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本編
魔族の年齢
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ジョーダンの責める視線に居心地悪そうにしながら、ニコルは俺に向かって頭を下げた。
「二回目のときのことは、本当にごめんなさい。あれは私の勘違いだったのね。今の話を聞いてわかったわ。だけど……、だけど、一回目はしょうがないと思わない⁉」
何がしょうがないんだろう。ふてくされた声で俺が「なんでだよ」と問い返すと、
「だって、自分の年齢の半分しかない子のプロポーズなんて、真に受けるほうがどうかしてるでしょ」
え。つり合わないって、まさか年齢? 歳だったの? そんな理由でフラれてたわけ? 愕然とする俺に、クレメントが遠慮がちに質問した。
「失礼ながら、ダリオンどのの年齢はおいくつなのですか……?」
「三十一だけど」
「えっ」
別に隠すようなことでもないの正直に答えると、なぜかクレメントは言葉を詰まらせて目をむいた。
「つまり、あの子を拾ったとき、まだ十五歳だった、と……」
「人間の基準で考えないでくれないかな。俺たち、六歳で成人だよ。小型種なら三歳だ」
「えっ」
再び絶句したクレメントに、シェムが含み笑いをしながら解説をした。
「まあ、魔族でも十五歳って言ったら、普通ならやっと見習い卒業くらいの年齢だよね。ダリオンは早熟なほうだったし、すごく努力家だったから、当時すでに将軍って呼ばれてたけど」
「それはすごいですね。成人後九年で軍のトップに上り詰めたなら、人間の基準でも早いと思います」
へえ、そうなのか。クレメントの相づちを興味深く聞いていたら、ニコルが目を据わらせた。
「だいたい、最初のプロポーズなんて十歳のときの話じゃないの」
「ぶはっ」
誰だ、吹いたのは──と思ったら、レイフだった。遠慮なく派手に「ませすぎ!」と吹き出しやがった。まったく失礼なやつである。思わず横目でジロリとにらみつけてしまった。
だがこのとき、正面に座っている人間たちの姿がふと目に入る。どいつもこいつも口もとに手を当てて隠したり、うつむいて肩を震わせていた。──おい。
「それにね、『ダリオンじゃ、私とはつり合わない』なんて言ってないわ」
「言ったよ」
「言ってないのよ。『ダリオンと私じゃ、つり合わない』となら言ったけど」
「ほら、言ってるじゃないか」
「全然違うでしょ」
どこが違うって言うんだ。むっつりと押し黙った俺に、ニコルは呆れたような、困ったような視線を向けた。
「考えるまでもなく、わからない? こんな、陰でゴリラって呼ばれてるような女が、隣に立ってつり合うわけないじゃないの」
なんだと……? 誰だ、そんなことを陰で言ってたやつは。
俺が眉間にしわを寄せたのと、アニスが「そんなこと絶対ない!」とアニスが叫んだのは同時だった。
「だって、ダリオンはいつも言ってるもの。ニコルは世界一の美人で、何をしてもかっこいいって」
待て。いや、もうほんと、お前はどこまで暴露してくれる気よ?
確かにいつも思っていることではあるけども。たまには口にも出しちゃってる自覚だってあるけども。でも「いつも」って言うほど言ってたっけか? ……アニスの前では気が緩んで、つい無意識のうちに言ってたのかもしれない。
しかし、それはそれ、これはこれだ。アニス、お前は少しデリカシーというものを学べ。学んでくれ、頼むから。もう遅いみたいだけど。
どうにも身の置き所がない。片手で目を覆うようにして額に手を当てながら、チラリと横目でニコルのほうを盗み見た。すると彼女は、ほんのり上気しているようだ。もしかして、照れてる?
