95 / 100
アデライト 逆行復讐編
歪な愛の形と死刑宣告
しおりを挟む
床に倒れて泡を拭きながらも、立とうとするヒューゴを見て笑っているルカは、いつのまにか手錠を外していた。
「‥‥なっ‥んで‥‥‥はずれ‥‥」
「君の味方はいないよ。いっただろう?最初から僕は誰にもバレないよう動いていたんだ。君の行動なんて【前回】と同じようなものだよ。少し考えれば馬鹿でもわかる」
そう自分の頭をトントンとつついて話すルカを見上げるヒューゴは青ざめた顔する。
そう、ヒューゴの味方側にいたのはほとんど、いなかった。
「お、俺は‥‥!王族だぞ!」
「うん?だから?」
「どんな理由であれ、俺‥‥がはっ‥‥お、お前だって、俺を殺せば‥‥お前も死ぬ事に‥!あぁ、そうだ!俺と手を組もう!お前のその知識と俺とで‥‥‥‥‥‥‥‥え‥」
突然ヒューゴのお腹にナイフが刺さる。
「ガハッ‥‥‥」
血を吐き出したヒューゴは一瞬だけ、アデライトを思い出す。
銀髪で笑顔の瞳の奥に、憎悪と悲しい目がとても美しいと‥‥だから、もっともっとそうなって欲しいと。
「‥駄目。何死ぬ直前、アディーを思い出してるの?まだ大丈夫、死なないから。だから僕を見て、死ぬまで。永遠に」
「や、やめ‥‥何を‥!!やめろぉぉ!!」
そうヒューゴの首を掴みとるルカは、笑った。笑った声が地下牢に響いていた。
ヒューゴ王子達がいるとされている場所をフォース国のフレデリック王子が合流してきた。
「ルチータ王子!後の処理は我々フォース国にお任せを!」
「うん、でも前見て察してくれるかな?」
「‥‥?」
一番前に馬を走らせている方を見ると、アデライト、ソフィア、ジェイコブが殺気出しながら走り続けていた。
「‥‥なんというか、頼もしい部下をお持ちで」
「んー、部下ではないかな。‥‥良き友人と、からかうのが面白い人とも呼べるかな」
そうアデライトの後ろではそうルチータとフレデリックが話しをしていたのをアルフレッドは隣りで黙って聞いていた。
‥‥おかしいわ。もう沢山の人が襲ってきてもいい場所よ。ソフィアもこの状況に混乱をしているようね。
霧が晴れてると、洞窟が見えた。あぁ、ここは確かヒューゴ王子とよく会っていた場所ね。
その洞窟前では沢山の人達が倒れ泡を吹いていた。その中には‥
「‥‥アイラ、貴女‥‥」
とても異様な光景だった。何かを口にした?この症状‥‥
「一体何があったというんだ?」
「全員逮捕しようとしていた者だね、中はどうなってる?ルカを探せ」
フレデリック王子は混乱をしていた。ルチータ王子も他の騎士団に指示をあおいでいた。ソフィアとジェイコブお兄様は洞窟の中へ確かめてに入ろうとするのを私は止めた。
「アデライトお姉様?」
「‥‥駄目。洞窟の中はまだ入っては駄目よ‥‥毒が流れこんでいる。空気に混ざり込んでるわ」
「‥‥アデライトお姉さま、こゆこと出来る人、私一人しか思いつかないよ」
ぎゅっと私の手を握って少し震えながらも話すアメリ。そうね‥‥私も1人しか思いつかないわ。
「アメリ、貴女はソフィアの方へ行きなさい。そして、目を瞑って。‥‥ここからは血生臭いわ。ソフィア」
「そうですね。アメリ、こちらへ。これ以上貴女は見て駄目」
「う、うん!」
洞窟の中から微かに向日葵の匂いがする。だけど‥‥こんなのは似合わない‥‥。こんな事をする人ではないから。
「‥‥‥あ。アディ」
「ルカ‥!!」
洞窟の中からは、血だらけのルカと無残な姿のヒューゴ王子がルカに引き連れられていた。
「ヒューゴ!!」
フレデリック王子が慌てて、ヒューゴ王子を抱きしめつつも、みんなに頭を下げていた。
「‥‥‥愚弟が‥‥‥本当に申し訳ない‥‥こんなに愚かな事を‥‥」
そんなフレデリック王子に、ルカは関係のない顔をしていた。‥‥これは私が知っているルカではないけれど‥‥
私は黙ってルカの手を握ると、いつもの優しいルカに戻っていた。誰の返り血を浴びたのか、ヒューゴ王子に何をしたのか、見ればわかる。
「‥‥‥ルカ‥帰りましょう」
「仮面つけてくれたんだね」
「ルカがあなたが‥選んでくれたのでしょう?」
「へへ、やっとこうやって会えた」
ルカは嬉しそうに話しをしていた時だ。
「「いたぞー!!あそこだ!!」」
「ヒューゴ!」
