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第31話 辛抱たまらん!
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「よし!じゃあ早速……あ、いや駄目だ」
このポーションでランクアップするとスキルはそのまま残るが、ステータスがリセットされレベルが1に戻ってしまう。
しかも、そこからの必要経験値は10倍必要と来ている。
なので、こんな所で使用してしまってはダンジョンから抜け出せなくなってしまう。
いくら強いクラスだろうと、ステータスがリセットされたレベル1じゃ、流石にここのスライム共を狩るのは難しい。
シャドーステルスで全スルーも、ちょっと現実的じゃないしな。
狭い場所で遭遇したらアウトだから。
「まあ外に出てからだな。っと、その前にステータスを上げとこうか。クラスアップ前に幸運のレベルも上げてた方がいいに決まってるし」
俺は現在のレベルを確認する。
レベルは75にまで上がっていた。
爆上がり。
たった1戦でレベルが2,5倍に上がるとか、経験値えぐすぎだろう。
流石ボスだけはある。
「幸運を80に……っと」
幸運40で、スキル【幸運】のレベルが4に。
そして幸運60でレベル5に上がり。
そして、幸運80でレベルが6に……は残念ながら上がらなかった。
むう、5までか。
いやまあ不満って訳ではないんだが、予想が外れると若干がっかりしてしまうのは仕方のない事だ。
「どれどれ、効果は――おお!」
スキル効果は、幸運の効果が15倍から25倍へと上昇。
鑑定の効果レベルが3に上がり、更に効果が二つ追加されていた。
追加効果その1、レア確定。
1日1度のみ発動可能で、発動後最初に倒した魔物、もしくはスティールで取得するアイテムが100%レアアイテムになる。
という物だ。
これがあればレアアイテムを入手放題!
とまでは行かないまでも、相当なアドバンテージになるはず。
そういや、スライムからブースターポーションなる謎アイテムが盗めたな。
ここから出たら一度取りに行ってみようか。
あれ、すっげー気になってたんだよな。
で、追加効果その2はクリティカル拡張である。
クリティカルは基本的に、攻撃スキルや魔法では発動しない。
だがこのクリティカル拡張の効果によって、俺の使うスキルや魔法にもクリティカルが発生する様になる。
魔法やスキルで発生しないってのも、幸運が軽視される理由の一つなんだよな……
シーフは魔法を使えないが、一応攻撃スキルはあるので、それらが防御無視かつ最大4,5倍ダメージになるのは中々大きい。
正直、【幸運】の効果を考えると、攻撃スキルは取得しても使わないなーと俺は考えていた。
そりゃ素で防御完全無視に加えて、最終的に4,5倍のダメージになる訳だからな。
それを捨ててシーフの微妙な攻撃スキルを使う意味はないというもの。
けど、拡張のお陰でスキルにもクリティカルが出るなら、攻撃方法として十分すぎる程期待できるってもんである。
「まあ取り敢えず出よう」
ダンジョンから出た俺は、早速クラスアップポーションを使う。
いや、使おうとした所で、ある考えから迷う。
それは――
「あー、やっぱスキルを取りきってからの方がいいかな?」
スキルの取得である。
正確にはスキルのレベルを上げきって、だな。
シーフのスキルは、実はもう既に全て取得済みだったりする。
なにせノーマルクラスは、レベル70以降のスキル取得がないからな。
なのでレベルが75まで上がっている俺は、もう全てのスキルを手に入れている訳だ。
因みに、シーフのスキルは――
スティール。
短剣マスタリーlv5。
ポイズンエンチャントlv5。
身軽lv5。
シャドーステルス。
新スキル――
カウンターブロー。
スローナイフ。
クイックステップ。
以上、8個である。
カウンターブローは攻撃スキル。
威力はあまり高くないが、カウンター時に威力が跳ね上がる特殊仕様をしている。
まあその仕様もふくめても、他クラスの攻撃スキルより微妙ってのがこのスキルの評価ではあるが。
まあそれでも、シーフにとっては貴重な攻撃スキルな訳だ。
スローナイフは、装備している短剣を敵に投擲する遠距離攻撃になっている。
