オメガ判定は一億もらって隔離学園へ

梅鉢

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三年生編

13

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 真冬でも暖房をつけなくてもオメガ棟はそれほど寒くない。
 毛布と薄掛けで気持ちよく眠れる。
 だが今日は眠りが浅く、なかなか瞼が開かない。自分でも知らないうちに緊張でもしているのか。

 横向きで体を丸めてもう少しこのままでいようと思った時、スマホが起きる時間だぞと震えた。
 手探りでスマホを探し、指先にぶつかって床に落ちてしまった。仕方なく毛布をはいで起き上がった。瞼はまだ重い。床に転がったスマホを拾い、アラームを止めた。

 顔を洗って歯を磨き、水を一杯飲んでテレビをつけた。来週には十年に一度レベルの大寒波が来るらしい。この県も直撃とアナウンサーが言うが、その頃俺はもういない。他人事のように聞き流した。

 着慣れたブレザーに袖を通し、ネクタイも締める。入学式以来久々となる校章入りのネクタイピンもした。
 昨日、新堂からできれば付けてくるようにと言われたが、存在すら忘れてしまっていたわけで探すのに二十分もかかった。

 今日はこの学校の卒業式だ。

 九時半に教室に集合して、そのまま全員で体育館まで行く。在校生が出席するわけでもないし、親を呼ぶわけでもない。オメガとアルファの生徒が最後まで残った人達だけの卒業式。卒業生入場なんてものもない。だらだら歩き、用意されている椅子に座る。
 アルファ達はもう座っていて、この学校を卒業すればそれなりのメリットはあるらしく、半分くらいの生徒が残っていた。朝永は背筋を伸ばして真っ直ぐ前を向いていた。ブレザー姿もたまにしか見ないし、綺麗な座り姿に惚れ直してしまう。真面目な朝永って意外と見たことがないかもしれない。
 新堂に促されて前に座らされ、朝永を盗み見ることは不可能になって悔しい。

 校長や来賓のありがたい話を聞き、卒業証書授与もなく、あっさりと終わってしまった。そういえばこの学校は入学式すらしなかった。卒業式だけ別なのか。こんな小人数しかいなくなったというのに。
 ものの十五分ほどで終わってしまった式。解散となってまた全員だらだらと歩く。ここの伝統とはいったい。
 歩くときアルファ側をちらりと覗けば朝永は椋地と話をしながら少し前を歩いていた。
 制服姿も見納めかー。そんなことを考えていると、こちらに振り返った朝永と目がばっちりと合ってしまった。見ていたことが恥ずかしくて一度視線を逸らしてしまったが、すぐに視線だけを朝永に戻した。顔が熱いからきっと赤いだろうけど、ブレザー姿の朝永を目に焼き付けてやると開き直りだ。
 朝永は目を細めて柔らかく笑っていた。

 *

「卒業おめでとう。今日で最後となると寂しさも感じるな」

 嘘だ。
 新堂の言葉に全員から「嘘だ」という疑念が発せられている。
 それを読んだかのように「三年もお前らといるんだ。多少の情は湧く。俺は出産や子育てで三年間まるっと担任をしたのはお前らが初めてだしな」と無表情で言われた。
 確かに継直や8番なんかとは仲良くしていたから離れるのは寂しいし、この冷たい教師と別れるのもちょっと寂しい。
 学年が一つ進むにつれて新堂化していった俺だ。なんだかんだとこの温度の低さが心地よくなっているかもしれない。
 新堂の話は今後についての話ばかりだった。

「お前らは珍獣だ。ここの学園に入れなかったアルファは多い。野良アルファと俺は呼んでいるが、奴らはオメガに対してあまりよくない行動を起こす可能性が高い。ここにいるアルファよりも、だ。まだ番っていないオメガは首輪もしたままだ、常に好奇の眼と危険にさらされていると思え」

