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11.遠足 レシーヌ湖(Ⅳ)
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遠足前、クラリスはゲーム進行に関わりそうなポイントを事前に調べておいた。レシーヌ湖は景観こそ綺麗だが、特にこれといったものがない。それに対してサントミモザの街は寂しげな城跡に始まり、美味しいケーキ屋、おしゃれな時計台広場、観光客向けのゴンドラツアーなど様々な魅力があった。だからきっと、ことが起こるとしたら城下町だと思っていたのだ。しかも彼はメインヒーロー、制作陣もきっと華を持たせるだろうと。
だから、雨で視界が霞む中、向こう岸にエリオットとフローラの姿を捉えた時、クラリスは絶句した。まさかこっちでゲームイベントが起きるとは。……いや、もっと早くに気がつくべきだったのかもしれない。魔力粒子の発生やにわか雨、思えば予兆はいくらでもあった。
今ここにカミラがいるのは自分が誘ったからであって、余程の偶然でもなければシナリオ通りとは思えない。となると、彼女が二人の間に乱入すれば予定外の展開になるはずだ。しかし、今あの二人のもとに行かせてどうなるというのか。ゲームイベントこそへし折られるかもしれないが、カミラの株はますます下がることだろう。彼女自身それくらい分かっているだろうに、ゲーム補正が作用するのか、フローラのことになると判断を間違える。
(どうすればいい、カミラの気をこちらに引きつつ、エリオット達のシナリオフラグを妨害する方法……そんなもの………っ)
冷静に、だけど可及的速やかにクラリスは今ある状況を整理する。湖、磁気、魔力粒子、魔法、カミラ…………そうだ!!
「カミラ様。こんな土砂降りにここを出るなんて、やめた方がいいわ。貴女は炎属性なんだから雨を逃れる術もないし。」
カミラが一歩踏み出そうとして、足を止めた。さりげなく込めた皮肉が効いたのかもしれない。
「それより、この雨に、磁気と霧に含まれる魔力粒子……私ったら、今、ものすごく自分の水魔法の力を発揮したくなってしまいましたの。どうかお手合わせお願いできないかしら?」
「…………支離滅裂ね。ここでそんなことできるとでも?」
確かに、我ながらあべこべな話をしている自覚はある。外に出るなと言いながら、この手狭な洞穴では到底できないはずの手合わせを申し出ているのだから。
「悪いけれど、わたくしは今それどころじゃ……」
言い終える前に目の前の湖面を氷漬けにする。磁気のおかげで広大な湖も一瞬で凍りついた。カミラが何事かとこちらを振り返る。
「……放っておきなさいよ、外野なんて。それとも怖気づいちゃった?」
途端、アメジストの瞳の中に火が宿るのが解った。琴線は挑発か、それともさりげなく含まれたエリオットに対する中傷か。この際どちらでも構わない、彼女がこちらに食いつけば良いのだ。
「………貴女も大概、人の神経を逆なでするのが上手よね。開き直ってるあたり、あの娘よりましだけど…」
「あら、心外ね。私はあの子と違って、考えなしなんかじゃなくてよ。」
射殺すような視線に涼しい笑顔で応える。ひっそりとした湖畔の隅で、闘いのゴングが静かに鳴った。
「せっかく貴女が舞台を作ってくださったんだから、使わなきゃね。」
そういうと、カミラは雨の中、今は凍りついた湖面へ躍り出た。
「あら、カミラ様、お優しいのね。ではお言葉に甘えて。」
続いてクラリスも足を踏み出し対峙する。上は雨、下は湖と、どう考えても炎属性のカミラには不利なステージだが、それを承知の上でカミラはここを選んだ。どうやら相当お怒りなのかもしれない。とはいえ、ここならフローラとエリオットの様子も見やすい。非常にありがたい選択だ。
二人といえば、突然凍りついた湖に驚いて話すことなど忘れてしまったようだ。当たり前だが、この事態は他の生徒達にも衝撃だったらしく、皆が周りにわらわらと集まってきている。人が増えてしまえば、二人きりの甘い時間もおしまいだ。
(さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。学年二トップの一騎打ちでしてよ……!!)
