BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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休憩明けの男は無様な排出の様を淡々と監視する

食事休憩を終えた男が、食後のコーヒーを注いだマグカップを机に置きつつ再びモニターの前へと腰を下ろす。眼鏡の奥の瞳を冷静の色に保ちながら背もたれ付きのキャスター椅子に預けた身体の姿勢を整えた男は、そのままいつものように落としていたモニターの電源を入れ直し、罪人達が晒す無様な刑罰を監視し始めた。
改めて別室の様子を映し出したモニターに、丸い輪をぶら下げた尻穴が表示される。その尻穴の持ち主である男は、背後に位置するカメラの前で剥き出しの尻肉を小刻みに動かし尻穴から垂れ下がった異物である丸い輪をカメラが設置された台の端に存在するフックへと手を使わずに引っ掛けると、尻肉を鷲掴みにした状態を保っている両手の力を強め恥ずかしい穴を限界まで横に拡げながら、異常な宣言をカメラのマイクに向かって放ち始めた。

「二百三十六番! これより、本日四十八回目の排出を行います!」

己に与えられた囚人としての番号を叫び、監視者が自分を見ていない間も繰り返していた行動の開始を告げながら、男が一歩、また一歩と足を前に進めていく。尻穴から垂れている輪という異物をフックへと接続した状態で前進する度に、その輪と繋がった醜悪な器具が男の腸内から外部へと引き抜かれていく。

「い、一個目……二個、目ぇっ!」

自身の腸内を埋め尽くしていた丸い球が、はしたない音を奏でながら体外へと吐き出される。その排出に合わせて生まれる雌の快楽が全身を駆け巡る度に足の間で情けなく張り詰めた男根から分泌される透明な蜜の量を引き上げながら、囚人の男は思考を殴り付ける屈辱の感情を表に出すことも認められぬまま、自身に装着された絶対的な支配を外部からもたらす首輪を通した指示に従って尻穴から飛び出た球の数を己の口で説明させられていく。
その惨め極まりない贖罪の光景を淡々と眺めながら、監視者の側に回った男は全ての球を自ら引き抜いた囚人が次の罰に向けて己の手で球を尻穴へと戻していく一連の流れがしっかりと首輪によって厳守されているかという情報を見飽きた痴態に対して湧き上がる眠気を堪えつつ確認し、手元の書類にチェック済みの印を書き記していくのだった。
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