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コンソール
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「ふぅ……もう誰もかかってこないのか?」
「いきなり入れ替わったと思ったら……おまえ何者なんだよっ!テトはどこに行ったんだ!」
「テト……あの攻略対象はテトって名前だったのか。すまんな。彼はUGWに落ちた。代わりに私がこちらにやってきた。私はこっちで用があるから、ここから失礼したいのだが。面倒事が起きると困るのでな。君もUGWに落ちてもらうとするかな?」
俺が自宅の前に到着するとセルシスとローラインがドアの前に座り込んでいた。どうやらドアの鍵を開けることが出来なかったようだ。
「お。早かったな。ちょっと待ってくれ。すぐに開ける」
ん?おかしいな。開かない。解除コードが変わったのか?
「ちょ、ちょっと!あなた達、誰なんですか!なんで僕の家の鍵を開けようとしてるんですか!」
なんかちんちくりんな奴が俺を指さして叫んでいる。
「あー。ここ、俺の家なんで。なんか解除コード変わってて開けてるとこ。で、君はだれ?」
「なに意味の分からないこと言ってるんですか!そこは僕の家ですよ!先週引っ越してきたばかりです!」
「ほうほう。それじゃ、開けてくれるかな?」
笑顔で燃えさかる右手を前に、指で招き寄せる仕草をする。
「もし、断ったら?」
「炭になりたいなら」
ちんちくりんは血の気の引いた顔になりその場に座り込んでしまった。
「ちょっと、新海さんやり過ぎです」
セルシスはちんちくりんに歩み寄り、しゃがんで手を差し伸べる。
「初めまして。私、セルシスと言います。いきなりで申し訳ないのだけれど、私たち、あの部屋に入らないといけないの。だから協力してくれないかしら?」
ちんちくりんはひきつらせた顔で更に後ずさる。セルシスの笑顔が怖い。丁寧な相手の冷静な対応は確かに怖い。
「ちょっと……もう少し普通に話しかけないと」
ローラインは簡単に事情を説明し、昔、俺がここに住んでいたこと、UGWから来たことを丁寧に説明して説得を試みる。
「アンダーグランドワールド……!?レッドプレーヤーがなんでこんなところに!?それに僕になんの用事なんだよ!それ以上近づいたら警備に通報するよ!」
まずい。警備ロボはまずい。またUGWのプレーヤーが虚無に落ちる。どうする。無理矢理にでも開けさせて口封じするか?
「柏木?なにしてるんだそんなところで」
階段を上がってきたシュガーがすっとんきょうな声で座り込んだちんちくりんに話しかけている。
「ああ、なんだ佐藤か。こいつらなんなんだよ。レッドプレーヤーって言ってるんだ」
「ん?僕もレッドプレーヤーだけど?」
「!!!!!!?」
失神した。ちんちくりん、改め、柏木は失神してしまった。結局俺たちは失神した桂木を抱え上げ、コンソールに手を押しつけて解錠した。
「家具もなにもかも変わってるな。こっちはどうなってるのかな」
俺は物置に使っていたクローゼットを開いた。
「なんだよ……これ……攻略コンソールじゃないか」
学校や会社、一部の施設にしかないはずの攻略コンソールがそこにはあった。
「ふぅーん。いわゆる不正ツール使用者ってやつね。どれどれ……」
いつの間にか雫が背後に立っていた。
「雫、いつ入ってきたんだよ」
「んー?最初から居たわよ」
「最初から?向こうの玄関から入ってきたが、その時にはいなかったと思うが?」
雫は攻略コンソールをいじりながら親指でバルコニーを指差す。窓が開いている。窓鍵のセキュリティを破ったのか。
「これ、なかなかすごいじゃない。UGWのシステムに接続してOPWのプレーヤーに遠隔アクセス出来るわよ」
「ああ、そうだ。UGWへのアクセスといえば。俺のコネクションポートにアリーシュさんが接続してる」
「アリーシュ?ポートナンバー分かる?」
俺は雫にアリーシュさんのポートナンバーを伝えてた。すると鎮座してい攻略コンソール画面にアリーシュさんが現れた。というより、多分この人がアリーシュさんなんだろう。
「アリーシュ?継続権限は取ってるの?」
「とってるわよ。私がここに張り付きだから俺にしわ寄せがくるってディオールが文句言ってたわよ」
「ディオールはいつもそうでしょ。それで悪いけど、ここと新海くんのポートに常にコネクトしておいて欲しいの。それと、このコンソールを手がかりにseven keys worldについて調べられることを調べて欲しいの」
「注文ばかりね。それはそれとして。新海さん。ガルとどんな取引をしたのかしら。教えてくれると助かるわ」
