奉納品達は抗えぬ裸体を淫らに捧げられる

五月雨時雨

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奉納品達は抗えぬ裸体を淫らに捧げられる

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闇に覆われた山中から、太鼓の音が休み無く響いている。これは、祭りの最終日の夜を彩る太鼓だ。市街地で行われていた催しの際に純白の褌を纏って祭りを盛り上げていた男達が山奥に建てられた社へと赴き、夜通し太鼓を打ち鳴らす奉納の儀式だ。
幼い頃から慣れ親しんだ儀式の音が遠い山奥からかすかに聞こえてくるのを耳にしながら、街の者達は今年の祭りが無事に終わった事実をくつろぎつつ噛み締めていく。窓を閉めれば一切が聞こえなくなる。そんな太鼓の音を味わいながら、街の者達は祭りの光景を思い出しつつ夜の時間を思い思いに過ごしている。
誰も、遠い山奥で行われている儀式の真実を知りはしない。祭りに深く関わった者以外には秘匿されている奉納の実態を、夜の街で太鼓の音に耳を傾けている者達は知る由も無い。
故に、太鼓の音に虚しく掻き消されるだけの甘く歪んだ唸りを上げている男達は、今年も邪魔が一切入らない神聖な社で、抵抗を不可能にされた肉体を絶え間無く責められ続けていた。

「んぐっ、むぐ、ぶむぅぅんっ!」
「はぶ、ぶふあぁ! んー! むぎゅぅぅっ!!」

太鼓の音に満たされた空間で言葉にならぬ声を上げながら祭りの時と同じ褌のみの肉体に与えられた縄の縛めを軋ませても、奉納品の役目を担わされた男達は儀式から逃れられない。二の腕を胴体に繋ぐ縄と、胴体の後ろで交差させられた手首を縛る縄を上半身に施され、左右の足をきつく一括りにする足首同士と太もも同士を結合する縄を下半身にもたらされた男達が社の中央に位置する一際太い木製の円柱に背を密着させた姿から離れられないよう追い打ちの縄で厳重に縛り付けられた肉体をどんなによじらせようとも、誰一人として淡々と遂行される儀式から脱出することは叶わない。
両手両足の自由を奪われ、奉納品ではない男達が祭りの間身に着けていた汗塗れの褌達を用いた猿轡で口内を埋め尽くされ鼻と口を隙間無く覆われた男達が何をしても、夜通し繰り広げられる儀式と称した恥辱はとまらない。奉納品として柱にしっかりと固定された男達は、交代しつつ太鼓を打ち鳴らす全裸の男達に抗えぬ裸体を好き勝手に弄ばれながら、容赦無く注がれる淫らな波状攻撃に為す術無く快楽を覚えさせられ続けるしか無いのだ。

「んもっ、ぶぎゅぅぅ! あぉ、んむおぉ! んみゅぁぁぁぁっ!!」
「むふっ、んふっ、ぶぎゅぅぅっ!!」

無防備となった乳首を指先で弾かれ、捏ねられながらくぐもった声で喘ぐ男達。褌に隠された恥部を巧みに摩擦され、すでに自身の汗で濡れそぼっていた白布を張り詰めさせられた男根から噴き出した己の淫猥な体液で更に濡らしていく奉納品達。
そんな奉納品達が口と鼻を塞ぐ褌の香りに酔いしれながら嫌がっている演技に耽りつつ屈辱的な快感に溺れる様を愉しみながら、太鼓を打ち鳴らし愛撫を注ぐ男達は儀式の真実を恐る恐る明かし胸の内でもし公にされたらという怯えを抱えて依頼した奉納品の立場を悦んで受け入れてくれた者達に言葉では言い表せぬ感謝と興奮を募らせつつ、己の役割を果たす為に太鼓を叩き、逆らえぬ奉納品達に神へと捧げる淫蕩な痴態を披露させていくのだった。
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