどなんて思うのは無粋だな。
精一杯彼女たちの応援をしよう。応援は勇者の仕事だしね!
もう授業は始まっているというのに、席についている生徒はほとんどいない。
大騒ぎになっている教室で、教壇に立つジャイルズ先生は、騒ぐ彼らを叱るわけでもなく。ただ穏やかな目で彼らを見ていた。
教室のドアを開けるとクラスメイト達が声をかけてくれる。
まだ10日程しか経っていないが、学園生活には段々と馴染めてきた。
アリアを囲む女生徒の恍惚な眼差し、リンを愛でる女生徒達、ここ数日で見慣れた光景になっていた。
もちろん男子生徒にも二人は人気があるが、女の子に気軽に話しかけてスキンシップを取れるのなんてスクール君くらいしか居ない。
「あーあ、あの二人はモテモテで羨ましいわね」
自分の席に座り、頬杖をついて適当につぶやくサラ。
モテるのが羨ましいというよりも、構ってくれる相手が居る事が羨ましいんだろうけど。
「そうかな?」
そんな風に言っているサラだが、3人の中で男子にダントツでモテているのは彼女だ。
魔術師至上主義の学園だ。可愛い上に上級魔法を無詠唱で扱えて、超級魔法の『ロード・オブ・ヴァーミリオン』も使える彼女をほっとかれるわけがない。
しかしいつからあるのかは不明だが「明らかに実力が上の人間には、自分から話しかけてはいけない」といった感じの暗黙のルールがあるせいで、彼女に話しかけたくても話しかけれない生徒が沢山いる。
超級魔法を使える人間なんて、この学園にはジャイルズ先生と学園長、そしてサラ位しかいない。
故に彼女に気軽に話しかけてくれる生徒は少ない。
サラが「私、もしかして嫌われてる?」と僕に相談してきたことがあった。暗黙のルールで話しかけられないことを知った彼女は軽くため息をついて「あほらし」と言っていた。
自分から話しかければ良いのに、と思ったが彼女の性格だと「受け身になってる相手に何で話しかけないといけないのよ」と言いそうだ。
「ここに居たか、エルク君、アリア君、サラ君、リン君。ちょっと会議室まで来てもらえるかな?」
スーツ姿で、右目には片眼鏡、白髪交じりのオールバック。いつもと同じ姿だが、体中に包帯を巻いている。
ここ数日ケガで療養していたジャイルズ先生だ。
ジャイルズ先生の横にはシオンさん達も居る。何の話だろうか?
☆ ☆ ☆
会議室に入ると、横長のテーブルといすがいくつか並べられており、学園に在籍する全ての教員が座っていた。教員は誰も真剣な目をしているが、一部の教員は僕らに対して嫌悪のようなまなざしを向ている。
中央には学園長が座っており、僕らは対面に用意されたイスに座るように促される。
「急に呼び出してしまい申し訳ない。実はキミたちに2件話が合って来てもらった」
いかつい顔をしながら、伸ばした白いひげを軽く触り、学園長が話し始める。
「まず一つ目は、一か月後の卒業式だが、キミ達には出席してもらう。勿論この学園の卒業生としてだ」
「えっ!?……あっ、すみません、話を続けてください」
思わず声を上げてしまった。
卒業生として卒業式に出席する。それはつまり僕らに卒業の資格を与えると言う事なのか?
良いのか? そんな簡単に卒業の資格を与えて。
「驚くのも無理はない。ただ勘違いしてもらって困るのは、別にキミたちが試験的に来た第1号だから特別に卒業資格を与える訳ではないぞ。そこは勘違いしないで貰いたい」
僕の考えを見透かされたようだ。
「エルク君、キミは元々この学園の優秀な生徒だった。そして他の者達は十分優秀な成績を収めておる。正直この成績で卒業の資格を出さない方が学園としての評判が悪くなる」
確かに。サラとフルフルさんに至っては教員のレベルすら遥かに超えているわけだし。
彼女たちの成績で卒業資格が貰えなかったとなると、次から来る冒険者たちは卒業資格を半ば諦めてしまうだろう。
最初から卒業は無理だと思って入ってこられては学園としてもたまらないだろう。授業にはまともに身が入らず、出席だってしなくなるかもしれない。
冒険者ギルドとの橋渡しなのに、印象が悪くなるのは宜しくない。
「むろん、在籍期間が短いのに卒業の資格を出して良い物か? と言う意見も少なくはない。なので慎重に会議を重ねた結果がもう一件の話になる」
学園長がシオンさん、フルフルさん、サラ、アリアをそれぞれ見る。
「シオン君、フルフル君、サラ君、アリア君。キミ達4人にはこの学園の生徒代表としてヴェル魔法大会への参加をお願いしたい」
「ちなみに、私と学園長も参加する予定だ」
隣に立つジャイルズ先生が僕らを見ながら言った。
ジャイルズ先生と学園長も参加するのか、しかし魔法大会なのになんでシオンさんとアリアが?