話をそらすついでに、俺はニコルに質問した。
「さっき言ってた勘違いって、どういう意味?」
「また賭けのネタにされたかと思っちゃったのよね」
「『また』?」
どうやら酔っ払いの賭けのネタに、肝試しとして「ニコルにプロポーズしてくる」というのがあったのだと言う。さすがにしらふでそこまで失礼なことをやらかすやつはいないが、祭りで酒が入って、たがが緩んだらしい。
何度か立て続けに悪ふざけを仕掛けられ、うんざりして気が立っていたところへ、俺がノコノコと花束を抱えて行ったというわけだ。
なにそれ。とばっちりもいいところじゃないか。ふざけんな。そんな賭けをしたのは、どこのどいつだ。締めてやる。
でも……、あれ? フラれた理由が勘違いだったなら、俺、まだチャンスある?
不意に前向きな気持ちがわき上がってきたところへ、シェムが大きくパンと手を打ち鳴らした。
「さてさて、あとは二人になったときにでも、ゆっくりどうぞ」
楽しそうにウインクされて、俺はカッと頬が火照るのを感じる。途中で話をやめさせてくれなかったのは、シェムじゃないか。──とは思うが、これ以上、衆人環視の中で続けたいような話でないのも間違いなかった。
ここでシェムは「ところで」と話題を変え、クレメントに問いかけた。
「今の魔王はこの僕ですって言ったら、信じる?」
「え? ええ、それはもちろん。そう思ってお話ししておりましたし」
「あ、そうなの? 先入観と偏見は、こちら側にもありそうだねえ」
クレメントの答えに、シェムは意外そうな顔をして眉を上げた。そして「実はね」と笑いながら種明かしをする。
「人間って、見た目の条件で魔王を判断するって、魔国では言い伝えられてるんだ。だから一応、それらしい見た目の役者を用意してあったんだよね」
これにはクレメントも吹き出した。実際、歴代勇者の手記には、どの代も魔王は非常に立派な体躯だったと書かれているのだそうだ。
「それにしても、魔族のトップはお若い方々ばかりですね」
「ああ、人間の基準だとそう見えちゃうのかな。でもたぶん、ここにいるのはあなたより年長なのがほとんどだよ」
「そうなんですか?」
目を丸くするクレメントに、シェムが年齢を紹介した。一番の年長はレイフで、百八十九歳。次がシェムで、百六十二歳。ゲイルが百二十一歳、モーガンが九十二歳、ジョーダンが八十七歳と続き、ニコルが四十一歳で、俺が三十一。
レイフが最年長とは、俺も知らなかった。道理でひょうひょうとして食えないわけだ。
年齢を聞いて、クレメントは絶句している。たぶん魔族の、特に中型種の寿命を知らなかったんだろう。中型種の寿命は、三百年から四百年と言われている。それを基準にすれば、若い者が集まっていると言えないこともない。だいたい二百歳を超えると、政治とか面倒なことは若い者にぶん投げて、楽隠居を決め込む者が多いのだ。
「僕も二百歳までには隠居したいなあ」
「無理だろ。後継者いないのに」
シェムのぼやきに俺がツッコミを入れると、シェムは「いるよ」と意味ありげに笑う。
「いま育成中」
「へえ」
──って、シェム、なんでこっち見てんだよ。俺はやらないぞ。軍の取りまとめだって面倒くさいのに、国全体なんて、疑う余地なく何倍も面倒くさいに決まってる。絶対にやりたくない。やらないからな。
俺たちのやり取りを見て、クレメントは不思議そうにつぶやいた。
「魔国の王は、世襲制ではないのですね」
「そりゃそうだよ。親がやってたからって押しつけられたら、たまらん。だいたい、親に適性があったからって、子にもあるとは限らないだろ?」
思わず俺が尋ね返すと、クレメントはどこかぼんやりと「そうですね……」と相づちを打つ。そして組んだ手をじっと見つめて、しばらく考え込んでしまった。今の話に、そんな考え込むようなものがあっただろうか。
怪訝そうに俺が首をかしげていると、やがてクレメントは「本当にそのとおりですね」と、なぜか決然と顔を上げた。さっきまでと表情が違う。まるで何かの覚悟を決めたかのような顔をしていた。
そのまま魔国と人間の国との違いについて世間話をした後、食事会は終了。国境警備隊員とともに、人間たちを元の場所に送り届ける。もはや害意がないのは明らかだったので、国境までの案内はゴブリンたちに任せた。
クレメント一行は、ゴブリンたちにも丁寧に礼を言ってから、去って行ったと言う。
「二回目のときのことは、本当にごめんなさい。あれは私の勘違いだったのね。今の話を聞いてわかったわ。だけど……、だけど、一回目はしょうがないと思わない⁉」
何がしょうがないんだろう。ふてくされた声で俺が「なんでだよ」と問い返すと、
「だって、自分の年齢の半分しかない子のプロポーズなんて、真に受けるほうがどうかしてるでしょ」
え。つり合わないって、まさか年齢? 歳だったの? そんな理由でフラれてたわけ? 愕然とする俺に、クレメントが遠慮がちに質問した。
「失礼ながら、ダリオンどのの年齢はおいくつなのですか……?」
「三十一だけど」
「えっ」
別に隠すようなことでもないの正直に答えると、なぜかクレメントは言葉を詰まらせて目をむいた。
「つまり、あの子を拾ったとき、まだ十五歳だった、と……」
「人間の基準で考えないでくれないかな。俺たち、六歳で成人だよ。小型種なら三歳だ」
「えっ」
再び絶句したクレメントに、シェムが含み笑いをしながら解説をした。
「まあ、魔族でも十五歳って言ったら、普通ならやっと見習い卒業くらいの年齢だよね。ダリオンは早熟なほうだったし、すごく努力家だったから、当時すでに将軍って呼ばれてたけど」
「それはすごいですね。成人後九年で軍のトップに上り詰めたなら、人間の基準でも早いと思います」
へえ、そうなのか。クレメントの相づちを興味深く聞いていたら、ニコルが目を据わらせた。
「だいたい、最初のプロポーズなんて十歳のときの話じゃないの」
「ぶはっ」
誰だ、吹いたのは──と思ったら、レイフだった。遠慮なく派手に「ませすぎ!」と吹き出しやがった。まったく失礼なやつである。思わず横目でジロリとにらみつけてしまった。
だがこのとき、正面に座っている人間たちの姿がふと目に入る。どいつもこいつも口もとに手を当てて隠したり、うつむいて肩を震わせていた。──おい。
「それにね、『ダリオンじゃ、私とはつり合わない』なんて言ってないわ」
「言ったよ」
「言ってないのよ。『ダリオンと私じゃ、つり合わない』となら言ったけど」
「ほら、言ってるじゃないか」
「全然違うでしょ」
どこが違うって言うんだ。むっつりと押し黙った俺に、ニコルは呆れたような、困ったような視線を向けた。
「考えるまでもなく、わからない? こんな、陰でゴリラって呼ばれてるような女が、隣に立ってつり合うわけないじゃないの」
なんだと……? 誰だ、そんなことを陰で言ってたやつは。
俺が眉間にしわを寄せたのと、アニスが「そんなこと絶対ない!」とアニスが叫んだのは同時だった。
「だって、ダリオンはいつも言ってるもの。ニコルは世界一の美人で、何をしてもかっこいいって」
待て。いや、もうほんと、お前はどこまで暴露してくれる気よ?
確かにいつも思っていることではあるけども。たまには口にも出しちゃってる自覚だってあるけども。でも「いつも」って言うほど言ってたっけか? ……アニスの前では気が緩んで、つい無意識のうちに言ってたのかもしれない。
しかし、それはそれ、これはこれだ。アニス、お前は少しデリカシーというものを学べ。学んでくれ、頼むから。もう遅いみたいだけど。
どうにも身の置き所がない。片手で目を覆うようにして額に手を当てながら、チラリと横目でニコルのほうを盗み見た。すると彼女は、ほんのり上気しているようだ。もしかして、照れてる?
話をそらすついでに、俺はニコルに質問した。
「さっき言ってた勘違いって、どういう意味?」
「また賭けのネタにされたかと思っちゃったのよね」
「『また』?」
どうやら酔っ払いの賭けのネタに、肝試しとして「ニコルにプロポーズしてくる」というのがあったのだと言う。さすがにしらふでそこまで失礼なことをやらかすやつはいないが、祭りで酒が入って、たがが緩んだらしい。
何度か立て続けに悪ふざけを仕掛けられ、うんざりして気が立っていたところへ、俺がノコノコと花束を抱えて行ったというわけだ。
なにそれ。とばっちりもいいところじゃないか。ふざけんな。そんな賭けをしたのは、どこのどいつだ。締めてやる。
でも……、あれ? フラれた理由が勘違いだったなら、俺、まだチャンスある?
不意に前向きな気持ちがわき上がってきたところへ、シェムが大きくパンと手を打ち鳴らした。
「さてさて、あとは二人になったときにでも、ゆっくりどうぞ」
楽しそうにウインクされて、俺はカッと頬が火照るのを感じる。途中で話をやめさせてくれなかったのは、シェムじゃないか。──とは思うが、これ以上、衆人環視の中で続けたいような話でないのも間違いなかった。
ここでシェムは「ところで」と話題を変え、クレメントに問いかけた。
「今の魔王はこの僕ですって言ったら、信じる?」
「え? ええ、それはもちろん。そう思ってお話ししておりましたし」
「あ、そうなの? 先入観と偏見は、こちら側にもありそうだねえ」
クレメントの答えに、シェムは意外そうな顔をして眉を上げた。そして「実はね」と笑いながら種明かしをする。
「人間って、見た目の条件で魔王を判断するって、魔国では言い伝えられてるんだ。だから一応、それらしい見た目の役者を用意してあったんだよね」
これにはクレメントも吹き出した。実際、歴代勇者の手記には、どの代も魔王は非常に立派な体躯だったと書かれているのだそうだ。
「それにしても、魔族のトップはお若い方々ばかりですね」
「ああ、人間の基準だとそう見えちゃうのかな。でもたぶん、ここにいるのはあなたより年長なのがほとんどだよ」
「そうなんですか?」
目を丸くするクレメントに、シェムが年齢を紹介した。一番の年長はレイフで、百八十九歳。次がシェムで、百六十二歳。ゲイルが百二十一歳、モーガンが九十二歳、ジョーダンが八十七歳と続き、ニコルが四十一歳で、俺が三十一。
レイフが最年長とは、俺も知らなかった。道理でひょうひょうとして食えないわけだ。
年齢を聞いて、クレメントは絶句している。たぶん魔族の、特に中型種の寿命を知らなかったんだろう。中型種の寿命は、三百年から四百年と言われている。それを基準にすれば、若い者が集まっていると言えないこともない。だいたい二百歳を超えると、政治とか面倒なことは若い者にぶん投げて、楽隠居を決め込む者が多いのだ。
「僕も二百歳までには隠居したいなあ」
「無理だろ。後継者いないのに」
シェムのぼやきに俺がツッコミを入れると、シェムは「いるよ」と意味ありげに笑う。
「いま育成中」
「へえ」
──って、シェム、なんでこっち見てんだよ。俺はやらないぞ。軍の取りまとめだって面倒くさいのに、国全体なんて、疑う余地なく何倍も面倒くさいに決まってる。絶対にやりたくない。やらないからな。
俺たちのやり取りを見て、クレメントは不思議そうにつぶやいた。
「魔国の王は、世襲制ではないのですね」
「そりゃそうだよ。親がやってたからって押しつけられたら、たまらん。だいたい、親に適性があったからって、子にもあるとは限らないだろ?」
思わず俺が尋ね返すと、クレメントはどこかぼんやりと「そうですね……」と相づちを打つ。そして組んだ手をじっと見つめて、しばらく考え込んでしまった。今の話に、そんな考え込むようなものがあっただろうか。
怪訝そうに俺が首をかしげていると、やがてクレメントは「本当にそのとおりですね」と、なぜか決然と顔を上げた。さっきまでと表情が違う。まるで何かの覚悟を決めたかのような顔をしていた。
そのまま魔国と人間の国との違いについて世間話をした後、食事会は終了。国境警備隊員とともに、人間たちを元の場所に送り届ける。もはや害意がないのは明らかだったので、国境までの案内はゴブリンたちに任せた。
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