 窓辺に立ち、外を眺めながら脅すようなことを言う新堂。授業でもその話は出たが、再度注意喚起か。

「さっさと番った方が自分のためにはなると思っている。覚悟は決めておけ。覚悟済みなら大きなお世話だがな。あー、タバコ吸いてぇ」

 最後の一言に脱力してしまう。
 が、首輪をこの三年間で外したのは首輪を交換したときの一度きりだ。首輪のない時を思い出せないくらいもう馴染んでしまっている。この学校での濃厚な経験は首輪と共にある。なくてはならない物だった。だが首輪は外したい。こんなものはなくていい。家畜やペットじゃないのだから。

 教卓に戻ってきた新堂はその上に置いてあった大きい、A3サイズも入りそうな封筒の束を手にした。順番に番号を呼ばれてその封筒を渡された。みんなごそごそと封筒の中をのぞいたり、紙を取り出したりしている。

「卒業証書が入っている。本当は一人ずつ授与しろと言われているが面倒なので他の書類とまとめさせてもらった。で、ここでかかった金額の返却に関する資料も入っている。あとでネットから確認しろ。一応お前らがここで使った金は一ヶ月以内にすべて返却される。部屋代だったり、食事代だったりだな。まあ卒業するお前らにご祝儀だ。ちなみに途中で辞めていったやつらには払われないし、アルファにはもちろん一銭も返還されない」

 お金が返ってくるなんて思ってもみなかった。俺達に支度金として一億くれるけど、何かにつけて金がかかって回収する気満々かと思っていたのに。
 アルファからもかなりの額を奪っているから俺たちに返してくれるのか。でも俺の金も朝永と一緒になるから、朝永の損は俺のお金で埋めればいいや。
 振込先を朝永のところにしようとのん気に考えた。朝永がそんなことをまったく望んでもいないのに。

 全員配り終わって、教卓に両手をついてそこに体重を乗せた新堂は、深く息をはいた。

「……三年間、お前らは頑張った。こんなクソみたいな学校生活でもよく耐えた。これからもこの性に振り回されて、外に出ればこの性がどんなに特殊かを感じることがもっと出てくる思う。でも、必ずどこかでオメガで良かったと思える日が来るはずだ。自分を大切にして生きろ。そして自分の身近な人を大切にしろ。勝手に死ぬな。どんな困難が起きても、まわりがどんなに信用できなくなっても、俺はいつでも話を聞こう。俺はこんな性格だから、お前らにとってはどうだか知らないが、これでも俺はお前らが多少は可愛い。お前らがこの先幸せであることを願おう」

 下を向き、一切俺達を見ない担任教師。髪の毛も垂れているため一切の表情が窺えない。
 震えた声を隠すよう強い口調で話す内容は、以前にも言われたことだった。自分を大切にし、身近な人を大切にする。
 新堂から人の体温を感じたことは少ないが、新堂なりに俺達のことを考えてくれていたようだ。

「また会うことがあればその時に。じゃあ、お前ら、卒業おめでとう」

 ゆっくりと顔を上げた新堂の目元が少し赤い。見たことのない緩みきった笑顔をしていた。子供や家族にでも見せていそうな、気を許した表情。
 やばい。まさか、新堂が。
 そんなことを考えるとこっちまで目頭が熱くなる。
 静かに教室を出ていった新堂の背中はいつも通りのもので、また明日にでも授業があるのではと錯覚してしまう。

「……なあ、新堂泣いてた?」
「多分」

 振り返った継直に話しかけられるが、継直の目元も赤い。
 新堂の話は今の俺達ではピンとこなくて、これから直面していくことなんだろうと思う。その時のために新堂の話を大切にしていきたいと思う。

「あーあー、やっと終わった。色々あったけど今となっては……まあ、楽しかったわ」

 達成感のある継直の笑顔は俺の目頭をさらに熱くした。

「こんな学校だったし、13番には迷惑もかけたし、いっぱい助けてもらった。ありがとう。13番に出会えただけ、俺はこの学校に来て幸せだったと思う」
「あはは、お前、本当に俺が好きだな」

