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第九章 《祝福》されし者
本領発揮!
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[カルステッド視点]
中央候グランディバルカス家の統治するバルカス領でのパレード当日。
若様お手製のベルラインのパステルピンクのドレスを身に纏い、ラベンダーで作られたブーケを持った若奥様。
……めちゃくちゃ愛らしいです!羨ましすぎるわ、何あれ可愛すぎる!
そんな超絶可愛いらしい若奥様の隣には、お約束の仮面付きで黒ずくめの騎士団服を着ている若様。
若奥様がめちゃくちゃ嬉しそうな顔で、若様の隣で手を振ってるから、許されてるんだと思うんです。
ーーああ、俺もあんな可愛い嫁さん欲しい……。
ハーフエルフだから、容姿はイケてる方だと思うので、やっぱ身分かなぁなんて思いつつ、若様達の乗る馬車の警護をしてますよ、ちゃんと。仕事大事!これ、ホント!!
ちなみに今日の若奥様のドレスは〖神話級ドレス〗です。
〖国宝級ドレス〗ですら、ヤバい仕様なのに、さらにヤバさが増してます。
《鑑定》して言葉も出なかったです、はい……。
〖【アラクネの織物】を【黒獅子の鬣】と【不死鳥の羽】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、黒獅子の守りの力と不死鳥の炎の力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者に対して害を及ぼす者を弾き、炎弾を放つ。
物理攻撃には炎弾を。魔法攻撃には、倍の魔法を跳ね返す神話級ドレス。
先日、このドレスを欲しがったおバカな令嬢がおりまして、周囲の静止を振り切って、ドレスに触れたところ……。
あ、いかん。思い出したら笑いそう……。
ボフッと音と共に炎が一瞬現れました。
ご令嬢の顔は煤まみれ、本人いわく自慢のプラチナブロンドの髪は、チリチリになってしまい、中々笑えるすが…、失礼。気の毒な姿になられました。
しかし、このご令嬢は逞しかった……。
そんな姿になった自分の着替えとして、若奥様のドレスをどれか一枚いただきたいと要求しやがりました。
あの瞬間のうちの『護衛メイド』三人が、鼻で笑ってたのが不思議でしたが、理由はすぐに判明しました。
若奥様のドレス。うちの若様の手作りです。
若奥様にしか似合わないんですね。
喜び勇んで気に入ったドレスを纏ったご令嬢は、余りにも存在感消えました。
ドレスしか目に入らんのですよ、はい。
鏡に映った自分の姿からも理解したようで、喚く喚く。
連絡を受けたご両親が土下座しながら、引き取って帰りましたが、あのご令嬢。もうダメだろ。
気づいてなかったようですが、あの場には王太子妃がいらっしゃったのです。
若奥様への非礼を許されるはずありません。
今頃、四候のご令嬢方にも連絡行っちゃってますよ、これ。
そうこうしてると、騒ぎが起こりました。
進行先に武器を持った覆面姿の人だかり。中心にはうちの領民らしき家族が囚われてました。
見覚えあります。確実に人質ですね。アホ共が……。
「こいつらを無事に返して欲しけりゃ、そこの女をこっちに寄越せ!!」
リーダーらしき男の言葉に、お二人は顔を見合わせて頷くと、スタスタと若奥様は相手の所まで行かれました。
「はい、参りましたわ。そちらの皆様を、解放して下さい」
にっこり微笑まれる姿。女神ですかっ!
若様からは待機の合図が出てるので、俺達は動けません。
人質も解放される気配がありません。
「あら?お話が違うようですけど?」
可愛らしく首を傾げる若奥様。眼福でしかないっ!
そんな若奥様の周りがパチッと光を放ったと思うと、周囲の男達に雷が落ちて気絶しました。
どうやら若奥様を気絶させようとして、跳ね返されたんですね。ざまぁwwww
残っている男達が、人質ほっぽり出して若奥様を囲みましたが、若奥様も愛らしいお姿ですが、一応『護衛メイド』だったんです。
うちの女性陣と同じ『護衛メイド』……。
にっこり笑った若奥様の手に現れたのは、知る人ぞ知る【神器】〖ハリセン〗です!
