【完結・BL】王子は恋人の騎士団長を愛したい!【王子×騎士団長】

彩華

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12】※R18要素有

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12】

 アーサー様が俺の下着を更に上に引っ張ったせいで、一層食い込む下着が痛かった。だが、アナルに触れる下着の刺激に、ヒクリとアナルが収縮する。

恥かしい。痛い。だが────。

「嫌らしいダンスをもっと見せて?」

「は……ひっ……♡わ、かりましたぁ……♡」

アーサー様が望むなら。
食い込む痛み羞恥を捨て、アーサー様の希望通りに。スカートの布を持ったまま、俺はへこっ♡と腰を揺らした。そうすれば睾丸だけでなく、陰茎も漏れ出して茂った陰毛と共にブルブルとペニスが揺れた。

「ほ……ぉ゛♡アーサー様……♡アーサー様……♡」

「ちゃんと持ったまま、ダンスが出来て偉いね」

「はい……♡」

媚びるように腰を揺らす。尻の割れ目に食い込んだ下着が、またアナルに触れた。

「ぉ゛♡尻……♡尻に下着が食い込んで……♡」

「気持ち良いんだ?」

グッ、グッと引っ張る力とリズムを変えながら、アーサー様が笑った。また俺の身体に近づいて身を屈めたと思えば、あろうことが上げた腕の溝。脇の匂いをすんすんと嗅いだ。服を着ているとはいえ、流石に匂うだろう。止めて欲しいと腕を下げようとしたが、下げればアーサー様の希望通りのダンスが出来ない。羞恥を感じつつ、俺は耐えるしかなかった。

「あちこちから、ギルベルトの匂いがする」

すんっ……。

(俺の汗臭い匂いや、白濁の青臭い匂い。全部アーサー様に嗅がれている……♡)

「ん゛ぉ゛……ぉ゛っ……♡」

ゾクゾクゾクッ……♡ へこっ……♡ へこっ……♡

俺の身体はもう、羞恥すら感じてしまうらしい。匂いを嗅がれている間も、俺はアーサー様が望むように腰を振る。ただのギルベルトとしての俺は、こんなにも下品な男。いや、アーサー様の前では、鍛えた身体も快楽に堕ちてしまう。発情した獣が手懐けられているよう。

フーッ♡ フーッ……♡ へこっ……♡

「ふ……ぅ゛♡アーサー様……♡いかがですか……?」

俺の下品なダンスは。
羞恥を感じつつ、またトロリと漏れた白濁が陰茎に伝う。アーサー様はずっと機嫌が良さそうで、俺が喘ぎ声を漏らすのと違い「ふふっ」と笑い声が漏れる。
「最高に可愛くて、最高に厭らしいよ」

へこっ♡ へこっ♡ へこっ……♡ なでっ……♡

「光栄……で……ぇ゛♡」

ギュッ……! つんっ♡ つんつんっ♡ ビクッ!♡

「ほ……♡♡アナル♡アナル突いて……っ♡」

丸見えの尻たぶを撫でられたかと思えば、細い下着が食い込む布の間からアナルの入り口と突かれた。つんつんと触れるだけだが、アナルの入り口はアーサー様の指だと思うと喜んでしまう。また腰が前後してペニスを揺らしながら、俺は状況を実況していた。

「うん。前も良いけど、ギルベルトはコッチが良いんじゃないかなって思って」

つんっ……♡ と指の腹が触れる感触すら、物足りなかった。

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