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第二章 乱れ桜に幕が下りる
一 オージ
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「いやだ」
桜蒔の話を聞き終えるなり、その異常に綺麗な顔をした青年は言い放った。
「もも、まあそう言わんと──」
「そいつだけはだめだ。絶対にいやだ」
眉間にしわを寄せ、つんと横を向く。
まったく取りつく島もない。
「小幕、なしてこがいに嫌われとん? ももになんかした?」
「さあー? お話するの初めてですし。美人さんですよね」
隣にいる少年は威圧にも動じることなく、へらっと笑っていた。
ちょうどそこへ、背の高い黒髪の青年が帰ってくる。
「ただいま。あれ、桜蒔先生と、隣にいるのはたしか……蕎麦屋の看板娘……息子?」
「わー、寿志千さんだぁ! 僕のこと、覚えててくれてたんですね!」
志千が現れたとたん、小幕は女学生みたいにはしゃいだ声をあげた。
「ああ。店に行ったのは一昨年の夏だっけ。背も伸びて、成長したなー。あんときゃもっと可愛らしい感じだったけど」
その不用意な発言により、横にいる青年の空気がピキッと変わったことに、頼むから気づいてほしい。
この牡丹荘は俳優の百夜、そして活動写真弁士の志千がふたりで暮らしている一軒家である。
父親が女にだらしなかったせいで、複雑な事情が絡み合い、桜蒔にとって百夜は血の繋がらない義弟にあたる。
今日は昔からの知り合いである小幕を連れ、とある提案をしに、この家にやってきたのだが──
「いいなぁ。やっぱり恰好良いなぁ。僕も志千さんに抱かれたーい」
「…………は?」
百夜が見た目のわりに低い声で聞き返した。
──うわ、瞳孔開いとる。こりゃいけんわ。
美形なうえに三白眼気味なものだから、睨むと迫力がある。
もっと狂気を孕んだ役柄をさせてみるのも面白いかもしれないと、どんなときでも脚本の種を探してしまうのは、劇作家の職業病だ。
それにしても、敵対心を剥きだしにした義弟のこんな顔を見るのは久しぶりだった。
志千と結ばれてからかなり穏やかになったのだが、もともとは他人が嫌いで、すぐに威嚇するし、すぐに手をだす、誰にもなつかない野良猫のような青年だったのである。
「僕、志千さんの活弁大好きでー、贔屓なんですよぉ。前にハグしてもらったときは嬉しかったぁ」
「それかい」
百夜が完全拒絶している理由がわかった。
志千のことだからおそらく単なるファンサービスであり、下心はなかったのだと思うが、百夜は根に持っているのだろう。
その警戒心はわからなくもない。相手がこの小幕では、気にするなと言ってやりたくても分が悪い。
なんせ男を惑わせて飯を食っている奴である。
「志千さんに仕えるんだったら、夜のお世話でもなんでも張り切っちゃうのになぁ。お人形さんみたいにキレーな百夜さんにはさせられないようなことも、僕ならしてあげられますよ?」
「じゃけえ、煽りんさんなって……」
さっきから火に油しか注がない。
こういう冗談が通じる青年ではないのだ。
案の定、百夜は氷のように凍りきった瞳で小幕を見据えながら吐き捨てた。
「おい、志千。こいつ今すぐ叩きだしていいか」
「待て待て、なんの話をしてたんだ? その子、桜蒔先生が連れてきたんだろ? 俺にも一旦説明してくれよ」
志千のおかげで、最悪だった場の空気がなんとか収まりそうだ。
「はぁ、しゃあないのう」
どうしたって前途多難だが、桜蒔はあらためて説明をし直すことにした。
***
事の発端は、そもそも百夜たちにも原因がある。
先日も桜蒔はふたりの様子を見るため、牡丹荘を訪ねていた。
灰皿を借りようと、たまたま覗いた台所で──
壁も竈も鍋も、すべて真っ黒の炭と化した惨状を目の当たりにしたのである。