周りのみんなが俺を見る。当然か。ガルとはあんなことがあったんだ。当然だろう。
「俺の手持ちのマネー全額と引き替えに監獄の錠を開けて貰った。更にアリーシュさんに自分のポートナンバーを伝えて貰った。代わりにウィルに状況報告を出来るときにして欲しい、だそうだ。なんでもseven keys worldを攻略するとどうなるのか気になるって言ってた」
「それって取引なのかしら。一方的にこっちが有利じゃない。まぁ、良いけども。使える物はなんでも使いましょう」
さて。本拠地は無事に構えることが出来た。ここからどうするのか考えないとな。あと、このちんちくりんはどうするかな。
「なあ、シュガー、こいつ知り合いなのか?」
「はい。僕の同級生です。確かレベルは70前後だったような」
そこそこ使えそうなレベルだ。シュガーにちんちくりんを叩き起こさせて、状況を説明する。こっちで自由に動ける重要な人物だ。手厚く待遇するとしよう。
「本当に秘密にしておいてくれるんですか?」
「当然だろ?俺たちはレッドプレーヤーだ。落ちてもこうやってこっちに来れる。だが、こっちの世界で自由に動き回ると色々とマズいことが起きるのは分かるな?なので協力をお願いしたい」
ちんちくりん、柏木は攻略コンソールを隠し持っていたことを秘密にすることを条件にこちらの指示に従うと約束してくれた。
「それにしても柏木くん。このコンソール、どこから持ってきたの?普通は家になんて無い物なんでしょ?」
「はい。自宅に所持するのは厳禁です。ですので、パーツをコツコツ集めて自分で作りました。監視システムにはテレビを見ている様に偽装してあります。なので、学校に行っている時間に起動すると色々とマズいことになりますので、よろしくお願い致します」
攻略コンソールって自分で作れるものなのかよ……。このちんちくりん、見た目に反してすごいやつなのかも知れないな。
セルシスとローラインはこの世界でUGWのスキルがどの程度使えるのか別室で実験している。どうやらかなり力は制限されるが使うこと自体はやはり出来るようだ。至近戦に使える程度に思っていた方が良さそうだ。
「雫?聞こえる?ここからseven keys worldについて調べてみたけども、よく分からないわね。その攻略組がどこにいるのかさえ分からない。唯一分かったのは警備ロボのセキュリティーホールくらいかしら」
それを聞いていた柏木はさらっとこんな事を言う
「攻略組とコンタクトを取りたいのですか?出来ますけど、なにを聞きたいのです?」
「いきなり入れ替わったと思ったら……おまえ何者なんだよっ!テトはどこに行ったんだ!」
「テト……あの攻略対象はテトって名前だったのか。すまんな。彼はUGWに落ちた。代わりに私がこちらにやってきた。私はこっちで用があるから、ここから失礼したいのだが。面倒事が起きると困るのでな。君もUGWに落ちてもらうとするかな?」
俺が自宅の前に到着するとセルシスとローラインがドアの前に座り込んでいた。どうやらドアの鍵を開けることが出来なかったようだ。
「お。早かったな。ちょっと待ってくれ。すぐに開ける」
ん?おかしいな。開かない。解除コードが変わったのか?
「ちょ、ちょっと!あなた達、誰なんですか!なんで僕の家の鍵を開けようとしてるんですか!」
なんかちんちくりんな奴が俺を指さして叫んでいる。
「あー。ここ、俺の家なんで。なんか解除コード変わってて開けてるとこ。で、君はだれ?」
「なに意味の分からないこと言ってるんですか!そこは僕の家ですよ!先週引っ越してきたばかりです!」
「ほうほう。それじゃ、開けてくれるかな?」
笑顔で燃えさかる右手を前に、指で招き寄せる仕草をする。
「もし、断ったら?」
「炭になりたいなら」
ちんちくりんは血の気の引いた顔になりその場に座り込んでしまった。
「ちょっと、新海さんやり過ぎです」
セルシスはちんちくりんに歩み寄り、しゃがんで手を差し伸べる。
「初めまして。私、セルシスと言います。いきなりで申し訳ないのだけれど、私たち、あの部屋に入らないといけないの。だから協力してくれないかしら?」
ちんちくりんはひきつらせた顔で更に後ずさる。セルシスの笑顔が怖い。丁寧な相手の冷静な対応は確かに怖い。
「ちょっと……もう少し普通に話しかけないと」
ローラインは簡単に事情を説明し、昔、俺がここに住んでいたこと、UGWから来たことを丁寧に説明して説得を試みる。
「アンダーグランドワールド……!?レッドプレーヤーがなんでこんなところに!?それに僕になんの用事なんだよ!それ以上近づいたら警備に通報するよ!」
まずい。警備ロボはまずい。またUGWのプレーヤーが虚無に落ちる。どうする。無理矢理にでも開けさせて口封じするか?
