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第3章 騎士団長と別離の言葉
第7話 死してなお絡みつく(下)
三羽の“鳥”を操るグレゴリウスは、一羽を二階に、一羽の一階に、そして最後の一羽を建物周囲に飛ばしていた。
国王の兄であるライト公爵を捜すためであった。
ライト公爵は、王家の血筋らしく優美な顔立ちの優男だった。
国王と同じく金の髪に碧眼の瞳を持つ細身の体格をしていて、剣などの武道は苦手で、詩を嗜み、ダンスが好きな男だった。
運動をせぬために、肌が非常に白く滑らかなことを覚えている。
彼は学生時代から、ルーディス神官長に想いを寄せていたことは有名で、ルーディスを還俗させて、自分の伴侶として王家に迎えたいと切望していた。
実際、グレゴリウスも王宮に魔術師として勤めていた頃、彼から相談を受けたことがあった。
どうしたら、神殿から彼を得ることができるかと。
当然のことだったが、神殿は唯一の“聖人”たるルーディスを還俗させることを許すはずはなかった。
ライト公爵の想いを知った神殿は、彼がルーディスに近づくことすら許さなくなっていた。
そのような邪な想いを抱く公爵が、ルーディスに近づくことで、万が一が起こることを恐れていたのだ。
面会を謝絶する神殿の対応に、公爵は苛立ち、不満を漏らし、ついには憎んでいるようにも見えた。
自分の思い通りにいかないのは、神殿があるせいなのだ。
神殿が邪魔さえしなければ、ルーディスと結ばれることも可能であったはず。
彼はそう思い込んでいた。
グレゴリウスは一階と二階に、公爵がいないことが分かると、その二羽は見張りとして飛び回らせ、そして建物周囲に飛ばしていたもう一羽を、一階の怪しい鉄扉の前に向かわせた。
一階にあったその鉄の扉は、しっかりと閉められているせいで中をうかがうことができない。上に小さな窓があり、そこまで飛んでみると、どうやら地下室に続く階段の扉だとわかった。
ますます怪しい。
小さな窓は、硝子などがはめられているわけではなかったので、そこから小さな“鳥”をくぐらせて、中へ入れたのだった。
階段はわずか数段で、すぐにもう一枚の扉にあたった。扉に小窓がつけられていて、そこから中をのぞくことができた。
とりあえず、中を見てみようと“鳥”の頭が小窓をのぞいた。
そして、仰天した。
部屋の中は思っていた以上に広かった。
半地下の作りで、壁際の明かり採り窓から外の自然光が部屋の中に差し込んでいる。
床には絨毯が敷かれ、植物の植えられた鉢がそこかしこにあった。緑が多い。木製のテーブルに椅子、寝台が置かれている。
そこに、人影があった。
一人は寝台の上で横たわり、もう一人は椅子に座り、その横たわった人物の手を取り、さすっているような仕草をしていた。
椅子に座っていた人物は、公爵のライトだった。
彼は嬉しそうな微笑みを浮かべて、寝台の上の人物に話しかけている。
そして寝台の上に横たわっている人物を認めた時、グレゴリウスは息を止めた。
そこにいたのは、ルーディス神官長だった。
大きな寝台の上で、仰向けで、両手を胸の上で組み合わせ、横たわっている彼は、まるで生きているように見えた。
流れるような銀の髪が白いシーツの上に扇のように広がって、キラキラと輝いている。閉じられた瞼。色の薄くなった唇。肌は白い。生きていることをやめた人間の肌の白さだった。
呼吸で胸は上下することもなく、ただ非常に美しい人形のように、在るだけのものだった。
十五年前に亡くなったルーディス神官長の身体が、生前そのものの姿でそこにあることに、グレゴリウスは驚愕した。
身には純白の神官長の衣装をつけ、胸元には銀のメダルまで下げている。
だが、その右手の甲はぐるぐると包帯で巻かれていた。
そこから、“聖人の徴”を奪ったのは明らかだった。
亡くなっていることは明らかだが、十五年間朽ちることもなく、その身体を維持できているのは、何かしらの魔法的処置をとっているからだろう。
推測通り、寝台の四隅には、それらしき魔道具が置かれ、静かに作動していた。
ライト公爵は小さな声で、ルーディスの遺体に話しかけていた。
「ごめんよ、離れてしまって。寂しかったかい、ルーディス」
当然のことながら返事はない。
「でも、君のためだったんだ。僕がすることは全部、君のためのことばかりだよ。綺麗な綺麗なルーディス、キスしてもいいかい」
そして、彼が身をかがめ、その冷たい唇に触れる様子が見られた。
「君の魂を手に入れたよ。その身体に戻してあげる。そうして、また愛し合おう」