「おどれらなぁ……! まともに炊事ができんのじゃったら、紹介しちゃるけん女中雇えや!」
基本的に人嫌いで、必要以上に他人と関わりたがらない百夜は、当然拒否してきた。
「べつにいらない。母とふたりだった頃は、おれがどうにかやっていたんだ。自分たちでできる」
「んなこと言うても、シッチーは生まれてこのかた台所に立ったこともない坊育ちじゃし」
「おれがやるからいい」
「絶望的に不器用なももがやった結果、この有様なんじゃろーが!!」
いったい、なにをどうしたらこうなるのだろうか。
本人は飯を炊いて魚を焼いただけだと供述しているが、近隣から幽霊屋敷と呼ばれるほど古い木造一戸建てが全焼しなかったのは奇跡に近い。
「最近はどっちも売れてきて仕事詰まっとるし、家のことまで手ぇ回らんじゃろ? そんで、お嬢が心配して、ときどき休みの日におどれらの面倒見よるよな?」
「まあ……」
「お嬢はのう、わしに似てお利口じゃけえ、今まで学校に通えんかったぶんも勉強に専念させてやりたいんよ。同じ年頃の友達とも遊んでほしいしな」
「金は、払っているが……」
「必要な小遣いくらいわしがやっとるわ。いつまで幼い妹に世話かけるつもりじゃ!?」
ここまで言って、ようやく黙った。
「大事な商売道具の顔に火傷されても困るけえね。早急に女中を探す。ええな?」
「……わかった」
百夜さえ説得できれば、あとは話が早い。
志千はとくに反対しなかったが、条件をつけてきた。
「紹介してくれるのはありがたいけどさ、若い娘はやめてくれよ。なんか気ィ遣うし、どっちも人気商売だから面倒な噂が立っても困るだろ。通いの婆さんとかにしてくれ」
「噂なら、おどれらだけでばりばり立っとるけど」
あれだけ公衆の面前でイチャこいておいて、いまさら人目を気にするのかと突っ込みたかった。
だが、男女の情事のほうが三文雑誌の恰好のネタになりやすいのはたしかだ。あることないことを書き立てられては仕事に支障がでる。
「まーわかった。若い娘以外な」
桜蒔の家で雇っているベテランの女中に頼んで斡旋してもらえば、問題はないだろう。
そして、牡丹荘をあとにした。
天気がよかったので、脚本の構想を練りながら瓢箪池まで足を延ばした。
桜の花弁はひらひらと舞い、池の水面に落ちて、淵には薄桃色が溜まって水の流れを淀ませていた。
頭を空っぽにするため、しばらく散策する。
なかなか構想は降ってこず、あきらめて地面に寝そべり、顔に原稿用紙を乗せた。
いつのまにか、また春が巡っていた。
桜蒔は読んで字の如くこの季節の生まれだが、自分の名前にさほど感慨も愛着も持っていない。
嫌いだった父親が花にちなんだ名前をつけている姿を想像できなくて、居心地が悪くなるからだ。
それに、桜という字など、出会った当初は知らなかったであろう彼女が──
少女特有の甲高い声と、拙い発音で『オージ』と呼んでいたあの透明な声が、今も耳に残って離れないのである。
文字に備わった意味は失われ、『桜蒔』ではなく音だけの『オージ』になる瞬間。
父からも自由になったような錯覚を起こした。
なにもかも、とうに通り越してしまった過去の話だ。
もう彼女はどこにもいない。ずっと心につっかえていた彼女の子供たちも、人生を新たに歩み始めた。
自分だけが同じ場所に留まっているような、寂寞とした感情を抱きつつも──
弟と妹が無事に幸せになってくれれば、この人生も悪くなかったと、死ぬときにそう思えれば申し分ないのかもしれない。
春の暖かさにあてられて少々感傷的になっていたら、眠りに落ちかけていた劇作家の安眠を妨害する者が現れた。
「オージさん!」
「なんじゃあ……小幕……」
二度と戻ってこない過去を想起させる、舌足らずな声と呼び方。
たいして愛着がなかったはずの自分の名前が、そう呼ばれたときだけは胸が高鳴るような、脳が痺れるような感覚に陥った。
