田舎に帰ったら従妹が驚くほど積極的になってた話

神谷 愛

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併せ吞まれる

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「胸だって、ほら、クラスでも一番大きいんだよ?クラスに女の子三人ぐらいしかいないけど、ね」
 逃げられない笑顔が貫く。胸に誘導された手が肌に沈み込む。作り物ではない、本物の柔らかさと熱さがあった。部屋が暑くて火照っているのか、それとも。
「最初は絶対にお兄ちゃんって思って、誰にも触らせてないんだよ?」
 言葉が脳に染み込む。意識が沈む。まるで言葉に導かれるように胸を触り始める。絹のような、という言葉がふさわしい滑らかな胸を撫でていく。上から下へ行けば畢竟そこには突起がある。寒さで硬くなったそれは激しい自己主張をするように弾力がある。
「んっ。今日寒いから硬いわけじゃないよ・・・」
「え」
「お兄ちゃんが触ってるからだよ。一人でするときもこれぐらいだもん」
「そ、そうか」
 なんて言えばいいのかわからない。ただでさえ、目のまえの事態に処理が追いついていないというのに、ここで自慰行為の説明を受けても反応のしようない。
「でもそれは、また今度、詳しく、ね」
 耳元で囁かれる言葉は何よりも激しく勃起させる。忙しいと処理すらも後回しになる。その状況でこんなことをされたら痛いほどでもう戻らない。
「ね、ほら」
 手の主導権は完全に奪われ、彼女が導くままに動かされる。外が寒いからか、体の熱を強く感じる。手はいつの間にか、彼女の履いているスカートの中に侵入させられている。籠った熱が手を温める。下着のさらりとした肌触りはすぐに終わり、代わりにじっとりと湿った感触が現れる。
「んんっ。お兄ちゃん、えっち」
 彼女の口から漏れ出る声は紛れもない女の声で、雌の声で、俺が一度も聞いたことのない声だ。指の腹に広がるじんわりとした熱がまるで脳を侵食するようだ。
 いつの間にかずらされた下着に触れるのは、明らかな、熱源。
「ま、待て」
「ん?何?」
「俺たちは、従妹、だろ」
「知らないの?従妹は結婚できるんだよ?」
 知らなかった。こちらの質問に動じることもなく、それでも手は動かさない。まるで自ら動くことを待っているかのように。餌を撒いて待つ捕食者のように。
「お兄ちゃん。ここには私達しかいなくて、私はお兄ちゃんが大好きで。・・・あとはお兄ちゃんだけだよ?」
「・・・」
 こちらを覗きこむような笑って少し細くなった目も、少し下に垂れる眦も、笑って薄く横に開く口元も、さっきより赤みを増したように見える頬も、その全てが、まるでこちらを飲み込んでしまいそうに見える。それでも、眼前のそれに抗えるだけの理性も我慢強さもなくて。指は勝手に動いていた
「・・・っ」
「ぅんっ」
 指が触れた熱源は熱くて、うねって、捕まえたと言わんばかりにしっかりと指を鷲掴む。熱と明らかな水分が指をふやかす。見えないスカートの奥から、水音が聞こえてくる。
「お兄ちゃん」
 いつの間にかあんずの手は自分の手から離れて俺の膨らんだズボンを撫でていた。宥めるかのような動きだが、明らかにそれは煽っている動きだ。さする動きが必死に我慢していた理性の縁をなぞる。
「あんずっ」
「うん。はいっ」
 いつの間にかズボンは下まで下ろされていた。怒張したそれは下着になると余計に存在感を増している。そしてあんずはさっき寝るようにと引いた布団の上にいた。
「お兄ちゃん、脱がして?」
 スカートの裾がひらひらとするたびに健康的な白い足が見え隠れする。簡単なホックで留まっているだけのスカートを脱がすことは簡単だ。まるで何の抵抗もなく濡れそぼった下着が露わになる。
「お兄ちゃん、これは夢だよ?誰もいない駅で可愛い従妹に迫られる、夢」
「いや、でも」
「夢、だよ」
 逃げ道が外堀が、全てを塗りつぶした従妹は妖しく笑う。可愛いままの笑顔で、間違いを許容しそうな笑顔で、ただ、そこに。

「あんっ」
 気づけば、もう従妹の中に突っ込んでいた。小柄でももうほとんど成人の体だ。自分でも驚くほど大きく成っているというのにあっさりと飲み込んでしまう。
「お兄ちゃん、ちょっと待って、ちょっと苦しい」
 彼女の膣中は驚くように痙攣を繰り返して、まるで壊れたバイブのようになっている。そして、その穴の端からは。
「あんず、お前」
「さっき言ったじゃん。お兄ちゃんを待ってたって。指しか入れたことないよ?今ちょっと痛いけどね」
 下腹部に手を当てれば中の痙攣が伝わってくる。彼女の少し痛そうな顔や流れる血も収めるにはほど遠く、さっきから萎える気配なんてない。下腹部を強く押せば、中にある自分のものが感じられそうな気がする。
「いいよ。もう大丈夫そう。んぁっ」
 腰を動かす理由さえあれば我慢することもない。もう頭の中には彼女が従妹だということも、彼女の年齢も、全てがどこかに遠くに感じる。
 最近ご無沙汰だったこともあって、彼女の中で我慢することも出来ない。ただひたすらに腰を動かす。もう相手も思い出せない初体験のときのように腰が止まらない。性欲なんてもうなくなったとすら思っていたのに、彼女の胸を見ているだけで、中に入れていることを考えるだけで硬く、大きく、収まることもない。
「あんず、俺っ、もう」
「うん、私も、もう、イきそう」
 言葉と同時に一気に締まり上がった彼女の中に我慢なんて考えることもなく全てを吐き出していた。頭が真っ白になるほど興奮と解放感が全身を満たす。
「んっ」
 あんずの中から引き抜いたが、まだ硬さは収まっていない。だがそれ以上に目を引いたのは。
「あんず、そのすまん、ゴムを、その」
「うん、大丈夫だよ。ちゃんと安全そうな日選んでるから」
 さっき出したばっかりの真っ白な精液が彼女の隙間から漏れ出る。背徳感と罪悪感と安心感がないまぜになったよくわからない感情のまま、俺は息を整えた。
「お兄ちゃん、もう寝よう?明日家戻るんだし、寝坊できないよ?」
 そんな言葉に吸い込まれるように彼女が開いた布団の隙間に体を滑りこませた。
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