いとをかし

ちさここはる

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EP:7 しくじり接客伝《病編 TAKE2》

今日25日 そして、妖精になる。《発症発覚》

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 老人居住施設なので夜勤はいるわけで。取り敢えず、早時点で連絡をする。(当然じゃ)
 躊躇をする。今日の夜勤者は誰なのかと! 電話をきちんと取ってくれるのか! それとも、この時間忙しくないか! とかの諸々を考えて、覚悟を決めて電話をする。

 8月13日 土曜日

 忙しくもなく、割と早く出てくれた夜勤者。事情を説明して欠勤を伝えた。
「わかったよーここはるさんもお大事にねー~~」
 温かい言葉に感謝しかない。

 欠勤になった。
 それからやることは一つだ!(当然じゃ!)

 しかし。ここでうちの甘さが出てしまう。
 母は仕事に行ってしまう。結果として娘ちゃんと二人きりで、大人うちの病院は行けないとなる。ならば! そうだ! 小児科で一緒に見てもらおう!(安直だが。小児科でも見てくれる病院はあります)
 脳はぐつぐつと、息もはー~~はー~~と全身も熱く。まさに生き地獄!
 バスはアカン! タクシーもアカン!
 結局は娘ちゃんの自転車を押してゆっくりと小児科に向かいました。

「すいません。母親うちも診てもらえませんか? 昨日から熱もあって……」

「申し訳ありません。今は大人の方は診断していないんですよ」

 ががぁんンん!

「じゃあ。他の病院で診てもらわなきゃいけないってことです、か?」
「はい。そうなります」

 ががぁんンんん!

「わかりました」とがっくりとうちも項垂れました。
 と、「お母さん。こちらの奥の席でお待ちください」なんて他の患者さんから隔離された席に誘導される。(当然だ)さらに待つこと数分後、恐らく先生からの指示なのだろう。
「お母さん。こっちの部屋でお待ちになってください」
 さらに奥にある小さな部屋へと通される。小さなTVにはお尻探偵がやっていて娘ちゃんは釘付けだった。娘ちゃんもごっほっごっほと、うちもふー~~ふー~~と唸る中呼ばれた。
 いつもの検診で、風邪薬を処方され。

「お母さん。一応、検査しときますか?」

「! はい。お願いしますっ!」

 これが転機だった。
 結果。娘ちゃんは妖精。
 お母さんから移ったんだろうね、とのお言葉。そりゃあ、ですよね~~ってぐぅの音も出ません。
 この事実にうちも迅速に動きました。まずは電話です。看護師と薬局の人が来る前に。
 結果は出てしまっているので。

 ※1 職場

 これが一番、勇気がいりました。散々と具合が悪かったら休んでね、と言われた結果が妖精の始末の悪さですからね!
 かけると出たのは同僚の方。なので、告げました。

「娘ちゃん、妖精で。多分、うちも妖精なんだろうけど診てもらえなかったの」

『そうなのー? 分かった伝えておきます。お大事にね』
「はい。本当にすいません」と切るも。切った後、職場はてんやわんやだったに違いない。最低限、マスクなんかは外さなかったけど結果と三人が感染し、妖精となった。恐らく、職場復帰したときに怒られるだろう。今から戦々恐々なのは言わずもがな、だ。

 さらにかける場所があるのだ。

 ※2 保育園

 めちゃくちゃ心配された。園長はいい人だ。しかし、恐らく保育園も電話切ったあとはてんやわんやだったに違いない。

『保健所から連絡あったら教えてください』と何度も言われた。
 しかし、結局と保健所から18時まで電話は来なかった。

 さて。妖精の知らせは先生から携帯で聞かされた。
 誰も最低限と近寄らず、防具服を着た看護師と薬局の人のみが来た。
 薬局の人が来た時に、
「うちはどのタイミングで帰っていいんでしょうか?」
 恐る恐ると尋ねた。薬局の人が確認をしてくれて「もう、帰っても大丈夫ですよ!」の言葉に咳も抑えながら足早に病院から出た。意識は朦朧中だが診てもらえなかったのだ。母親は。

『保健所に伝えておくので、今日には電話がいくと思いますよ、お母さんの携帯に』

 先生からの言葉。保健所から連絡が来る。なんて安心感だったか。
 帰宅後は寝た。それしか出来なかったからだ。
 娘ちゃんもだ。鼻をぐりぐりされても泣かない強い子だ。すごいよね!(親バカだよ!)

 薬も飲んでから寝たことによって熱は下がった。
 しかし、問題は倦怠感だ。起き上がれない。いや、起き上がれるが違和感がある。
 なのに。母はだらけるな! とうちを怒こるしで起きなければならない。
 妖精を伝えると、さらに激高される。言い分は分かるが、今はそれどころではない。察してほしかったよ。

ぼちぼちと詳細を書いていきます。ゲーセンでの物語は、そのあとになります~~
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