もう『彼女』はいないのだ。
ようやく訪れた、空っぽな平穏。
だから、心を乱すのはやめてほしい。
桜蒔の話を聞き終えるなり、その異常に綺麗な顔をした青年は言い放った。
「もも、まあそう言わんと──」
「そいつだけはだめだ。絶対にいやだ」
眉間にしわを寄せ、つんと横を向く。
まったく取りつく島もない。
「小幕、なしてこがいに嫌われとん? ももになんかした?」
「さあー? お話するの初めてですし。美人さんですよね」
隣にいる少年は威圧にも動じることなく、へらっと笑っていた。
ちょうどそこへ、背の高い黒髪の青年が帰ってくる。
「ただいま。あれ、桜蒔先生と、隣にいるのはたしか……蕎麦屋の看板娘……息子?」
「わー、寿志千さんだぁ! 僕のこと、覚えててくれてたんですね!」
志千が現れたとたん、小幕は女学生みたいにはしゃいだ声をあげた。
「ああ。店に行ったのは一昨年の夏だっけ。背も伸びて、成長したなー。あんときゃもっと可愛らしい感じだったけど」
その不用意な発言により、横にいる青年の空気がピキッと変わったことに、頼むから気づいてほしい。
この牡丹荘は俳優の百夜、そして活動写真弁士の志千がふたりで暮らしている一軒家である。
父親が女にだらしなかったせいで、複雑な事情が絡み合い、桜蒔にとって百夜は血の繋がらない義弟にあたる。
今日は昔からの知り合いである小幕を連れ、とある提案をしに、この家にやってきたのだが──
「いいなぁ。やっぱり恰好良いなぁ。僕も志千さんに抱かれたーい」
「…………は?」
百夜が見た目のわりに低い声で聞き返した。
──うわ、瞳孔開いとる。こりゃいけんわ。
美形なうえに三白眼気味なものだから、睨むと迫力がある。
もっと狂気を孕んだ役柄をさせてみるのも面白いかもしれないと、どんなときでも脚本の種を探してしまうのは、劇作家の職業病だ。
それにしても、敵対心を剥きだしにした義弟のこんな顔を見るのは久しぶりだった。
志千と結ばれてからかなり穏やかになったのだが、もともとは他人が嫌いで、すぐに威嚇するし、すぐに手をだす、誰にもなつかない野良猫のような青年だったのである。
「僕、志千さんの活弁大好きでー、贔屓なんですよぉ。前にハグしてもらったときは嬉しかったぁ」
「それかい」
百夜が完全拒絶している理由がわかった。
志千のことだからおそらく単なるファンサービスであり、下心はなかったのだと思うが、百夜は根に持っているのだろう。
その警戒心はわからなくもない。相手がこの小幕では、気にするなと言ってやりたくても分が悪い。
なんせ男を惑わせて飯を食っている奴である。
「志千さんに仕えるんだったら、夜のお世話でもなんでも張り切っちゃうのになぁ。お人形さんみたいにキレーな百夜さんにはさせられないようなことも、僕ならしてあげられますよ?」
「じゃけえ、煽りんさんなって……」
さっきから火に油しか注がない。
こういう冗談が通じる青年ではないのだ。
案の定、百夜は氷のように凍りきった瞳で小幕を見据えながら吐き捨てた。
「おい、志千。こいつ今すぐ叩きだしていいか」
「待て待て、なんの話をしてたんだ? その子、桜蒔先生が連れてきたんだろ? 俺にも一旦説明してくれよ」
志千のおかげで、最悪だった場の空気がなんとか収まりそうだ。
「はぁ、しゃあないのう」
どうしたって前途多難だが、桜蒔はあらためて説明をし直すことにした。
***
事の発端は、そもそも百夜たちにも原因がある。
先日も桜蒔はふたりの様子を見るため、牡丹荘を訪ねていた。
灰皿を借りようと、たまたま覗いた台所で──
壁も竈も鍋も、すべて真っ黒の炭と化した惨状を目の当たりにしたのである。
「おどれらなぁ……! まともに炊事ができんのじゃったら、紹介しちゃるけん女中雇えや!」