現れたのは、ヒューゴ王子の父であるフォース国の王と、ホワイト国の国王と連合軍もいた。
「父上?何故‥‥」
「あぁ。ルチータ、この件は我々だけで済ませれる話しではない。一国の王子の命が‥‥」
「父上。ヒューゴ王子は密売だけではなく、人身売買や、我々の国を脅かそうとしてーー」
血だらけのルカに、一斉に剣を向けるフォース国の軍達。
フォース国の王は亡き骸のヒューゴ王子の頭をそっと撫でてからルカを見た。
「君が殺したんだな?」
「はい」
「捕えろ!この男は我々フォース国の敵だ!」
「父上!お待ちください!彼は確かにヒューゴを殺しましたが自己防衛です!ヒューゴは父上の命も狙っていたんですよ!」
そうフレデリック王子やルチータ王子達も違うと国王2人に話しをしていたが、王達は聞いてくれなかった。
ぎゅっと強く握っていた手が離れた。
「‥‥いや‥‥いやよ‥‥駄目。これだけは駄目‥‥」
無抵抗のままルカは黙って拘束されるルカに私は追いかけた。
「まって‥‥やめて!違う!ルカ!」
ルカは私の方へ振り向いてただ笑っていた。
そう‥‥あの時のように。
ルカが殺されに行くような‥‥あの時のように。
ルカは私に微笑んで、捕まってしまった。
友好国となった国同士を混乱させ、王子を殺した。
大罪人として。
「‥‥なっ‥んで‥‥‥はずれ‥‥」
「君の味方はいないよ。いっただろう?最初から僕は誰にもバレないよう動いていたんだ。君の行動なんて【前回】と同じようなものだよ。少し考えれば馬鹿でもわかる」
そう自分の頭をトントンとつついて話すルカを見上げるヒューゴは青ざめた顔する。
そう、ヒューゴの味方側にいたのはほとんど、いなかった。
「お、俺は‥‥!王族だぞ!」
「うん?だから?」
「どんな理由であれ、俺‥‥がはっ‥‥お、お前だって、俺を殺せば‥‥お前も死ぬ事に‥!あぁ、そうだ!俺と手を組もう!お前のその知識と俺とで‥‥‥‥‥‥‥‥え‥」
突然ヒューゴのお腹にナイフが刺さる。
「ガハッ‥‥‥」
血を吐き出したヒューゴは一瞬だけ、アデライトを思い出す。
銀髪で笑顔の瞳の奥に、憎悪と悲しい目がとても美しいと‥‥だから、もっともっとそうなって欲しいと。
「‥駄目。何死ぬ直前、アディーを思い出してるの?まだ大丈夫、死なないから。だから僕を見て、死ぬまで。永遠に」
「や、やめ‥‥何を‥!!やめろぉぉ!!」
そうヒューゴの首を掴みとるルカは、笑った。笑った声が地下牢に響いていた。
ヒューゴ王子達がいるとされている場所をフォース国のフレデリック王子が合流してきた。
「ルチータ王子!後の処理は我々フォース国にお任せを!」
「うん、でも前見て察してくれるかな?」
「‥‥?」
一番前に馬を走らせている方を見ると、アデライト、ソフィア、ジェイコブが殺気出しながら走り続けていた。
「‥‥なんというか、頼もしい部下をお持ちで」
「んー、部下ではないかな。‥‥良き友人と、からかうのが面白い人とも呼べるかな」
そうアデライトの後ろではそうルチータとフレデリックが話しをしていたのをアルフレッドは隣りで黙って聞いていた。
‥‥おかしいわ。もう沢山の人が襲ってきてもいい場所よ。ソフィアもこの状況に混乱をしているようね。
霧が晴れてると、洞窟が見えた。あぁ、ここは確かヒューゴ王子とよく会っていた場所ね。
その洞窟前では沢山の人達が倒れ泡を吹いていた。その中には‥
「‥‥アイラ、貴女‥‥」
とても異様な光景だった。何かを口にした?この症状‥‥
「一体何があったというんだ?」
「全員逮捕しようとしていた者だね、中はどうなってる?ルカを探せ」
フレデリック王子は混乱をしていた。ルチータ王子も他の騎士団に指示をあおいでいた。ソフィアとジェイコブお兄様は洞窟の中へ確かめてに入ろうとするのを私は止めた。
「アデライトお姉様?」
「‥‥駄目。洞窟の中はまだ入っては駄目よ‥‥毒が流れこんでいる。空気に混ざり込んでるわ」
「‥‥アデライトお姉さま、こゆこと出来る人、私一人しか思いつかないよ」
ぎゅっと私の手を握って少し震えながらも話すアメリ。そうね‥‥私も1人しか思いつかないわ。
「アメリ、貴女はソフィアの方へ行きなさい。そして、目を瞑って。‥‥ここからは血生臭いわ。ソフィア」
