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其の69 三好*淫乱

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 とらの舌が怪人の精液を、三好のアナルの中から掻き出す。

 じゅ、ぴちゃ。

 じゅる。

 るるる。

「あ゛♡」

 三好は顔で腕をクロスさせていた。
 耳まで赤い。
(可愛いなぁ)
 とらも、三好の股間から、その表情に目を向けた。
 顔を上げ。
「気持ちいいー??」
「……くない……」
「えー? 何ー??」

 とらは腕を掴み、顔を見下ろした。
 涙と、鼻水で汚れた顔が出てきた。

「?! ぇ、っと……」

 ひぐ。

「おじさんなんか、嫌いです! 大嫌いです‼」

 ひぐひぐ。

 とらも困った、という表情をする。
 三好の顔に手を添えるも。
「さわら、ない、でッッ!」
 顔を背けられてしまう。
「おじさんなんか! 大嫌いです!」
「契約ー無視するのー?? 忘れたのー???」
「!? っだ、だからって! こんな‼」

 さっきまで、知らない男に言い寄られ。
 まさに、強姦レイプされかけたのを、とらが、間一髪助けたにしろ。
 カタカタ。

(も、ゃ、だ!)

 カタカタカタカタ!

「分かったよー……でも、僕もお腹が空いてるんだよー~~」
 泣き声で言うとら。
「おじ、さ……」
 涙目でとらを見る。
 鼻をすすりながら。

「精液だけですよ。本当に」

 目を瞑った。

「うんー」

 とらはお腹は空いていない。
 三好も契約を守り、られ、とらに提供をしているからだ。
 しかし、嘘をついてでも、とらは。

 三好の温度に、触れていたかった。

 喘ぐ三好を見ていたかった。
(ドキドキ、いってる。大樹のー心臓ー)
 とらも、無我夢中に。
 三好の穴に舌を挿入れ、味わった。

「ぁ、っふ、ぅ゛♡ ひぁ゛♡ ぅあ゛♡」

 三好の声も、甘く変わる。
「まだ、奥にあるかなー?? どれ」

 つぷ、ぷぷ――……。
 とらは人差し指を、いきなりと挿入た。

「っはぁ゛♡ や゛ぁ゛♡ んなぁ゛♡ ゆびぃ゛~~♡」

 三好のペニスもダラダラと我慢汁を垂らしている。
 大きく張り、刺激を待っている。

 強い刺激と、快楽を。

「お、じ、さぁ゛ん゛ぅ゛♡」
「ええーだってー奥までやんないとー掻き出せないじゃないー??」
 とらも言い返す。
「も、ひぃでひょう?? 抜いで、くだぁぃ゛♡」
「まだだよーまだまだ♡」

「っひ、ぁ゛♡♡♡」

 さらに、指が増やされ、掻き混ぜられる。
 舌も、そのままに。
 三好の両足は、肩にかけられている。
 力は抜け、抵抗もままならない。

 いや。

 出来ない。

(ひもち、ぃひ♡)

 グニ!

「‼??」

 びっくん。

 ビクビク!

「ぅ、わ」

 三好の前立腺に、指が当たった瞬間。
 三好は射精ってしまった。
 肩で、息をする三好。
 指は三本を咥えこんでいる。

 くっ、ぱぁ……。

「んあ゛ぁ゛♡」
(おじさん♡)

 三好の腰が揺れる。
 とらを煽ぐように。
 とらを強請るように。

「本当に、こんな淫乱な子にされちゃって」

 っぐ。

 ぐぐぐぐーー……。

 ぐっぷん‼

「ぁ゛、んんん、ああァ゛♡」
(これぇ♡♡ すっげぇ、いい~~♡)

 とらの茎が付け根まで一気に挿入れた。

「締め付け具合も♡ いいッ! ぅあ♡♡」

 とらの顔が、快楽に歪む。
 荒く息を吐く。

 パン!

 パン!

 パァ、ンンン‼‼

 とらは、一心不乱に腰を振り続けた。

「や゛ぅ゛♡ ぞご、ばっがぁ゛♡」
(そこ、ヤバいんだよおう♡)

 三好もとらの首に手を回し、身体を密着させる。
 荒い息が、三好の耳に当たる。

(おじさ♡ おじさンん゛ン゛♡♡)  

 三好は、自分でも知らずに。
 とらの顔を寄せ、唇に口づけをしていた。
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