おぞましさに総毛だった。
果たして、死んだ身体に魂を戻してそれは生き返るのだろうか。
一度死んで生き返った者の話は聞いたことがあった。だがそれは、死してからそう時間が経っていない中、戻ってきたからだ。
普通なら、身体は土に埋められ、土に還っていく。このように十五年も時を止めて維持した肉体に、魂を戻すことが可能かどうか、グレゴリウスにはわからない。
だが、この行為をけっして、ルーディス神官長が望んでいないことはわかる。
彼は死に、すでにルースとして生まれ変わっている。
人格が分かたれたその魂の一部を、遺体に戻して果たして生き返るのだろうか。そしてもし、生き返ったとして、魂の一部を失ったことになるルースはどうなるのだろうか。
とにかく、グレゴリウスは、ライトがそのルーディス神官長の身体に、“もう一人のルーディス”の魂を入れることをなんとしても阻止しなければならないと考えた。
“鳥”が見ている前で、ライトは胸元がひどく大切そうに、小さな白い珠を……“もう一人のルーディス”の魂が入ったその珠を、ルーディス神官長の胸元に置いた。
そして、穏やかな瞳で、“変化”が起こるのを待ち望んでいた。
グレゴリウスは、“鳥”を飛ばして見た光景から意識を取り戻した。そして軽く頭を振る。
白の離宮の穢れの様子から、この建物には魔族が魔界から降りてきて潜んでいる可能性が高かった。
可能ならば、魔族と相対することなく、どうにかライトを止めなければならない。
「さてと、行く前に」
グレゴリウスはマジックバックから、用意していた剣を数本取り出した。
「一人一本ずつじゃの。剣には聖印が刻んである」
その言葉にシューマッハは心の底から、呆れてグレゴリウスを見つめた。
聖印とは、神殿の特殊な聖遺物で対象物に“祝福”を刻んだもので、上級神殿騎士が身に付ける武器防具にあるものだった。
聖水が時間経過で効力が切れるのとは別に、聖印はその印が削り取られたりして物理的な破壊がされない限り、半永久的に効果が継続する。
どういう伝手でそれを入手したのか、シューマッハはグレゴリウスを問い詰めたい気持ちでいっぱいだった。
「ありがたい」
ヴェルディはそれを受け取り、ベルトにさした。
シューマッハ、ダルクも何か言いたげな表情ではあったが、それを問うことはなかった。大人しく聖印武器を受け取っている。
「さぁ、いくぞ」
一行は動き出した。
国王の兄であるライト公爵を捜すためであった。
ライト公爵は、王家の血筋らしく優美な顔立ちの優男だった。
国王と同じく金の髪に碧眼の瞳を持つ細身の体格をしていて、剣などの武道は苦手で、詩を嗜み、ダンスが好きな男だった。
運動をせぬために、肌が非常に白く滑らかなことを覚えている。
彼は学生時代から、ルーディス神官長に想いを寄せていたことは有名で、ルーディスを還俗させて、自分の伴侶として王家に迎えたいと切望していた。
実際、グレゴリウスも王宮に魔術師として勤めていた頃、彼から相談を受けたことがあった。
どうしたら、神殿から彼を得ることができるかと。
当然のことだったが、神殿は唯一の“聖人”たるルーディスを還俗させることを許すはずはなかった。
ライト公爵の想いを知った神殿は、彼がルーディスに近づくことすら許さなくなっていた。
そのような邪な想いを抱く公爵が、ルーディスに近づくことで、万が一が起こることを恐れていたのだ。
面会を謝絶する神殿の対応に、公爵は苛立ち、不満を漏らし、ついには憎んでいるようにも見えた。
自分の思い通りにいかないのは、神殿があるせいなのだ。
神殿が邪魔さえしなければ、ルーディスと結ばれることも可能であったはず。
彼はそう思い込んでいた。
グレゴリウスは一階と二階に、公爵がいないことが分かると、その二羽は見張りとして飛び回らせ、そして建物周囲に飛ばしていたもう一羽を、一階の怪しい鉄扉の前に向かわせた。
一階にあったその鉄の扉は、しっかりと閉められているせいで中をうかがうことができない。上に小さな窓があり、そこまで飛んでみると、どうやら地下室に続く階段の扉だとわかった。
ますます怪しい。
小さな窓は、硝子などがはめられているわけではなかったので、そこから小さな“鳥”をくぐらせて、中へ入れたのだった。
階段はわずか数段で、すぐにもう一枚の扉にあたった。扉に小窓がつけられていて、そこから中をのぞくことができた。
とりあえず、中を見てみようと“鳥”の頭が小窓をのぞいた。
そして、仰天した。
部屋の中は思っていた以上に広かった。
半地下の作りで、壁際の明かり採り窓から外の自然光が部屋の中に差し込んでいる。
