熟れた乳首は巧みな指に弄ばれる

五月雨時雨

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熟れた乳首は巧みな指に弄ばれる

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裸体に纏わされた拘束から抜け出そうと試みる意思は、時間の経過と共に跡形も無く失われてしまった。
無防備にさらけ出された左右の乳首にたっぷりと塗布された淫猥な薬品がもたらす強烈な疼きに為す術無く苛まれ続けた哀れな男は、手足の自由を奪う物体との格闘を行う気力を薬品の効果が強まるにつれて欠片も残さず削ぎ落とされていき、とうとう最後には黒い棒状の口枷に歯を立てて苦悶の唸りを発しながら疼きから気を紛らわせることが精一杯の状況へと追いやられてしまった。

「んぐっ、ふっ……ふむっ、んまうぅぅ!」

左右の腕の指先から二の腕までを包み込んで締め上げる黒革製のアームバインダーと左右の足の爪先から膝下までを覆って圧迫する拘束具を軋ませ、手足の拘束の指先と爪先の部分に位置する金具同士を遊び無く結合する短い鎖を甲高く鳴らしながらベッドの上に仰向けに転がされた海老反りの肉体を痛々しく間抜けに悶えさせる男。暴れさせることさえも禁じられた手足を苦しげに震わせながら、見知ったはずの器官なのに見たことも無い程の赤さと大きさに変化した乳首を嬲っている疼きから理性を守ろうと意識を必死で逸らす男。
そんなただ耐えることで思考の容量を食い潰されている男の元に、無慈悲な存在が醜悪な笑みを浮かべて帰還する。その存在は扉越しに現われた自分の姿を目にして分かりやすい戦慄の反応を示す限界の男を眺めて笑みの黒さを更に深めつつ距離を詰めると、涙に潤んだ視線と枷の隙間から漏れる吐息で哀願を表現している男を無視しながらベッドに上がり、じっくりと熟成させ実にいたぶり甲斐のある状態となった左右の乳首を何の躊躇いも無く左右の指で責め立て始めた。
無論、その威力は抜群だ。ひたすらに遠ざけていた意識を強制的に乳首へと集中させる指の刺激に、余裕を奪い取られた男が抗えるはずも無い。今すぐうつ伏せになって淫薬に蝕まれた乳首をベッドに擦り付けたいという願いを拒みに拒んでいた男が、襲い掛かる快楽に立ち向かえる訳も無い。
男はあっという間に自分をこの苦悶に追いやった憎い男の思惑通りに乳首のみの刺激で触られてもいない男根をパンパンに張り詰めさせていき、嫌がる心をあっさりと押し流す勢いで訪れる絶頂の衝動に屈していく。

「むぐっ、んぐぅぅぅっ! あむっ、も! ふむぁぁぁっ!!」
「ふふっ、お薬で育てた捜査員さんの乳首、苛め甲斐も感度も申し分無しですねぇ。ほら、イってください。僕の指で乳首を捏ねられながらイってください。そしたら上手に乳首だけでイけたご褒美として、捜査員さんが駄目になっちゃうまで乳首でイかせてあげますからねぇ……」
「もごっ、むぶぁぁぁぁぁっ!!」

乳首を弄ばれながら強いられる絶え間無い絶頂を拒絶する喉が破れんばかりの絶叫を聞き流された捜査員の男は、あぐらをかいた非道な男の足の上に乗せられた頭部をイヤイヤと振り乱しつつ目を剥き、逆らうことを不可能にされた肉体を情けなく痙攣させながら、己の全てを淫猥に破壊する無間地獄の入り口となる一回目の絶頂を熟れに熟れた乳首を巧みに弄る指で迎えさせられていくのだった。
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