威力は普通に攻撃するのと変わらないが、射程は結構長いらしいので、存外使い道は多いらしい。
因みに、投げた短剣は当たるか外れるかすると、即座に手元に戻って来るとの事。
なので、武器がなくなって戦えないって事態になる心配はない。
クイックステップは、瞬間的に短距離を移動するスキルだ。
瞬間移動ではなく高速移動なので、ゲーム的な無敵時間は残念ながらない。
「けど、幸運100達成はレベル92なんだよなぁ…」
ステータスは99までしか上げられないが、99にすると、ボーナスが1ついて100になる仕様だ。
で、おそらく「幸運」のスキルレベル6(ポーションであげてなければ5)は、幸運90か100のどちらかになる訳だが……流れ的に偶数できてるので、100である可能性が高い。
「82ですら年単位だ。92とか、何年かかるかわかった物じゃないよな」
レベルは上がれば上がるほど、必要経験値が跳ね上がっていく。
今回レベルが爆上がりしたが、それは低レベルだった事と、本来なら倒せるはずもないボス化したミスリルスライムを、運頼りで撃破するという奇跡が起きたからこそである。
なので普通にやってたら、結構な時間がかかっていたはずだ。
なので、ここからのレベルアップは牛歩状態になる。
「流石に、クラスアップが数年後ってのはなぁ。どうせまた幸運カンストさせる訳だし、それにひょっとしたらリセット後の幸運20で上がる可能性もある訳だし……うん!もうクラスアップしよう!」
スキルレベルアップの書による追加レベルである以上、効果の追加はあまり期待できない。
そう考えると、ちょっとした倍率程度に何年もかける価値はない。
なので、もうクラスアップしてしまう。
もちろん本音は『ワクワクしすぎてもう辛抱たまらん』な訳だが。
というわけで、俺はクラスアップポーションを使用した。
俺の新たなクラスは――
◇◆◇◆◇
「ふむ……」
暗闇。
その中に、ある映像が立体的に映し出されていた。
――そこに映っているのは、とある青年が特殊なポーションを服用する姿。
「まあ、干渉はここまでだね。あまりやり過ぎると、価値が目減りしてしまうし。なにせあの方は、過剰な干渉を嫌うから」
子犬サイズの白い獣がその映像を見て呟いた。
もちろんそれはただの動物ではない。
人語を解するのもそうだが、その怪しく輝く赤い瞳は上下2対、つまり4つ。
見るからに魔物である事が分かる姿だ。
「期待してるよ……回帰者の影響で生き延びた、最強スキル【幸運】の持ち主。その特異性に目を付けて手助けしてあげたんだから、君には精々頑張って貰わないと」
王道光がミスリルスライム戦で見せた幸運。
それらは全てこの獣の仕業だった。
追い込まれてからのダブルクリティカルとダブルガードの発生は、この獣が【幸運】の能力を弄った事で起きた偽りの奇跡だ。
更に付け加えるなら、本来なら1万分の1程度しかないクラスアップポーションがドロップしたのもその影響である。
「なにせ……前回は5階層までしか行けない体たらくだったからね。あれではあのお方に満足して貰えない」
暗闇の中に別の映像が浮かび上がる。
それは、天魔輪廻が魔物を狩る姿だった。
「いくら回帰のチャンスを与えてあげたとはいえ、この子だけじゃ不安だからね。ほんと……頑張って欲しい物だよ、二人には。頼むから僕を失望させないでくれ」
王道光と天魔輪廻の映像が消える。
「クリアとまでは言わないよ。せめて最終ステージまでは進んで欲しい所だね。ああ、そうだ……」
獣が尻尾を振ると、周囲に膨大な映像が浮かび上がった。
「【幸運】の効果を考えると、もう一段階上のクラスに上がる可能性は高いからね。だから考えておかないと。シーフ系列のヒーロークラスを」
それらは全て、アニメやゲームなどの画面だ。
「何かいい物はないかな。活躍を期待するなら、強いのがいいんだけど……あまり強くし過ぎると、ゲームバランスが崩れちゃうからね。程々で作らないと。度の過ぎた無双物をあの方は好まないし」
映像は更に増え続ける。
暗闇だった空間が、それらの発する光で満たされる程に。
「さて、どういった物にしようか」
映像まみれの状態。
まさに情報の海と言っていい。
だがそこからくみ取れる全ての情報を、獣は4つの瞳を使って正確に読み取っていく。
「ふむ、迷うね。敢えて支援方面に……いやいや、それだと【幸運】を生かせない。出来ればそれを前面に押し出した……」
