甘く苛烈な拷問で正義は敗北を刻み付けられる

五月雨時雨

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甘く苛烈な拷問で正義は敗北を刻み付けられる

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尻穴を巧みに割り開き、過敏な前立腺を的確に刺激する指が雌の悦楽を絶え間無く流し込んでいく。硬く張り詰めた男根を握った手が尻穴を弄る指と揃わない動きをわざと行い、身構えることも叶わない至福を次々と味わわせていく。
細長い形状をしたベッドの上でその愛撫を注がれている男は、与えられる快感にただただ乱れることしか出来ない。まるで土下座のような体勢を捕らわれている男は裸体をその格好から離れさせることはおろか、視界を閉ざす為にと装着された黒色のアイマスクを自由なはずの手で毟り取ることも出来ぬまま、尻穴と男根を襲う刺激に翻弄させられ続けている。

「あぁっ! イぐ! イぎゅぅぅぅーっ!!」

尻穴をほじる指を熱烈に絞め上げ、男根を包み摩擦する手に自ら男根を擦り付ける無自覚な腰振りを行いながら、男が甘く甲高く蕩けた絶叫を発しつつ何度目かも忘れた絶頂に達した。
汗塗れの裸体が強ばり、数度の痙攣に合わせて自身を乗せたベッドに精液を放出する。その放出が途切れぐったりと脱力した裸体を嘲笑いながら男根から手を離し尻穴に埋めていた指を引き抜いた男は、すっかり抵抗の力を失った滑稽な男に勝利の愉悦に染まった問いを浴びせた。

「捜査員さん、私のマッサージは気に入って頂けましたか? 誇り高い捜査員さんでもあっさりぐずぐずになって負けてしまう特別なマッサージで乱れ狂わされた気分はどうですか?」
「っ、くうぅ……最悪だ……負けてなんて、いないぃ……!」

それが虚勢以外の何物でも無いことは、捜査員自身がはっきりと理解している。
快楽で情けなくよがり狂わされたという意味でも、贔屓にしていたマッサージ店を密かに買収し自分を捕らえる為の空間へと作り変えていた悪達の行動を全く察知出来ていなかったという意味でも、自分は言い訳が効かないくらいに敗北している。
だが、悪に屈したくない。そんな反抗の思いを湧き上がらせながら、捜査員は息も絶え絶えに敗北を否定した。
分泌した体液で汚れきった股間を晒し、飲み物に混ぜて投与された淫薬の効果に屈して勃起を維持させられている男根の脈動と指が去った後も閉じきれずにいる尻穴の開閉を背後へと惨めに披露しつつ、気丈さの欠片も無い抗いの言葉を返す捜査員。
その愉快極まりない捜査員を堪能し、笑みに宿る加虐の意思を加速させながら、先程まで捜査員を嬲っていた男は次の責めを嬉々として宣言した。

「おや、そうですか。なら、より辛く苦しい……おっと失礼、気持ち良くて幸せなマッサージで捜査員さんに負けを認めてもらうしか無いですねぇ」
「っひ!? やめっ……!」

無論、捜査員の制止の声を聞き入れる者はいない。抗えぬ絶頂へと追い立てられていた捜査員の気付かぬ間に同じ部屋へと集まっていた男達は、逆らおうと試みる疲弊しきった裸体を数の暴力でやすやすと抑え込み、完全に抵抗を封じる拘束を手早く与え始めた。

「あぁっ!? く、んうぅぅ!」

土下座に似た姿から手足を上下に伸ばしたうつ伏せの姿勢に変えさせられた捜査員が、左右の手首に巻き付けられた黒革の枷とベッドの脚を短い鎖で繋ぐ拘束に驚愕の悲鳴を上げる。同様に足首に施された枷とベッドの反対側の足を鎖で結合された捜査員は、自らが吐き出した精液を腹部で塗り拡げつつじたばたと裸体をもがかせ始める。
その、淫薬で火照らされた肉体を快楽で余計にいたぶるだけの試行錯誤を嘲りながら、男達は捜査員の口に言葉の使用を禁じ誤って舌を噛む可能性を潰す男根を模した枷を飲み込ませていく。喉近くまで押し込まれる偽の男根に捜査員がえづいても意に介さず、男達は汗に濡れた髪を掴みアイマスク越しに添えた手で頭部を仰け反らせながら、口枷をどんなに顔を振っても外れないようしっかりと固定していく。

「んもっ、もご、うぶうぅ……!!」

さっきまではまだ、逃走に辿り着ける希望があった。だがもう、隙を見付けても逃走には至れない。淫薬の効果が抜けても、自分はこの場から抜け出せない。
詰みを思い知らせる拘束達に打ちひしがれながら、捜査員が正義の立場を取り繕うことも忘れた思考から戦慄と怯えに歪んだ唸りを零す。
その惨めその物な様子を鑑賞し満足げに頷いた男は、追い打ちの拘束をもたらし終えた部下の男達に視線で指示を飛ばしつつ自身は再び丸出しの恥部へと、ベッドの上に投げ出された男根とその少し上でもがく尻肉と共に情けなく踊っている尻穴へと手を伸ばし、あくまで施術の体を取った言葉で無慈悲な淫獄の開始を告げた。

「それでは捜査員さん、思う存分天国を感じて下さいね。幾ら鳴き喚いても大丈夫なようにこの部屋は防音を施しましたから、我慢せずにたっぷりと……鳴き喚いて下さい」
「ふごぉぉぉーっ!? ぼほほぉっ!? もごほほほぉぉぉっ!?」

尻穴の奥深くへと一息に潜り込んだ右指が、先程とは方向性の違う撹拌を叩き込む。ベッドと左手の間に挟み込まれた男根が、手加減など一切無い小刻みな動きが生み出す快感に嬲られ出す。
それだけでも天国とは真逆な地獄の至福をもたらされているというのに、捜査員の無防備な裸体は幾つもの残忍な手でまんべんなくくすぐり回されている。笑声を堪えようと意識する暇さえ許さない手に脇の下や内股といった皮膚の薄い箇所を撫でられそれ以外の箇所もいたぶられている捜査員は、偽の男根に塞がれた口から喘ぎと笑いが混ざり合った唸りを飛ばしつつ、自身を生け捕りにした悪の思惑に沿った陥落へと導かれるしか無い。

「捜査員さん? 限界ならちゃんと言って下さいね? しっかり負けを認めて貰えないと、私も部下も手をとめてあげられませんよー?」
「もごっ、ほごほおぉっ! ぶみゅふふふぅっ!!」

言葉を奪った上で浴びせられる非道な言葉を認識する余裕をあっという間に削ぎ落とされた捜査員の痛々しい咆哮は、救いを与えてくれる誰の耳にも届かぬままじょじょに正気を失った物へと変化していき、恥部をいたぶる男と身体中をくすぐり倒す部下達にこれ以上無い勝利の愉悦を抱かせていくのだった。
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