青空の下、パシコーンという音の数だけ不埒者が宙を飛びます。
周りの子供達、大はしゃぎですね。
うちの領内で〖ハリセン〗が流行りそうですーーーー。
中央候グランディバルカス家の統治するバルカス領でのパレード当日。
若様お手製のベルラインのパステルピンクのドレスを身に纏い、ラベンダーで作られたブーケを持った若奥様。
……めちゃくちゃ愛らしいです!羨ましすぎるわ、何あれ可愛すぎる!
そんな超絶可愛いらしい若奥様の隣には、お約束の仮面付きで黒ずくめの騎士団服を着ている若様。
若奥様がめちゃくちゃ嬉しそうな顔で、若様の隣で手を振ってるから、許されてるんだと思うんです。
ーーああ、俺もあんな可愛い嫁さん欲しい……。
ハーフエルフだから、容姿はイケてる方だと思うので、やっぱ身分かなぁなんて思いつつ、若様達の乗る馬車の警護をしてますよ、ちゃんと。仕事大事!これ、ホント!!
ちなみに今日の若奥様のドレスは〖神話級ドレス〗です。
〖国宝級ドレス〗ですら、ヤバい仕様なのに、さらにヤバさが増してます。
《鑑定》して言葉も出なかったです、はい……。
〖【アラクネの織物】を【黒獅子の鬣】と【不死鳥の羽】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、黒獅子の守りの力と不死鳥の炎の力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者に対して害を及ぼす者を弾き、炎弾を放つ。
物理攻撃には炎弾を。魔法攻撃には、倍の魔法を跳ね返す神話級ドレス。
先日、このドレスを欲しがったおバカな令嬢がおりまして、周囲の静止を振り切って、ドレスに触れたところ……。
あ、いかん。思い出したら笑いそう……。
ボフッと音と共に炎が一瞬現れました。
ご令嬢の顔は煤まみれ、本人いわく自慢のプラチナブロンドの髪は、チリチリになってしまい、中々笑えるすが…、失礼。気の毒な姿になられました。
しかし、このご令嬢は逞しかった……。
そんな姿になった自分の着替えとして、若奥様のドレスをどれか一枚いただきたいと要求しやがりました。
あの瞬間のうちの『護衛メイド』三人が、鼻で笑ってたのが不思議でしたが、理由はすぐに判明しました。
若奥様のドレス。うちの若様の手作りです。
若奥様にしか似合わないんですね。
喜び勇んで気に入ったドレスを纏ったご令嬢は、余りにも存在感消えました。
ドレスしか目に入らんのですよ、はい。
鏡に映った自分の姿からも理解したようで、喚く喚く。
連絡を受けたご両親が土下座しながら、引き取って帰りましたが、あのご令嬢。もうダメだろ。
気づいてなかったようですが、あの場には王太子妃がいらっしゃったのです。
若奥様への非礼を許されるはずありません。
今頃、四候のご令嬢方にも連絡行っちゃってますよ、これ。
そうこうしてると、騒ぎが起こりました。
進行先に武器を持った覆面姿の人だかり。中心にはうちの領民らしき家族が囚われてました。
見覚えあります。確実に人質ですね。アホ共が……。
「こいつらを無事に返して欲しけりゃ、そこの女をこっちに寄越せ!!」
リーダーらしき男の言葉に、お二人は顔を見合わせて頷くと、スタスタと若奥様は相手の所まで行かれました。
「はい、参りましたわ。そちらの皆様を、解放して下さい」
にっこり微笑まれる姿。女神ですかっ!
若様からは待機の合図が出てるので、俺達は動けません。
人質も解放される気配がありません。
「あら?お話が違うようですけど?」
可愛らしく首を傾げる若奥様。眼福でしかないっ!
そんな若奥様の周りがパチッと光を放ったと思うと、周囲の男達に雷が落ちて気絶しました。
どうやら若奥様を気絶させようとして、跳ね返されたんですね。ざまぁwwww
残っている男達が、人質ほっぽり出して若奥様を囲みましたが、若奥様も愛らしいお姿ですが、一応『護衛メイド』だったんです。
うちの女性陣と同じ『護衛メイド』……。
にっこり笑った若奥様の手に現れたのは、知る人ぞ知る【神器】〖ハリセン〗です!
青空の下、パシコーンという音の数だけ不埒者が宙を飛びます。
周りの子供達、大はしゃぎですね。
うちの領内で〖ハリセン〗が流行りそうですーーーー。
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