【完結・BL】幼馴染の王子と恋人関係になって、これから「そういうこと」をする雰囲気なんだが(まて、初めて知ることがあるぞ!?【王子×騎士団長

彩華

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13】恋人になって初めての⑫

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13】恋人になって初めての⑫

 未だ下腹部にアーサーの白濁の熱を感じながら。アーサーが俺だけが欲しいと言う。求められるのは嬉しい。溶けた頭も、好きだと自覚した気持ちも素直に嬉しいと言っている。

「もし、俺がアーサーの希望通り結婚したとしてだ。問題があるだろう? 俺は男だ」

「知っているよ。今、この国一番強い騎士団長だよ」

「だが」、だ。俺とアーサーの間には、どうしても避けられない問題がある。どうしたって、俺は「男」だ。そう伝えれば、俺の意見に反してアーサーの表情は穏やかで明るかった。

(何で、そんなに明るいんだよ)

俺は気にしているっていうのに。求められても、どうしようもない問題があるのに。

「でも嬉しいな。今の言葉、私との結婚を前向きに考えてくれていると思ってしまうよ」

「どうせ、もう俺を離す気なんてないんだろう? なら側室とかでも良いから傍にいるさ」

「言っただろう? 側室も誰も取らない。私はギルベルトだけで良いんだ」

「だから……」

(俺は、お前の子を産んでやることが出来ないのに)

「子供が産めないとでも?」

「当たり前だろう? 俺は男なんだから」

革新をついたが、アーサーの表情は変わらなかった。それどころか、どこか楽しそうにすら見える。

(何だよ。男だから子供は産めないだろう?)

俺は、こんなに気にしているのに。キュッと唇を噛めば、「心配しないで」とアーサーが言葉を続けた。

「ギルベルト、心配しないで。それに、こういう時にごめんね」

「何……?」

なでっ……なでっ……♡ トンッ……♡

「んっ゛っ……!♡」

お互いのペニスを握っていたアーサーの手が離れたかと思えば、俺の濡れた下腹部を撫でた。それから臍の下あたりとトンッ……と突いた。

トンッ…♡ トンッ…… ♡ じわぁ……♡♡

「んぇ゛っ……?は、腹の中が……っ?」

「ギルベルト。ここに子宮がある気がしないかい?」

「子宮……?」

子宮。男の俺には、存在しない臓器。
それこそ、女性にしかない。子種を受け止め、子供を育む場所。愛する男の種とが実を結び、果実のごとく赤ん坊が実り育つ大切な場所。

(それが、俺に……?)

トンッ……♡ トンッ……♡♡

「ぁ……ぐ、ぅ……?♡」

あるわけない。絶対にない。揶揄うのは止めろ。
以前の俺ならば、すぐに否定しただろう。だが、不思議とアーサーに言われると存在しているような気すらある。突かれ、振動の響く箇所は、確かに以前は無かった場所。だんだんと子宮があるような気持になってくるものだから、自分でも怖くなる。

「何で……?」

脳裏によぎったのは、あの日。アナルを弄られ気を失った日。あの日から、この腹の中は疼いている。何かを知っているように、微笑んだアーサーが口を開いた。

*******
更新しました
後はサクサククー!っと終わればと思っています
もう少しお付き合い頂ければ幸いです
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