「そうですね。アメリ、こちらへ。これ以上貴女は見て駄目」
「う、うん!」
洞窟の中から微かに向日葵の匂いがする。だけど‥‥こんなのは似合わない‥‥。こんな事をする人ではないから。
「‥‥‥あ。アディ」
「ルカ‥!!」
洞窟の中からは、血だらけのルカと無残な姿のヒューゴ王子がルカに引き連れられていた。
「ヒューゴ!!」
フレデリック王子が慌てて、ヒューゴ王子を抱きしめつつも、みんなに頭を下げていた。
「‥‥‥愚弟が‥‥‥本当に申し訳ない‥‥こんなに愚かな事を‥‥」
そんなフレデリック王子に、ルカは関係のない顔をしていた。‥‥これは私が知っているルカではないけれど‥‥
私は黙ってルカの手を握ると、いつもの優しいルカに戻っていた。誰の返り血を浴びたのか、ヒューゴ王子に何をしたのか、見ればわかる。
「‥‥‥ルカ‥帰りましょう」
「仮面つけてくれたんだね」
「ルカがあなたが‥選んでくれたのでしょう?」
「へへ、やっとこうやって会えた」
ルカは嬉しそうに話しをしていた時だ。
「「いたぞー!!あそこだ!!」」
「ヒューゴ!」
現れたのは、ヒューゴ王子の父であるフォース国の王と、ホワイト国の国王と連合軍もいた。
「父上?何故‥‥」
「あぁ。ルチータ、この件は我々だけで済ませれる話しではない。一国の王子の命が‥‥」
「父上。ヒューゴ王子は密売だけではなく、人身売買や、我々の国を脅かそうとしてーー」
血だらけのルカに、一斉に剣を向けるフォース国の軍達。
フォース国の王は亡き骸のヒューゴ王子の頭をそっと撫でてからルカを見た。
「君が殺したんだな?」
「はい」
「捕えろ!この男は我々フォース国の敵だ!」
「父上!お待ちください!彼は確かにヒューゴを殺しましたが自己防衛です!ヒューゴは父上の命も狙っていたんですよ!」
そうフレデリック王子やルチータ王子達も違うと国王2人に話しをしていたが、王達は聞いてくれなかった。
ぎゅっと強く握っていた手が離れた。
「‥‥いや‥‥いやよ‥‥駄目。これだけは駄目‥‥」
無抵抗のままルカは黙って拘束されるルカに私は追いかけた。
「まって‥‥やめて!違う!ルカ!」
ルカは私の方へ振り向いてただ笑っていた。
そう‥‥あの時のように。
ルカが殺されに行くような‥‥あの時のように。
ルカは私に微笑んで、捕まってしまった。
友好国となった国同士を混乱させ、王子を殺した。
大罪人として。
101
あなたにおすすめの小説
妹と旦那様に子供ができたので、離縁して隣国に嫁ぎます
冬月光輝
恋愛
私がベルモンド公爵家に嫁いで3年の間、夫婦に子供は出来ませんでした。
そんな中、夫のファルマンは裏切り行為を働きます。
しかも相手は妹のレナ。
最初は夫を叱っていた義両親でしたが、レナに子供が出来たと知ると私を責めだしました。
夫も婚約中から私からの愛は感じていないと口にしており、あの頃に婚約破棄していればと謝罪すらしません。
最後には、二人と子供の幸せを害する権利はないと言われて離縁させられてしまいます。
それからまもなくして、隣国の王子であるレオン殿下が我が家に現れました。
「約束どおり、私の妻になってもらうぞ」
確かにそんな約束をした覚えがあるような気がしますが、殿下はまだ5歳だったような……。
言われるがままに、隣国へ向かった私。
その頃になって、子供が出来ない理由は元旦那にあることが発覚して――。
ベルモンド公爵家ではひと悶着起こりそうらしいのですが、もう私には関係ありません。
※ざまぁパートは第16話〜です
婚約破棄に、承知いたしました。と返したら爆笑されました。
パリパリかぷちーの
恋愛
公爵令嬢カルルは、ある夜会で王太子ジェラールから婚約破棄を言い渡される。しかし、カルルは泣くどころか、これまで立て替えていた経費や労働対価の「莫大な請求書」をその場で叩きつけた。
「お幸せに」と微笑んだ悪役令嬢は、二度と戻らなかった。
パリパリかぷちーの
恋愛
王太子から婚約破棄を告げられたその日、
クラリーチェ=ヴァレンティナは微笑んでこう言った。
「どうか、お幸せに」──そして姿を消した。
完璧すぎる令嬢。誰にも本心を明かさなかった彼女が、
“何も持たずに”去ったその先にあったものとは。
これは誰かのために生きることをやめ、