床には絨毯が敷かれ、植物の植えられた鉢がそこかしこにあった。緑が多い。木製のテーブルに椅子、寝台が置かれている。
そこに、人影があった。
一人は寝台の上で横たわり、もう一人は椅子に座り、その横たわった人物の手を取り、さすっているような仕草をしていた。
椅子に座っていた人物は、公爵のライトだった。
彼は嬉しそうな微笑みを浮かべて、寝台の上の人物に話しかけている。
そして寝台の上に横たわっている人物を認めた時、グレゴリウスは息を止めた。
そこにいたのは、ルーディス神官長だった。
大きな寝台の上で、仰向けで、両手を胸の上で組み合わせ、横たわっている彼は、まるで生きているように見えた。
流れるような銀の髪が白いシーツの上に扇のように広がって、キラキラと輝いている。閉じられた瞼。色の薄くなった唇。肌は白い。生きていることをやめた人間の肌の白さだった。
呼吸で胸は上下することもなく、ただ非常に美しい人形のように、在るだけのものだった。
十五年前に亡くなったルーディス神官長の身体が、生前そのものの姿でそこにあることに、グレゴリウスは驚愕した。
身には純白の神官長の衣装をつけ、胸元には銀のメダルまで下げている。
だが、その右手の甲はぐるぐると包帯で巻かれていた。
そこから、“聖人の徴”を奪ったのは明らかだった。
亡くなっていることは明らかだが、十五年間朽ちることもなく、その身体を維持できているのは、何かしらの魔法的処置をとっているからだろう。
推測通り、寝台の四隅には、それらしき魔道具が置かれ、静かに作動していた。
ライト公爵は小さな声で、ルーディスの遺体に話しかけていた。
「ごめんよ、離れてしまって。寂しかったかい、ルーディス」
当然のことながら返事はない。
「でも、君のためだったんだ。僕がすることは全部、君のためのことばかりだよ。綺麗な綺麗なルーディス、キスしてもいいかい」
そして、彼が身をかがめ、その冷たい唇に触れる様子が見られた。
「君の魂を手に入れたよ。その身体に戻してあげる。そうして、また愛し合おう」
おぞましさに総毛だった。
果たして、死んだ身体に魂を戻してそれは生き返るのだろうか。
一度死んで生き返った者の話は聞いたことがあった。だがそれは、死してからそう時間が経っていない中、戻ってきたからだ。
普通なら、身体は土に埋められ、土に還っていく。このように十五年も時を止めて維持した肉体に、魂を戻すことが可能かどうか、グレゴリウスにはわからない。
だが、この行為をけっして、ルーディス神官長が望んでいないことはわかる。
彼は死に、すでにルースとして生まれ変わっている。
人格が分かたれたその魂の一部を、遺体に戻して果たして生き返るのだろうか。そしてもし、生き返ったとして、魂の一部を失ったことになるルースはどうなるのだろうか。
とにかく、グレゴリウスは、ライトがそのルーディス神官長の身体に、“もう一人のルーディス”の魂を入れることをなんとしても阻止しなければならないと考えた。
“鳥”が見ている前で、ライトは胸元がひどく大切そうに、小さな白い珠を……“もう一人のルーディス”の魂が入ったその珠を、ルーディス神官長の胸元に置いた。
そして、穏やかな瞳で、“変化”が起こるのを待ち望んでいた。
グレゴリウスは、“鳥”を飛ばして見た光景から意識を取り戻した。そして軽く頭を振る。
白の離宮の穢れの様子から、この建物には魔族が魔界から降りてきて潜んでいる可能性が高かった。
可能ならば、魔族と相対することなく、どうにかライトを止めなければならない。
「さてと、行く前に」
グレゴリウスはマジックバックから、用意していた剣を数本取り出した。
「一人一本ずつじゃの。剣には聖印が刻んである」
その言葉にシューマッハは心の底から、呆れてグレゴリウスを見つめた。
聖印とは、神殿の特殊な聖遺物で対象物に“祝福”を刻んだもので、上級神殿騎士が身に付ける武器防具にあるものだった。
聖水が時間経過で効力が切れるのとは別に、聖印はその印が削り取られたりして物理的な破壊がされない限り、半永久的に効果が継続する。
どういう伝手でそれを入手したのか、シューマッハはグレゴリウスを問い詰めたい気持ちでいっぱいだった。
「ありがたい」
ヴェルディはそれを受け取り、ベルトにさした。
シューマッハ、ダルクも何か言いたげな表情ではあったが、それを問うことはなかった。大人しく聖印武器を受け取っている。
「さぁ、いくぞ」
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