悲しい青年は異世界で幸せになる

24 どうしよう

ヒスイが異世界に来てから1ヶ月たった
1ヶ月もいたら結構この世界にも慣れてくるもので…


「よぉ～ヒスイ今日は良い肉が入ったけど買っていくか？おまけしとくぞ！」

「ヒスイ君りんごどうぞ。お仕事頑張ってね」


など、街の人にも声をかけられるようになった


今日はどうしようかなぁ～
街の人の手伝いをするか森に行くのも良いなぁ～
でも、たまには違うこともしたいなぁと、思っていると路地裏から出て来た男の子とぶつかった


男の子は黄色い瞳に赤い髪
耳としっぽのある獣人だった


「君、大丈夫？」


男の子は僕み見ると驚いたような、安心したような泣きそうな顔で


「やっと、見つけた…」


と、呟くと抱きついてきた


男の子だと思ってたけどあまり身長が変わらない
そのまで年下でもなさそうだとのんきなのとを考えていたけど


「この状況どうしよう…」