パパンパンパ・パパパパパン

パン革命

2XXX年、銃弾がすべてパンになってしまったアメリカ――
そう、もう誰も銃で撃ち合うことはできない。なぜなら、弾丸はバタール、クロワッサン、メロンパンに変わってしまったのだ。空を飛ぶのは銃声ではなく、バターの香りと甘い匂いだった。

主人公の名前はジョージ・バゲット。
元は普通の青年だったが、このパン銃時代においては、彼こそが「パン教」の教祖となる運命にあった。

「我々はパンの力を信じろ！銃弾はもう要らぬ！これからはパーンといくのだ！」

ジョージはそう言い放ち、古びたフレンチトーストの教典を手に握り締めた。

パン教の教義はこうだ。
1. 全ての問題はパンで解決するべし。
2. 敵が現れたらバゲットで応戦すべし。
3. 朝食を抜く者はパン教の敵である。
4. パンを投げることは祈りである。
5. パン耳は聖なる盾である。

ジョージはその教義を広めるため、アメリカ中を旅しながらパン銃を振りかざし、パン教の布教に励んだ。

しかし問題はここからだった。
なぜか、彼の前に「サンドイッチ団」という謎の集団が現れたのだ。

彼らはスパムサンドやタマゴサンドの兵器を駆使し、パン教を壊滅させようと暗躍する。

「我々のサンドイッチはもっと美味い！お前のパン教など消えてなくなれ！」

ジョージはクロワッサンの盾を構え、メロンパンの弾丸を発射する。

「パパンパンパ！パパパパパン！」

空中に響くはパンの交響曲。激しい戦いの中、ジョージは一つの真理に気づいた。

「そうか…パンだけでは世界は変わらない…パンダも必要だ！」

突如、巨大なパンダが現れ、パン教の味方として乱入。彼の名は「パンダニッシュ」。パンとパンダの融合体である。

パンダニッシュの必殺技は「フワフワパンダパンチ」だ。敵のサンドイッチ団は一瞬でパンくずとなり消え去った。

戦いの後、ジョージはこう言った。

「パンとパンダ、これが未来だ…！パパンパンパ・パパパパパン！」

こうして銃弾がパンとなったアメリカは、パン教とパンダニッシュによって平和と甘味を取り戻したのであった。