40 / 45
38.夏休み 別荘(Ⅲ)
しおりを挟む
軽く身支度を済ませると二階の階段前で落ち合う。一応、ジーブスとヘレンの許可を得てから、屋敷の外へ出発した。扉を開けると、微かな木漏れ日に照らされる、美しい緑の森が視界に飛び込んできた。クラリス達は、我先にと門の向こうへ駆け出すと、大きく深呼吸をし、その新鮮な空気を鼻腔一杯に吸い込んだ。
「ん~~っ、やっぱり空気が美味しいですわ…」
クラリスが、ぐいっと大きく伸びをしながら呟く。他の二人もそれにつられるように身体をめいっぱい空に伸ばした。
屋敷を出る前にジーブスに聞いたところ、どうやらこの通り沿いに進んでいけば、屋敷周りをぐるっと一周できるらしい。馬車や人通りも少ないことから、クラリス達は三人横並びで道に沿って歩き始めた。
通りの脇には木々が青々と生い茂り、その中に様々な色の花がまるで森を彩るかのように咲いていた。その鮮やかな花弁に吸い寄せられて、アオスジアゲハの群れがひらひらと舞っている。頭上からは野鳥の美しいさえずりが響き渡り、森林を駆け抜ける風の音と合わさって、心地よいメロディを奏でていた。皆、つかの間の非現実にしばしの間心を奪われた。
「夜は蛍なんかも見れるのかしら?」
クラリスが呟くように小さく問う。
「蛍の見頃は初夏だから今の時期はちょっと厳しいかもね。でも叔父様曰く、ここは星空がとても綺麗だそうよ。」
「なんだって、そりゃあいい!ちょうど明日の夜、流星群が観測される予定らしいんだ。もしジーブス殿達の許可を得られたら、みんなで一緒に見に行こうじゃないか!」
「あら、そうでしたの。それはぜひともお目にかかりたいわね。」
「別荘に流れ星…ああ、とってもロマンチックだわ!まるで恋愛小説の世界みたい!」
「貴女ったらまた本に話を繋げて…それに貴女がいつも読んでいるのはミステリやサスペンスでしょう。」
「あら、じゃあ言ってしまいますけど、私ったらここに着いた時、あの屋敷を見て『この閑静な屋敷の中で、誰も予期できなかった殺人事件が――!!』っていう言葉が脳内再生されましたのよ。」
「ややややややめないかああクラリス!!ええ縁起でもない!!」
「ハワードったら怖がりなだんから。」
「んんんなんだと!?」
「はあ……お二人度も元気ですわね。」
そんなたわいもない話を続けていると、あっという間に屋敷の前に戻ってきた。中ではヘレンとジーブスがアイスティーを準備して出迎えてくれた。
「約三十分か。腹ごなしにはちょうど良い道のりだったな。」
ハワードが壁掛け時計を見ながら呟く。
「そうね。身体のなまりもだいぶ解消されたみたい。頭もすっきりしたし、これなら居眠りすることはなさそうね。」
「あら、ではそろそろ書庫にでも向かいましょうか。」
三人とも紅茶を飲み終えると、カミラを先頭に書庫へ向かう。使用人室と同様に、書庫もまた別館仕様になっているいるらしく、小さな渡り廊下を渡った先でカミラが足を止めた。
「さて、ここよ。」
目の前に、木製の大きな両開き扉がある。カミラはそのノブに手をかけると、ぐっと力を込めた。ぎいっと低い音を立てて二つの扉がゆっくりと開く。それにつれて、間から見える切り取られた世界がどんどん広がっていった。
「うわあ……!!」
クラリスが思わず感嘆する。円状に設計されたその部屋は、三百六十度、どこを向いても本棚に囲まれていた。クラリスの背丈の三倍以上もありそうなその本棚には、上から下まで様々な本が所狭しと並べられている。また、高いところにある本を取り出すために備え付けられたスライド式の木製梯子は、一花の記憶で見た映画のワンシーンを連想させた。それはまさに、正真正銘の書庫であった。
「こりゃあまたすごい…カミラ嬢、君の叔父さんは相当な読書家だったんだね。」
「そうね。読書家というよりは、多趣味な方だったわ。…叔父様は確か、ジャンルを問わずなんでも読む方だったから、おそらく貴方達の好きな本もあるんじゃないかしら?」
