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第二章 乱れ桜に幕が下りる
十八 祝福(前編)
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あのひとがずっと好きだった。
すぐ損な役回りを引き受けたり、悪役になろうとするけど。
根っこが寂しがりやなせいで、非情に徹しきれないあのひとのことが、ずっと。
***
「オージさん……」
眠っているあいだに涙を流していて、自分の漏らした呻き声で目を覚ました。
頭はまだ朦朧としている。
この感覚には何度も覚えがあった。高熱を出したとき特有の気怠さ、天地がゆっくりとひっくり返っていくような眩暈。
──熱いのに寒い。喉も乾いたな。
望んでも得られることがないのをわかっている、半ば投げやりな願望。
ならばもう一度寝てしまおうと、小幕がぼやけていた瞳をふたたび閉じたとき、ひんやりとした手拭いが熱くなっていた額に乗せられた。
「……大丈夫か?」
涙の跡を拭う指の感触は優しくて、胸のあたりは重い。
「なんか、苦し……」
「すまない、うわ言で寒いと漏らしていたから」
慌ててなにかを引き剥がす気配。
体が少し軽くなった。
上半身を起こすと、さきほどまでかけられていたらしい綿入り半纏が視界に入った。しかも二人分。重いはずだ。
場所は牡丹荘の一階に間借りしている自分の部屋だった。
「貴様は家事の途中で倒れたんだ。志千の部屋で。覚えているかわからないが」
やや気まずそうな表情で布団の脇に座っていたのは、意外なことに百夜だった。
「とりあえず水を飲め。あと、食べられるなら粥がある」
「……百夜さんが作ったんですか?」
「先生の家の女中が来て作ってくれた。だから安心して食べろ」
手渡された湯呑みを傾けながら、小幕は少しずつ自分の置かれた状況を思い出してきた。
志千の部屋に洗濯物を持っていって、片付けている途中に倒れたのだ。
朝から熱っぽかったが、その程度で仕事を休むわけにもいかないと無理をした。
そのせいで、かえって迷惑をかけてしまったようだ。
自分があまり頑丈ではないのだと、昔から知っている。
この体ひとつでしか食い扶持を稼げないのに、すぐ倒れてしまう。その脆弱さがずっと嫌だった。
掏摸をやっていた子供の頃から今になるまで、浮浪児の仲間たちは流行り病や暴力沙汰に巻き込まれて、次々と減っていった。
強くなければこの街では生き残れない。
本来なら、小幕もとうに淘汰されていた命のはず。
この歳まで生きてこられたのは、あのひとに出会えたからだと思っている。
「粥、食えるか? 薬があるから一口でも腹に入れておけ」
差し出された匙に、口を開けた。
うまい具合に柔らかく煮た米の甘さが、舌のうえに広がっていく。
枯れていた生命力が蘇るような心地がした。
「……やしゃしいんですね、ももやひゃん。ぼくのこときやいなのに」
「食べるか喋るかどちらかにしろ」
あれだけ挑発したのだから当たり前だが、小幕のことを毛嫌いしていたはずだった。
それなのに、心の底から心配した視線を向けてくる。
小幕が粥を飲み下すのを待って、百夜は気まずそうに言い出した。
「……べつに優しいわけじゃない。ただ、おれのせいで死んだらどうしようかと思った」
「百夜さんのせいで?? なんで!?」
「…………」
発熱は誰が原因でもなく、たとえ自分が死んだとしても百夜のせいではない。
しかし、小幕の問いかけに黙り込んでしまった。
もとより口数が少ないとはいえ、不器用な青年だ。
「……志千が、上から覆い被さっているように見えて、その場から逃げてしまった」
「ああ、浮気現場と誤解したんですね。察しました」
「でも、志千はそのあとの選択を間違えなかった。好きになったのがああいう奴で、よかったと思う」
百夜がどんな育ち方をしたのかは、桜蒔の話から薄っすら想像していた。
人形めいた容姿なうえに、戯曲みたいな喋り方。だが、紡がれる言葉は案外無垢で率直なものだ。
無愛想で他人を寄せつけないのは繊細さゆえで、この青年は心根が純粋で優しいのだ。
