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プロローグ
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「だーかーらっ!さっさと続き書いてくれって言ってんだろっ!?」
「そうですわっ!このままでは、いつまで経っても結婚できませんわっ!!」
「この二人が片付かねば、私が研究に日々を費やすことができません。早急に事を済ませていただきたい…」
「……ついででいいんで、俺にも可愛い彼女をお願いします…」
人が気持ちよく眠っていると、毎回毎回。あーだこーだと自分達の欲求を告げてくるこの連中は、とある作品のキャラクター達だ。
夢の中に現れては、彼らは毎度毎度、飽きもせずに同じ要求をしてくるのだ。
何故なら私が作者だから。
何故なら作品が未完のままだから。
でもさ。書けないのは仕方なく無い?
ネタにつまるとか、展開に悩むとか。そんな感じで書けない理由って多々あるじゃん?
だけどね。
「仕方ないでしょ!私、死んじゃったんだもん!」
ね。これが理由なら、尚更納得するしかないよね?
まあ、残念感も仕方ないし、作者的には読者の皆様ごめんなさい案件なわけですが。
ところがどっこい。彼らー創造された側ーからしたら、明るい未来が来ないわけで。
明けない夜はないなんて、こっちでは言えてしまうけれど、彼らの世界では明けない夜は明けないまんまなどという状況で。
驚くことに私に続きを書かせるために、こちらの世界に干渉する力を得た彼らの切実さは、私を再び転生させるという奇跡をもたらした。
そう。異世界転生……ではなく、現実世界での転生である。
彼らの必死さが分かるというものである。
だがしかし!私は声を大にして彼らに言いたい!!
私、今、生後三ヶ月ですからーーーーーっ!!
「そうですわっ!このままでは、いつまで経っても結婚できませんわっ!!」
「この二人が片付かねば、私が研究に日々を費やすことができません。早急に事を済ませていただきたい…」
「……ついででいいんで、俺にも可愛い彼女をお願いします…」
人が気持ちよく眠っていると、毎回毎回。あーだこーだと自分達の欲求を告げてくるこの連中は、とある作品のキャラクター達だ。
夢の中に現れては、彼らは毎度毎度、飽きもせずに同じ要求をしてくるのだ。
何故なら私が作者だから。
何故なら作品が未完のままだから。
でもさ。書けないのは仕方なく無い?
ネタにつまるとか、展開に悩むとか。そんな感じで書けない理由って多々あるじゃん?
だけどね。
「仕方ないでしょ!私、死んじゃったんだもん!」
ね。これが理由なら、尚更納得するしかないよね?
まあ、残念感も仕方ないし、作者的には読者の皆様ごめんなさい案件なわけですが。
ところがどっこい。彼らー創造された側ーからしたら、明るい未来が来ないわけで。
明けない夜はないなんて、こっちでは言えてしまうけれど、彼らの世界では明けない夜は明けないまんまなどという状況で。
驚くことに私に続きを書かせるために、こちらの世界に干渉する力を得た彼らの切実さは、私を再び転生させるという奇跡をもたらした。
そう。異世界転生……ではなく、現実世界での転生である。
彼らの必死さが分かるというものである。
だがしかし!私は声を大にして彼らに言いたい!!
私、今、生後三ヶ月ですからーーーーーっ!!
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