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118】【番外編】とある賢者の自信
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118】【番外編】とある賢者の自信
「あー……言ってしまった」
俺の名前はレオ。この国一の賢者。
そんな俺が呟いたのは、自身の部屋。最近まで唯一この家に足を伸ばしてくれていたアラン様が、暫く来なくなって久しい。一応掃除はしているが、如何せん。なかなか仲直り出来ずにいたからだ。
だがそれも、昨日まで。嬉しいことにアラン様が俺に声をかけてくれ、今日何とか仲直りしてきた。仲直りが出来たのは、最高に嬉しい。だが俺的に最悪なのは、うっかり告白までしてしまったわけで。
「何で俺はうっかり好きだなんて言ってしまったんだ……!」
まぁ、だが仕方ない。
「でも仕方ないよな。あのままだったら、絶対アラン様は俺と距離取ろうとしてたし。あ゛―……仕事だから仕方ないとはいえ、まさか女性と二人きりのところを見られるなんて……」
きっとあの人のことだ。俺とあの医務官と何か進展があれば……なんて考えたのだろう。
「あの人、結婚してるって言えば良かった」
キラリと光った左手の薬指の指輪の存在と、薬草について教えながら旦那の愚痴も聞かされたのだ。(まぁ、実際は惚気になるのだろうが)
全く、俺はアラン様一筋だっていうのに。
「……俺、結構長いこと片思いしてるんだけどな」
というか、アラン様。俺がだんだん口に口づけしてたのに、おかしいなとか。何か気づかなかったのか。
「まぁ、アラン様そういうところあるからなぁ」
今では友人と思っても良いほど、距離が近くなった。そうすれば、騎士団長としては立派だが、普段の。ただのアランという人間でいる姿は、随分と可愛い人だと知った。こと色恋や性的なことへは無知に近く、賢者といいながら下心で近づいた俺はさながら悪い狼といったところ。こんなことを言ってはいるが、俺は酔っていない。素面だ。
だが、収穫もあった。
「俺の告白については、まぁ……成功してないがフラれたわけじゃないし良いか。ナイト殿だけズルイしな。それに……」
思い出すのは、アラン様の表情。分からないと言いながら、嫌悪感は無かった。それに、今までだってそうだ。頬から拒絶されてしまうのでは? と唇に口づけをした時だって、拒む様子も無く。それどころか……────。
「アラン様、俺のこと好きなのでは?」
と、国一番の俺の頭脳が結論を出した。
「だってアラン様、嬉しそうな顔してたしな……? してたよな? うん。間違えない。俺の記憶力に間違えは無いはず……! こう……はにかんだように顔を赤く染めながら、目じりが垂れて嬉しそうだったし……」
(…………)
「あんな反応しておいて、好きが分からないって何だよ……!!!! 絶対アラン様、俺のこと好きじゃん!! 好きだって気づいて下さいよ!?」
数秒の沈黙。俺は一人暮らしで、森の奥に住んでいて良かったと思った。
********
以前の話にラッパ?反応下さり有難うございます(^^)
えっっっな感じにするつもりだったのに、気づいたら全然健全になってましたorz
OH……。この二人どうやったら進展するの(´;ω;`)
「あー……言ってしまった」
俺の名前はレオ。この国一の賢者。
そんな俺が呟いたのは、自身の部屋。最近まで唯一この家に足を伸ばしてくれていたアラン様が、暫く来なくなって久しい。一応掃除はしているが、如何せん。なかなか仲直り出来ずにいたからだ。
だがそれも、昨日まで。嬉しいことにアラン様が俺に声をかけてくれ、今日何とか仲直りしてきた。仲直りが出来たのは、最高に嬉しい。だが俺的に最悪なのは、うっかり告白までしてしまったわけで。
「何で俺はうっかり好きだなんて言ってしまったんだ……!」
まぁ、だが仕方ない。
「でも仕方ないよな。あのままだったら、絶対アラン様は俺と距離取ろうとしてたし。あ゛―……仕事だから仕方ないとはいえ、まさか女性と二人きりのところを見られるなんて……」
きっとあの人のことだ。俺とあの医務官と何か進展があれば……なんて考えたのだろう。
「あの人、結婚してるって言えば良かった」
キラリと光った左手の薬指の指輪の存在と、薬草について教えながら旦那の愚痴も聞かされたのだ。(まぁ、実際は惚気になるのだろうが)
全く、俺はアラン様一筋だっていうのに。
「……俺、結構長いこと片思いしてるんだけどな」
というか、アラン様。俺がだんだん口に口づけしてたのに、おかしいなとか。何か気づかなかったのか。
「まぁ、アラン様そういうところあるからなぁ」
今では友人と思っても良いほど、距離が近くなった。そうすれば、騎士団長としては立派だが、普段の。ただのアランという人間でいる姿は、随分と可愛い人だと知った。こと色恋や性的なことへは無知に近く、賢者といいながら下心で近づいた俺はさながら悪い狼といったところ。こんなことを言ってはいるが、俺は酔っていない。素面だ。
だが、収穫もあった。
「俺の告白については、まぁ……成功してないがフラれたわけじゃないし良いか。ナイト殿だけズルイしな。それに……」
思い出すのは、アラン様の表情。分からないと言いながら、嫌悪感は無かった。それに、今までだってそうだ。頬から拒絶されてしまうのでは? と唇に口づけをした時だって、拒む様子も無く。それどころか……────。
「アラン様、俺のこと好きなのでは?」
と、国一番の俺の頭脳が結論を出した。
「だってアラン様、嬉しそうな顔してたしな……? してたよな? うん。間違えない。俺の記憶力に間違えは無いはず……! こう……はにかんだように顔を赤く染めながら、目じりが垂れて嬉しそうだったし……」
(…………)
「あんな反応しておいて、好きが分からないって何だよ……!!!! 絶対アラン様、俺のこと好きじゃん!! 好きだって気づいて下さいよ!?」
数秒の沈黙。俺は一人暮らしで、森の奥に住んでいて良かったと思った。
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以前の話にラッパ?反応下さり有難うございます(^^)
えっっっな感じにするつもりだったのに、気づいたら全然健全になってましたorz
OH……。この二人どうやったら進展するの(´;ω;`)
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