惨めな犬達は望まぬ至福へと突き上げられる

五月雨時雨

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惨めな犬達は望まぬ至福へと突き上げられる

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手首から付け根までの部分に存在する数本のベルトを締めることによって腕へと隙間無く密着する機構を備えたグローブ。足首から付け根までにあてがわれているベルト達を腕と同じように締めることで、足にぴったりと自身を押し付ける仕掛けを施されたブーツ。そんな衣装を与えられた男達は、自力で脱ぐことを禁じる為に用意されたベルト同士を短く繋ぐ金具を与えられたことによって、完全に自由を奪い取られてしまっている。
仮に、手足の部分を厚い綿で取り囲み指の使用を不可能にさせる仕様が無かったとしても、男達の腕は背中で伸ばしきった状態から離れられず足は左右をきっちりと揃えさせられた形から抜け出せない。敵の手に三人仲良く堕とされた無様な男達は、言葉と共に舌を噛んでの自害の道を没収する黒い棒状の口枷を毟り取ることも叶わず、丸出しにさせられた恥部を覆い隠すことさえ許されない。
ふわふわな毛を纏っている犬の足を模したグローブとブーツに身動きを制限された無様な男達はもう、意味の無い唸りを間抜けに放ちながら憎き敵の悪意に為す術無く弄ばれるだけの生物でしかない。口枷を固定するベルトと繋がっている犬の耳飾りを惨めに揺らめかせながらのたうち回っても効果のある抵抗を何一つとして紡げない男達はもはや、非道な敵達を悦ばせ黒く歪んだ興奮に至らせる痴態を提供する奴隷以外の何物でもない。
尻穴を奥深くまで貫き元の位置まで閉じることを遮っていた太く長い張型をそこから垂れ下がった犬の尻尾飾りを掴んで引っ張ることで体外に排出させられた男達は、間抜けにぽっかりと開ききった尻穴を好き勝手に扱き使われながらイきまくる滑稽極まりない生きた性処理道具なのだ。

「ワンちゃん達、今日のチ○ポは美味しいかい?」
「んぉっ、あぉぉんっ!」
「美味しいみたいだねぇ、三匹とも嬉しそうに鳴き喚きながら自分のチ○ポをビクビクさせてるよ。あ、ケツ穴もか」
「あうぅっ! ぎゅぅぅんっ!!」

異物を排除された尻穴を間髪入れずに男根で再度埋め尽くした敵達が、過敏に繰り広げられる三人の反応を嘲笑いながら手加減無しに腰を前後させる。
雄の身でありながら雌の征服を加えられている事実に対する屈辱を改めて認識しつつ、三人はそれに抗おうと試みる。だが、精神で幾ら否定を叫んでも、連日の調教と凌辱によって屈服に追いやられた肉体は注がれる悦楽を持ち主の意思を無視して積極的に汲み取り、更なる快楽を男達の許可無く追求していく。

「あぉっ、ふぅぅっ、んむぅぅっ!」
「うぁぉ、あぉぉぉっ!」
「んーっ、くふぅぅんっ! んぐっ、ふぎゅぅぅ!!」

背中で一まとめにさせた腕を限界まで無理矢理に持ち上げさせ、嫌でも尻穴を背後に突き出す格好を強いている敵の責めから逃れたい。一まとめにさせた足を大きく上に運び、ベッドの上で後ろ向きのでんぐり返しをしている最中のような体勢を強制的に取らせた敵の男根を何とかして尻穴から追い出したい。ベッドに上半身のみを預けた姿勢を作らせ、体重を掛けてのし掛かる形で尻穴を男根で侵略しつつベッドと裸体の間に滑り込ませた手で乳首や男根を苛んでくる敵の攻撃を躱したい。
心の底からあらゆる願望を募らせても、状況は何も覆せはしなくて。敵に捕獲され惨めな犬に作り変えられた三人の男は今日も次々と新手がやって来る監禁部屋にくぐもった絶叫を響かせながら、敵の男達全員が満足する時まで、文字通り魂が抜ける程の辱めに放心している自分達を笑い飛ばす敵達が十数人分の精液が混ざった液体をだらしなく零している尻穴に再び犬の尻尾が付いた張型をねじ込み栓をする時まで、逆らう選択肢を欠片も残さず叩き潰された肉体を、望まぬ至福へと何度も何度も突き上げられていくのだった。
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