外見だけではなくそんなところも綺麗だな、と素直に思う。志千があれほど大事に守っているのも頷ける。
見せかけだけの愛嬌を装った自分とは正反対である。
「もう一口食べたいな。あーん」
こんなに面倒見のいい百夜は滅多に見れなさそうだ。
せっかくなので堪能しておこうと口を開けて待っていると、律儀に匙を運んでくれる。
「食べたら薬も飲め」
薬包と水を手渡され、苦い薬を我慢して飲んでいる最中、百夜がじっと視線を注いでいるのに気づいた。
「うー、苦い。なんでそんなに見つめるんですかー」
「……貴様はなぜだか、本能的に甘やかしたくなる。ずるい」
「百夜さんがそれ言います~? 志千さんにも、オージさんにも溺愛されてるくせに」
言葉にしてから、しまったと思った。
口調に棘が含まれている。
煽ることはあっても、本当の棘は隠しているつもりだったのに。
しかし──
「貴様……いや、小幕。どうしてそんなに回りくどいのかおれにはわからないが、要するに、桜蒔先生のことがものすごく好きなんだろう?」
百夜は怯むことなく、まっすぐこちらに問いかけてきた。
「……なんでそう思うんです?」
「ずっと粘着しているから」
「言い方ぁ」
もういいや、この際だ。
熱で判断力が鈍っているせいもあるが、心の底に澱んでいたものを吐き出してしまおうという気分になった。
勢いに任せたのは、相手が他ならぬ百夜だったからだ。
どんなに仮面を被ろうとしても、彼にだけは当たりが強くなってしまうのを止められなかった。
その顔で、才能で、血筋で。
桜蒔に選ばれ、寵愛を得ていた青年。
「肝心の本人は、ぜんぜん気づいてくれないんですけどねぇ。あのひと、興味のない対象には極端に無関心だし」
「……そうか? 気づいてはいなくても、関心がないようには見えないが」
ああ、これだからあのひとに愛されている奴は──
なんて傲慢なんだろう。
それが恋愛とは違う感情だったのはわかっている。百夜を通して、残菊の面影を追っていただけだ。
それでも、ずっと苦しかった。他の誰かを愛しているあのひとを見るのが。
ふつふつと沸いてくる苛立ちを、どうにか抑えるのがやっとだった。
すぐ損な役回りを引き受けたり、悪役になろうとするけど。
根っこが寂しがりやなせいで、非情に徹しきれないあのひとのことが、ずっと。
***
「オージさん……」
眠っているあいだに涙を流していて、自分の漏らした呻き声で目を覚ました。
頭はまだ朦朧としている。
この感覚には何度も覚えがあった。高熱を出したとき特有の気怠さ、天地がゆっくりとひっくり返っていくような眩暈。
──熱いのに寒い。喉も乾いたな。
望んでも得られることがないのをわかっている、半ば投げやりな願望。
ならばもう一度寝てしまおうと、小幕がぼやけていた瞳をふたたび閉じたとき、ひんやりとした手拭いが熱くなっていた額に乗せられた。
「……大丈夫か?」
涙の跡を拭う指の感触は優しくて、胸のあたりは重い。
「なんか、苦し……」
「すまない、うわ言で寒いと漏らしていたから」
慌ててなにかを引き剥がす気配。
体が少し軽くなった。
上半身を起こすと、さきほどまでかけられていたらしい綿入り半纏が視界に入った。しかも二人分。重いはずだ。
場所は牡丹荘の一階に間借りしている自分の部屋だった。
「貴様は家事の途中で倒れたんだ。志千の部屋で。覚えているかわからないが」
やや気まずそうな表情で布団の脇に座っていたのは、意外なことに百夜だった。
「とりあえず水を飲め。あと、食べられるなら粥がある」
「……百夜さんが作ったんですか?」
「先生の家の女中が来て作ってくれた。だから安心して食べろ」
手渡された湯呑みを傾けながら、小幕は少しずつ自分の置かれた状況を思い出してきた。
志千の部屋に洗濯物を持っていって、片付けている途中に倒れたのだ。
朝から熱っぽかったが、その程度で仕事を休むわけにもいかないと無理をした。
そのせいで、かえって迷惑をかけてしまったようだ。
自分があまり頑丈ではないのだと、昔から知っている。