 笑って誤魔化し、下を向いて新堂のように表情を髪の毛で隠すが、継直の口元が歪んでいた。
 本当だよ。どんなに継直が一緒にいてくれて良かったか。言葉は悪くてもいつも助けてくれた。
 嫌なことが多くて、だから小さな嬉しいことがどれほど救いだったか。継直の存在はどれほど俺の救いとなったか。きっと継直が思う以上に、俺はこの小さくて可愛いオメガ救われていた。


 机を空っぽにし、校舎をだらだらと継直を歩く。すれ違う人達もまばらで、寮へ着くころには知っている顔だけがちらほらと見えた。
 三年間世話になった部屋。鉄格子から見える景色にはまだ雪がある。部屋の中から鉄格子越しに見える景色を撮った。何枚も、何枚も撮った。
 テーブルもベッドもソファも家電もこの部屋についていたもので、俺の道具と言えば衣類と貴重品くらいだ。それほど多くない荷物も前もって全部まとめてある。コップや歯ブラシなど日常品はこのまま捨てる。朝永に大事なものだけ持って来いと言われているから。ここでの俺の大事なものなんてない。

 ここへ来るときに母親からもらった黒いキャリーケースに詰めれるだけ詰めた。入りきらない衣類は、気に入ったものもないのでそれもこのまま処分してもらうことにした。
 俺の荷物は一つだけと身軽だ。

 スマホを見て、十一時になったのを確認して部屋から出た。
 朝永と約束していたが、その前にと継直の部屋を訪れる。しかし継直は出なかったので心残りがあるが朝永の待つオメガ棟の入り口へと向かった。

「朝永」
「行こう」

 俺の荷物を見るなり、さっとそれを奪われた。
 そしてその代わりに朝永の手がやってきた。少し冷たい手を握り返した。
 俺に合わせてゆっくりと歩いてくれるが、少し落ち着かない雰囲気を感じた。

「何か急いでる?」
「急いではないけど、そう感じた?」
「うん」
「楽しみなのかもしれない。夜詩人と一緒にいれるということが」
「あ、あー、なるほど」

 一緒にいれることが落ち着かないくらい楽しみなのか。
 一人で納得していた俺を朝永は横目で眺めていたようで、ちらっと見上げた時にばっちりと目が合った。
 恥ずかしくなって笑って誤魔化した。そうやって笑いながら校門を抜けた。あれだけ閉ざされていたのに、卒業してしまえばあっという間だった。
 ここを出ることが嬉しいくせに寂しくもあったが、そんな感傷は朝永のお陰で消えていた。もっとじめっとしながらここから出ると思っていたから、あっさりとしたものに、また笑いがこみ上げる。

「朝永様」
「ああ、ありがとう」

 校舎前には何台もの黒塗りの車が止まっており、そのうちの一台が朝永が頼んだものなのか、運転手らしき人が目の前にやってきてお辞儀をした。

「乗ろう」
「う、うん」

 朝永に促されて足を進めたとき、何気なく見渡した先に見慣れた後姿があった。
 継直は先輩が迎えに来てくれていたようで、車の横でずっと抱き合っていた。我慢できなかったのだろう。そして離れたくないのか、しばらくあのままでいたのだなということが分かる。
 お礼も沢山言いたかったが、これまでの継直の我慢もずっと見てきた俺としては、邪魔をせずに去ることにした。

 連絡はいつでも取ろうと伝えてある。これからも会える。
 良かったね、継直。
 笑顔で車に乗り込むが、朝永が乗ってこない。車の後ろ側で誰かと話をしていた。
 奥まで移動した俺だったが、お尻をずりずり動かして開きっぱなしのドアから顔を覗かせた。

