【完結・BL】マンネリ化を解消したかっただけなのに!【店員×社〇人】

彩華

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1】マンネリ化した夜だった

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1】マンネリ化した夜だった

「お客さん。そのオナホ、試してみます?」

「は……?」

その一言は、始まりだったのかもしれない。

*******

俺の名前は佐藤伊織。学生から、肩書が変わり。今では社会人になって数年。
突然だが、この世の中ストレス社会だ。とりわけ、昨今のストレス社会の荒波は凄いと思う。
理不尽に叱られたり、理不尽のまま、とりあえず謝罪したり。虚無のまま割り切る境地に至れば、割り切れるだろう。だが、そんな小さな積み重ねが続く、ストレス社会だ。ああ、子供の頃に戻りたい……なんて願望は、叶わぬ願い。だが、溜まっていくストレスを身体に溜めておくのは、勿論身体に良くないわけで。(ストレス社会に戦う同士よ、頑張ろうな)
人それぞれの、ストレス発散法があるだろう。好きなことをするのが、多いんじゃないだろか。読書したり、音楽を聴いたり、身体を動かしたり。多数ある発散法の中で、俺の発散法はコレ────。

グチュッ♡ クチュッ♡ ぬるっ……♡

「ん゛……っ♡んんぅ゛……♡」

ナニか? ナニ……そう。自慰。オナニーだ。
出すもの出したら、スッキリするやつ。おまけに気持ち良いまで付いてくるんだから、最高のストレス発散方法だと思う。実家を出て一人暮らし。誰かにバレてしまうかもしれないという、緊張感も無い。好きな時に、好きなだけ自慰が出来る。最高の環境。

フーッ♡ フーッ♡ へこっ♡ 

あとは寝るだけの状態で、青臭い匂いが香る。興奮した頭から、眠気はどこかへ消えてしまった。フーッ……♡と熱の籠った呼吸を吐けば、深く吐いた分を同じだけ。スゥーッ……♡と息を吸い込む。

「ふっ……ぅ……♡」

(今日もザーメン臭い♡♡)

呼吸にそって、鼻孔が開くのが分かる。良い匂いとは言い難い、ムワッ……♡とした。クラリとするほどの青臭さが、開いた鼻孔へと香った。香りの元は、自身のペニス。シュッ!♡と勢い良く扱いた。

「ん゛っ……!♡」

シュッ♡ シュッ♡ シュッ♡ 

自分でも、元気だなと思う。10代ではないが、まだまだ枯れてはいないらしい。まぁ、枯れていないから、こんなに自慰をしているんだけれど。
扱くたびに、自身の手の中に握るペニスがドクドクと脈打つ。手の輪から抜ける最後に、亀頭の先から漏れ続ける白濁で、ヌメついた。硬く勃起した陰茎が、フルリと震える。そろそろ絶頂が近いと、近くに置いてあるティッシュを急いで掴み。抑え込むように、亀頭の先をギュッと握った。

「イク♡ イク♡ もう、イクッ……♡♡」

ギュッ! へこっ♡ ビュッ……♡

「ッ……!♡♡」

ビュクククククッ♡

思わず奥歯を噛んで、身体が仰け反った。それから数秒そのままで。フーッ……と深呼吸を一つ。ベッドの上で、下半身を丸出しの状態のまま。さて、終わったとティッシュで濡れたペニスを拭き取った。それから達した脱力感に、身体を壁に預ける。グラビアアイドルでもないのにM字開脚の状態で、もう一度フーッ……と深く、深呼吸。

「はーっ……今日もスッキリした」

スッキリした身体と、脱力感も薄れ。同じようにスッキリした頭が、不意に思ってしまったことがいけなかったかもしれない。

「でもなぁ……ちんこ扱いて、出して終わりってのもなぁ……」

マンネリ化していたのだ。もう何年も、ちょっとエッチな画像を見ながらとか、エッチな映像を見ながらとか。それでも扱くのは、俺の右手なわけで。長い付き合い過ぎて、業務的になりつつ、刺激が物足りないと感じることもあった。

(刺激……刺激……?)

刺激が欲しい。そう思った時、ポンと頭に浮かんだのは「そういうグッズ」。

「…………アダルトグッズでも買ってみるかなぁ」

そう考えついた俺は、後日。まさか自身の右手以外のものを知るとは、知る由も無かった。

*********
久しぶりに開始してみました
連載にするか、単品にするか迷っています
宜しくお願い致します
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