この体ひとつでしか食い扶持を稼げないのに、すぐ倒れてしまう。その脆弱さがずっと嫌だった。
掏摸をやっていた子供の頃から今になるまで、浮浪児の仲間たちは流行り病や暴力沙汰に巻き込まれて、次々と減っていった。
強くなければこの街では生き残れない。
本来なら、小幕もとうに淘汰されていた命のはず。
この歳まで生きてこられたのは、あのひとに出会えたからだと思っている。
「粥、食えるか? 薬があるから一口でも腹に入れておけ」
差し出された匙に、口を開けた。
うまい具合に柔らかく煮た米の甘さが、舌のうえに広がっていく。
枯れていた生命力が蘇るような心地がした。
「……やしゃしいんですね、ももやひゃん。ぼくのこときやいなのに」
「食べるか喋るかどちらかにしろ」
あれだけ挑発したのだから当たり前だが、小幕のことを毛嫌いしていたはずだった。
それなのに、心の底から心配した視線を向けてくる。
小幕が粥を飲み下すのを待って、百夜は気まずそうに言い出した。
「……べつに優しいわけじゃない。ただ、おれのせいで死んだらどうしようかと思った」
「百夜さんのせいで?? なんで!?」
「…………」
発熱は誰が原因でもなく、たとえ自分が死んだとしても百夜のせいではない。
しかし、小幕の問いかけに黙り込んでしまった。
もとより口数が少ないとはいえ、不器用な青年だ。
「……志千が、上から覆い被さっているように見えて、その場から逃げてしまった」
「ああ、浮気現場と誤解したんですね。察しました」
「でも、志千はそのあとの選択を間違えなかった。好きになったのがああいう奴で、よかったと思う」
百夜がどんな育ち方をしたのかは、桜蒔の話から薄っすら想像していた。
人形めいた容姿なうえに、戯曲みたいな喋り方。だが、紡がれる言葉は案外無垢で率直なものだ。
無愛想で他人を寄せつけないのは繊細さゆえで、この青年は心根が純粋で優しいのだ。
外見だけではなくそんなところも綺麗だな、と素直に思う。志千があれほど大事に守っているのも頷ける。
見せかけだけの愛嬌を装った自分とは正反対である。
「もう一口食べたいな。あーん」
こんなに面倒見のいい百夜は滅多に見れなさそうだ。
せっかくなので堪能しておこうと口を開けて待っていると、律儀に匙を運んでくれる。
「食べたら薬も飲め」
薬包と水を手渡され、苦い薬を我慢して飲んでいる最中、百夜がじっと視線を注いでいるのに気づいた。
「うー、苦い。なんでそんなに見つめるんですかー」
「……貴様はなぜだか、本能的に甘やかしたくなる。ずるい」
「百夜さんがそれ言います~? 志千さんにも、オージさんにも溺愛されてるくせに」
言葉にしてから、しまったと思った。
口調に棘が含まれている。
煽ることはあっても、本当の棘は隠しているつもりだったのに。
しかし──
「貴様……いや、小幕。どうしてそんなに回りくどいのかおれにはわからないが、要するに、桜蒔先生のことがものすごく好きなんだろう?」
百夜は怯むことなく、まっすぐこちらに問いかけてきた。
「……なんでそう思うんです?」
「ずっと粘着しているから」
「言い方ぁ」
もういいや、この際だ。
熱で判断力が鈍っているせいもあるが、心の底に澱んでいたものを吐き出してしまおうという気分になった。
勢いに任せたのは、相手が他ならぬ百夜だったからだ。
どんなに仮面を被ろうとしても、彼にだけは当たりが強くなってしまうのを止められなかった。
その顔で、才能で、血筋で。
桜蒔に選ばれ、寵愛を得ていた青年。
「肝心の本人は、ぜんぜん気づいてくれないんですけどねぇ。あのひと、興味のない対象には極端に無関心だし」
「……そうか? 気づいてはいなくても、関心がないようには見えないが」
ああ、これだからあのひとに愛されている奴は──
なんて傲慢なんだろう。
それが恋愛とは違う感情だったのはわかっている。百夜を通して、残菊の面影を追っていただけだ。
それでも、ずっと苦しかった。他の誰かを愛しているあのひとを見るのが。
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