「ぜひ、ミステリかサスペンスをお願い致しますわ!一体どこの棚にあるかしら…できればジャンル別か名前順に並べて置いてあると嬉しいのだけれど…」
「僕は魔法学の本が読みたいな。しかし、こうも膨大な量の本に囲まれるとどこから手を付けていいのかさっぱり……」
「ミステリはそこから目の前、魔法学は君達のいるドアの右側から三番目の棚にあるよ。」
ふと、頭上から聞き慣れない声がして上を見上げる。すると、半分吹き抜けになっている二階から、二人の少年がこちら側を見下ろしているのに気が付いた。おそらく双子だろうか。二人とも顔と背格好がそっくりだ。それに見覚えのあるワインレッドの髪……
「アダム!リュカ!貴方達も来てたのね!」
後ろでカミラが驚きの声を上げる。どうやら彼女には事前に連絡されていなかったらしい。アダムとリュカと呼ばれた二人はカミラの声を聴くやいなや、一階に続く螺旋階段を急いで駆け下り、急いでこちらに向かってきた。そしてそのまま勢いよくカミラに抱き着く。
「うぐっ……!!」
「カミラ姉ちゃん、久しぶり!!会いたかったよ~!!」
「カミラお姉様、僕たちのこと覚えてくださっていたんですね。僕、嬉しいです!!」
「ちょ、ちょっと苦しいわ……」
傍から見たら半ばタックルを食らわされたようなものだったから当然だろう。二人の少年に抱きしめられたカミラは、顔を歪めながら絞りだすような声で伝えた。少年たちが急いで身体を離す。
「ごめんね、カミラ姉ちゃん。でも僕達、最近全然カミラ姉ちゃんに会ってなかったからすごく嬉しくて…」
双子のうち、快活そうな方の少年が困ったような顔で弁解する。
「約一年半ぶりでしょうか?カミラお姉様はアストリア学園に入ってからお忙しいみたいで、なかなか会ってもらえなくて僕達は少し寂しいです。」
もう一人の、眼鏡をかけた冷静そうな少年も言葉を続けた。
「そうなんだよ。だからさ、今日フェルディナンド伯父様からここに招待されたときはすごくすごく嬉しかったんだ!!だって、カミラ姉ちゃんとそのお友達に会えるんだもの!!」
気のせいだろうか、「お友達」という言葉を発した時、少年の目は笑っていなかったような気がした。一瞬だけクラリスの背に悪寒が走る。
「ああ、お父様が寄越した人物というのは貴方達だったのね。……クラリス、ハワード、紹介が遅れたわね。こちら、わたくしの従弟のアダムとリュカです。二人とも、この屋敷の主人にしてわたくしの叔父様の息子さんよ。アダム、リュカ、こちらはわたくしの学校のお友達のクラリスとハワードです。」
「クラリス様、ハワード様、初めまして!僕はアダムって言います。今日から三日間お世話になります。」
「初めまして、リュカと申します。今日はお二人にお会いできて光栄です。色々ご迷惑をおかけすると思いますが、何卒宜しくお願い致します。」
従弟と言われれば、なるほど確かに、彼ら二人とカミラはどこか顔立ちが似ている気がした。極めつけはワインレッドの綺麗な髪。また、少年達の翡翠色の瞳は、いつの日か視察で学校を訪れた宰相フェルディナンドを思わせた。おそらくこの目の色はローゼンヴァルドの血筋のものなのだろう。そう考えると、カミラの紫眼は母似ということか…。
それにしても、先ほどからこの二人から何となく刺さるような視線を感じるのはなぜだろうか。今だってこちらに笑顔を向けているのに、目が笑っていない気がするのだ。その様子が気になって、ハワードの方を横目で見たが、彼はその視線に全く気が付いていないようだった。
「ん~~っ、やっぱり空気が美味しいですわ…」
クラリスが、ぐいっと大きく伸びをしながら呟く。他の二人もそれにつられるように身体をめいっぱい空に伸ばした。
屋敷を出る前にジーブスに聞いたところ、どうやらこの通り沿いに進んでいけば、屋敷周りをぐるっと一周できるらしい。馬車や人通りも少ないことから、クラリス達は三人横並びで道に沿って歩き始めた。