「椋地だ」

 相変わらずきれいな顔をした椋地は俺に気がつき目を細めた。一応あれでも笑っているらしい。
 ブランドもののキャリーケースを横に置いてあるけど、椋地がブランドものとか想像つかなくて驚くが、ブランドに負けないくらいの風貌をしていてなんだか悔しくなる。

「椋地には結構助けてもらったし、色々ありがとう。椋地も良かったらうち遊びに来てね。朝永の家なんだけどさ」

 別に、友人を家に招くのは普通のことだと思う。他意のない挨拶なのに朝永と椋地はお互いを見ていた。
 朝永は無表情だったが、椋地は楽しそうに眉を上げた。

「君達に子どもが出来たら祝いに行こうか」
「え」

 何年かかるんだ。そんな会わないなんてある?
 朝永もそれでいいのか「そうだな、あとは親族の集まりくらいで会うか」などとほざいてる。

「夜詩人、詰めて」
「あ、うん」

 朝永も乗り込もうとしてきたのでまた奥に移動した。

「じゃあね、椋地」

 ドアが閉まり、代わりに窓を開けてもらった。車内で少し屈んで、外にいる椋地に手を振った。

「またな、颯」
「ばいばい、朝永に夜詩人」

 え!
 名前!
 しかし椋地はあっさり背中を向けてどこかへ歩きだした。
 ポカンと口を開けてきっと間抜けな俺だったが、晒されていた経験があるんだったと思い出す。
 でも朝永たちも名前で呼び合うの初めて聞いた。以前永匡くんは名前呼びなのになぜ朝永は苗字呼びなのか訊ねたことがあったが朝永に聞けと言われて終わったのだった。
 でも、ここで名前を呼びあったということは、もう朝永の中で苗字で呼び合う必要がなくなったということか。この二人の中は未だによく分からないけど、きっと俺と継直のようにお互いがお互いに救われていたに違いない。お互いがいて、安心出来るものだったんじゃないかと思う。

 一人で勝手に妄想して満足していると、朝永は運転手に車を出すよう声をかけた。
 静かに走り出す中で手を握られた。温めがいのある冷たい手をしていた。これから先も、この大きな手を俺で温め続けられたらいいなと思う。
 走り出してから少しして朝永の手も温まってきた頃、朝永から「夜詩人、卒業おめでとう」と言われて吹き出した。

「え、今言う?」
「うん、真っ先に言おうと思って忘れていた。外に出ることしか考えていなかったかも」

 そんなに楽しみか。
 朝永が我慢のできない子供のようでまた笑えた。



 車窓から見える景色は青空に薄い雲が頼りなく浮いている。
 あれに乗ってどこにも行けそうにはない。でもあんなものに縋らなくても俺は外に出られる。
 自分の足でどこにだって行ける。

「夜詩人の真剣な顔、好きだな」

 外を見ていた俺に、朝永はかまってとばかりに肩に頭を乗せてきた。
 車に乗った時から繋いでいる手に力を込めた。
 俺も朝永の真剣な顔は好き。大好きだ。

 この人に一番救われた。
 俺がこの性別でいいのだと。
 迷う時もつらい時も、一番支えてもらったと思う。
 朝永に振り回されたこともあるけど、それ以上に朝永がいかたらこそ卒業までいれた。
 俺を選んでくれてありがとう。

「俺も言ってなかったから今言うよ、卒業おめでとう。……いままでありがとう。これからもよろしくね、朝永」

 耳もとで小さく「うん」と聞こえた。そして朝永も握った手に力を込めてきて。

 新堂はこれから困難が起こるかも、みたいな話をしていたけど、朝永とだったら大丈夫と思えるから不思議。朝永を頼りにしているし、朝永も俺を頼りにしてほしい。
 こうやって二人で手を取り合ってどんな時も一緒にいられたら、って思う。

 景色が変わった車窓には、雲一つない青空が流れていた。



3年生編、終わり

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