「あの、シオンさんとアリアは攻撃魔法が使えないのですが」
「安心したまえ。自分に補助魔法をかけて殴りましたと言い張ればルール的には問題が無い。そもそもここ数年は剣士が優勝しておる」
魔法大会(物理)だったか。
しかし、出場するにしてももう一つ疑問が。
「それはもし、大会の成績が芳しくなかった場合、卒業の資格は取り消しにする。と言う事でしょうか?」
不安そうな僕の顔を見て、校長は笑いながら一度頷いて答える。
「あぁ、心配しなくて良い。大会に出場して学園に貢献してくれた、と言う事が重要なのだよ。もし優秀な成績を収めてもらえればそれで良し、もしそれでも良い結果が出なくても『これだけ優秀でもまだ上は一杯いる、キミ達も精進するように』と生徒に言い聞かせる事が出来る」
なるほどね、要は卒業資格を与えるにたる理由を作るだけか。
そして魔法大会に出場するというのは、内外に向けてのうってつけに口実なるわけか。
「私とシオンはイルナ様の許可さえ貰えれば」
「うむ、フルフル、シオンよ。出場して優勝してまいれ!」
「「はっ!」」
返事と共にイルナさんに二人はひざまついている。
シオンさんとフルフルさんは出場を決めたが、アリアとサラはどうするのだろう?
「うん。良いよ」
「危なくなったらすぐに棄権するわよ」
二人も出るみたいだ。
けが人の僕とリンは応援係だな。
「宜しい、それではキミ達の健闘を期待をしている。会議はこれにて終了じゃ」
「私の次の授業は丁度エルク君の教室だ。教室まで一緒に行こうか」
皆と一緒に学園を卒業できる。そう思うと泣きそうになる位嬉しい。
だけど涙はとっておこう、卒業式まで。
ジャイルズ先生の後に続いて会議室を出た。
☆ ☆ ☆
「ところでジャイルズ先生は、治療院にはいかなかったのですか?」
包帯姿が痛ましいが、なぜ治療魔法で治さなかったのだろうか?
「ふむ、エルク君良い質問だ。では教室までの間に軽く講義といこうか」
「はい」
「では治療魔法とは何か? から始めようか、治療魔法とは何かな?」
ちょっと哲学的だ。
ケガを治す魔法、は流石に安直過ぎるか?
「ケガを治す魔法です」
リンが手を挙げながら答える。
「正解だ。ケガを治す魔法だね」
変に考えすぎず、そのまま答えれば良かったのか。
確かにジャイルズ先生の授業はストレートな内容が多かった気がする。
「では治療魔法を得意とする職は?」
「聖職者、神官、司教ね」
「うむ、正解だ。ではその職が治療魔法以外に得意とする魔法は何かな?」
「治療魔法、補助魔法、退魔魔法」
間髪入れず、サラとアリアが答えていく。
「そうだ、治療魔法と補助魔法。私はこれについてはどちらも一緒の補助魔法だと考えている」
ケガを治すのと身体能力を上げる魔法が一緒? どういう事だろう?
「治療魔法はケガを治すのでなく、治療魔法はケガを治すための身体能力を一時的に上げているだけにしか過ぎないのだよ」
治療魔法も補助魔法の一種という考え方か。何というかジャイルズ先生らしい。
「それなら効果が切れたらまた治療魔法をかけ続ければ良いのではないですか?」
「無理に身体能力を向上させれば、それだけ体に負担がかかる。私のように歳を取るとそれは危険な行為なのだよ」
なるほど。だから治療院でも一気に治療せず、どちらかというとポーションを飲むように言われるわけか。
「魔法というのは便利だが、使い方を間違えれば諸刃の剣になる。扱うには知識が必要なのだが、最近は『使えれば何でも良い』と知識も無しに使う者が多い。もしそういう者が居たらちゃんと教えてあげて欲しい」
「はい、わかりました」
ジャイルズ先生は目を細め、満足そうに頷いていた。
魔法知識の流出を嫌う学園であるにも関わらず、こうやって教え広めようという姿勢には尊敬せざる得ない。
☆ ☆ ☆
「なにっ!? このクラスからはアリアちゃんとサラちゃんが魔法大会に出場するだって!?」
会議室でどんな話をしてたか聞かれ、答えたらスクール君がわざとらしく大声で僕に問い返す。
教室中の視線が一気に集まる。
一瞬静まり返った後に、一気にざわめきだす。
そのざわめきは教室のみならず、廊下に居た生徒達も一緒になっていた。
アリアの周りに一気に生徒が押し寄せる。
普段は『暗黙のルール』とやらで中々話しかけられないサラの方にもだ。
ヴェル魔法大会か、ケガをしなければ良いけどなんて思うのは無粋だな。
精一杯彼女たちの応援をしよう。応援は勇者の仕事だしね!
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