基本的に人嫌いで、必要以上に他人と関わりたがらない百夜は、当然拒否してきた。
「べつにいらない。母とふたりだった頃は、おれがどうにかやっていたんだ。自分たちでできる」
「んなこと言うても、シッチーは生まれてこのかた台所に立ったこともない坊育ちじゃし」
「おれがやるからいい」
「絶望的に不器用なももがやった結果、この有様なんじゃろーが!!」
いったい、なにをどうしたらこうなるのだろうか。
本人は飯を炊いて魚を焼いただけだと供述しているが、近隣から幽霊屋敷と呼ばれるほど古い木造一戸建てが全焼しなかったのは奇跡に近い。
「最近はどっちも売れてきて仕事詰まっとるし、家のことまで手ぇ回らんじゃろ? そんで、お嬢が心配して、ときどき休みの日におどれらの面倒見よるよな?」
「まあ……」
「お嬢はのう、わしに似てお利口じゃけえ、今まで学校に通えんかったぶんも勉強に専念させてやりたいんよ。同じ年頃の友達とも遊んでほしいしな」
「金は、払っているが……」
「必要な小遣いくらいわしがやっとるわ。いつまで幼い妹に世話かけるつもりじゃ!?」
ここまで言って、ようやく黙った。
「大事な商売道具の顔に火傷されても困るけえね。早急に女中を探す。ええな?」
「……わかった」
百夜さえ説得できれば、あとは話が早い。
志千はとくに反対しなかったが、条件をつけてきた。
「紹介してくれるのはありがたいけどさ、若い娘はやめてくれよ。なんか気ィ遣うし、どっちも人気商売だから面倒な噂が立っても困るだろ。通いの婆さんとかにしてくれ」
「噂なら、おどれらだけでばりばり立っとるけど」
あれだけ公衆の面前でイチャこいておいて、いまさら人目を気にするのかと突っ込みたかった。
だが、男女の情事のほうが三文雑誌の恰好のネタになりやすいのはたしかだ。あることないことを書き立てられては仕事に支障がでる。
「まーわかった。若い娘以外な」
桜蒔の家で雇っているベテランの女中に頼んで斡旋してもらえば、問題はないだろう。
そして、牡丹荘をあとにした。
天気がよかったので、脚本の構想を練りながら瓢箪池まで足を延ばした。
桜の花弁はひらひらと舞い、池の水面に落ちて、淵には薄桃色が溜まって水の流れを淀ませていた。
頭を空っぽにするため、しばらく散策する。
なかなか構想は降ってこず、あきらめて地面に寝そべり、顔に原稿用紙を乗せた。
いつのまにか、また春が巡っていた。
桜蒔は読んで字の如くこの季節の生まれだが、自分の名前にさほど感慨も愛着も持っていない。
嫌いだった父親が花にちなんだ名前をつけている姿を想像できなくて、居心地が悪くなるからだ。
それに、桜という字など、出会った当初は知らなかったであろう彼女が──
少女特有の甲高い声と、拙い発音で『オージ』と呼んでいたあの透明な声が、今も耳に残って離れないのである。
文字に備わった意味は失われ、『桜蒔』ではなく音だけの『オージ』になる瞬間。
父からも自由になったような錯覚を起こした。
なにもかも、とうに通り越してしまった過去の話だ。
もう彼女はどこにもいない。ずっと心につっかえていた彼女の子供たちも、人生を新たに歩み始めた。
自分だけが同じ場所に留まっているような、寂寞とした感情を抱きつつも──
弟と妹が無事に幸せになってくれれば、この人生も悪くなかったと、死ぬときにそう思えれば申し分ないのかもしれない。
春の暖かさにあてられて少々感傷的になっていたら、眠りに落ちかけていた劇作家の安眠を妨害する者が現れた。
「オージさん!」
「なんじゃあ……小幕……」
二度と戻ってこない過去を想起させる、舌足らずな声と呼び方。
たいして愛着がなかったはずの自分の名前が、そう呼ばれたときだけは胸が高鳴るような、脳が痺れるような感覚に陥った。
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