「柏木?なにしてるんだそんなところで」
階段を上がってきたシュガーがすっとんきょうな声で座り込んだちんちくりんに話しかけている。
「ああ、なんだ佐藤か。こいつらなんなんだよ。レッドプレーヤーって言ってるんだ」
「ん?僕もレッドプレーヤーだけど?」
「!!!!!!?」
失神した。ちんちくりん、改め、柏木は失神してしまった。結局俺たちは失神した桂木を抱え上げ、コンソールに手を押しつけて解錠した。
「家具もなにもかも変わってるな。こっちはどうなってるのかな」
俺は物置に使っていたクローゼットを開いた。
「なんだよ……これ……攻略コンソールじゃないか」
学校や会社、一部の施設にしかないはずの攻略コンソールがそこにはあった。
「ふぅーん。いわゆる不正ツール使用者ってやつね。どれどれ……」
いつの間にか雫が背後に立っていた。
「雫、いつ入ってきたんだよ」
「んー?最初から居たわよ」
「最初から?向こうの玄関から入ってきたが、その時にはいなかったと思うが?」
雫は攻略コンソールをいじりながら親指でバルコニーを指差す。窓が開いている。窓鍵のセキュリティを破ったのか。
「これ、なかなかすごいじゃない。UGWのシステムに接続してOPWのプレーヤーに遠隔アクセス出来るわよ」
「ああ、そうだ。UGWへのアクセスといえば。俺のコネクションポートにアリーシュさんが接続してる」
「アリーシュ?ポートナンバー分かる?」
俺は雫にアリーシュさんのポートナンバーを伝えてた。すると鎮座してい攻略コンソール画面にアリーシュさんが現れた。というより、多分この人がアリーシュさんなんだろう。
「アリーシュ?継続権限は取ってるの?」
「とってるわよ。私がここに張り付きだから俺にしわ寄せがくるってディオールが文句言ってたわよ」
「ディオールはいつもそうでしょ。それで悪いけど、ここと新海くんのポートに常にコネクトしておいて欲しいの。それと、このコンソールを手がかりにseven keys worldについて調べられることを調べて欲しいの」
「注文ばかりね。それはそれとして。新海さん。ガルとどんな取引をしたのかしら。教えてくれると助かるわ」
周りのみんなが俺を見る。当然か。ガルとはあんなことがあったんだ。当然だろう。
「俺の手持ちのマネー全額と引き替えに監獄の錠を開けて貰った。更にアリーシュさんに自分のポートナンバーを伝えて貰った。代わりにウィルに状況報告を出来るときにして欲しい、だそうだ。なんでもseven keys worldを攻略するとどうなるのか気になるって言ってた」
「それって取引なのかしら。一方的にこっちが有利じゃない。まぁ、良いけども。使える物はなんでも使いましょう」
さて。本拠地は無事に構えることが出来た。ここからどうするのか考えないとな。あと、このちんちくりんはどうするかな。
「なあ、シュガー、こいつ知り合いなのか?」
「はい。僕の同級生です。確かレベルは70前後だったような」
そこそこ使えそうなレベルだ。シュガーにちんちくりんを叩き起こさせて、状況を説明する。こっちで自由に動ける重要な人物だ。手厚く待遇するとしよう。
「本当に秘密にしておいてくれるんですか?」
「当然だろ?俺たちはレッドプレーヤーだ。落ちてもこうやってこっちに来れる。だが、こっちの世界で自由に動き回ると色々とマズいことが起きるのは分かるな?なので協力をお願いしたい」
ちんちくりん、柏木は攻略コンソールを隠し持っていたことを秘密にすることを条件にこちらの指示に従うと約束してくれた。
「それにしても柏木くん。このコンソール、どこから持ってきたの?普通は家になんて無い物なんでしょ?」
「はい。自宅に所持するのは厳禁です。ですので、パーツをコツコツ集めて自分で作りました。監視システムにはテレビを見ている様に偽装してあります。なので、学校に行っている時間に起動すると色々とマズいことになりますので、よろしくお願い致します」
攻略コンソールって自分で作れるものなのかよ……。このちんちくりん、見た目に反してすごいやつなのかも知れないな。
セルシスとローラインはこの世界でUGWのスキルがどの程度使えるのか別室で実験している。どうやらかなり力は制限されるが使うこと自体はやはり出来るようだ。至近戦に使える程度に思っていた方が良さそうだ。
「雫?聞こえる?ここからseven keys worldについて調べてみたけども、よく分からないわね。その攻略組がどこにいるのかさえ分からない。唯一分かったのは警備ロボのセキュリティーホールくらいかしら」
それを聞いていた柏木はさらっとこんな事を言う
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