通りの脇には木々が青々と生い茂り、その中に様々な色の花がまるで森を彩るかのように咲いていた。その鮮やかな花弁に吸い寄せられて、アオスジアゲハの群れがひらひらと舞っている。頭上からは野鳥の美しいさえずりが響き渡り、森林を駆け抜ける風の音と合わさって、心地よいメロディを奏でていた。皆、つかの間の非現実にしばしの間心を奪われた。
「夜は蛍なんかも見れるのかしら?」
クラリスが呟くように小さく問う。
「蛍の見頃は初夏だから今の時期はちょっと厳しいかもね。でも叔父様曰く、ここは星空がとても綺麗だそうよ。」
「なんだって、そりゃあいい!ちょうど明日の夜、流星群が観測される予定らしいんだ。もしジーブス殿達の許可を得られたら、みんなで一緒に見に行こうじゃないか!」
「あら、そうでしたの。それはぜひともお目にかかりたいわね。」
「別荘に流れ星…ああ、とってもロマンチックだわ!まるで恋愛小説の世界みたい!」
「貴女ったらまた本に話を繋げて…それに貴女がいつも読んでいるのはミステリやサスペンスでしょう。」
「あら、じゃあ言ってしまいますけど、私ったらここに着いた時、あの屋敷を見て『この閑静な屋敷の中で、誰も予期できなかった殺人事件が――!!』っていう言葉が脳内再生されましたのよ。」
「ややややややめないかああクラリス!!ええ縁起でもない!!」
「ハワードったら怖がりなだんから。」
「んんんなんだと!?」
「はあ……お二人度も元気ですわね。」
そんなたわいもない話を続けていると、あっという間に屋敷の前に戻ってきた。中ではヘレンとジーブスがアイスティーを準備して出迎えてくれた。
「約三十分か。腹ごなしにはちょうど良い道のりだったな。」
ハワードが壁掛け時計を見ながら呟く。
「そうね。身体のなまりもだいぶ解消されたみたい。頭もすっきりしたし、これなら居眠りすることはなさそうね。」
「あら、ではそろそろ書庫にでも向かいましょうか。」
三人とも紅茶を飲み終えると、カミラを先頭に書庫へ向かう。使用人室と同様に、書庫もまた別館仕様になっているいるらしく、小さな渡り廊下を渡った先でカミラが足を止めた。
「さて、ここよ。」
目の前に、木製の大きな両開き扉がある。カミラはそのノブに手をかけると、ぐっと力を込めた。ぎいっと低い音を立てて二つの扉がゆっくりと開く。それにつれて、間から見える切り取られた世界がどんどん広がっていった。
「うわあ……!!」
クラリスが思わず感嘆する。円状に設計されたその部屋は、三百六十度、どこを向いても本棚に囲まれていた。クラリスの背丈の三倍以上もありそうなその本棚には、上から下まで様々な本が所狭しと並べられている。また、高いところにある本を取り出すために備え付けられたスライド式の木製梯子は、一花の記憶で見た映画のワンシーンを連想させた。それはまさに、正真正銘の書庫であった。
「こりゃあまたすごい…カミラ嬢、君の叔父さんは相当な読書家だったんだね。」
「そうね。読書家というよりは、多趣味な方だったわ。…叔父様は確か、ジャンルを問わずなんでも読む方だったから、おそらく貴方達の好きな本もあるんじゃないかしら?」
「ぜひ、ミステリかサスペンスをお願い致しますわ!一体どこの棚にあるかしら…できればジャンル別か名前順に並べて置いてあると嬉しいのだけれど…」
「僕は魔法学の本が読みたいな。しかし、こうも膨大な量の本に囲まれるとどこから手を付けていいのかさっぱり……」
「ミステリはそこから目の前、魔法学は君達のいるドアの右側から三番目の棚にあるよ。」
ふと、頭上から聞き慣れない声がして上を見上げる。すると、半分吹き抜けになっている二階から、二人の少年がこちら側を見下ろしているのに気が付いた。おそらく双子だろうか。二人とも顔と背格好がそっくりだ。それに見覚えのあるワインレッドの髪……
「アダム!リュカ!貴方達も来てたのね!」