「私自身の幸せ」を選びなおした、
ひとりの元・悪役令嬢の再生と静かな愛の物語。
王命って何ですか? 虐げられ才女は理不尽な我慢をやめることにした
まるまる⭐️
恋愛
【第18回恋愛小説大賞において優秀賞を頂戴致しました。応援頂いた読者の皆様に心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました】
その日、貴族裁判所前には多くの貴族達が傍聴券を求め、所狭しと行列を作っていた。
貴族達にとって注目すべき裁判が開かれるからだ。
現国王の妹王女の嫁ぎ先である建国以来の名門侯爵家が、新興貴族である伯爵家から訴えを起こされたこの裁判。
人々の関心を集めないはずがない。
裁判の冒頭、証言台に立った伯爵家長女は涙ながらに訴えた。
「私には婚約者がいました…。
彼を愛していました。でも、私とその方の婚約は破棄され、私は意に沿わぬ男性の元へと嫁ぎ、侯爵夫人となったのです。
そう…。誰も覆す事の出来ない王命と言う理不尽な制度によって…。
ですが、理不尽な制度には理不尽な扱いが待っていました…」
裁判開始早々、王命を理不尽だと公衆の面前で公言した彼女。裁判での証言でなければ不敬罪に問われても可笑しくはない発言だ。
だが、彼女はそんな事は全て承知の上であえてこの言葉を発した。
彼女はこれより少し前、嫁ぎ先の侯爵家から彼女の有責で離縁されている。原因は彼女の不貞行為だ。彼女はそれを否定し、この裁判に於いて自身の無実を証明しようとしているのだ。
次々に積み重ねられていく証言に次第に追い込まれていく侯爵家。明らかになっていく真実を傍聴席の貴族達は息を飲んで見守る。
裁判の最後、彼女は傍聴席に向かって訴えかけた。
「王命って何ですか?」と。
✳︎不定期更新、設定ゆるゆるです。
本日、貴方を愛するのをやめます~王妃と不倫した貴方が悪いのですよ?~
なか
恋愛
私は本日、貴方と離婚します。
愛するのは、終わりだ。
◇◇◇
アーシアの夫––レジェスは王妃の護衛騎士の任についた途端、妻である彼女を冷遇する。
初めは優しくしてくれていた彼の変貌ぶりに、アーシアは戸惑いつつも、再び振り向いてもらうため献身的に尽くした。
しかし、玄関先に置かれていた見知らぬ本に、謎の日本語が書かれているのを見つける。
それを読んだ瞬間、前世の記憶を思い出し……彼女は知った。
この世界が、前世の記憶で読んだ小説であること。
レジェスとの結婚は、彼が愛する王妃と密通を交わすためのものであり……アーシアは王妃暗殺を目論んだ悪女というキャラで、このままでは断罪される宿命にあると。
全てを思い出したアーシアは覚悟を決める。
彼と離婚するため三年間の準備を整えて、断罪の未来から逃れてみせると……
この物語は、彼女の決意から三年が経ち。
離婚する日から始まっていく
戻ってこいと言われても、彼女に戻る気はなかった。
◇◇◇
設定は甘めです。
読んでくださると嬉しいです。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
邪魔者は消えますので、どうぞお幸せに 婚約者は私の死をお望みです
ごろごろみかん。
恋愛
旧題:ゼラニウムの花束をあなたに
リリネリア・ブライシフィックは八歳のあの日に死んだ。死んだこととされたのだ。リリネリアであった彼女はあの絶望を忘れはしない。
じわじわと壊れていったリリネリアはある日、自身の元婚約者だった王太子レジナルド・リームヴと再会した。
レジナルドは少し前に隣国の王女を娶ったと聞く。だけどもうリリネリアには何も関係の無い話だ。何もかもがどうでもいい。リリネリアは何も期待していない。誰にも、何にも。
二人は知らない。
国王夫妻と公爵夫妻が、良かれと思ってしたことがリリネリアを追い詰めたことに。レジナルドを絶望させたことを、彼らは知らない。
彼らが偶然再会したのは運命のいたずらなのか、ただ単純に偶然なのか。だけどリリネリアは何一つ望んでいなかったし、レジナルドは何一つ知らなかった。ただそれだけなのである。
※タイトル変更しました
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。