今や映像の光であふれる空間と化した場所で、獣――いや、『G』の独り言が続く。
このポーションでランクアップするとスキルはそのまま残るが、ステータスがリセットされレベルが1に戻ってしまう。
しかも、そこからの必要経験値は10倍必要と来ている。
なので、こんな所で使用してしまってはダンジョンから抜け出せなくなってしまう。
いくら強いクラスだろうと、ステータスがリセットされたレベル1じゃ、流石にここのスライム共を狩るのは難しい。
シャドーステルスで全スルーも、ちょっと現実的じゃないしな。
狭い場所で遭遇したらアウトだから。
「まあ外に出てからだな。っと、その前にステータスを上げとこうか。クラスアップ前に幸運のレベルも上げてた方がいいに決まってるし」
俺は現在のレベルを確認する。
レベルは75にまで上がっていた。
爆上がり。
たった1戦でレベルが2,5倍に上がるとか、経験値えぐすぎだろう。
流石ボスだけはある。
「幸運を80に……っと」
幸運40で、スキル【幸運】のレベルが4に。
そして幸運60でレベル5に上がり。
そして、幸運80でレベルが6に……は残念ながら上がらなかった。
むう、5までか。
いやまあ不満って訳ではないんだが、予想が外れると若干がっかりしてしまうのは仕方のない事だ。
「どれどれ、効果は――おお!」
スキル効果は、幸運の効果が15倍から25倍へと上昇。
鑑定の効果レベルが3に上がり、更に効果が二つ追加されていた。
追加効果その1、レア確定。
1日1度のみ発動可能で、発動後最初に倒した魔物、もしくはスティールで取得するアイテムが100%レアアイテムになる。
という物だ。
これがあればレアアイテムを入手放題!
とまでは行かないまでも、相当なアドバンテージになるはず。
そういや、スライムからブースターポーションなる謎アイテムが盗めたな。
ここから出たら一度取りに行ってみようか。
あれ、すっげー気になってたんだよな。
で、追加効果その2はクリティカル拡張である。
クリティカルは基本的に、攻撃スキルや魔法では発動しない。
だがこのクリティカル拡張の効果によって、俺の使うスキルや魔法にもクリティカルが発生する様になる。
魔法やスキルで発生しないってのも、幸運が軽視される理由の一つなんだよな……
シーフは魔法を使えないが、一応攻撃スキルはあるので、それらが防御無視かつ最大4,5倍ダメージになるのは中々大きい。
正直、【幸運】の効果を考えると、攻撃スキルは取得しても使わないなーと俺は考えていた。
そりゃ素で防御完全無視に加えて、最終的に4,5倍のダメージになる訳だからな。
それを捨ててシーフの微妙な攻撃スキルを使う意味はないというもの。
けど、拡張のお陰でスキルにもクリティカルが出るなら、攻撃方法として十分すぎる程期待できるってもんである。
「まあ取り敢えず出よう」
ダンジョンから出た俺は、早速クラスアップポーションを使う。
いや、使おうとした所で、ある考えから迷う。
それは――
「あー、やっぱスキルを取りきってからの方がいいかな?」
スキルの取得である。
正確にはスキルのレベルを上げきって、だな。
シーフのスキルは、実はもう既に全て取得済みだったりする。
なにせノーマルクラスは、レベル70以降のスキル取得がないからな。
なのでレベルが75まで上がっている俺は、もう全てのスキルを手に入れている訳だ。
因みに、シーフのスキルは――
スティール。
短剣マスタリーlv5。
ポイズンエンチャントlv5。
身軽lv5。
シャドーステルス。
新スキル――
カウンターブロー。
スローナイフ。
クイックステップ。
以上、8個である。
カウンターブローは攻撃スキル。
威力はあまり高くないが、カウンター時に威力が跳ね上がる特殊仕様をしている。
まあその仕様もふくめても、他クラスの攻撃スキルより微妙ってのがこのスキルの評価ではあるが。
まあそれでも、シーフにとっては貴重な攻撃スキルな訳だ。
スローナイフは、装備している短剣を敵に投擲する遠距離攻撃になっている。
威力は普通に攻撃するのと変わらないが、射程は結構長いらしいので、存外使い道は多いらしい。
因みに、投げた短剣は当たるか外れるかすると、即座に手元に戻って来るとの事。