後ろでカミラが驚きの声を上げる。どうやら彼女には事前に連絡されていなかったらしい。アダムとリュカと呼ばれた二人はカミラの声を聴くやいなや、一階に続く螺旋階段を急いで駆け下り、急いでこちらに向かってきた。そしてそのまま勢いよくカミラに抱き着く。
「うぐっ……!!」
「カミラ姉ちゃん、久しぶり!!会いたかったよ~!!」
「カミラお姉様、僕たちのこと覚えてくださっていたんですね。僕、嬉しいです!!」
「ちょ、ちょっと苦しいわ……」
傍から見たら半ばタックルを食らわされたようなものだったから当然だろう。二人の少年に抱きしめられたカミラは、顔を歪めながら絞りだすような声で伝えた。少年たちが急いで身体を離す。
「ごめんね、カミラ姉ちゃん。でも僕達、最近全然カミラ姉ちゃんに会ってなかったからすごく嬉しくて…」
双子のうち、快活そうな方の少年が困ったような顔で弁解する。
「約一年半ぶりでしょうか?カミラお姉様はアストリア学園に入ってからお忙しいみたいで、なかなか会ってもらえなくて僕達は少し寂しいです。」
もう一人の、眼鏡をかけた冷静そうな少年も言葉を続けた。
「そうなんだよ。だからさ、今日フェルディナンド伯父様からここに招待されたときはすごくすごく嬉しかったんだ!!だって、カミラ姉ちゃんとそのお友達に会えるんだもの!!」
気のせいだろうか、「お友達」という言葉を発した時、少年の目は笑っていなかったような気がした。一瞬だけクラリスの背に悪寒が走る。
「ああ、お父様が寄越した人物というのは貴方達だったのね。……クラリス、ハワード、紹介が遅れたわね。こちら、わたくしの従弟のアダムとリュカです。二人とも、この屋敷の主人にしてわたくしの叔父様の息子さんよ。アダム、リュカ、こちらはわたくしの学校のお友達のクラリスとハワードです。」
「クラリス様、ハワード様、初めまして!僕はアダムって言います。今日から三日間お世話になります。」
「初めまして、リュカと申します。今日はお二人にお会いできて光栄です。色々ご迷惑をおかけすると思いますが、何卒宜しくお願い致します。」
従弟と言われれば、なるほど確かに、彼ら二人とカミラはどこか顔立ちが似ている気がした。極めつけはワインレッドの綺麗な髪。また、少年達の翡翠色の瞳は、いつの日か視察で学校を訪れた宰相フェルディナンドを思わせた。おそらくこの目の色はローゼンヴァルドの血筋のものなのだろう。そう考えると、カミラの紫眼は母似ということか…。
それにしても、先ほどからこの二人から何となく刺さるような視線を感じるのはなぜだろうか。今だってこちらに笑顔を向けているのに、目が笑っていない気がするのだ。その様子が気になって、ハワードの方を横目で見たが、彼はその視線に全く気が付いていないようだった。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
最近のよくある乙女ゲームの結末
叶 望
恋愛
なぜか行うことすべてが裏目に出てしまい呪われているのではないかと王妃に相談する。実はこの世界は乙女ゲームの世界だが、ヒロイン以外はその事を知らない。
※小説家になろうにも投稿しています
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
悪役令嬢のビフォーアフター
すけさん
恋愛
婚約者に断罪され修道院に行く途中に山賊に襲われた悪役令嬢だが、何故か死ぬことはなく、気がつくと断罪から3年前の自分に逆行していた。
腹黒ヒロインと戦う逆行の転生悪役令嬢カナ!
とりあえずダイエットしなきゃ!
そんな中、
あれ?婚約者も何か昔と態度が違う気がするんだけど・・・
そんな私に新たに出会いが!!
婚約者さん何気に嫉妬してない?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる