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mission 2 オーリオーンの暗闇
・総力戦:オーリオーンの闇計画 - 欲深き円環 -
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・パルヴァス
その日、俺はエメラルドの石柱輝くポータルに立っていた。
オーリオーンの闇計画の第一段階、アルバレア自由主義連邦国との同盟締結を支援するために、外交使節に加わることになった。
幸運の根源であるパルヴァス・レイクナスをオルヴァールの外に出すことをミルディンさんは渋ったが、ファフナさんの後押しで願いが叶うことになった。
これから世界の命運を塗り替える計画が始動する。
いくら戦えないからといって、安全なオルヴァールに引きこもっているのは堪えられなかった。
「常々、もっとわがままを言ってほしいとは思っていました……。ですが……困ったものですね……」
「そう心配するな、ミルディン殿。いざとなったら番犬である俺が大将を守る」
「君は狼だよ」
俺の足下で耳をかく狼の後ろに回って、代わりにかいてあげた。
「うむ、そして大将はレイクナス王国の元王太子。外交使節に加えない理由はない」
「そうっすよ。それにこの作戦が失敗してザナーム騎士団が半壊したら、それこそ緩やかな世界の終わりっす」
ポータルが、美しいエメラルドの石柱が輝きだした。
俺、シルバ、ミルディンさん、カチューシャさん、それぞれが石柱の前に集まって、見送りのみんなに手を振った。
「行ってきます……。ガルガンチュア、不在の間、よろしくお願いいたします……」
「わふっ、パンタグリュエルに伝えておこう! 気を付けて行くのじゃよ、愛弟子よ」
「うんっ、全部コギ仙人のおかげだよ!」
「軽蔑して止みませんが、効果はありました。私のファフナに、あんなことをさせるなんて……いつか報いを受けさせます」
「ワヒョヒョヒョヒョ!! ……冗談じゃろ?」
ミルディンさんが首を切るようなジェスチャーをすると、美しいオルヴァールが消えた。
世界がオルヴァールの夜のように暗くなり、それがしばらく続いた。
世界が正常な状態に戻ったのは、それから1分ほどが経った後だった。
俺たちはいつの間にか昼の太陽の下にいた。
幽閉生活の中で憧れて止まなかった高い青空、銀色の輝く雲、草木の香りの混じる湿った風を感じた。
「では参りましょうか、アルバレア連邦議会に」
そこは人気のない林道だった。
林道を抜けるとそこは大通りで、立ち並ぶ店や露店の彼方にお城がそびえていた。
王族が排斥された後も政府の中枢施設は変わらなかったのだと、ミルディンさんが語ってくれた。
「少し、浮いていますね、私……」
「大丈夫っす、そこはミルディン殿だけではないっす」
「長耳の女に、盾と槍の巨女、品のいい美少年に、灰色狼。誰から見ても奇妙だろう」
「喋らないって約束だったでしょ、シルバ」
「わんわんっ」
俺たちは街の人たちの注目を一身に浴びながら、お城に続く大通りを進んだ。
王様がいなくなっても、門衛さんは仕事を首になったりしないようだった。
「ミルディン様ですね、議長たちが中でお待ちです、どうぞこちらへ」
門衛の人にお城の中に通された。
俺とシルバの姿になぜか驚いていたようだけど、それ意外はあっさりとしていた。
「謁見の間……?」
「今は応接間です」
応接間には人が4人いた。
お爺さんと、お婆さんと、初老のおじさんと、線の細い紳士が真剣に何かを話し合っていた。
「議長、ミルディン様をお連れしました」
「ミルディン……? 誰だね? 今日は他に会談の予定などなかったはずだが……」
お爺さんは不思議そうにそう言った。
お婆さんはこちらに疑いの目を向け、おじさんは書類を確認した。
紳士だけが落ち着き払っていた。
「ミルディン様ですよ、ほら、あの――ええと……ど忘れしてしまいましたが、あのミルディン様です!」
門衛さんの様子がどうもおかしい。
ミルディンさんはそれを気にも止めずに前に出た。
「私はミルディン。ザナーム騎士団の副団長兼参謀のミルディンと申します」
え、まさか、これ……。
アポイントメント……取って、ない……?
「騎士や傭兵には見えないが……しかし、その耳は、もしや……」
「ええ、見たところ彼女は神族のようです」
お爺さんの疑問に紳士が答えた。
その紳士は来賓のようだ。
黒檀の長テーブルの端にぽつんと独りで座っていた。
「申し訳ありませんわ、ナーイさん。何かの手違いのようですわ」
「なかなか面白いダジャレですね、レディ」
「……は?」
来賓のナーイさんが席を立ち、何を思ったのかミルディンの前に立った。
頬の痩せこけた40代ほどの紳士が、唇に手を当ててミルディンさんを観察した。
「もしや、貴女がギュゲスですか?」
「いえ、初めて聞く名詞です。ギュゲスとは……?」
「……ええ、我々にもその問いの答えがわかりませんでしたが、つい先ほど、氷塊いたしました。ギュゲスの正体は貴女ですね」
この紳士、何を言っているのだろう……。
お婆さんはこの人を気に入っているようだけど、なんだか不気味に感じてきた。
「すみません、イミフです」
「もしや、そちらにいるのは――パルヴァス・レイクナス王子ですか?」
「……えっ?!」
急に怖くなって後ずさった。
そうするとすぐに前に出てくれるシルバとカチューシャさんが頼もしく前に出てくれた。
ミルディンさんもすぐに俺の隣に下がって、この奇妙な紳士を警戒した。
何か、非人間的な何かを感じさせる、得体の知れない表情をする人だ……。
「なるほど、なるほど……これは困りましたね……」
「ダリウス議長、この紳士は何者でしょうか……? なぜ、いまだ孤立状態にある国レイクナスの、元王太子の名を知っているのでしょうか……?」
向こうからすると、アポなしで押し掛けてきたそっちこそ何者だ、という状況だ。
お爺さんとお婆さんとおじさんは顔を寄せて、こそこそと話し合いを始めた。
そしてふいにお爺さんとおじさん席を立ち、壁際まで寄るとそこにあった剣を取る。
まさかその剣で、俺たちを襲うつもりなのではないかと焦った。
「ハポナ夫人、貴女とのひとときは掛け替えのない時間だった」
「ああ、ナーイ……残念だわ……」
お婆さんとナーイさんは恋人……?
でも歳が離れているように見えるけど……。
「交渉は決裂のようだね、ダリウス議長。今後の参考に、なぜ私にその剣を向けるのか、教えてはくれまいか?」
「我々アルバレアは、自由主義連邦は、円環との契約をひた隠しにした王朝を、粛正して生まれた政府だ」
王族の粛正。
元王子からすれば、背中が凍るような恐ろしい言葉だった。
ヘリートのことが心配になった……。
「だがね、議長。生き残るためには、これが最前とは思わないかね? ニンゲンの言葉で言うところの『背に腹は変えられない』状況ではないか?」
まるで自分が人間ではないような言い方だ。
交渉が決裂したというのに、紳士はどこか機嫌がよかった。
「欲深き円環……」
ミルディンさんがそうつぶやいた。
その言葉は議長たち三人を凍り付かせ、カチューシャさんに緊張を、シルバにうなり声を上げさせた。
「貴方が欲深き円環なのですか……?」
続けてミルディンさんは聞いた。
言葉は落ち着いていても、ミルディンさんの顔には鋭い敵意があった。
「そう言うそちらは、ギュゲスで間違いないようだ。……しかし、奇妙だ。なぜ君たちが、人間の味方をするのだね?」
「貴方が人間を骨の髄までしゃぶり尽くした後に、私たちが貴方のカモにされるからです」
「ああ、私の交渉術ならそれもあり得るかも知れない。……うん、遅かれ遠かれ、そうなるだろう」
これが俺たちの敵……?
これが俺たちが魔王と恐れた最悪の存在……?
不気味だけど、あまりにちっぽけだ……。
「私はね、私たちはビジネスをしているだけなのだよ。私たちは代償相応の恩恵を与えているはずだ。それを踏み倒そうとする人間たちこそ、真の不法者ではないかね?」
攻撃するつもりなのか、カチューシャさんが流し目でミルディンさんを見た。
ミルディンさんは静かにそれにうなづいた。
「ムダかとは思いますが、排除する他にないでしょう。どうでしょうか、ダリウス議長?」
「我々は欲深き円環には屈せん。我々は贄にされるために生まれたのではない。交渉は決裂だ!」
「お別れの時間のようだ。さようなら、ハポナ夫人、楽しかった……」
「ああ……ナーイ……貴方が敵でなかったら……」
「私を殺せばエーテル体の大襲撃が始まる。猶予は約二日といったところか。私は円環を構成する一部であるが、私個人が存在すると仮定した上で、あえて言うなれば――」
二本の剣と一本の槍が紳士ナーイを襲った。
彼はそれを避けようとしなかった。
死をまったく恐れていなかった。
「君たちの勝利を願わん」
俺たちは円環を構成する一部を倒した。
その円環の一部は、円環の役目を否定して散っていった。
何から何まで、奇妙な人だった。
「これは私の仮説ですが……彼は契約を取り付けるための、人間に近い個体だったのでしょう……。円環を構成する、末端の営業マンといったところでしょうか……。まあ、私の勝手な推測ですが……」
ただ一つ確かなことがあるとすれば、大襲撃のトリガーを引いてしまったということだ。
猶予は二日。ナーイさんが最期に教えてくれた貴重なアドバイスだった。
その日、俺はエメラルドの石柱輝くポータルに立っていた。
オーリオーンの闇計画の第一段階、アルバレア自由主義連邦国との同盟締結を支援するために、外交使節に加わることになった。
幸運の根源であるパルヴァス・レイクナスをオルヴァールの外に出すことをミルディンさんは渋ったが、ファフナさんの後押しで願いが叶うことになった。
これから世界の命運を塗り替える計画が始動する。
いくら戦えないからといって、安全なオルヴァールに引きこもっているのは堪えられなかった。
「常々、もっとわがままを言ってほしいとは思っていました……。ですが……困ったものですね……」
「そう心配するな、ミルディン殿。いざとなったら番犬である俺が大将を守る」
「君は狼だよ」
俺の足下で耳をかく狼の後ろに回って、代わりにかいてあげた。
「うむ、そして大将はレイクナス王国の元王太子。外交使節に加えない理由はない」
「そうっすよ。それにこの作戦が失敗してザナーム騎士団が半壊したら、それこそ緩やかな世界の終わりっす」
ポータルが、美しいエメラルドの石柱が輝きだした。
俺、シルバ、ミルディンさん、カチューシャさん、それぞれが石柱の前に集まって、見送りのみんなに手を振った。
「行ってきます……。ガルガンチュア、不在の間、よろしくお願いいたします……」
「わふっ、パンタグリュエルに伝えておこう! 気を付けて行くのじゃよ、愛弟子よ」
「うんっ、全部コギ仙人のおかげだよ!」
「軽蔑して止みませんが、効果はありました。私のファフナに、あんなことをさせるなんて……いつか報いを受けさせます」
「ワヒョヒョヒョヒョ!! ……冗談じゃろ?」
ミルディンさんが首を切るようなジェスチャーをすると、美しいオルヴァールが消えた。
世界がオルヴァールの夜のように暗くなり、それがしばらく続いた。
世界が正常な状態に戻ったのは、それから1分ほどが経った後だった。
俺たちはいつの間にか昼の太陽の下にいた。
幽閉生活の中で憧れて止まなかった高い青空、銀色の輝く雲、草木の香りの混じる湿った風を感じた。
「では参りましょうか、アルバレア連邦議会に」
そこは人気のない林道だった。
林道を抜けるとそこは大通りで、立ち並ぶ店や露店の彼方にお城がそびえていた。
王族が排斥された後も政府の中枢施設は変わらなかったのだと、ミルディンさんが語ってくれた。
「少し、浮いていますね、私……」
「大丈夫っす、そこはミルディン殿だけではないっす」
「長耳の女に、盾と槍の巨女、品のいい美少年に、灰色狼。誰から見ても奇妙だろう」
「喋らないって約束だったでしょ、シルバ」
「わんわんっ」
俺たちは街の人たちの注目を一身に浴びながら、お城に続く大通りを進んだ。
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「ミルディン様ですね、議長たちが中でお待ちです、どうぞこちらへ」
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応接間には人が4人いた。
お爺さんと、お婆さんと、初老のおじさんと、線の細い紳士が真剣に何かを話し合っていた。
「議長、ミルディン様をお連れしました」
「ミルディン……? 誰だね? 今日は他に会談の予定などなかったはずだが……」
お爺さんは不思議そうにそう言った。
お婆さんはこちらに疑いの目を向け、おじさんは書類を確認した。
紳士だけが落ち着き払っていた。
「ミルディン様ですよ、ほら、あの――ええと……ど忘れしてしまいましたが、あのミルディン様です!」
門衛さんの様子がどうもおかしい。
ミルディンさんはそれを気にも止めずに前に出た。
「私はミルディン。ザナーム騎士団の副団長兼参謀のミルディンと申します」
え、まさか、これ……。
アポイントメント……取って、ない……?
「騎士や傭兵には見えないが……しかし、その耳は、もしや……」
「ええ、見たところ彼女は神族のようです」
お爺さんの疑問に紳士が答えた。
その紳士は来賓のようだ。
黒檀の長テーブルの端にぽつんと独りで座っていた。
「申し訳ありませんわ、ナーイさん。何かの手違いのようですわ」
「なかなか面白いダジャレですね、レディ」
「……は?」
来賓のナーイさんが席を立ち、何を思ったのかミルディンの前に立った。
頬の痩せこけた40代ほどの紳士が、唇に手を当ててミルディンさんを観察した。
「もしや、貴女がギュゲスですか?」
「いえ、初めて聞く名詞です。ギュゲスとは……?」
「……ええ、我々にもその問いの答えがわかりませんでしたが、つい先ほど、氷塊いたしました。ギュゲスの正体は貴女ですね」
この紳士、何を言っているのだろう……。
お婆さんはこの人を気に入っているようだけど、なんだか不気味に感じてきた。
「すみません、イミフです」
「もしや、そちらにいるのは――パルヴァス・レイクナス王子ですか?」
「……えっ?!」
急に怖くなって後ずさった。
そうするとすぐに前に出てくれるシルバとカチューシャさんが頼もしく前に出てくれた。
ミルディンさんもすぐに俺の隣に下がって、この奇妙な紳士を警戒した。
何か、非人間的な何かを感じさせる、得体の知れない表情をする人だ……。
「なるほど、なるほど……これは困りましたね……」
「ダリウス議長、この紳士は何者でしょうか……? なぜ、いまだ孤立状態にある国レイクナスの、元王太子の名を知っているのでしょうか……?」
向こうからすると、アポなしで押し掛けてきたそっちこそ何者だ、という状況だ。
お爺さんとお婆さんとおじさんは顔を寄せて、こそこそと話し合いを始めた。
そしてふいにお爺さんとおじさん席を立ち、壁際まで寄るとそこにあった剣を取る。
まさかその剣で、俺たちを襲うつもりなのではないかと焦った。
「ハポナ夫人、貴女とのひとときは掛け替えのない時間だった」
「ああ、ナーイ……残念だわ……」
お婆さんとナーイさんは恋人……?
でも歳が離れているように見えるけど……。
「交渉は決裂のようだね、ダリウス議長。今後の参考に、なぜ私にその剣を向けるのか、教えてはくれまいか?」
「我々アルバレアは、自由主義連邦は、円環との契約をひた隠しにした王朝を、粛正して生まれた政府だ」
王族の粛正。
元王子からすれば、背中が凍るような恐ろしい言葉だった。
ヘリートのことが心配になった……。
「だがね、議長。生き残るためには、これが最前とは思わないかね? ニンゲンの言葉で言うところの『背に腹は変えられない』状況ではないか?」
まるで自分が人間ではないような言い方だ。
交渉が決裂したというのに、紳士はどこか機嫌がよかった。
「欲深き円環……」
ミルディンさんがそうつぶやいた。
その言葉は議長たち三人を凍り付かせ、カチューシャさんに緊張を、シルバにうなり声を上げさせた。
「貴方が欲深き円環なのですか……?」
続けてミルディンさんは聞いた。
言葉は落ち着いていても、ミルディンさんの顔には鋭い敵意があった。
「そう言うそちらは、ギュゲスで間違いないようだ。……しかし、奇妙だ。なぜ君たちが、人間の味方をするのだね?」
「貴方が人間を骨の髄までしゃぶり尽くした後に、私たちが貴方のカモにされるからです」
「ああ、私の交渉術ならそれもあり得るかも知れない。……うん、遅かれ遠かれ、そうなるだろう」
これが俺たちの敵……?
これが俺たちが魔王と恐れた最悪の存在……?
不気味だけど、あまりにちっぽけだ……。
「私はね、私たちはビジネスをしているだけなのだよ。私たちは代償相応の恩恵を与えているはずだ。それを踏み倒そうとする人間たちこそ、真の不法者ではないかね?」
攻撃するつもりなのか、カチューシャさんが流し目でミルディンさんを見た。
ミルディンさんは静かにそれにうなづいた。
「ムダかとは思いますが、排除する他にないでしょう。どうでしょうか、ダリウス議長?」
「我々は欲深き円環には屈せん。我々は贄にされるために生まれたのではない。交渉は決裂だ!」
「お別れの時間のようだ。さようなら、ハポナ夫人、楽しかった……」
「ああ……ナーイ……貴方が敵でなかったら……」
「私を殺せばエーテル体の大襲撃が始まる。猶予は約二日といったところか。私は円環を構成する一部であるが、私個人が存在すると仮定した上で、あえて言うなれば――」
二本の剣と一本の槍が紳士ナーイを襲った。
彼はそれを避けようとしなかった。
死をまったく恐れていなかった。
「君たちの勝利を願わん」
俺たちは円環を構成する一部を倒した。
その円環の一部は、円環の役目を否定して散っていった。
何から何まで、奇妙な人だった。
「これは私の仮説ですが……彼は契約を取り付けるための、人間に近い個体だったのでしょう……。円環を構成する、末端の営業マンといったところでしょうか……。まあ、私の勝手な推測ですが……」
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