そんな風に少し調子に乗っていると、急に火の玉が目の前に飛び出してきた。カミラの魔法だ。すかさず水魔法で相殺し、ついでに水の矢を複数射る。
「考え事なんていいご身分ね?」
「あら失礼、今から真面目にやりますわ。」
「ふーん、そう。ならよかったわ。」
そういったカミラの手に、一瞬で炎の剣が錬成される。クラリスの攻撃を全て叩き落とすと、そのまま剣撃の体制に入った。クラリスもすかさず氷の盾を出し前方を覆う。
「さすが氷の魔女、一瞬でこんなもの出せるなんてね。」
「磁気のおかげですわ。それよりカミラ様もこの土砂降りの中、威力の落ちない炎の剣…本当にお見事ですわ。片っ端から氷盾を壊されるなんてびっくり!さりげなく後方から雷魔法を落としてくるあたり、もはや軍師の才すら覚えますわ。」
「磁気のおかげよ。わたくしは貴女ほどの魔力を持ち合わせていないから、魔法でごり押しは厳しいですし、多少姑息な技も使わせてもらうわ!」
「ふふっ、本気で来てもらえて嬉しいわ。では私も期待に応えなくちゃ…!」
ガキン!っと地から割れるような音がした。カミラが振り返ると、背後の湖面の一部がなくなっており、代わりに幾多にも割れた氷が宙に浮いている。
「さあ、避け切れるかしら?」
いい終わらぬうちに、無数のつぶてがカミラを襲う。ちょっとやりすぎたかなと思ったが、カミラは高火力の炎魔法でそれを燃やし尽くした。
「すごい!まさか全部溶かしてしまうなんて……正直すんでのところで止めるつもりでしたのに、貴女って侮れないわ。」
クラリスは思わず拍手を送る。
「それは貴女の方でしょう!!本当に、化け物じみた魔力ね。こんな子がライバルだなんて、嫌になるわ。」
「あら、お褒めの言葉として受け取って良くて?」
会話の間も攻防は止まらない。繰り出す魔法はどんどん派手で強力なものになっていった。
「すっげえ!カミラ様とクラリス様の生バトルとか…めっちゃレアじゃねえ?」
「学校じゃ教師のストップ入るから、加減されちゃうもんなあ…こんなにガチな闘い、なかなか拝めねえぜ。」
「二人とも秋の武道大会は出ないのかしら?ぜひ参戦してほしいものだわ。」
「あれはカミラ様が剣術枠出るから、並びの魔法は無理らしいよ~」
「まじか!じゃあ今目に焼き付けておかないと!!」
「ねえねえ、誰か録画魔機とか持ってきてないのー??」
火花散らす激戦に、野次馬がどんどん盛り上がる。もはやちょっとしたお祭り騒ぎだ。周りの歓声で、クラリス達の戦意も高揚する。いよいよ大詰めという時だった。
だから、雨で視界が霞む中、向こう岸にエリオットとフローラの姿を捉えた時、クラリスは絶句した。まさかこっちでゲームイベントが起きるとは。……いや、もっと早くに気がつくべきだったのかもしれない。魔力粒子の発生やにわか雨、思えば予兆はいくらでもあった。
今ここにカミラがいるのは自分が誘ったからであって、余程の偶然でもなければシナリオ通りとは思えない。となると、彼女が二人の間に乱入すれば予定外の展開になるはずだ。しかし、今あの二人のもとに行かせてどうなるというのか。ゲームイベントこそへし折られるかもしれないが、カミラの株はますます下がることだろう。彼女自身それくらい分かっているだろうに、ゲーム補正が作用するのか、フローラのことになると判断を間違える。
(どうすればいい、カミラの気をこちらに引きつつ、エリオット達のシナリオフラグを妨害する方法……そんなもの………っ)
冷静に、だけど可及的速やかにクラリスは今ある状況を整理する。湖、磁気、魔力粒子、魔法、カミラ…………そうだ!!