なので、武器がなくなって戦えないって事態になる心配はない。
クイックステップは、瞬間的に短距離を移動するスキルだ。
瞬間移動ではなく高速移動なので、ゲーム的な無敵時間は残念ながらない。
「けど、幸運100達成はレベル92なんだよなぁ…」
ステータスは99までしか上げられないが、99にすると、ボーナスが1ついて100になる仕様だ。
で、おそらく「幸運」のスキルレベル6(ポーションであげてなければ5)は、幸運90か100のどちらかになる訳だが……流れ的に偶数できてるので、100である可能性が高い。
「82ですら年単位だ。92とか、何年かかるかわかった物じゃないよな」
レベルは上がれば上がるほど、必要経験値が跳ね上がっていく。
今回レベルが爆上がりしたが、それは低レベルだった事と、本来なら倒せるはずもないボス化したミスリルスライムを、運頼りで撃破するという奇跡が起きたからこそである。
なので普通にやってたら、結構な時間がかかっていたはずだ。
なので、ここからのレベルアップは牛歩状態になる。
「流石に、クラスアップが数年後ってのはなぁ。どうせまた幸運カンストさせる訳だし、それにひょっとしたらリセット後の幸運20で上がる可能性もある訳だし……うん!もうクラスアップしよう!」
スキルレベルアップの書による追加レベルである以上、効果の追加はあまり期待できない。
そう考えると、ちょっとした倍率程度に何年もかける価値はない。
なので、もうクラスアップしてしまう。
もちろん本音は『ワクワクしすぎてもう辛抱たまらん』な訳だが。
というわけで、俺はクラスアップポーションを使用した。
俺の新たなクラスは――
◇◆◇◆◇
「ふむ……」
暗闇。
その中に、ある映像が立体的に映し出されていた。
――そこに映っているのは、とある青年が特殊なポーションを服用する姿。
「まあ、干渉はここまでだね。あまりやり過ぎると、価値が目減りしてしまうし。なにせあの方は、過剰な干渉を嫌うから」
子犬サイズの白い獣がその映像を見て呟いた。
もちろんそれはただの動物ではない。
人語を解するのもそうだが、その怪しく輝く赤い瞳は上下2対、つまり4つ。
見るからに魔物である事が分かる姿だ。
「期待してるよ……回帰者の影響で生き延びた、最強スキル【幸運】の持ち主。その特異性に目を付けて手助けしてあげたんだから、君には精々頑張って貰わないと」
王道光がミスリルスライム戦で見せた幸運。
それらは全てこの獣の仕業だった。
追い込まれてからのダブルクリティカルとダブルガードの発生は、この獣が【幸運】の能力を弄った事で起きた偽りの奇跡だ。
更に付け加えるなら、本来なら1万分の1程度しかないクラスアップポーションがドロップしたのもその影響である。
「なにせ……前回は5階層までしか行けない体たらくだったからね。あれではあのお方に満足して貰えない」
暗闇の中に別の映像が浮かび上がる。
それは、天魔輪廻が魔物を狩る姿だった。
「いくら回帰のチャンスを与えてあげたとはいえ、この子だけじゃ不安だからね。ほんと……頑張って欲しい物だよ、二人には。頼むから僕を失望させないでくれ」
王道光と天魔輪廻の映像が消える。
「クリアとまでは言わないよ。せめて最終ステージまでは進んで欲しい所だね。ああ、そうだ……」
獣が尻尾を振ると、周囲に膨大な映像が浮かび上がった。
「【幸運】の効果を考えると、もう一段階上のクラスに上がる可能性は高いからね。だから考えておかないと。シーフ系列のヒーロークラスを」
それらは全て、アニメやゲームなどの画面だ。
「何かいい物はないかな。活躍を期待するなら、強いのがいいんだけど……あまり強くし過ぎると、ゲームバランスが崩れちゃうからね。程々で作らないと。度の過ぎた無双物をあの方は好まないし」
映像は更に増え続ける。
暗闇だった空間が、それらの発する光で満たされる程に。
「さて、どういった物にしようか」
映像まみれの状態。
まさに情報の海と言っていい。
だがそこからくみ取れる全ての情報を、獣は4つの瞳を使って正確に読み取っていく。
「ふむ、迷うね。敢えて支援方面に……いやいや、それだと【幸運】を生かせない。出来ればそれを前面に押し出した……」
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