わん太

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猫になりたい

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猫になりたいそんなことを思ったのは何時からであろう?
毎日毎日代わり映えしない日常に押し殺されてしまい私は私でなくなってしまう様に感じている。

猫は気楽なものだ呑気に寝て起きてゴロゴロしてたまにご主人の機嫌をとれば寝床も食事も提供される。
毎日毎日同じことの繰り返しではあれどもなぜだか私達の様に縛られてはいない、自由であるように思はれる。
やはり私は「猫になりたい」



そう思うのである。
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