「カミラ様。こんな土砂降りにここを出るなんて、やめた方がいいわ。貴女は炎属性なんだから雨を逃れる術もないし。」
カミラが一歩踏み出そうとして、足を止めた。さりげなく込めた皮肉が効いたのかもしれない。
「それより、この雨に、磁気と霧に含まれる魔力粒子……私ったら、今、ものすごく自分の水魔法の力を発揮したくなってしまいましたの。どうかお手合わせお願いできないかしら?」
「…………支離滅裂ね。ここでそんなことできるとでも?」
確かに、我ながらあべこべな話をしている自覚はある。外に出るなと言いながら、この手狭な洞穴では到底できないはずの手合わせを申し出ているのだから。
「悪いけれど、わたくしは今それどころじゃ……」
言い終える前に目の前の湖面を氷漬けにする。磁気のおかげで広大な湖も一瞬で凍りついた。カミラが何事かとこちらを振り返る。
「……放っておきなさいよ、外野なんて。それとも怖気づいちゃった?」
途端、アメジストの瞳の中に火が宿るのが解った。琴線は挑発か、それともさりげなく含まれたエリオットに対する中傷か。この際どちらでも構わない、彼女がこちらに食いつけば良いのだ。
「………貴女も大概、人の神経を逆なでするのが上手よね。開き直ってるあたり、あの娘よりましだけど…」
「あら、心外ね。私はあの子と違って、考えなしなんかじゃなくてよ。」
射殺すような視線に涼しい笑顔で応える。ひっそりとした湖畔の隅で、闘いのゴングが静かに鳴った。
「せっかく貴女が舞台を作ってくださったんだから、使わなきゃね。」
そういうと、カミラは雨の中、今は凍りついた湖面へ躍り出た。
「あら、カミラ様、お優しいのね。ではお言葉に甘えて。」
続いてクラリスも足を踏み出し対峙する。上は雨、下は湖と、どう考えても炎属性のカミラには不利なステージだが、それを承知の上でカミラはここを選んだ。どうやら相当お怒りなのかもしれない。とはいえ、ここならフローラとエリオットの様子も見やすい。非常にありがたい選択だ。
二人といえば、突然凍りついた湖に驚いて話すことなど忘れてしまったようだ。当たり前だが、この事態は他の生徒達にも衝撃だったらしく、皆が周りにわらわらと集まってきている。人が増えてしまえば、二人きりの甘い時間もおしまいだ。
(さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。学年二トップの一騎打ちでしてよ……!!)
そんな風に少し調子に乗っていると、急に火の玉が目の前に飛び出してきた。カミラの魔法だ。すかさず水魔法で相殺し、ついでに水の矢を複数射る。
「考え事なんていいご身分ね?」
「あら失礼、今から真面目にやりますわ。」
「ふーん、そう。ならよかったわ。」
そういったカミラの手に、一瞬で炎の剣が錬成される。クラリスの攻撃を全て叩き落とすと、そのまま剣撃の体制に入った。クラリスもすかさず氷の盾を出し前方を覆う。
「さすが氷の魔女、一瞬でこんなもの出せるなんてね。」
「磁気のおかげですわ。それよりカミラ様もこの土砂降りの中、威力の落ちない炎の剣…本当にお見事ですわ。片っ端から氷盾を壊されるなんてびっくり!さりげなく後方から雷魔法を落としてくるあたり、もはや軍師の才すら覚えますわ。」
「磁気のおかげよ。わたくしは貴女ほどの魔力を持ち合わせていないから、魔法でごり押しは厳しいですし、多少姑息な技も使わせてもらうわ!」
「ふふっ、本気で来てもらえて嬉しいわ。では私も期待に応えなくちゃ…!」
ガキン!っと地から割れるような音がした。カミラが振り返ると、背後の湖面の一部がなくなっており、代わりに幾多にも割れた氷が宙に浮いている。
「さあ、避け切れるかしら?」
いい終わらぬうちに、無数のつぶてがカミラを襲う。ちょっとやりすぎたかなと思ったが、カミラは高火力の炎魔法でそれを燃やし尽くした。
「すごい!まさか全部溶かしてしまうなんて……正直すんでのところで止めるつもりでしたのに、貴女って侮れないわ。」
クラリスは思わず拍手を送る。
「それは貴女の方でしょう!!本当に、化け物じみた魔力ね。こんな子がライバルだなんて、嫌になるわ。」
「あら、お褒めの言葉として受け取って良くて?」
会話の間も攻防は止まらない。繰り出す魔法はどんどん派手で強力なものになっていった。
「すっげえ!カミラ様とクラリス様の生バトルとか…めっちゃレアじゃねえ?」
「学校じゃ教師のストップ入るから、加減されちゃうもんなあ…こんなにガチな闘い、なかなか拝めねえぜ。」
「二人とも秋の武道大会は出ないのかしら?ぜひ参戦してほしいものだわ。」
「あれはカミラ様が剣術枠出るから、並びの魔法は無理らしいよ~」
「まじか!じゃあ今目に焼き付けておかないと!!」
「ねえねえ、誰か録画魔機とか持ってきてないのー??」
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