淫猥な娯楽として正義達は使い潰される

五月雨時雨

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淫猥な娯楽として正義達は使い潰される

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「んぐぅぅぅーっ!! むぐっ、ふっ! ぶふぅぅぅっ!!」
「もっ、んもぉぉっ!! うぅおっ、ふぐぅぅぅんっ!!」

形だけでしか無い正義の態度を示すことも叶わなくなった心が、布を用いた猿轡で口を塞がれた保安官達に言葉にならぬ哀願の絶叫をなりふり構わずに放たせる。憎むべき悪党の男達に対する怒りを保つことさえ不可能にさせられた哀れな保安官達が、涙に濡れた目で許しを請う視線を一心不乱に飛ばしながら、容赦無く注がれる苦悶からの解放を理性と本能の両方で欲している。
しかし、非道な悪党は保安官達が発する屈服色の反応を見聞きしても苦悶の勢いを緩めない。むしろ悪党は、二人が苦しめば苦しむ程抗えぬ裸体達をいたぶる手の動きを更に引き上げていく。
誇りを捨てて救いをねだっても、聞き入れてはもらえない。それどころか、必死に紡ぐおねだりの意思表示を嘲笑われつつより無慈悲な責めを与えられる。
そんな地獄に追いやられた保安官達はもう、二人仲良く悪党の気が済むまで手も足も出せぬ裸体を弄ばれるしか無い。背中側で左右の手首同士と二の腕同士を縄に括られた腕を胴体へと縛り付けられ、足首同士と太もも同士を遊び無く結合された上で上半身の縄と悪党が拠点に使っている家屋の梁を繋がれたせいで背筋をピンと伸ばしたつま先立ちの体勢以外を取れなくされた無様な保安官達はもはや、無防備にさらけ出された淫らな弱点達を手加減を一切知らぬ悪党の手指で好き勝手に苛まれるしか無い。
悪党の罠に嵌まって生け捕りにされ、遙か昔に所有者から見限られた炭鉱近くに設けられた家屋へと連れ攫われ、その中で抵抗を封じられた身体に容赦の無い調教を連日に渡って叩き込まれた惨めな保安官達は、悪党の思いのままに乳首を捏ねられて絶頂し、尻穴をほじくられて絶頂し、男根を扱かれて絶頂するだけの存在でしか無いのだ。

「んむっ、ふむぅぅぅーっ! うぎゅ、ぶぎゅぅぅっ!!」
「あもっ、もっ、ほごっ! みゅぁぁぁぁぁーっ!!」

口内に押し込まれた唾液塗れの布とそれを吐き出せないようにと栓の役割を果たしている布に歯を立てながら鼻と口を覆う形で施された白布ごしにくぐもった悲鳴を上げながら、保安官達が満足に悶えることも認められない縄塗れの裸体を痛々しく痙攣させつつ正確な回数も分からなくなった絶頂に悶絶する。
尖りきった乳首を指で揉まれつつ引っ張られる刺激に追い詰められ、悪党の躾で雌の快楽を得られる器官へと貶められた尻穴を掻き回す指の攻撃で淫らに狂わされ、すでに透明な蜜さえまともには吐き出せなくなったというのに萎えさせてすらもらえない男根を内側に握り込んで延々と摩擦する手の追い打ちに正気を削り落とされながら、保安官達は悪党の愉悦を露わにした視線を全身に浴びつつとっくに限界を超えた肉体をまた新たな絶頂へと上り詰めさせられていく。

「んぐっ、むぐっ、んみゅぅぅぅーっ!!」
「うぶっ、むぉっ、ぐむぅぅぅぅんっ!!」

イってもイっても終わらないイき地獄に翻弄させられ、無我夢中になって絞り出す助けてと許しての思いを無慈悲に却下されながら、保安官達は今日もここが助けの望めない場所であるという事実を強すぎる快楽のせいで手放すことも出来ない朦朧とした意識の中で改めて思い知らされつつ、自分達を淫猥な娯楽として使い潰す悪党の前で間抜けに腰を振って何も吐き出さぬ絶頂へと達していくのだった。
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